ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Feb 11, 2011
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カテゴリ: 映画、テレビ
「ジュリアに傷心」(★★☆☆☆ 二つ星)

 若かりしジョン・レノンを描いた映画をDVDで鑑賞した。現在日本でも劇場公開中。

<あらすじ>
 実母ジュリアではなく伯母のもとで暮らすジョン。性格も教育方針も異なるふたりの母のあいだで孤独を感じつつも、音楽への情熱は膨らみ、ポール・マッカートニーと出会うことでその才能はついに花開く。

<感想>
 期待はずれ。ってゆーか、あまりに期待しすぎてしまったのがそもそもの間違い。ビートルもので、しかも伯母役がクリスティン・スコット・トーマスさまなので、こりゃ観なきゃと勝手に思い込んでしまった。 予告編 もあまりに上出来だったし(笑)。

 天才の少年時代、という設定は確かに興味深いものの、この映画はちょっと中途半端に感じる。つまり、主人公の葛藤と音楽的才能の開花をどの程度の割合で描くのか。
 我々は彼が後に大成することを既に知ってる状態で映画を観てるわけで、ポールとの出会いの場面とか初期の楽曲の演奏の場面とかって、観てみたいよーな、いや実物のお宝映像ドキュメンタリー以外は観ないでおきたいよーな。
 こちらとしても意識し整理したうえで映画鑑賞すべきだったか。

 ジョンの曲に「ジュリア」というチョー名曲があるけれども、このジュリアというのは実母のことなのかな、とふと思ったり。






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最終更新日  Feb 13, 2011 12:04:36 AM
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