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前回 彼 は誰なのか 』の本を紹介したが、それを前に 『 ついに解明された1999年 』 (1994年・高坂満津留著)という本でも格庵遺録の秘密について書かれている。
高坂氏はこの書を書くにあたっても、具成謨氏と会ってインタビューをしたりしてもしている。
ちゃぬさんの指摘されたように、格庵遺録は偽書ではないか(?)との疑問を感じて、著者は具氏にその質問を投げかけたりもしている。本著(P.72~)から
もし、その予言が天地神明に誓って正しいとするならばだが――。
私はこの点に関して疑問を感じたので、失礼かとは思いながらも、重ねて
「本当にこの遺録は四百年前のものなのでしょうか。あまり当たるので、かえって後世の偽書とも思えてしまうんですが――」と聞いた。
具さんはそれはもっともな質問だといいながら、格庵遺録のある部分を指さした。そこには、「甲申閏四月丙申」という記述があった。
つまりこの筆写本が原本より移されたのは、1944年ということなのだ。少なくとも、1944年以前にこの世にこの予言書は存在していたことになる。
この写本は「朝鮮総督府中央図書館 古書目録『古1496』」というふうに印が押されていた。植民地時代にその存在が確認されていたわけだ。
現在、この写本は国立図書館に秘蔵番号「1496-4号 古集 3749号」として秘蔵されている。
一歩ゆずって、この書が写本された1944年に書かれたものだとしても、1950年に勃発した韓国動乱やそれ以降の歴史的事実を正確に予言したことからも見て、後世の偽書ということはまったくありえない。
明らかに具さんのいうように「神霊」が働いているとしか言いようがないのである。
ここで、その問題の救世主を明らかにする前に、まず格庵遺録のほぼ全容を紹介したい。その中で、救世主の名前も、予言が正しいかどうかも、徐々に明らかにされていくだろう。
あくまでも、真実は、これを読んだ読者自身が考えるべきである。
参考までに、本著の巻末の資料――「格庵遺録予言年表(具成謨氏の表を参考に作成)」を以下に挙げておく。格庵遺録の信憑性についても、ここから伺い知ることができる。
凡人もまた、
あくまでも、真実は、これを読んだ読者自身が考えるべきである
と、一言付け加えておく。
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