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2008年12月07日
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どんなドラマもラス前が一番感動したり面白かったりするんですが、今回は涙のツボだらけでした。

滝山、静寛院、重野と立て続けにお別れしなければならなかった天璋院の気持ち。。。いつもポジティブシンキングだった彼女もさすがに鬱々としてしまいます。どのシーンも涙腺崩壊しっぱなしでした。

3人それぞれに3人らしい理由で天璋院のもとを去っていき、それが理解できるだけに無理に引き止めることもできず。

滝山の「あなた様は選ばれしお方です。」というお別れの言葉は、最高の敬意を持った餞の言葉に思えます。
みっともなくならず、毅然と幕引きをする、というのは実はとても難しいことのように思います。そして、幕を引くだけでなく、次へ引き継ぐという役割も。
それは、武器弾薬を1つ残らず収めるというのもひとつの形でしょう。
大奥中をきれいに片付け、美しい花で飾るというのは、どういう意味なんだろうな。。。と考えたのです。
徳川将軍家と大奥に住んだ女性たち全ての潔さ、誇り高さを示すことと、敵だったとはいえ今後の日本を動かしていくであろう新政府の人間たちへのある種のエールのようなものだったのではないでしょうか?

滝山が、涙を流したのはこの場面が最初で最後だったように思います。

そして、小松帯刀との再会。
碁盤は少し古くて地味なものになっていたところが天璋院の暮らしの変動ぶりをさりげなく表しています。

「もし、斉彬様の養女になっていなかったら、一緒になってくれましたか?」
という帯刀への返事。
「亡き夫家定に相談してみます。」
というのは、「それはなかったと思います」の意味ですよね。
(篤姫のそばで「まあ、それでも良いかもしれぬのお。」なんて言って、家定様が笑っていそうですが。)
夫婦になることはなくても、二人が深い絆で結ばれていることは確かだし、離れていても心は通じているのだから、一緒になったかならなかったかなんて、どうでも良いじゃないの。。。

でも、おそらくこれが2人が会うのは最後。
それでも「次に会える時まで元気で」と笑ってみせる帯刀の、台詞の外にある思いが痛々しいほど伝わってきました。

天璋院と帯刀の再会なんて史実にもないかもしれないけど、それぞれの立場で必死に戦ってきた2人に、ドラマの中でだけでもこんな寛いだ時間を作ってあげても罰は当らないんじゃないでしょうか。

最終回、予告編だけで泣きそうです。。。





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最終更新日  2008年12月07日 21時26分50秒
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