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2008年11月02日
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かつて500円札には岩倉具視が印刷されていました。
大河ドラマで岩倉具視を見るにつけ、「どうしてこんな人がお札の顔になっちゃったの?」と思わずにいられません。
(伊藤博文も同じ。お札になるほどの尊敬を集める人物とはとうてい思えないお二人。)
偽の倒幕勅書を作ったり、偽の錦の御旗を作ったり、とんでもないやつです、岩倉って。

しかし、そんな岩倉ごときに翻弄され時代がすすんでいってしまうほど、徳川幕府は弱体化してたってことでしょうね。

大政奉還って、御前会議の後あっという間に行われたことだったと、今回改めて認識しました。
小松帯刀が「急を要する」と言っていたのは、間一髪で偽の倒幕勅書が発せられ、危うく戦になるところだったから。

その大政奉還を計画した坂本龍馬は、近江屋で何者かに暗殺されてしまいます。
龍馬暗殺には諸説あり、新選組説、見廻組説、薩摩陰謀説、などなど。
「今後、こいつの存在が邪魔になる」と思った人間の仕業だと考えられます。
龍馬が邪魔になる・・・それは誰なんでしょうね?
幕府側の人間(新選組、見廻組)ではないような気がしてくるのですが・・・?幕府側の人間であれば、暗殺ではなく堂々と斬りに行っても不思議ではないはず。
とういことは、龍馬が考えていたその後の日本のあり方、新政府の青写真のようなものに、異を唱える誰か、のような気がします。こいつがいると、自分の計画が潰されてしまうという危機感を持った誰か・・・。
(そのあたりを、再来年の大河の作者がどういう解釈をするのか楽しみです。)

その是非は置いておき、新しい日本を作ろうとしていた重要人物の一人が、大事なときに消えてしまった、というのが問題なわけです。
盟友を失った帯刀の嘆きは、いかばかりか。想像を絶するものだったと思います。
それは勝海舟とて同じ。

この回、主役は天璋院様ではなく、小松帯刀なんですね。

さて、大政奉還がどういう意味を持つのか分からず、さすがの天璋院も激しく動揺しています。しかも、それを勧めたのが小松帯刀。
勝の「日本国のために戦う覚悟です」という言葉に、ハッと我に返り、自分も覚悟を新たにするわけです。

幕府がなくなる、大奥はどうなる??と慌てふためく女たちを前に、「大奥は安泰である」と励ます天璋院。
大政奉還して、その後大阪城からもこっそり逃げ帰っちゃう慶喜とは大違いです。
(まあ、慶喜にも言い分はあるかもしれませんが。)
天璋院が、和宮降嫁の際に薩摩に帰国していたとしたら、もしくは次回描かれるであろう、小松らの計らいによって薩摩に帰っていたとしたら・・・。大奥は上を下への大騒ぎ、さすがの滝山も騒ぎを鎮めることが難しかったでしょうね。
少なくとも、宮尾登美子さんも小説を書くことはなく、大河ドラマになることもなかったでしょう。

滝山を主人公にした作品が出来ても面白いかもしれないですね。(ドロドロ系の大奥ものではなく。)





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最終更新日  2008年11月06日 21時24分42秒
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