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Pepepew
気がつけば、イースト・コースト（アメリカ東海岸）。人生楽しく、盛りだくさん！？
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March 8, 2007
カテゴリ： アメリカ、徒然草
そうやって、日々おいしいものを摂取している人間なんだけど、その食べたものを体に取り入れていくのが腸。まぁ腸と言ってもいろいろあるけれど、やっぱり小腸と大腸が主なところかな。特に、栄養分を吸収するのが小腸だ。
その小腸なんだけど、とにかく「長い」。もちろん個人差はあるけれど、平均でほぼ6メートルと言われる。しかも、穀物（植物）摂取地域のほうが、肉食文化よりも長いらしい。それは、穀物（植物）の消化時間が、肉類よりも長いからだ。米食文化が、長い腸を作り上げたってわけ。
例えば、肉食の欧米人やアフリカ人と、米食主体のアジア人とを比較してみる。すると、小腸の長さだけでも１メートル以上違うらしい。だいたい、そんな長いものが体の中にクチャクチャっと仕舞い込まれているなんて、なんだかおかしい。ちなみに、半径は約１インチ。だいたい、２・３センチっていうところだ。
余談だけど、牛なんかはいつも草をムシャムシャと食べている。彼らの場合は腸よりも胃が発達している。草の中の繊維質の消化に時間がかかるため、４つの胃を持っているのだ。腸が、100メートルってことはない。
まぁ、とにかくそんな小腸。そんなに長いモノが入っていれば、それを保護する胴体が長くなるのは当然。そうなると、「だから日本人は胴長なのか」と納得してしまう。つまり、胴の長さは、「人間の食生活と進化の歴史」ってわけだ。
ところで、お昼ごろ信号待ちしていた私。目の前を、アフリカ系の親子が横切った。その15歳くらいのお嬢さん、なんと足がメチャメチャ長い・・・つまり、胴体が異常に短いのだ。「9頭身でも驚かないインド人」以上。しかも、一緒にいるお父さんらしき男性も、全く同じ。いやぁ～、親子ってよく似てるわ・・・
きっとああいう人達は、ご先祖様の頃から、野菜なんて絶対食べなかったんだろうなぁ・・・・・だから、腸なんてすっごく短いはずだ。
そんなことを考えならがら、発進した私・・・そういえば、うちのダンナは野菜が嫌い。できるだけ食べないように努力する。だったら、腸も短くていいはずだけど・・・・でも、そんなに足長かったっけなぁ～？
まさに、「人体の進化、一代にして成らず」。
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