ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jan 28, 2006
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 初めてこの人の曲を聴いたのは、半年ぐらい前のロンドンのレコード屋。不思議な雰囲気のヴァイオリン曲がかかってました。一応クラシックでいうところの近現代音楽として扱われているようですが、なんか「禅」って感じのミニマルな音楽。誰の曲かってお店の人に聴いたら、「あーぼーぺー」とか言われて全然聞き取れなかったので、ジャケットを見せてもらってArvo Part(aはウムラウト付き)という綴りを確認しました。
 その場でCD買おうかとも思ったけど、こういう衝動買いはいい加減に卒業しないとと思い直して、買わずにお店を後にしました。

 そしたら、ここ何ケ月かで彼の名前をいろんな場面で見聞きするようになって、もしかして凄い作曲家なのかなとか思い始めた矢先、彼の曲を演奏する機会がついにやってきました。なんという偶然。
 二月中旬に、近所のL大学のオーケストラ(僕は団友)の定期演奏会で、「ヴァイオリンと弦楽合奏と打楽器のためのフラトレス」という曲をヴィオラで弾きます。

 この作曲家、エストニア在住で、今年生誕70年とやらでレコード会社もチカラ入っているようです。L大学オケで一緒に弾いてるN氏によると、既にかなり知られてる作曲家らしい。え、知らなかったのは僕だけ?
 勉強不足でした。もっといろんな音楽を聴いてみようと思います。
 でも、今までも北欧系(オーレ・ブルとか)、英国系(マイケル・ナイマンとか)、映画音楽系(パトリック・ドイルとか)などにハマっては、すぐに熱が冷めたりしてたので、どこまで開拓できるかちょっと自信ない。
 そう考えると、生まれてから250年も人気を保ってるモーツァルトは凄すぎます、ほんとに。





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最終更新日  Feb 3, 2006 07:51:45 AM
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