ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Feb 27, 2016
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 昨日今日とオケの本番でした。第二バイオリン第二プルト表。相方はブリー氏。二夜にわたり、いろんな協奏曲をいろんな独奏者で抜粋で弾きまくりました。

 ハイドン:チェロ協奏曲ニ長調
 ハイドン:チェロ協奏曲ハ長調
 ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調
 モーツァルト:バイオリン協奏曲5番「トルコ風」
 ブルッフ:ロマンツェ(ビオラ)
 リスト:ピアノ協奏曲1番
 クロンマー:二つのクラリネットのための協奏曲作品35
 イベール:フルート協奏曲
 ボーンウィリアムズ:オーボエ協奏曲
 ベリオ:バレエの情景(バイオリン)

 それにしても、協奏曲って、作曲家の「オーケストレーション力」が一発でわかってしまいます。独奏部が素晴らしく書かれてるのは当然としても、伴奏がいかに独奏を引き立てるように管弦楽化されているか。作曲家によっては音やリズムがごちゃごちゃ重なってて痛々しいところが多いのも事実。
 そして、だからこそそうゆうとこを指揮者やオケ奏者がどう処理するかが大事なわけであり。

 演奏会後半は、新進作曲家のM氏とN氏それぞれの新作を世界初演。そして最後にみんなで仲良くブラームス大学祝典序曲を演奏してお開き。
 ぶっちゃけた話、さまざまな時代のさまざまな水準の曲をあれこれ弾いた後で演奏するブラームス様の音楽は、やっぱし完ぺきすぎました。短い曲なのにあれこれ凝縮されてて、ほんとにうまぁく作曲なさるお方だと再認識したわけで。





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最終更新日  Feb 29, 2016 02:41:14 AM
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