ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Dec 8, 2012
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 昨日今日と二夜同一演目でオケの本番。ビオラ最後尾第6プルト裏にて。

 今回のお題はおチャイコ様。てゆーか、「胡桃割り」と「悲愴」って、太陽と月みたいな関係だし、一緒にやるのはなかなか辛かった。
 でもこればかりは仕方ない。実は「悲愴」は先月の定期でやるはずだったのに、ハリケーン「サンディ」のせいで演奏会自体が中止。今月の定期は、もともと「胡桃割り」と「ピーターと狼」をやる予定だったのを急遽変更。胡桃割りと悲愴を強引に両方やっちゃうことになったわけで。ピーターさんたちにはご遠慮いただいた。

 眠る美女のワルツ、胡桃割りの花のワルツ、悲愴の5拍子楽章と、ヘミオラ/変拍子大会みたいな演奏会になってしまった。チャチャチャな演目に観客はどうお感じになつたであらうか。

 ぼくは悲愴をビオラで弾くのは初めて。なかなかおいしい。オケとしても名曲、名演だったと思う。ケツプルだったし、プルト組んだプロの賛助奏者(レベッカさん)と共に楽しくガン弾き。

 この曲って、三楽章で盛り上がったあと、ふつう客席から思いっきり拍手が来てしまうものなのだけれど、二夜とも拍手はなかった。おぉー。

 唯一の心残りと言えば、先月演奏するはずだったウォルトンのビオラ協奏曲。ハリケーンで中止になってしまって結局お蔵入り。チョー有名な奏者を独奏にお迎えして共演する予定だったのに。







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最終更新日  Dec 12, 2012 09:16:53 PM
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Re:本番:Lフィル定期(睡眠美女、胡桃割り、悲愴)(12/08)  
LimeGreen  さん
眠れる森の美女もくるみわり人形も、バレエを散々見たせいで、グラン・パの音楽の方が、クラシック曲(くるみ割りはちゃんとした「組曲」があるわけですが)で有名な「ワルツ」よりずーーーーーっと好きになっちゃったんですよ。だから全曲通して聴けるCD2枚組とかばかり聴いてます。

しかし悲愴と組みにしてってきつかったでしょうね…。演奏する側も聴く側も精神的に参ってしまいそう。
(Dec 13, 2012 09:33:57 AM)

Re[1]:本番:Lフィル定期(睡眠美女、胡桃割り、悲愴)(12/08)  
LimeGreenさん

>グラン・パの音楽の方が、クラシック曲(くるみ割りはちゃんとした「組曲」があるわけですが)で有名な「ワルツ」よりずーーーーーっと好きになっちゃったんですよ。

そうなんですか。ぼくは音楽から入ったので、あんまりこれらのバレエのことはよくわかってないんです。←こら

>悲愴と組みにしてってきつかったでしょうね…。演奏する側も聴く側も精神的に参ってしまいそう。

参ってしまいました……。

(Dec 14, 2012 08:47:04 AM)

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