2004・6~ 押してダメなら、引いてみろ
2004年6月、わたしが帰国してからすぐ、
しきりにかれが『寂しいよ~~早く戻ってきて~~』と懇願しはじめました。
わたしはといえば~
久しぶりの日本を満喫中♪
いまさら、アメリカにもどる気分になんか、なれませんよ~♪
最初は、かれのいない生活が寂しかった。
でも、遠距離も慣れてしまえば、どうってことなかった。
アメリカでは、かれとケンカばっかり。
『戻る=またケンカ三昧の日々』って意味だしね。
正直、ケンカするのは、ものすごくイヤ!!
アメリカ滞在中は、『こんなにケンカばかりするのは、
わたしがオカしいんじゃないか?』とか思いっきり悩んで、
『Anger Management』とか『Relationship rescue』とか
タイトルの本を読み漁ってました。
毎日修羅場だったからね
いまさら、あの苦しい、修羅場にはもどる気には到底なれなかった。
で、ある日のかれとの会話↓
かれ:『寂しいよ~今度いつ会える?すぐ戻ってくる?いつ戻ってくる?』
わたし:『(しつこいな~面倒くさいな~)だってさ~チャンスがある時に、
そっちが決断出来なかったからでしょ。
いつ(戻る)なんて、分からないよ~
学資ローンだって、返済しなきゃいけないしね。
ま、1-2年は日本で働きゃなきゃだね』
かれ:『え??でもさ、結婚したいよね』
わたし:『んん~~別にどうでもいいかな~今は。
学資ローンの返済があるし。しばらくは無理かもね』
かれ:『きみの学資ローンなら、ぼくが返済するから!』
わたし:『えぇぇ!?
ってか、そんなんいいよ~
わたしが自分で払わなきゃ!わたしが借りたんだし』
かれ:『きみの世話は、ぼくがする!これまでもそうだったし』
そんな感じで、かれが『結婚』を具体化して話を持ちだして来たときには、
わたしにはもう『結婚する』気はあまりなかった。
それでも、あまりにしつこく『また会いに来て~』とか、
『いつこっちにもどってくるの?』とか、
聞いてくるかれが可哀相(!)におもえてきた。
あれほど、結婚にこだわって、懇願までしてたわたしを振り払って、
かれはまったく具体化させようという気が無かった『わたしたちの結婚話』が、
かれの中で、わたしがいないあいだに具体化されていってたもよう...
タイミングってあるもんなんですね。
『したい』と思ってるときには、ぜんぜん実現しなくて、
『どちらでもいい』と思ってるときに、実現する。
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最終更新日:8/29/2005