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昨夜のバレンシア欧州GP、終盤の小林可夢偉のパフォーマンスはなかなかよろし。基本、世界で頑張る日本人っつーのが大嫌いなもんで、つか、正確には世界で頑張る日本人を応援する似非愛国者が大嫌いっつーことなんだが。普段は日の丸にも君が代にも無関心はおろか否定的ですらあるのに、ことスポーツとなりゃあ平然と君が代を口ずさんだり、表彰台に日の丸が揚がるのが気持ちいいだの、ふざけんなと。だったらセンコーども、おまーら入学式とか卒業式とかでちゃんと直立不動で歌ってんだろーな?そうもしないでニッポン!ニッポン!だの騒いでる輩は似非愛国者以外の何者でもないだろ。別段国を背負うわけでもなく淡々と自らの仕事をこなしてるイチローやらカムイやらには至極申し訳ないことこの上ないが、そーゆーわけで坊主憎けりゃ袈裟まで憎い的に応援しないわけである。 そんでも昨夜の欧州GPラスト2周はタイヤがグズグズなアロンソ・フェラーリに対してフレッシュソフトタイヤっちゅーアドバンテージはあったものの、それでも百戦錬磨の古狸を一撃で刺しきったのは見事。反す刀でファイナルラップの最終コーナー、トロロッソ・ブエミも抜き去ったのも見事。これまでの腑抜けたレースがあるからプラス評価にはならんもののプラマイゼロくらいまでは盛り返して、これならミニカー出たら買ってやってもいいゾ。多分、ここが今シーズンのザウバーのハイライトになるよーな気もするんで、ミニチャンプスはバレンシア仕様でリリースすること、ゆめゆめ忘れてはならぬぞ、と(何様?)笑
2010.06.28
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世間一般じゃGW真っ只中、GWっていやぁあれだね。五月晴れの富士山麓に響き渡るエキゾーストノート。だれもが知ってる(え?誰も知らんてか?)富士スピードウェイのGTレース。ひと昔まえは、33Rすっ飛ばしてよく出かけたもんだが、今は翌日に残る日焼け疲れや渋滞疲れがおっとろしいもんで、もうすっかりご無沙汰ちゃんで、数週遅れの激Gでダイジェストを見るだけってーのが続いていたんだが、今年はちゃうよ!近所の日産グローバル本社でパブリックビューイングやるってんで喜び勇んで行って来た。つっても衛星プログラムをダダ漏らししてるだけだけど、もう遠出がかったるい身にはなんとも便利で、しかも現場で見るよかよっぽど全体が俯瞰して見れるからね。 雑事をこなして14時スタートにギリ間に合わせるように家を出たけど、いー天気の観光地だし、ヤフーニュースでも開催記事が載ってたし、けっこうヒマ人見物人が鈴なりでいいポジションはもう無理だろーなと思いつつ、着いてみたらばまったく人影なし(笑)会場のギャラリーには展示車覗きに来てる客も多いのに、スクリーンの映像は完璧スルー。ま、日本におけるモータースポーツの位置付けなんて、こんなもんよ。おかげでスクリーンの真ん前で見ることが出来たけどね。 そのレースは、と言えばトヨタの独壇場。PPのMJクラフトが大逃げ打って、危なげなくトップでゴール。続くはペトロナス、エネオス、ZENTと気がつけば地元トヨタ勢が1-2-3-4フィニッシュ。ったくシルバーストンかよっ。慣れぬミシュランタイヤで孤軍奮闘のニスモは、駆動系トラブルでグリッドにすら着けず、走りはじめりゃクラス下のポルシェにも置いていかれる体たらく。最後はエンジンがおかしくなってリタイア。いやー、今年のニッサンはかなりやべーんじゃねーの?雨の混乱で運よく開幕戦は制したものの、新作エンジンがいまひとつどころかいまみっつくらい。エアロフォルムがものをいうフジじゃ誰もが勝てるとは思っちゃないものの、あっこまで沈むとは。結局、画面に映ることなく山場もなく、地味に走り続けたカルソニックが6位で最上位。今後の巻き返しを期待したいが、無理だろーな(-_-;) MJクラフトのあまりの磐石さに、レースの興味は自ずとGT300クラスに。実際、放送の8割方はGT300クラスの映像だったもんな。頑張ったのは、この2台。ケタ違いの直線番長ハンコックポルシェがリタイアした棚ボタで、トップ争いすることになったアクシオとガライヤだが、仮にハンコックが健在で2位争いだったとしても、ラスト数周の丁々発止はこれぞレースっつー感じ。そいえば、序盤のハンコックとアクシオのせめぎ合いも見ごたえ充分。今回の富士の主役は、完全に300クラスだったね。次回セパンじゃ、こんくらいのせめぎ合いを500クラスでも期待したいし、ニッサンの奮起を期待したいもんだね。
2010.05.02
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USF1が間に合わないだの、カンポスがこの期に及んで体制変更だの、新参者にありがちなドタバタやってパドック雀を賑やかしてると思ったら、あっちゅー間に2010シーズン開幕、である。スリッピーな砂漠のグランプリは、ぶっつけ本番動くシケイン3チームのトップから5秒落ち!の危険をはらんでシグナルオールグリーンを今や遅しと待っている。 スターティンググリッドトップ10は、通算6度目のPPベッテルを筆頭に、マッサ・アロンソの跳ね馬コンビ、ハミルトン、ロズベルグウェバーと続いて、大多数の注目株シューマッハは7位スタート。その直後に移籍チャンプが続いて、まさかのルノー・クビサとエンジン変更が吉と出たかフォースインディア・メルセデスのスーティルが10位に滑り込んでトップ10を形成。日本人期待らしいBMWザウバー・フェラーリ(すっげー名前だ)は中段に沈んでその後ろはといえば新参チームが並んで、要は実質最下位っちゅーわけだ。 ご用達のミニカーショップで順位当てグランプリを始めてて、バーレーンでは、シューマッハの順位とフェラーリ最上位を事前に予想するんだけど、フェラーリは4位止まりシューマッハのほうはリタイア(14位)って入れてんだよね。下馬評が高けりゃ高いほどフタを開けて見りゃあ。。。ってぇのは、よくある話じゃん。どっちも入賞とかどっちも表彰台とか、期待をこめて投票するのってきっと多いだろうし、そうなると仮に当たったとしたって景品は抽選奪い合いだしょ?そんなら、元々フトコロが痛むわけじゃなし、ひとつ大穴に賭けてもなんの損もない、ってね。実際、いかに元チャンピオンといえどブランクは予想以上にダメージと思うんだけどねー。ビルヌーヴって無様な前例もあることだし、バーレーンじゃニコに全て負けっぱなし。チャンピオン争いに絡むどころか、バトンやスーティルにも水をあけられて早々に脱落して夏過ぎたら、ハイドフェルドにシート譲ってんじゃね?って予想なんですけど(笑) で、そんじゃ開幕の予想はってぇと。。。PPベッテルは、序盤ぶっちぎるも昨年同様ルノーエンジンが足を引っ張ってリタイア、そのドサクサでハミルトンがトップに出て、開幕にめっぽう強いロズベルグが2位確保、3位はウェバーでその後ろに僅差でアロンソっつー感じでヨロシク。
2010.03.14
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ブログ用にあれやこれやデジカメ写真とって、さてアップしょーとPC立ち上げてみるとヤフーニューストピックス、しかもスポーツトピックスじゃなくてオールタイムのトピックスに「メルセデス、ブラウンGPを買収」って出てるやんけ(゚o゚)それまでの話題独占は、新王者バトンが王座獲得褒章金っつーわけでギャラの大幅賃上げをチームに宣言して大モメした挙句、マクラーレン入りか?ってハナシで、マクラーレンとしても気分屋で気難しいライコネンよりは組し易いってことなのか、バトン獲得に結構積極的で9割方交渉成立らしい、いや実はもうあとはサインするだけだ、とかね。まぁ、今年走るために大幅ギャラカットで、ホテルリネンでのクリーニングもやめて予選のあとに風呂場で下着洗ってたっつーバトンだからして、ある程度の賃上げはいいやんって主張すんのもわからんではないが、だったらもっと圧倒的に勝ち抜けてみろよって。確かに前半戦の圧勝劇は王者に相応しいものだったが、後半戦の大コケは一体なによ。結局は前半戦の貯金がものいって逃げ切ったようなもんで、BGP001にハミ公とかベッテルが乗ってたとしたら、王者確定がブラジルまで引きずられることもなくてもっと早く決まってたかも知れんと思うのは、あながちおかしい事じゃないだろ。であるのに、王者を獲ったって事実だけでギャラ大幅アップは無理だって。特に経済的に弱小なチーム事情にとっては。つか、以前のホンダ時代のバトンゲートからこっち、金に汚いって評判定着しちゃってんからさ。こりゃまたワガママ言ってあっちこっち引っ掻き回して、誰かがトバッチリだな~とか思ってたから、思いっきりハシゴ外されたようなチーム買収劇は痛快だったね。ブラウンGPとしては、もうニコ・ロズベルグが決まって、相棒誰にしょっかと物色してたとこにメルセデスによる買収ってことなら、スポンサーの覚えもいいハイドフェルドで決まり。つまり、ブラウンGPの具合が良くなったんでやっぱ戻ろうって考えたって、もうアンタのシートは残ってませんでぇって感じ(笑)これでマクラーレンがライコネン獲ったら面白いねえ!いつかはバトンゲートのツケを払わにゃいかんのが、この大一番でやってくるとは想定外だったろう。どっこも契約してくんなかったら、すげー面白いだろうな(笑)人間、強欲に欲かいちゃダメよって教訓話みたいなネタだわ。
2009.11.16
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なんと久々、ン年振りのレース観戦。日産・トヨタ・ホンダ全てにチャンピオンの可能性の残るスーパーGT最終戦もてぎRd。つっても別に関東のハズレまで行ったんじゃなくて、日産グローバル本社で開催されたパブリックビューイングなんだけどね(笑)現場にいるよかワイドな視線で見れて更に詳細な解説つき、それがタダだかんね。そりゃ行けるチャンスがあるなら行かなきゃウソでしょ。電車が遅延してて若干焦ったけど、スタート前に到着。あんま公けにしてない割りには結構な人だかりで、用意された多くはない座席は満杯。立ち見もなんだから、地べたに座り込みを決め込む(そっちのほうがなんだけどな)PPは、これがオーラス見納めのNSX(ARTA)フロントローはペトロナスSC。現在ランクトップのニスモ#1は5位から上位進出を狙うんだけど、ヨーイドン!でゼント#38を抜けなかったのが運の尽きだったなあ(-_-;)王座候補のトップツーが大逃げするのにゼントにフタされて身動きのとれないニスモは焦りまくってハードブレーキでスモークあげるわ、コーナーで無理するわで結果的にタイヤを痛めて、誰よりも早いはずのピットインまでタイヤが持たずにバースト!早々に優勝戦線から脱落(-_-;)チャンピオンがかかってる割には、淡々と荒れることのなかったレースで唯一トラブっちまった。結果的には荒れなかったが、序盤に無理する必要があったのかどうか。。。順位を上げるよりもコースに残ってるほうが重要だったんじゃね?どーも、たまにこーゆームチャするよなトレルイエって。上位の中で一番燃料なくて、軽い状態でトップへ進出って作戦だったから抜かなきゃ勝ち目はないって意気込みすぎたかね。ともかく、たったの18ラップで連覇の可能性はゼロになったんで、あとはまあ流し見だあね。つかさー今回GT-Rの勝ちの目はなかったね。どのチームもピリっとせずに、ズルズルと後退してって最上位がカルソの7位が精一杯。もてぎとの相性は元々悪いんだが、ここに極まれりって感じな。トップ争いはスタートこそペトロナス抜かれたが、驚異のロングスティントでラップを重ねたARTAが難なくトップを奪い返してそのままゴール。勝たなくてもチャンピオンのペトロナスが真剣に追っかけなかったってのもあったけど非常に淡々として緊迫度ゼロの天王山だったわ。に比べて最後の最後まで行方がわからなかったGT300。いや、面白かったねえ。中継もメインの500クラスほっといてこっちに集中する始末(笑)3位争いで抜いたが王者のISとフェラーリ、トップのダイシンを抜いて優勝すりゃ大逆転王者の雨宮7の息詰まる攻防は、これぞレース、これぞ最終戦ってな。多分、激Gじゃこの数万分の1くらいしか伝わらないから、出掛けてって正解。ただ応援するチーム・マシンはことごとく不運なメにあうって疫病神体質だもんで日産陣営としちゃあ、おめー何してくれてんだよ!ってことかなm(__)m連覇出来ずに残念っちゃあ残念だが、NSXラストランでラストウィン、でもって純09規定車輛の王者って結末は落しどころとしちゃあサイコーのリザルトだったんじゃね?
2009.11.08
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昨日のスズカ日本GP。予選と違って決勝は波乱もなく、ベッテルの異次元の走りのみが見所の退屈な一戦だったな。残り一ケタ周でのリスタートには、おっ!と期待するところがあったがそれもハズレ。7位8位のバトン・バリチェロがやりあうかって期待したんだが、どっちもポイント集めに神経がいってて際どいバトルもなく、バトンなんかは後ろのクビサの煽りに防戦一方の体たらく。こいつはやっぱり王者の器じゃないね。ランク1位も、単にスタートダッシュで稼いだ貯金がモノをいってるだけで、後半戦のヘタレドライブがコイツの実力ってことなんだろう。どうせならここからベッテルに行為の逆転負けでも喫してしまえ。そうすりゃ、近年稀に見る間抜けなチャンピオン挑戦者って名前と記憶は残るぞ(笑)実際、エンジンの問題さえなきゃベッテルが最終戦でうっちゃると予想してんだけど、どーよ。そんなスズカの中継は、副音声あるってんで(いつもあるのかな?)そっちをずっと聞いてた。全車に公正な仕切りなんて何処吹く風の偏った放送だったが、それなりに聞けた。地上波メインは、なんたって大嫌いなウキョーやタクマが出てっからよ。んで、途中で部屋を移らなきゃなんなくなって居間から自室に引っ込んだ時にテレビはデフォの地上波音声でやってたんだけどさあ、仮にも元レーサーのはずのウキョーがベッテルが潰れたらトルゥーリがトップだから、エンジンでもぶっ壊れりゃあいいのに(笑)このヤロウはとんでもねえヤツだ。ドシロートのフジアナがそう言ったならまだわかる。トヨタから多額の金貰ってるわけだし。しかし、F1まで行った元全日本チャンプレーサーが、こんな他力本願なこと考えてんだ(゚o゚)きっとテメエが走ってるときも、前のクルマ事故んねーかなあ?とか思って走ってたんだろ。だから実績残せねえんだよ、おめーはよ。こーゆー他人の不幸を公共の電波で堂々と願っちゃうよーな輩は、即刻モータースポーツに関わりをもたせないように永久追放すべきだな(-_-;)
2009.10.05
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旬なネタじゃないんだが、まだ消費期限内っつーことで。まさかのマッサ、まさかのハミルトンで終わったハンガリーGPのあとあまりの低空飛行にサジを投げたかBMWが「はーい、辞めます、いち抜けた!」と今シーズン限りでのF1撤退を表明。本来はBMWザウバーチームだけど、ザウバーなんて有名無実だからBMWでいいのよ。確かに今年の戦績は、2強を喰う勢いだった昨年とは雲泥の差、テールエンダー定着でテレビに写るのはバックマーカーとして抜かれる場面のみでは、企業体として巨額の予算を吐き出す意味も意義もない。そこで、他に本業のある自動車メーカーとしてはホンダが先鞭をつけちゃった「この不況下このエコ時代にあって」等々錦の御旗を掲げて降参、と。FIAとFOTAの一悶着はコンコルド協定締結にて一件落着となったが、いみじくも老害マックス・モズレーの捨てゼリフ「メーカーはさんざ引っ掻き回した挙句、あとさき考えず自分勝手な理由でサッサとやめる」をホンダに続いて再び体現したかたち。ワークス華やかなりし90年代のF1を体験してしまうとプライベーターオンリーの布陣はチンケで最高峰レースの趣がない、という声もあるがしかし、元々F1なんてそんなもん。名機DFVさえあれば、あとは知恵とドラテクで切り盛りしていくような、いい意味で大いなるアマチュアリズムが闊歩していた世界だったんじゃないの?だからバジェットキャップによるダブルスタンダードは確かにどうか?とは思うがプライベーター中心のF1サーカスに、特に異論はないんだよ、私的には。むしろチームクルーが生き残る道(エンジン供給)さえ絶ったBMWは二度と出てくるな、と。来季にむけて大汗かいて右往左往してるザウバーのおっさんが気の毒だぁな。去る者があれば来る者もあるのはこの世の常で、今季絶望重傷マッサの代役がシューマッハ。ちょうどルノーが出場停止の憂き目に合いそうだし、アロンソが前倒しでフェラーリ入りか?なんて騒がれたが、ある意味一番省エネで合理的な解決策に落ち着いたわけだ。スポンサー契約的にも、いまだチームの支配下にあるシューマッハであれば何の問題もない。考えてみればもの凄いリザーブドライバー(そういう契約じゃないが)だな、おい。(なんか、ジル亡き後のマリオ・アンドレッティ復活!みたいなハナシで鳥肌もんだ)レースを離れて3年、どこまでウデが落ちてるかわからんが、それでもルノーに復帰した時のビルヌーヴほど腐っちゃないだろうと期待しちゃうね。ルノーを飛び出した赤いアロンソっつーのも見たい気もするが、それよか次代のスター候補ベッテルやハミルトンと老獪シューマッハのバトルのほうが見てみたい。もちろん、あまりの日進月歩プラス初めての市街地コースのため元世界王者がテールエンダーって可能性もないではないけど。。。そこならそこでクビサがいるからね(笑)ま、どのポジションだろうと、テレビはシューマッハを追い続けるだろうから、戦績はともかくゴタゴタ続きで権威の落ちたグランプリとしても、復権のいい兆しになるだろ。次戦スペインバルセロナ市街地、刮目せよ!
2009.08.03
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リストの「ハンガリー狂詩曲」っつーのがあるけど、それとは関係なく今日のハンガリーGPは、がっかり連発、労多くしてなんとやらなヒトが多かったねぇ。してやったりのポール奪取で3ストップ逃げ切り画策のアロンソ、ピットワークに散る。抜けないコースでライバルははるか後方、ポイント縮める筈がまさかのリタイア、ベッテル。新パーツ投入で復活の期待も、まったく不発でギリギリ入賞が精一杯のランキングトップ。予選3位タイムを叩き出すも、終わってみれば定位置圏外同僚入賞のナカジマパターン。前戦表彰台で復活の予感も好事魔多し、頭蓋骨骨折DNSのマッサ。練習走行好調も、シロート新人の黄旗で予選1ラウンドKOのハイドフェルド。話題は最年少出場記録のみのアルグエルスアリ。まさに残念連発のハンガロリンクは、まさかのマクラーレン・フェラーリのワン・ツー(゚o゚)こりゃまったく想定外。アロンソとウェバーが逃げて、ベッテル・バトンが丁々発止のヒートアップで遺恨を残し、またもやバトン優遇でまたもやキレるバリチェロ。ハミルトンやライコネンは見せ場は作るも自滅、なんてのを予想してたんだけど。結構路面温度が上がったレースで中段フィニッシュがやっとなブラウン・メルセデスはそうとうにヤベーんじゃないの?たまたまベッテルがコケたからよかったものの、ヘタうちゃ追いつかれてたところだがね。チャンピオンの目が殆んどないマクラーレン・フェラーリが上り調子になってきたのがせめてもの幸いって感じ。自分もポイント取れなくなるけど、ベッテルもフルマークが難しくなるからな。残りのレースでハミルトンやフェラーリが上位を占めてくれれば、逃げ切りも可能ってことで今日みたいな日替わりヒーローの誕生が、チャンピオンレースの鍵を握ってるんだな。2強の激突みたいな単純なシチュエーションよりも、王者争いにまったく関係ない第三者が命運を握ってるってなわけで、そのほうがチャンピオンシップは断然面白いからトヨタ、フォースインディアあたりは奮起するよーに!
2009.07.26
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いつものようにレースニュースサイトを眺めていたら。史上唯一の2&4チャンピオン、2輪と4輪(F1)でチャンピオンを獲ったビッグ・ジョンことジョン・サーティース。レースに疎い日本のパンピーの間なら、ホンダドライバーとしてRA273やRA300を駆り、67年のモンツァで第1期ホンダのラストウィンを飾ったっつってもピンとこないだろうな。ま、この国の自動車熱なんてのはそんなもんだ。ともかくも、そのビッグ・ジョンの長男ヘンリーが、先週末のF2ブランズハッチ戦で事故死。(GP2じゃなくてF2、ウィリアムズ設計のマシンを使う)パッと見、親父の年齢(75)からして、どんなロートルがいつまでレースよ?と思って調べてみると、これが意外と18歳だった(゚o゚)先行するマシンがクラッシュ、タイヤがアームごともぎ取れてコース上を転々とするなか運悪く行き当たったヘンリーのメットを直撃、マシンはそのままコーナーを直進してクラッシュ。病院に輸送されるもタイヤ直撃が致命傷となって死亡。前日のレース1を3位表彰台で飾り、地元ファンを湧かせたばかり。レースにゃ危険が付き物、ましてや黎明期のグランプリドライバーとなれば、同僚やライバルを亡くした経験も多いだろうが、それにしてもこれはたまらんだろうな。遅くなってからの子供は余計にかわいいってよく言うしなぁ。。。合掌(__)
2009.07.20
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ダンディかどーかはよくわかんねぇが、史上最遅のグランプリウィナーとしてこの長身のオージードライバーは記録されるんだろうね。破るとしたらば、ハイドフェルドくらいだろう(来年以降シートがあればね)笑あと長い目でみるとグロックあたりがこの系列に入りそうだねぇ、直感だけど。ま、それはおいといて、ドイツGPはマーク・ウェバーのレースだったってことだな。若干危ういところもあったが、一応ポールToウィン。スタートでバリチェロに姑息な幅寄せして1ペナ喰らったにもかかわらず、ロートルブラジル人が大事なところでチンタラ走ってたから、難なくトップを取り戻す幸運。このロートルがまた、あーだこーだタラレバを言う言う(^^ゞ確かに給油ミスで何秒か失ったことはあるにはあったが、そこんところはコース上でウデでカバーしてやんよ!くらいの気概が欲しいよな(現実には難しいけどな)それを、勝てなかったのはおまーらのせいだってチーム糾弾してどーすんだ?軽いタンクでスタートしてんのにウェバーを引き離せなかったのにな。大体、格下マシンのマッサを延々抜けないくせしてな。まったく自分のミス棚に上げてチーム批判たぁいい根性してんよ。タンクが重たいレッドブルの前に並べなかった時点で、勝利の確率は五分五分に減ったんだから。チームとしては、山岳部特有のスコールを神頼みしかなかったんだろうなあ。ところが決勝は雨のアの字もなく、これも異常気象っちゃあ異常気象なのかも知れない。シーズン序盤こそマシンに一日の長があったブラウンGPも、そろそろ雲行きが怪しい。これまでは高温のブラウン、低温のレッドブルと評されていたけれど、ニュルの完全ドライでも強かったレッドブルがシーズン後半の本命ってことでいーんでない?ここにきて潤沢な資金がモノを言い出したってことだろうけど、マシン力が落ちたのに加えてヒューマンファクターまで勃発したブラウンGPは次戦ハンガリーがホント正念場だな。思い切ってバリチェロを切って、再就職活動中のビルヌーヴにでもシートまかせてみたら?フェラーリの3位は特に冴えた走りもなく、ブラウンGPが勝手に失速したタナボタ。実力アップなどでは決してないだろう。そのフェラーリに撃墜されたのが、哀れなスーティル。ライコネンに潰されるのはモナコに続いて2度目だ。これがスーティルの、持って生まれた運なのかも知れねーな(笑)毎回毎回あと一歩のところでダメんなるってことは、こりゃあ最遅優勝ドライバー候補だな。さて一方、フジテレビ期待のイチオシ中嶋クンは、といえば。何回くらいテレビに写ったっけ?てな感じで、終わってみれば相棒がポイントを稼ぐのにまたまたノーポイント。それをまたチームが庇うわけだが、スポンサー探しのリップサービスはいい加減やめりゃいい。それほどナカジマブランドは日本にゃ浸透してねーよ。バブル時にさんざボッタクラレたって印象ばっかの日本のシロート企業は、カネなんか出さんよ。もうね、F1に日本の影なんかいらねーよ。トヨタもスズカもナカジマも全部いらねwホンダの社長が、F1に戻る意思はないとかコメント出したらしーが、文化の担い手としての自覚のないヤツは二度と戻ってくるな。次戦ハンガリーは、もしかすると天王山にバケるかも知れん。真夏のハンガリーでブラウンがダメなら、あとは気温が下がる一方、マイヨジョンヌを脱ぐことになるかもしれないからだ。夏休みを挟んで何かをどうにか出来るかどうかチーム力のみせどころ、というわけだ。働け!グランプリ・ボーイズ。
2009.07.14
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経費削減の時節柄、身近な節約ってなわけでアニメ誌や模型誌を立ち読みに切り替えてんだが唯一やめてないレーシングオン。現在進行形の事象を極力排して、あくまで過去にこだわった編集方針が日本ではかなり貴重なクロニクルであり、資料価値のあるホンが売れ行き低迷で廃刊の憂き目にあっちゃあならんと微力ながら毎月買ってるわけなんだが、正直、興味ねえなあって特集もあるけれど今月はロータスへのトリビュート、マストバイである。ちょうど巷間、コンビニ限定京商ミニカーがロータスコレクションで盛り上がってるところだし。つか、それがあってこのタイミングでのロータス特集、なんだろうけど。マシン、エピソード満載の特集号は是非とも買って読んでちょ!なんであるが連綿と続く歴史の証言として、ロータスの元マネージャーだったピーター・ウォー曰く「ロータスを辞めてウルフを始めた77年にゃ、ハーベイ(ポスルズウェイト)の補佐にパトリック・ヘッドがいて、別の開発部隊の新米にボディの軽量化をやらせたんだがそいつがロス・ブラウン。さらに翌78年はウイングカーの研究のために空力部門を作ってボディの設計をまかせた若僧の名前がエイドリアン・ニューウェイ」まさに梁山泊。こーゆー逸話読んだだけでゾクっとこない?今のF1ファンにゃ響かねーか(笑)ま、決して万人向けのホンじゃないから、いーか。 ロータス中興の祖、72Dと78(話題の京商ちっこいシリーズぢゃねーよ)ある年代には、ロータスといえばまずこの黒金JPSカラーだろうね。実車の戦績云々とゆーより、タミヤプラモの影響絶大なるものがあるんだろうけど最近のロイヤリティ高騰の余波で、まったく安価で新作が出せないタミヤとしては特に72Dを1/20スケールでやってくんないかねー。
2009.07.10
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昨今の経済状況からして、遅かれ早かれそうなるなぁと思ってた富士スピードウェイのF1日本グランプリからの撤退。まだFSWは、開催に向けて鋭意検討中とかブツブツとお茶を濁してるらしいがなんつっても天下のNHKで大々的に撤退報道されちまったからね。FSW自体はそのつもりだったとしても、結局は本社にハシゴを外されたってことだろう。ハナシはそれるが、今は富士スピードウェイはFSWってゆーのね。我々オールドタイマーにゃFISCOのほうが聞きなれてるんだけど、ま、いいや。天下のトヨタが金に物言わせて鈴鹿からグランプリを奪取するためにテコ入れした後のダメサーキットをFSWってゆーと認識しよう。なんでも改修にゃ200億円かかったとかなんとか。それでたったの2回(爆)恥さらし。だいたいね、立地条件が悪くて観客のアシ代も負担することを覚悟してのF1開催なのに何を今さら赤字だからやめるだと?しかもそのアシは大都市からの長躯直行で、徹底して地元に金を落とさせない。街中が渋滞しても、客足が商店にのび結果個人商店の収益にプラスになるのであれば地元も我慢が出来るが、ただ道路を占有するだけのFSWの対応はまったくの地元無視。今の時代、地元の公的資金援助がなければF1開催が立ち行かなくなる例は、本場欧州でも枚挙にいとまがないのに、それを見てみぬフリしたトヨタの見通しは甘いとしかいいようがない。F1という名前だけ欲しさに遮二無二金を積んで奪い取り、ちょっとでも旗色がわるくなったら二束三文で売り払う三河商人のあさましさ。例の分裂騒ぎで評判の悪い老害モズレーの「自動車メーカーはてめえの都合で好き勝ってに出入りしやがる」を地で行くような醜悪さだ。「なんならチームも出てってかまわんよ」と言われないのが不思議だ(笑)
2009.07.01
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イギリスの空の下、英独一騎打ちのバトルオブブリテンはドイツの若武者の圧勝劇。極東の島国のどシロートテレビ局だけが盛り上げたウデも運もない二世ドライバーは大方の予想通り、ピットインの度に順位を落として予定調和のノーポイント(笑)だから、燃料ちょー軽で5番手なんて失敗以外の何者でもないって言ってんじゃんか。それを、すわ表彰台だの日本人最上位だの盛り上げてる局の神経がわからんよ。今回は意味不明のチーム戦略のおかげもあるから、本人の資質云々だけじゃないがいずれにしても表面ヅラだけすくい取ってあーだーこーだ期待を煽る呼び込みが、期待させた分だけ余計に評価を落とすってことに気がつかんのかね?ま、来年いるかどうかわからん輩のことはどーでもいーや。予選はともかく、本戦はもはやブラウンとレッドブルの2強時代に突入って感じだがシルバーストーンのブラウンは思いのほか苦戦で、比較的低温でのパフォーマンスに弱点あり、とゆーことなんだろうか。タイヤに厳しいレッドブルは、イコールタイヤがすぐに暖まるって長所でもあるから次のニュルや同じく山間部のスパ、秋を迎える鈴鹿なんかはレッドブル有利。逆に真夏のハンガリー、バレンシア、赤道直下のシンガポールはブラウン有利で要は五分五分な感じ。イマイチ決め手に欠ける。結局、人間如きがチマチマアップデートしたデバイスなんかよりも、昨今の環境破壊による異常気象がカギだったりしてな(笑)熱波に襲われればブラウンの勝ち、寒波ならレッドブルっちゅーこと。ただ勝ち星のハナシじゃなくてチャンピオンシップってことなら、取りこぼしの少ないバトンが前半の貯金を活かして逃げ切りってのが手堅いところだろうね。
2009.06.22
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長い歴史の中では何回か危機があって、都度回避されてきた経緯があるF1。今回は、世界的不況の影響もあってバジェットキャップを絡めた展開でどうも分裂回避は難しいようにも思えるが、ま、今日のところはそれは置いといてこれまたFIAの、とゆーよりもエクレストンの思惑がらみで最後のシルバーストーン。ニュースサイトじゃ、なんかナカジマ少年が自己最高位の5位スタートで、すわ表彰台ゲットか?とかヘンに盛り上げてるようで、それはまったくプロの報道に徹することないCXでも同じなんだが、年々下がる視聴率を憂いての演出、あるいはスポンサーへのヨイショなんだろうけど、どうしてQ3の搭載燃料を考慮したコメントを言えるヤツがいないんだ?はっきりいって、ほかの誰よりも軽い(MAX10kgも!)マシンで5位しかなれないなら予選は大失敗だろ?どー考えたって遅い。燃料軽いマシンってことはトップに立って後続を引き離さない限り、早目のピットインを強いられてポジション落とすのは目に見えてるハナシで、そーゆー可能性にも言及しないですわ表彰台か!とかなんとかバカみたいに褒めちぎるのは、客をナメてるとしか言いようがないね。ホント、どーしょーもないわ、トヨタの太鼓もちの似非登山家はよ。
2009.06.21
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強いねバトン。あまりの強さにブラウン退屈症候群発生だじょ。大体、バトンよりも軽いベッテル相手に序盤で10秒近い差って。。。汗尋常じゃないね。こうなると興味の先は、もう優勝云々じゃなくて、いったい2位に誰が入ってくるか?ってことになっちゃってるもんな(^^ゞあるいは、チームメイト同士討ちがあるのかどうかってくらいだけども、スタートでミスっちゃハナシにならんよ。イギリスのチームでボクぁイギリス人じゃないからねーとかグチグチ言ってっけどキメるべくとこでズコッけてんじゃ来年ねえぞ。まぁ、ちょっと助け舟を出すなら。ムダに業界に居座ってる分、セッティングやら開発やらはバトンよか上でバトンのアドバンテージにも、いくらか貢献してるのは間違いないんだけど。にしても、終盤の不可解なリタイア。テレビ(地上波)じゃ原因について触れてなかったけど、ありゃ入賞の可能性がないんでエンジンセーブのための試合放棄だって、誰も突っ込まないのは情けないねフジTV。そのくらいの能があってもいーんじゃね?それをさぁ、バリチェロがリタイアしたんならバトンも危ない、なんとか持ちこたえればいいですねーとか、なに毒にも薬にもならんハナシしてんのよ。アホですか、あんたらは。そんな上っ面だけの実況してっから数字も上がんないんだよ。あー熊倉の毒吐きが懐かしいぜ。
2009.06.07
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グランプリ・オブ・グランプリ、絢爛豪華なモナコGPは予想通りのバトン圧勝。事実上オーバーテイク不可能なモンテカルロ市街地コースゆえ、勝負はスタート直後のサン・デボーテで決したと言っても過言じゃないだろう。慣れない(笑)フロントロースタートにビビッたか見事に加速しないライコネンをバリチェロがかわし、最軽量だがタイヤの摩耗が厳しいベッテルをマッサが抜けなかったことで78周先の結果が容易に想像できたり。通常はミラボーあたりでもうひと波乱あるんだが、今年はみんな優等生。風雲児ハミルトンも予選クラッシュプラスミッション交換で最後尾スタートにまわされちゃあ波乱の権利なし。マシンも壊滅的に遅く、中段で強引にオーバーテイク即接触リタイアってスペクタクルも演出できず、ただただちんたら走るのみ。珍しく上位を走ったコバライネンも自爆して、まったくいいところなしのマクラーレン。高価なマシンを次々壊されて大赤字だけが残った、と。それでもモナコが面白いのは、狭く曲がりくねった公道コースゆえ、ホンの数ミリコントロールをミスっただけで、ガードレールに接触即リタイアってリスクに対してドライバーがどこまでその身をさらせるかってことにつきる。まさかベッテルがサン・デボーテで突っ込むとは思わなかったけど、本人には悪いがこれだからモナコはやめらんねーんだ、なワンシーンであったことは事実。果敢に攻めて、限界ギリギリでおのれを制御した8人~バトン、アリチェロ、ライコネン、マッサ、ウェバー、ロズベルグ、アロンソ、ボーデ~こそドライバーの鏡。ファイナルラップで、不可解で意味なしなプッシュの挙句自爆したナカジマには見習って欲しいもんだよな。あんたんとこのチームは万年金欠で、あんた目当てのアホな日本人スポンサーもないんだからせめてマシンは大事に取り扱わないとね、来年危ないぜ(笑)
2009.05.25
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ウィリアムズチームの代表が、チームの第3ドライバーのニコ・ヒュルケンバーグの将来について「そりゃぁもうひとりのニコ(ロズベルグ)次第じゃな」と話したとか。同じ2世ドライバーのネルソン・アンジェロ・ピケと違い、将来を有望視されてるロズベルグの契約は今年一杯で、マクラーレンやBMWが虎視眈々狙ってるともっぱらのウワサだ。現状、ほぼ同等の戦闘力しかない両チーム、特にマクラーレンの凋落ぶりは目を覆うものがあるが、長期的に見た場合、万年金欠でリソースもアップデートも多くは望めないウィリアムズよりもマクラーレンのほうが、まだマシだ。またBMWという選択肢も、戦闘力云々は別にして自国チームで走るという魅力は、ドイツ人の若手ドライバーにはイタリア人のフェラーリのように格別なものだろうから、ロズベルグ移籍はあながち夢物語ではなさそうだ。そこで前述のチーム代表の談話ということになるんだが、これをストレートに解釈すれば、ロズベルグとヒュルケンバーグのてれこを考えてて、ナカジマは来年もそのままだととれる。ナカジマを切り捨ててニコ・ニココンビではいかない、と。ネルソン・アンジェロよりも更にパッとしない2世ドライバーのナカジマの戦績は、戦国下克上の今年のF1にあって未だノーポイント。このままなら来年のシート喪失は確実視されてたから、ナカジマ残留の可能性にはビックリだ。日系スポンサーのひとつも連れてこないのに。トヨタエンジンのおまけだから、飼っておかなきゃならない契約なのかもしれないが、ウィリアムズってチームは、自分とこのマシンに絶対の自信を持ってて、ブツクサ言おうものならワールドチャンピオンだっていらねぇ、たとえエンジン供給を切られようとも、気に喰わないドライバーを乗せるくらいなら、飢え死にも辞さない反骨の徒だった。とはいえ、カスタマーエンジンは限られてるし、腐ってもウィリアムズがフェラーリエンジンを積むとは到底思えないから、説を曲げた可能性はあるが。にしても、ここ数年のウィリアムズのマシンは、自分たちはどう思ってるか知らんが、どうみても二線級の駄馬で、これを文句も垂れずに黙々とドライブしる礼節あるがパッとしない日本人ドライバーというのは、同病相憐れむとゆーか、案外相思相愛なのかも。
2009.05.19
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週末はスペインGP。今年はマシンの空力大変革で下克上の戦国時代の様相を呈してるのに先日発表された来年のレギュレーションで更に混迷の度合いを増すんじゃなかろか?まだ決定稿じゃないものの、その屋台骨は・レース中の給油廃止・ポイント制から優勝回数制(メダル制)への移行給油を廃止すれば、みんな同じウエイトでスタートするから、イレギュラー要素はタイヤのタレと燃費ということになる。タイヤ交換タイムで逆転、燃費がきつくてスローダウンという逆転方法は残るが基本はコース上での抜き差しということになるはずだ。予選も燃料重量という不確定要素抜きで純粋に速さを求めるものへと変わるからマシンあるいはドライバーのポテンシャルがグリッドを見ればすぐわかるようになる。問題は、そのままの順位でゴールまで走りきってしまうことだが、これについてはどうせタンク容量を変更するんで大幅にマシン作り直さなゃならんのだから、フラットボトム規定を撤廃(ベンデュリカー)して、コースのどこでも抜けるようにしたらいいんじゃね?とも思ったりする。戦略のキモが、エンジン屋の腕の見せ所とドライバーの腕の見せ所に集約されるんで誰かが圧勝するってデメリットはあるが、少なくとも今よりわかりやすいレースにじはなるんじゃないかね。ってことで、この案には賛成。対して、チャンピオンシップを入賞ポイント制から、優勝回数オンリーに変えるってのはいかがなもんかね?たしかにポイント制は、速いドライバーより強いドライバーが恩恵をうける制度といえるが、んじゃ、今季のように開幕ダッシュに成功したドライバーが6連勝も7連勝もしたらどうすんだろな?シーズン半ばサマーホリデー前にはチャンピオン決定、後半戦は誰もがやる気をなくしてマシンもインプルーブせず、ドライバーも無理しない、完全なる消化試合が延々続く。ヘタをしたらチャンピオン確定したドライバーは走らないかもしれん(笑)それはそれで若手の台頭って要素にもなるから歓迎すべきことかもしれないがいずれにしても全戦2位入賞のドライバーより、たった1回マグレで優勝したドライバーがチャンピオンなどという戯言が通じる世界になっちまう可能性があるよーな規定は勘弁してもらいたいね。それなら、1位の優位性として、2位以下との得点差をもっと多くして、更にダメだったレースを何戦かノーカンにできる有効ポイント制にすりゃあいーんじゃね?FIAはさぁ、ヘンテコな規定変更するよか、過去の遺物の権化のよーな年寄り体制を刷新すべきだよな。
2009.05.08
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あれから15年。 この国を愛し愛された貴君は、この国のモータリゼーションの体たらくぶりを今、どのように思うのだろうか。
2009.05.01
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なんか、このタイトル引っかかるな~と思ってバックナンバー見てみたら2年前のバーレーンGPの日のタイトルもこれだった(^^ゞ砂漠の中のサーキットだからねぇ、ダブってもしかたないな。特に今回はトヨタがまんま砂上の楼閣だったからさ(笑)なんかフロントロー独占とかって地上波で煽ってたけど、予選後発表される車体重量一覧みたらなんのこたぁない、単に燃料入れてないだけじゃん。昔、鈴鹿で地元ホンダにヒト泡吹かせてやろうとすげー軽いタンクでポールとった姑息な作戦の二番煎じじゃんな。PPにポイントが設けられるアメリカならいざしらず、意味なしPPにバッカじゃねーの?って意見がネットじゃ大半を占めてたな。トヨタドライバーの一発の速さには異論を挟まないが、逆にいうと取り得はそこだけ。予選番長は決勝のロングを目一杯ハイテンションで走ることが出来ないっつかMAX2周の集中がいいところだ。実際、軽いタンクで臨んだにもかかわらず、序盤で後続を引き離すどころかタンクの重い連中と同程度でしか走れなかったし。挙句が一回目のタイヤ交換でなに考えてんだが、誰もやらないハード選択(笑)やっちまったなあ!状態。どうしてこうアタマ悪いんだろ。カイゼンカイゼン自慢するなら、いつまでも予選オンリー決勝ぐだぐだって定番のレース展開カイゼンしてみせろや。そんな展開がシロートでも予想できんのに、ニヤニヤしたり顔で「パーっと走れば、表彰台の真ん中、軽いんじゃね?」とか、まぬけコメントを大真面目でくっちゃべってる山科、お前うぜーよ。
2009.04.27
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戦国下克上必至のF1GP。毎戦毎戦、波乱含みの展開でいやはや何とも面白い。今回の波乱は、ブラウンGPの定位置と化してたPPをベッテルが奪取したことと思ってたら、更に嬉しい追加注文で完全ウェットの土砂降りレースとはね!(^^)アクシデント大好物にとっては、この上ないシチュエーションじゃんか。早速、SC先導中にフロントローのアロンソが燃料足らずにピットイン。あの速さはやっぱ三味線、とは思ってたけどこれほど燃料積んでないとはね(゚o゚)せっかくの作戦がパーだけど、ルノーにこれといって思い入れなどないから、策士策に溺れるの図は大歓迎だ(笑)レースとしては、抜きつ抜かれつの大接戦というよりは自滅合戦なわけだがどうせ元々たいしてオーバーテイクは見られないんだから、スピンオフやブレーキミスってオカマ掘るのは大変楽しいね。最終結果が番狂わせになるとはいえ、淡々とレースを消化するだけのドライレースよか全然面白い。結局は雨のベッテルが去年のイタリア以来の雨のポールToウィンなわけだがウェバーとバトンのつばぜり合いや、弱虫トルゥーリの失速など見ごたえ充分。極めつけがクビサの追突、あれは派手でよかったね。逆に残念大賞だったのが、スーティルのクラッシュ(-_-;)わりかし雨に強いスーティルは、実は密かに嫌いではないんだが、去年のモナコといい今回といい、いいところまでいくのにイマイチ結果出せないんだよねー。今日仮にあんなとこで自滅しなきゃ、6位くらいには入賞してて、そうしたらフォースインディアは最低でも来週まではフェラーリよりもランク上になれたのになぁ、残念。フェラーリぶっちぎりのドンケツってリザルト見てみたかったな~。んで、SCのタイミングが最悪だったブラウンの2台。フジの知ったか解説者が、SCのタイミングで優勝のチャンスが潰えたみたいなコメで、バーレーンではまた盛り返してくるだろうとか言っちゃってるんだけどどうしてブラウンのお家事情とか話さないかな?まさか知らないわけじゃないだろうに、もうチームとしてはアップアップでTカーがないのはもちろん、スペアパーツさえないってことをどうして話さないかね?負けたのは雨云々SC云々じゃなくて(それもあるだろうけど)、資金的に開発がアップアップで、これ以上の伸び代がない、現状開幕2戦がピークであとは転がり落ちるだけだってどうしてはっきり言わないかね?そゆとこ、いつまでたってもダメだなCX地上波(-_-;)
2009.04.19
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例年、灼熱地獄(と低品質の水)でドライバーに厳しいはずのマレーシア、セパン。飲めばたちどころに腹を下すといわれてる水が、今年は空から降ってきた。いやはやまったく、凄いっつーかなんつーか、ある意味レースディスタンスを消化しなかったんだから、金払って見にきた輩にとっちゃひでえレースだな(笑)スタートでフロントロー2台が出遅れてトップのニコを追走し、これを屠るあたりまではなかなか楽しい展開だったんだがね。ライコネンが降ってないのにレインタイヤを履いて出てったあたりから、だんだんとアヤシイ展開に。その後ポツポツ降りはじめて次々とピットイン、浅溝タイヤに履き替えて出て行くそばから土砂降り状態で、も一度深溝レインに履き替えるためピットイン。それでも走行速度は、亀の歩みにも負けそうなくらいのろく、あちこちでハイドロによるコースオフが続出してたまらず赤旗中段。スコールが通り過ぎるのを待っての再開は、今度は日没という回避不可な自然現象によりハーフディスタンスでレース終了。(土砂降りで計測システムがぶっ壊れたためって説もあるけどな)雨が小振りになれば、またゼロスタートでマシンにトラブルがでたり、水溜りに足をすくわれたりして、またまた混戦が見られるところだったのに、残念なことよ。これ、ひとえに金儲けしかアタマにないバカな連中が、欧州生中継のためにセパンの夕立はひどいってわかっていながらレース開始時間を夕刻にずらしたため。儲けるどころか、世のヒンシュクをかう結果に(笑)結局、今まで通りの時間帯でやっていれば良かったものを。強欲なバカどもの浅はかさには「ざまぁみさらせ」だな。そんなズタボロのレースでも見るべきところはあることはあって。ひとつは、あんだけの路面状態でも、ブラウン、トヨタはまるで水を得た魚の世に縦横無尽にコースを走り回ってたこと。いわずと知れた「疑惑のディフューザー3兄弟」のお仲間だ。エイドリアン・ニューエイのレッドブルも速いところをみせた。土砂降りの不安定な状態であれだけ走れるってことは、充分なダウンフォースが得られてる証拠であり、動くシケインと化し、コーナーで何度も抜かれてたマクラーレンは、確実に設計ミスだ。フェラーリは予選から手を抜いてQ1ノックアウトという体たらく。はからずも各チームのマシンポテンシャルを見定めるレースとなったわけで、今回上位につけた連中が、ディフューザー違法の結論が出ない限り、今年のレースを引っ張っていく中核となるんだろうね。そんなクルマをもらって12位にしかなれない中嶋は、ほんと使えねえ。いらねーよ。チームにスポンサーのひとつも持ち込めないんだから、とっとと(ブルーノ)せナにでもシートをお譲りしたらいかが?そして、いつものようにCXの地上波中継。バカ右京も含め、いつまでも旧ホンダ旧ホンダって騒いでんじゃねえよ。トヨタvs旧ホンダとかテロップ出すな。あんな形でF1を投げ出したホンダには、勝利の栄冠をチームとわかち合う権利はない。捨て子が出世したからって「我が子よ!」などと名乗り出ることが許されないのと同じだ。身勝手な都合で無責任な撤退を選び、チームを「消滅させようとした」ホンダと、生き残ることに努力したブラウンGPをいっしょくたに語るんじゃねーよ。
2009.04.06
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今日は、昨日送られてきた駿馬と駄馬の駿馬のほうをネタにしようかと思ってたら、予想外のスキャンダルが発生(^^)ことの顛末は、開幕戦オーストラリアでのベッテル・クビサの接触によるSC中に3位走行のトゥルーリが勝手にコースオフ。4位のハミルトンが抜いていったが、チームからは「SC中に前車を抜いた」ことがペナルティになるかもしれないから、コースに戻ったトゥルーリに道を譲れと指示。ハミルトンは指示に従い、道端に寄ってスローダウン。トゥルーリはトゥルーリでハミルトンがトラブったと思い、これを抜き去り3位に復帰。この行為が、SC中にも拘らずトゥルーリがハミルトンを抜いたように見えたため問題視。レース後に審議委員が事実確認を行ったが、マクラーレンチームならびにハミルトンは、この時、トゥルーリが「勝手に」抜いていったと証言。これによりトゥルーリはタイム加算のペナルティを受けてポイント圏外へ脱落。ところが、レース終了直後、まだスチュワードの聞き取り調査が始まる前のテレビだかラジオだかのインタビューで、ハミルトンがチームの指示で道を譲ったと話していたことが判明し、真相を歪めて自らが有利になるように画策した咎によりトゥルーリの3位復帰ならびにハミルトン失格の裁定が下ったわけだ。従ってオーストラリアGPのリザルトはバトン→バリチェロ→トゥルーリ→グロック→アロンソ→ロズベルグ→ブエミ→ボーデで最終確定。さすがに、トゥルーリが抜いてったか?と聞かれたからイエスと答えたまでだ、では押し通せなかったかマクラーレン。ニューマシンの失敗で、コース上ではまったく勝負にならないと思ったのか、場外乱闘の腹黒作戦に出たのはいいが、ちゃんと外堀を埋めずに自爆(笑)まったくもって愚の骨頂。ホンダのインチキ燃タン事件ほど腹黒くないし、あまりにマヌケで笑っちゃうが、確信犯であることは間違いないんだから、そこは前例を踏襲して、マレーシアと中国を出場停止にしたらいーんじゃね?
2009.04.02
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開幕戦は荒れるっていうけど、ホントそんなレースだったな。(傍目には)磐石で走ってたのはポールスタートのバトンだけじゃね?ってくらいドタバタ。フロントロー・バリチェロのドヘタなスタートに始まり、お約束の1コーナークラッシュ。CXイチオシのトヨタはたわみウィングのおかげで最下位ピットスタートに沈み、ナカジマは相変わらず誰もやらかさないような凡ミスでリタイア(笑)解説マッチが「こんなヤツはダメだ」って吐き捨てたのが良かったね。まわりも、いつまでもニッポンニッポン庇ってないで、はっきりダメなもんはダメって言ってやりゃあいいんだよ。ダメシャシーを作っちまったフェラーリとマクラーレンは、熟成不足のKERSに頼らざるを得ず、マシンバランスが崩れるのを承知でシステム積んで、良かったんだか悪かったんだか。。。最後の最後で帳尻合わせて表彰台まで行き着いたハミルトンは僥倖だったがフェラーリディオはいいとこなしで揃ってノーポイント。トヨタはドライバーのポカミス(SCランでコースアウト)のせいで、せっかくの表彰台をフイに(笑)極めつけは、終盤の2位3位のつばぜり合いの末の接触で、ともにリタイア。荒れたレースをきちんと生き残れないようじゃ、チャンピオンなんて夢のまた夢。ま、おかげでバリチェロが労せず2位に返り咲いて奇跡のデビュー戦ワンツー達成だ。こののちヴァージンに買収されてマシンのカラーリングも変わるかもしれないが、このホワイトボディはミニカーで是非とも2台揃えときたいところだな。ただし、出る杭は打たれるのがF1世界のルール。このままブラウンGPが突っ走りそうになったら、ディフューザー違法にして、それまでのポイント剥奪とかなりそうだな。お上に睨まれないためには、マレーシアは中段に埋もれて1ポイントを争うみたいにしてたほうがいいかもよ。マレーシアGPのあとの公聴会で違法となったら、ハミルトンが繰り上げ優勝だもんなそれだけは避けたい事態じゃろ?だから波風立てないように、セパンじゃ地味~に走ってな。ま~しかしネットニュースなんかみると、旧ホンダのブラウンGPが云々って見出しが多いこと多いこと、もう辟易だ。テレビ中継でも言ってたろ?信じて我慢した連中が報われる、最後まで諦めなかったヤツの勝利だって。唐突にチームを放り出した連中と同等に扱うのはブラウンGPに失礼ってもんだ。ついでに、カネがないからF1やめたくせに、いつまでも番組提供なんかやってやがってインサイトのCMなんか流すんじゃねーよ、うぜえ。ホンダからメルセデスにエンジンをスイッチしてトップを快走するマシンを見てチームを切り捨てた側の人間はどう思ってんのかね?ホント、福井の泣きっ面見てみたいもんだ。ところで、ブラウンGPのマシンって、ノーズあたりの形状がF2001とか2002のラインに似てねーか?そこはかとなく、チャンピオンカーのニオイがするぜ。
2009.03.29
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ストーブリーグ真っ只中のF1サーカスも、今年はほとんど移籍なしの静かなシーズンオフとなって、話題の中心は来るべきシーズンを戦うニューマシンってことに自然となるわけだが、今年はフェラーリが先陣をきってF60を発表。どんなカタチなのかはオフィシャルサイトなりヤフーなり覗けば、詳細写真がアップされてるし、版権問題もあるからコピペはしないが、エアロダイナミクス変革期であるから、前年型からは大きく変化して、バージボードがなくなってフロントタイヤからサイドポンツーン前部までの空間がポッカリとあいちゃって妙に間延びしてるわ、サイドポンツーン上部のウィングレットがなくなってからツルンとしちゃってるわ、幅が狭く搭載位置が高くなったリアウィングとフロントトレッド全幅をカバーするフロントウィングがアンバランスな感じだわ。およそカッチョいいデザインとはいいがたいわな。ホント、09年型マシンのミニカーは、どうすんべ?と思っちゃうくらい。まーシーズンが始まってヨーイドン!で走り出しちゃえば、慣れてくるんだろうし、テールtoノーズのドッグファイトが繰り広げられれば、やっぱチャンピオンマシンや優勝車は買っちゃうんだろーなー(^^ゞもひとつのシーズンオフの話題といやぁホンダをどーすんのか?ってことだが、なんか、ネットを見ると、チームの入札に世界の富豪や成金と一緒に現CEOが手をあげたらしいじゃん。つか、買い取り手をのらりくらり翻弄して、買う気をなくすよう仕向けてたフシもある。こうなると、ここ2年の不振も、早く本社が手放すように仕向けた感ありありだ。勝てるように設備や改良パーツなどのリソースは求め、大物エンジニアも雇わせて設備投資はバッチリ、チームの付加価値を高めて、でもレースはちんたら戦って決して結果を出さない。成績不振に嫌気がさした本社が撤退表明すれば、オーナー希望者をことごとく潰して「だって誰も買わないんだからしょうがないじゃ~ん(^^)」つって、自らが二束三文で買い取るってシナリオだな。ホンダ撤退理由も、案外、経済環境悪化云々じゃなくて、この乗っ取り屋とサッサと手を切りたかっただけかも知れんね。日本の本社が侵蝕されるくらいなら、チーム譲るなんて安上がりでいいじゃん、とか。まあ、F1速報のいうとおり、最初に「シャシー技術をやるんであって経営にゃ興味ない」ってチーム運営に積極的に関与しなかった時点で、遅かれ早かれこうなる運命だったってことなのかもな。
2009.01.14
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誰でも知ってるイーグルスの、とゆーよりもロック史に残る名曲である「ホテル・カリフォルニア」にこんなくだりがある。♪So I called up the Captain, ♪'Please bring me my wine' ♪He said,♪We haven't had that spirit here (since nineteen sixty nine)訳すと。。。ホテルの支配人に「ワインをくれ」と頼んだら、 「1969年以降、ここには酒は一切おいてございません」って言われた。。。ってことなんだが、ここではアルコール類を意味するspiritという単語は、もちろん普通我々が思い浮かべる「魂・精神」でもあるわけで、つまりは、1969年以降カリフォルニアに集うミュージシャン連中には、ロックスピリッツをもったヤツなんかひとりもいない、という痛烈な皮肉だ。1969年は伝説のウッドストックが開催された年であり、反体制の戯言だったロックミュージックは金になる、とオトナ共に認識された年である。F1撤退を決めた今のホンダがまさに、♪We haven't had that spirit here since nineteen ninty twoであろうよ。客寄せパンダ?株主対策としての参戦?いずれにせよそこにホンダイズムは存在せずイギリスのレース屋にいいように牛耳られても、魂なき参戦を続けた結果がこれだ。魂がなければ共鳴する人間も出てはこず、アースカラー、アースドリームといえば聞こえはいいが、そんなものはスポンサーがないことの隠れ蓑に過ぎない。チーム運営はほとんどホンダの持ち出し。F1に莫大な金をつぎ込み、その一方で派遣労働者を切り捨てる、では世間体が悪いそういう判断だろう。オトナの事情に右往左往するホンダには、だから何の感傷もない。チーム総帥は、特に悲観的ではないらしい。切り札にロス・ブラウンのシャシーと先駆的なブレーキ回生システムがあるからだ。たとえホンダエンジンがなくとも、このふたつを取引材料に切り抜けられる、と。やり手のレース屋は、中東オイルマネーにパイプを持っていそうだしそしてその中東は、フェラーリとも近しい者がいる。フォースインディアがメルセデスに鞍替えしたこのタイミングならば、チームアブダビあるいはチームバーレーンとしてブラウンシャシーにフェラーリエンジン。充分ありえる話じゃねーか?野望が潰えてチーム解散となれば、行き場のないジェンソン・バトンが狙うのはトロロッソしかなく、再び佐藤琢磨の芽を摘む可能性がある。一体なんて運命なんだろうかね。ホンダは投げ捨てたが、ホテルカリフォルニアの最後は♪You can checkout any time you like, but you can never leave!「おりるのは勝手だけど、甘い蜜の味はそう簡単に忘れられないだろ」げに名言。来シーズン、ニック・フライ率いるホンダ残党はグリッドに並んでる、と思うね。
2008.12.06
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いろんなサイトでちらほらとオフシーズン第1弾テストの画像が出回ってる。シーズン終了直後ということで、バルセロナに集まった各チームとももちろん来シーズン専用マシンを持ち込むことはなく、チームの台所事情にもよるが気の早いところは今シーズン本戦仕様からカナードなどの空力デバイスやチムニーダクトなんかを取っ払って、来シーズンを睨んだ前後ウィングを取り付けた暫定マシンを走らせてる。 横に平べったく幅広くなってカモノハシのクチバシのようなノーズ。フロントタイヤ端まで広くなったフロントウィング。その逆に妙に幅が狭く、ノッポになったリアウィング。突起物が一切なくなってつるりんとしたサイドポンツーン。そしてスリックタイヤ。正直、ビミョーだよなぁ(-_-;)こんなんでも、いざ走り出して数周もしたら見慣れて、かっちょいいと思うようになるのかねぇ。。。
2008.11.20
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もう、GTサイトでもヤフーのニュースでもアップされてっから解禁してもいーだろ。富士のスーパーGT最終戦、ザナヴィ・ニスモ23号車が紆余曲折を得たのちになんとか9位に滑り込んでドライバーズタイトル獲得。今年しかタイトル獲得のチャンスはないからよかったよかった。(だって09規定用の3.4Lエンジン、予算なくて開発やってないから、来年はペナルティで手かせ足かせだしょ?) ランク2位のTAKATA童夢が、というより今回NSX勢はタイヤがミスマッチで、戦わずしてタイトル争いから脱落。むしろウェイトの軽い伏兵セルモの#38号車が優勝ならばあわや大逆転!ってところまで迫るも、トップまであとちょいってところで時間切れ。 ↑今回ガンバッた人。力のないところを雨天のスリックタイヤ選択のギャンブルが大当たりで予選12位からのまさかの望外今季2勝目。同一車種年間7勝の新記録つき(笑)ま、終わりよければ何とやら、なんだけど、やっぱりチャンピオン候補が1台たりともポールを狙えず、中段に埋もれて1ポイントを取るために奮戦って図式はおかしいよねぇ?最終戦だけは全員ウェイト取っ払ってガチ勝負のほうがいーんでないかい。イコールコンディションって言葉にがんじがらめじゃ、いつか滅ぶぜ。
2008.11.10
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そういうフレコミで開催されたWTCC岡山。昨日のTXでこっそり放映してたの見たけど、コーナーだらけの岡山国際サーキットを走る見た目どノーマルのハコ車のレースは、な~んかこじんまりしてて“最強ツーリング”って看板は目一杯倒れてたな。レインレースってこともあって爆走するダイナミズムが感じとれなかったし、イコールコンディション化が行き渡って激しいバトルが随所にみられるってフレコミとは縁遠い、狭いサーキットをうにうに数珠つなぎで走ってるだけって感じで。だいたいバトルイコールぶつけ合いとカン違いしてんのか、コーナーで抜きそうになると唐突にオンボードカメラに切り替わって、ぶつけ合いを大映しにするだけ。実際抜けたのかダメだったのかちっともわからん(-_-;)オーバーテイクは、まずヒキでアプローチから抜き終わるまでを映してから、あらためてオンボード映像を流すのが、いいカメラワークなんじゃねーの?そこらへんで損してたところもあるかもしれないが。。。スーパーGTみたいに派手な空力パーツがついてるわけじゃなくて、極々普通のクルマにちょっこっと毛のはえた程度の控え目なデザインのレース車輛は、好みが分かれるところだが、同じようなスタンスのJTCCが廃れていったことを考えると、これをメインで集客するのはかなり難しいだろう。F1なんかのサポートレースとしてはやっていけるだろうけど。特にBMWはともかくも、残りがセアトとシボレーという日本で走ってない上に大した特徴もない参加車輛に、シンパシーを感じない人間が多いだろうよ。どノーマルのレース車輛の魅力は、あくまで自分が乗ってるあるいは買えるクルマが戦うことに一喜一憂するんであるから、クルマ自体に馴染みがなければ成立せんよ。とゆーことで、レース誌がこぞってベストオーガナイズだとかいって持ち上げようがWTCCが来年も続けて日本で開催されるとは思えんね。セアトのミニカーが欲しいなぁって事くらいがめっけもんのレースだったわ。
2008.11.09
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いやあ、王者決定戦ブラジルGPは最後の最後で面白かったねえ。終盤までは、とにかく突っ走るマッサと、リタイア恐くて最初から逃げの姿勢で安全運転に徹してチャンプ圏内を無難に走りきろうってハミルトンの間じゃ波乱のひとつも起きるはずもなく、近年稀に見るつまらない王者決定戦に成りかけてた。それを気まぐれお天気が雨と混乱と波乱をつれてきた。タイヤ交換のドタバタが収まってみると、ハミルトンは血気盛んなベッテルを真後ろに貼りつかせて、王者圏内ギリギリの5位で復帰。なんとしてもコース上に留まり続ける必要のあるハミルトンと、コースアウトでもリタイアでも大勢に影響のないベッテルでは勢いが違う。一気に追いついてぶち抜いて、らしくないハミルトンは圏外へダウン。こん時は、まず周回遅れのクビサをベッテルが抜きにかかるんだけど結局そのまま先行させるんだよね。でもクビサは青旗だからベッテル道を譲る必要がある。だもんで、コーナー手前で急加速してハミルトンの前に強引に割り込んで行き場を失ったハミルトンがアクセル緩めるのを、すかさずベッテルが料理したってゆーふーに見えたんだけど。ベッテルとクビサが瞬間アイコンタクトして、アドリブ一発勝負でハミルトン潰しにかかったみたいに思えたんだけど、それっていい加減夜が明ける頃合でアタマがハイになってたから、こっちの希望的妄想だったかね(笑)けどアイコンタクトは冗談としても、あの状況でクビサがペースアップしてハミルトンの前に割り込んだのは確信犯じゃね?そんな企ても、最終ラップの最終コーナーでグロックがコケたために水泡に帰すわけなんだが、グロックはドライタイヤで走り続けるギャンブルに出たからこそハミルトンに先行することが出来たわけだから、コケること自体は責めらんないね。ただ、単に失速するんじゃなくってさぁ、気に入らないハミルトンが横にいるんだからアクアプレーニングのせいにしてぶつけるとか、もうちょっと工夫の余地はあったろうよ。大体、序盤でトゥルーリが勝手にコースアウトしないで、ハミルトンを抑え続けてたらもっと違う展開になってただろうし、その点で解説のキーはトヨタが握ってるってのは当ってたかも。結局、マッサは勝負に勝って試合に負けたって評価が妥当なんだろうね。序盤にポカミスでノーポイントが続き、圧勝のはずだったハンガロリンクでエンジンブローした時点で、モメンタムはハミルトンに傾いたんだろう。(’91年のマンセル思い出したよ)どんなに速くても、負け戦でもコースに留まり続けてポイント拾いまくる図太さがないと王者にゃなれぬって基本的はハナシに落ち着くわけだ。結果は大いに気に入らなくとも、ハミルトンが一番安定していたのは否めない。チームマネジメントは常に2台が速かったフェラーリが格上だったわけだしそれでよしとするしかないね。でもって、週末までに完成させて、王者決定記念!とかやりたかったんだが思いのほか手間がかかって未だ製作中のロータス。 新規パーツのフロント翼端板を使った、なんちゃってモナコGP仕様。キットはCAMELロゴがLOTUSロゴになってるんだが、そこは定石アフターパーツのデカールで置き換える。そこに大きな落とし穴。このデカール、CAMELのロゴがCAWELになってんだよね。要は版権逃れなんだけど、一度デカールを切り離してWを逆さまにしてMにして残りのとは別に貼らないとあかん。これが結構手間なんだよね。デカール自体はフチのない上質なもんなんだけどなー。
2008.11.04
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月が変わるといよいよF1天王山のブラジルGPが始まる。去年の三つ巴ほどスリリングじゃないが、ハミルトンとマッサの一騎打ち。多分にマッサのほうが分が悪いとはいえ、走りはじめりゃ何が起きるかわからんのがレースの常だから、ハプニングが起きないかねー。例えば、両者一列目からスタートして1コーナー先陣争いでミスって揃ってコースオフ、中盤10位あたりに復帰する、とかね。どっちもワールドチャンピオンには相応しくないんで、どっちが勝とうがいーのよ、単にレースが面白ければ(笑)で、どっちがタイトル取るんだろう?ってのを過去データからわからんかいなと思って歴史を紐解いてみたんだが。。。まず、車番で特異点がないかしらんと見てみたんだが、車番がシーズン通しで変わらなくなった1974年(それ以前はレース毎にいーかげん)から34年#1がタイトルを取った回数が9回でトップ。つまりはタイトル防衛ってことだね。以下に続くのは、#5→8回#2、6、11→各々3回 #3、8、12、27→各々2回ワールドチャンピオンの相棒がタイトル取るよりも、#5がタイトル取るほうが多いってのはちょっと意外だったね。これからすると#22のハミルトンよりも#2のマッサが有利か?次に、前年ランキング何位が翌年チャンピオンを取るか?だけど集計期間を初年度までに拡げて追っかけると前年2位が15回チャンピオンになってて一番。次いで前年1位つまりタイトル防衛が14回。以下前年4位が8回前年3、5位が各5回前年6位が2回前年7、10、11、13、18位が各1回前年ランク外が3回こっちの結果はハミルトン(前年2位)が有利。あと、明日からプロ野球日本シリーズが始まるが、よく緒戦を征したほうが有利みたいなハナシを実況がよくするんで、それをみてみるとま、F1は短気決戦じゃないんで、ちょっと違うんだろうけど開幕戦を勝ったものが28回開幕戦を取れなかったものが30回と、これまた意外に開幕戦を買ってないほうが数字上は有利。そーなるとこれはマッサ。決め手がないね。まあ、タイトル取りのための条件からすれば、断然ハミルトンなんでそっちでキマリかな。唯一アキレス腱があるとすれば、マクラーレンはタイトル獲得のために、この天王山にマシンをインプルーブするために実績のない新パーツを持ち込むらしい。これがアダになるんじゃないかね。大事な一戦を責めの姿勢で、やりなれないことやってご破算にするのは古今東西よくあることだからね。あと、ライコネンとマッサのウデはほぼイコールだけど、ハミルトンに比べてコバライネンは見劣りする。つまり孤軍奮闘のハミルトンに対して援護射撃ができないマクラーレンと2人がツルんで走れるフェラーリのほうがいろいろ作戦が練れそう。この2点をして、フェラーリ有利と推すのもあり得るな。さて、どんな結末になることやら(^^)
2008.11.01
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ヒジョーにつまらんグランプリだったね、上海。ハミ公ファン(そんなのいるのか?)はポールスタートから完璧なレース運びで一度のミスもなくゴールまで突っ走ったんで楽しめたろうが。それだけがこのレースのハイライトで、マッサがハミ公に肉薄するでもなくクビサは予選で早々タイトルギブアップだし。こんなんだったらマッサが8位あたりをウロチョロしてて、ハミ公のタイトル決定か?みたいな展開のほうがよっぽど面白かったろう(笑)去年の上海はハミ公がとっちらかってリタイアでヒューヒュー!みたいに大盛り上がりだったのに比べて、淡々と周回を重ねる走行会に始終したからな~。タイトル争いのピリピリムードってのがまったく感じられなかったし。ここ一番でミスなくこなせるハミ公とマクラーレンがやっぱ本命ってことか(-_-;)考えてみたら、今年のハミ公はマシントラブルとは無縁だし、追突事故によるリタイア以外全戦完走だし、そういうクルマが最後はモノをいうよな。マッサはかえすがえすもハンガリーの独走のこり3周でリタイア、が痛かった。それ以外でも焦ってとっ散らかってリタイア多数じゃ、器じゃないか。クビサはまさかの予選Q2ノックアウトでタイトル争いから脱落。というよりも開発の止まったマシンでよくやったというべきか。代わりに元気なのがルノーのアロンソなんであるが、これはルノーがシーズン終盤でも開発を続行している証左であろうが、その動機はアロンソの引き止めにあるのは明白で、少しでも好印象を持たせるためなのは逆に来期のマシン開発が遅れることでもあるんだから両刃の剣と思うが。それでもグランプリをかき回してくれる起爆剤にはなるだろう。是非ともブラジルで大暴れしてもらいたいものだ。マッサがフルマーク10点であってもハミ公5位以上であれば王者決定だから間に入れる可能性のある人間は多いほうがいい。ライコネン、アロンソ、コバライネン、ベッテル、クビサ、グロック。。。この辺が上がってきてくれれば勝負としては面白いかもしれない。もちろんマッサの最前列でハミ公が2列目以降、が大前提だが。だってハミ公がマッサと並んだら、1コーナーで被せてぶつけりゃオーライじゃん(笑)とか言っても、ここ一番で大ポカするのもハミ公とマクラーレンのキャラの一面でもあるから、予選でコケないかなー(笑)
2008.10.21
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なんかさ~去年ほどじゃないにせよ、ダメダメなグランプリだったな。まずスタート。レース前にメルセデスのおっさんが「ライコネンは絶対スタートで邪魔しくさる」とか言ってたが、実際にカミカゼ特攻仕掛けたのはハミ公のほう。だったら相手の希望通りハミ公に突っ込みゃいいじゃんかなぁ。避けてんじゃねえっつーのライコネン。自分の勝利がチームに貢献する手段だってハラん中で思ってるってことの証左だな。で、そのアクシデントに泡喰って、今のF1はオープニングラップだけが大事だってのにクラッシュ横っ飛びのクルサードなんか追っかけて、その次にスタートのリプレイ流してオープニングラップをまるっきり追っかけないCXの中継。おかげでどこでクビサとアロンソが抜け出したのか、全然わかんねーよ。まったく、何年やってもキュー振り下手だな。で、あんだけ無謀に突っ込んでんの見てんだから、ハミ公は罰則ありだってバカでも予測出来んのに、無駄に突っ込んで自分もペナルティ喰らってるマッサ。最後にゃおとなしくインを守ってるボーデに突っかかって余計なスピンして。それをボーデのせいにしてレース後降格処分にした審議委員。ありゃ単なるレーシングアクシデントだろうに。シケインでマッサにペナルティ与えたから、同じようなシチュエーションだったらやっぱりイン側にいたドライバーをペナルティ対象にしようかってな具合なんだろね。どうせマッサに味方するんだったら、ボーデを下げてマッサの順位を押し上げる程度の姑息なテを使うんだったら、いっそのこと危険運転で次戦でハミ公出場停止にするくらいあからさまにやれよ。ひと昔前なら、FIA強権発動でランク首位のドライバー出場停止にするなんてお茶の子さいさいだったのにな。この辺がうまく処理されてたら、もっと面白いレースになってたろうにな。
2008.10.13
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本来、世の中F1日本GP一色に染め上げられて、とならねばいかんのに笛吹けどまったく踊らず。CX系以外のマスメディアはまったくのシカト状態。レースファンの間からも、いまだに富士開催を疑問視する声が多い。大体な、トヨタ以外の旗、横断幕での応援禁止ってなんだよ。フェラーリバカの聖地モンツァとは意味が違う。観客が自発的にフェラーリ一色に染めるのがモンツァ。チームが観客に応援を無理強いするのが富士。あげくが陸の孤島のような立地状況。敬遠したくなる要素テンコ盛りだ。そいで今年は、ようやく欧州に追いついたっつーかやっとこ生中継。じゃあテレビ観戦でホントに充分じゃん。フリー走行は、ティモ・グロックがトップだったが、このままポールを獲ろうとも、いつもどおりズルズル後退が予想される。ホームでいいカッコしいをやりたいのは仕方がないから、本戦無視の軽量タンク作戦に出るだろう。一方のホンダは、この終盤にきてまでもドンケツ争いに終始。このまま浮上する可能性はほぼないだろうね。ワークスの威信をかけて争う相手がフォースインディアってんじゃそろそろ撤退も視野にいれないとあかんとちゃうのん?不気味なのは、前戦優勝の勢いをかってアロンソが元気いいこと。今さらポール獲ろうが勝とうが大勢に影響ないんだが、引っ掻き回し役は王座争ってるのがハミルトンだってこともあり、以外と台風の目かも。といっても、明日が晴れのままならポール争いはハミルトンとマッサがアタマひとつリード、これに続いてライコネンやクビサ、アロンソ、ベッテルが引っ掻き回してくれるって展開だなあ。予想は、ポールはハミルトン、フロントローにマッサ、後続はアロンソ、クビサライコネンってトップ5じゃないかな?と予想するけど、さて結果は如何に?
2008.10.11
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史上初のF1ナイトレース。摩天楼のネオンに浮かび上がる白色のコースとマシンは幻想的に美しく。仮にゴテゴテした下品な街だとしても、闇は夜が覆い隠してくれる。イベントとしては充分に機能するもんだった。市街地のど真ん中なら観客のアシを気にする必要もない。こうなると日本、中国、マレーシアもナイトレースを強要されんじゃね?少なくとも夜間だからって理由でのトラブルは出なかったわけだし。欧州の富裕層のためのイベントは、レース後に観客が家にたどり着けなかろうがそんなこたぁ知ったこっちゃないからな。いや、実際レースは面白かったよ、予想よりも。一ヶ所だけだがオーバーテイクポイントもあったし。バルセロナよりは全然マシだ。フェラーリがダメダメだったことを除けば、ミリ単位のコントロールミスが命取りになる市街地レースはやっぱいい。ひと昔前のフェニックスやアデレードはいっつも波乱含みだったじゃないか。それが証拠に表彰台は今シーズン遅ればせながら、のアロンソに自己最上位のニコ。赤いキャップのアロンソなんて初めて見たぜ。問題はフェラーリ。せっかくオフィシャルが手をかして1ポイント差まで詰めるように演出したのに、マッサ自身がぶち壊しちゃ、元の木阿弥じゃんか。(といっても車載見てる限りは、青信号だしたクルーのほうが悪いよ、ありゃ)挙句に5位まで押し上げたライコネンの体たらく。元々縁石走りが得意なライコネンだけに、想定外の結果ではあったろう。これでハミルトン・マッサのポイント差は7ptに拡がったが、そして富士はまた雨だろうからハミルトン有利だが、まだまだギブアップには早すぎる。気合入れ直せよ、ピッコリーナ。
2008.09.29
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いつもと違って、なかなかにオトナなグランプリだったねえ。たかが陽が照ってる沈んでるの違いだけで、随分と雰囲気違うもんだ。空撮が綺麗でよいね。こういうショウが出来る余地がまだ残ってたこと自体驚き。レースは昼スタートするもんだってのがいかに固定概念だったかってことだよな。スリッピーな路面に直角コーナーは、ひと昔前のアデレードを思い出したけどブリッジ状にコースに跨いでる観客席の下を走ったりするのは面白い。なんか、グランツーリスモやってるみたいだったわ(笑)結構、イメージソースはそんなところなんじゃないかしらん。決勝は、まぁオーバーテイクなんかないだろうから、プレッシャーの掛け合いや無理な追い越しで自滅して順位が変わるパターンだろうね。上位グループは多分そのままの順位でゴールじゃない?しかしさ、これが成功すれば、欧州より遠い地域のグランプリはみんなナイトレース。当然、日本もな。渋滞必至のフジも、夜中解散なら一般車なんか殆んど走ってないからさほど渋滞しないんでない?そんで、FNやSスーパーGTなんかも、このアイデア使わない?GW中のフジのスーパーGTとかさぁ、鈴鹿1000kmみたいにゴール後に花火連発とかね、イベントとしていー感じになんね?
2008.09.27
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いままで見た記憶のない雨のモンツァ。エスケープゾーンも狭い高速コースでの慣れない雨レースの割にはアクシデントもなく、そういう意味じゃ期待はずれだったが、普段なら絶対あり得ないオーバーテイクは見られたし、それより何よりベッテルのポールtoウィンは見事!最後のほうで最終コーナーにクルサードの破片がばら撒かれてあれ踏むんじゃねーぞ!って最後まで緊張して見ちまったじゃん。だってなんかさぁ、最後の最後であ~無念っ!って感じのチームじゃん?トロロッソって(笑)ところで初ポールからの初優勝って最近誰かいたかな?と思って調べてみたら4半世紀でたったの5人だった。’85年のポルトガルのセナ・ロータス(17戦目)。’04年のモナコのトゥルーリ・ルノー(119戦目)。一昨年のトルコのマッサ・フェラーリ(67戦目)。去年のカナダのハミルトン・マクラーレン(6戦目)。で今日のベッテル(22戦目)。ライコネンもヒルもビルヌーヴもハッキネンもシューマッハも達成していないんよね。めぐってきたチャンスをモノにするのがなかなか難しいってことだな。もちろん、F1シートを確保すること自体が稀有なチャンスをモノにしてるわけだがそんな連中でも出来ない事をやる人間は大成するかも知れんね。ほれ、そんなメンツだろ?ま、トゥルーリの119戦目は例外。長いことやってりゃそんなご褒美もあるって感じだけどね。雨って不確定要素があったにせよ、つかそれを味方にした点を評価したいね。問題は、この先。来年はレッドブルってハナシなんだが、多分あそこじゃ才能を浪費するだけだろうしかといって選択を誤ってトップチームのセカンドドライバーなんかに埋もれて欲しくないしな。しかし、レース後半雨が止んだ途端に動きがなくなっちゃってつまんねー。もうさ、全戦ウェットレースにすりゃいーんだよ、人工的でもなんでもいーから。
2008.09.14
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世の中3連休だって天気予報が連呼してた。んで、石垣島の台風情報を死にそうになりながら中継してた。前から思ってたんだが、あれ必要か?予報士やディレクターがわざわざ外に出て飛ばされそうになりながらレポートすんのって。屋内から屋外映してひどいっすね~でいーんでない?そんな石垣の台風に呼応するように(しねーって)モンツァの森も大雨。ランキングトップ4で生き残ったのはマッサのみ。ハミルトンもライコネンもクビサもQ2でノックアウトの体たらく。とはいえ、ポールタイムが予選ドンケツのスーティルよりも遅いって事実がいかに後になるほど雨がひどかったかってことを示してるんで、アタックのタイミングでの予選順位と言えなくもないな。とはいえポールは最年少記録を塗り替えるベッテル。やっぱ雨のベッテルは強いね。もちろんトロロッソとしてもミナルディ時代含め初PP。相棒のボーデも4位につけてフェラーリのためのイタリアGPは伏兵フェラーリエンジンのトロロッソのためのグランプリになりそうだ。だから、中段スタートの3人は願わくば1コーナーで散ってもらって最後まで今までにないフレッシュな面子で優勝争いしてもらいたいね。あ、マッサ?ありゃあ大丈夫。雨にめっぽう弱いし、多分単独スピンでクラッシュだから(笑)その前提として、明日の決勝もレインレースであることを望むね。ドライになって、スタートして数周でいつものメンツが上がってきちゃ面白くも何ともない。明日はなんとしても雨だよ!雨!
2008.09.13
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今年はドライコンディションで終わるか?珍しいこともあるもんだ、と気を抜いてみてたベルギーGPだが、そこはさすがスパウェザー。残り周回一桁になってからのゲリラ降雨。トップ快走中のライコネンに予選の雨に足元すくわれた悪夢がよぎったのか攻めの走りが出来なくなって、2位ハミルトンに追いつかれ追い抜かれ。挙句にバックマーカーをうまく利用して一瞬トップに返り咲くも直後に360度スピンで元の木阿弥、ダメ押しでコースオフだよ。こーゆーとこをみると、ライコネンはF2008がどうにも気に入らないんだろうな。何をどうやっても好みのセッティングにならずに、最後の最後でいまひとつマシンを信頼出来ずにアクセル踏めないんだろう、きっと。やる気がないとか引退だとかゆーこととはちゃうような気がするね。で、ハミルトン。ライコネンを抜く前のバスストップシケインをショートカット。ライコネンを抜く形になったんで、一端譲って後退、あらためて続くラ・ソースで抜くことになるんだが、これがイチャモンの対象に。ポジションを元に戻したものの、ショートカットで不正に前車に近づいたんだからたとえポジション戻したとしても、その後即座にオーバーテイクするのは紳士的な行為ではないってことで25秒ペナ。確かにショートカットして前車のスリップに入って抜くのはアンフェアちゃあアンフェアかもしれんが、はたして立場が逆だったらライコネンにも同じ裁定を下したかね?つか、抜かれたのがフェラーリじゃなかったら不問に付されたんじゃね?トップチェッカーなのにハミルトン結局3位へドロップ。2位キープのマッサがトップに繰り上がり、チャンピオンシップは混沌ってシナリオだ。マクラーレンもハミルトンも嫌いだが、これはちょっとなぁ。。。チャンピオンシップ混戦は大歓迎だが、事実をヒン曲げてまでやらんでもいーだろ。スパウェザー同様すっきりせん幕引きだな。唯一、ファイナルラップで一気に4台ブチぬいたハイドフェルドがグッジョブ(^^)b
2008.09.07
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写真撮ったりアップしたりの時間がないんで、昔話でお茶を濁そう(笑)つっても雑誌の受け売りだけどね(^^ゞつい先日亡くなったフィル・ヒル。アメリカ人初のF1ワールドチャンピオン(1961年)。9月10日に行われたイタリアGPで、僚友でありチャンピオンシップを争っていたウォルフガング・フォン・トリップスの事故死で王者決定。時代は下って1978年。グランドエフェクト元年と呼ばれるこの年のチャンピオンは、ブラックビューティロータス79を駆るマリオ・アンドレッティ。2人目のアメリカ人チャンピオン。ロイテマンのフェラーリやラウダのブラバムも優勝したものの、グランドエフェクトを極めたロータスが順調にポイントを稼いで、実質チャンピオンシップは、マリオと同僚ロニー・ピーターソンの間で(今とは違って紳士的に)争われていて、マリオがチャンピオンを決めたのは、17年前同様イタリアGP。スタート直後の多重クラッシュでロニーを失って。(実際は両足骨折で入院後に急変。事故死とはいいきれないが)奇しくも、そのイタリアGPの開催日は9月10日だったってハナシ。偶然とはいえ、なんかねえ。。。って、しまった!今日はテキトーな記事にしといて、こいつは10日にまわせばよかったやん!(笑)
2008.09.03
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予選さえ見れば決勝なんて見なくてもよろし、とか陰口叩かれるほど毎年圧倒的に退屈なハンガロリンク。路面が滑りやすくコース幅も狭いミッキーマウスレイアウトで抜きどころは唯一1コーナーストレートエンドのみというダメサーキットで延々グランプリを続ける理由は、世界選手権を標榜するかぎり、東欧開催は避けて通れぬという政治判断ゆえだ。はっきり言って、なくても全然問題ないグランプリ第1位である。が、今年に限ってはなかなか面白かったのだよ、これが。KYな有色人種ドライバー嫌いな身には、ここさえ凌げば安泰ってポイントでマッサにブチ抜かれた体たらくも痛快だったし、中盤のタイヤトラブルで後退したのも拍手喝采だったよ。ここ一番で大きな仕事をこなし逃げに逃げたマッサが残り3周で停まったのも嬉しい番狂わせ。まあ、マッサが勝っても番狂わせだがね(笑)チャンピオン争いに関係ないドライバーが勝つのはとってもよいことなので。(マッサ、チャンピオンの器じゃあなかろ?)ハミ公に比べれば幾分マシなコバライネンのタナボタ勝利も、今後の展開上、いいきっかけになりそうでよかった。次戦の結果如何では、チームとしてもハミ公優先とばかり言ってられない状況、つまりは去年の再現が期待できようってもんだろ?出来れば今までにもうちょっとポイントあげられてランク上位にいればよかったんだがね。ここからだよコバライネン。マクラーレンを引っ掻き回してちょーだいよ(笑)BMWの失速と(不本意ながら)トヨタの躍進も引っ掻き回してくれる要素のひとつとして歓迎できる。この先、上位ポイントを中段グループのチームで取り合いするようになればチャンピオンシップが当事者以外の結果待ちって状況になるだろ。それが一番楽しいのよ。例えば天王山でチャンピオン候補の当事者がどっちもリタイアして、チームメイトの戦績如何で王者決定、みたいに混乱したシチュエーションが楽しいんだよ。とゆーことで、次戦は地元で気合の入りまくりなはずのアロンソ、初勝利で波に乗るコバライネン、表彰台ゲットで一皮向けたネルソン・アンジェロとグロック、市街地に強そうなベッテル、スーティルに期待大、だな。それで雨でも降れば万々歳ってな(笑)とにかく、マクラーレン退屈症候群やフェラーリ退屈症候群だけは御免被りたいもんだ。
2008.08.04
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まあまあ面白かったホッケンハイムリンク。マクラーレン&ハミルトンファンなら万々歳なんだろうけど、生憎どっちのファンでもないんでね(大体そんなヤツは日本じゃおらんだろ)基本はセナ時代同様のポールtoウィンのつまらんレース展開だったのがグロックのクラッシュで一転。グロックにゃ悪いが、ヤツが今回の救世主でMVPだな(笑)地上波じゃ元鈍足F1ドライバーの解説者が、SC出動の時にハミルトンをピットに呼び戻さないのを不思議に思ってたが、2台同時のピットインのほうが失敗だったのはライコネンを見りゃわかるだろうに。元々タイミング的にコバライネンの準備が優先される中で、後について給油待ちはあの混乱の中では、かなりのタイムロスになるはず。いかにコース上のスピードが他車を上回っても、鈍足車の間に埋もれて走ることを強いられれば何が起きるかわからんし。ならば、自分の好きなタイミングでピットインのほうがアクシデントの危険は確実に減る。しかし、アウトラップでコバライネンがあれほど簡単にポジションを譲るとはね。何度それはないと首脳陣が否定しても、来季ニコ加入のウワサが絶えない現状では道を譲ってチームに恩を売る作戦に出たか。。。事実、あそこでコバライネンが頑張れば、ネルソン・アンジェロ・ピケの初優勝も見えたかも知れないからな、確信犯のA級戦犯だろ。惜しかったな初優勝。今のルノーだったら大金星どころの騒ぎじゃないだろう。それは、2位でもそうなのかも知れないが(笑)ちなみに、テレビじゃピケJrって言ってるが、今の戦績で偉大な父に対してJrとは決して呼ばないことにしてる。そんで、マッサがチャンピオンの器ではないことがハッキリした一戦でもあるな。ハミルトン嫌いがウヨウヨしてるF1ニュースサイトじゃ、ハミルトンの抜き方がエゲツないともっぱらだが、今回はあんまそうは思わんかったがね。そういう抜き方をさせるようなワキの甘いマッサがドヘタだってことだよ。はっきり言ってマッサにフェラーリはすぎた馬だよ。ベッテルの赤牛と交換すりゃいーんじゃね?まるっきり目立たなかったがベッテルの8位は、あのチームとしては上出来。来季レッドブルってのは早計なんじゃないかね。とはいえ、昨日のホントがすぐウソになるF1サーカスだからね、結構BMWあたりで走ってたりな(笑)次戦は超低速で抜けないハンガロリンク。予選がすべてのコース故、スターティンググリッドのサプライズを期待するしかないけどねえ。。。どうなることやら、だ。
2008.07.20
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なんかハプニング満載で目の離せないレースだったね、シルバーストン(^^)番狂わせのスターティンググリッドに、予測のつかない雨レース。レース前からの高揚感は今年一番かも。で、スタートしたら早速ハプニング。しかも、期待しない方向に。マグレだろうがなんだろうがフロントロー獲ったからには、雨でレコードラインが限定される地の利を生かして後続を封じこめれば表彰台も見えてくる筈だったレッドブル/ウェバーが単独スピン。あ~あ、楽しみがひとつ減っちゃった。どうせなら周りにいたクルマ道連れにしたらよかったのに。。。単独スピンとは芸のないやっちゃな。と、嘆く隙もなく後方では同じくレッドブル/クルサードとSTR/ベッテルが同じコーナーで各々単独スピン。2台同時に同じようにくるくる回る様は、いすゞジェミニの名作CMみたいだ(笑)でも、雨が降れば確実に上位に顔を出してくるベッテルのリタイアは残念。その後も、スーティル、クビサ、バトン、フィジケラが続々リタイア。本来、雨に強い筈のドライバーが脱落してかき回し役は唯一アロンソのみに。そのアロンソも、給油時のタイヤ未交換作戦が完全裏目。あろうことか、トップのハミルトンにあと1秒まで追い上げたライコネンがこの愚策に追随し、みすみすトップ奪還のチャンスを逃すどころか結果的に表彰台も逃すことに。あそこでタイヤ未交換に打って出る必要はなかったと思うが?正攻法ではハミルトンを攻略出来ないと焦ったが故の判断ミスだろうな。マッサはといえば、こいつのムラッ気は何とかならんものなのか。。。まるっきり雨に対抗出来ない走りは、こいつがランクトップの器じゃないことをあからさまに証明しちゃったな。この時点でレースの趨勢は決まったようなもんで、実際国際映像もトップは映さずにアロンソを筆頭に表彰台下の争いを延々流すことになる。本当は、ハミルトンもスピンしたりハイドフェルドがライコネンやコバライネンをぶち抜くシーンとかある筈だが、スーパーダイジェスト中継な地上波フジではみーんなカット!いつのまにかトヨタシンパに鞍替えして、最後までがんばれ中嶋のオンパレード。久々にレインマイスターだったことを思い出したかバリチェロが好走したのにな。裏を返せば、提供順も3番手に落ちたし、ホンダレーシングは、ファンだけじゃなくフジサンケイにまで見捨てられたってことだろう(笑)というより、国際映像のカット割にフジは手を出せないんだから、欧州サイドがホンダの激走を価値のないものと判断したんだろうよ。最終的には、そのバリチェロが3位に滑り込んだのみがサプライズ。雨に翻弄されてハラハラの展開には目が離せなかったが、結局、順位の違いこそあれどいつものメンツが入賞圏内を占めた。ベッテル、スーティル、フィジケラなんかが序盤に潰れたのがかえすがえすも残念だ。しかし、もはやF1の魅力、最後まで気を抜かずに見せるためには雨のような不確定要素に頼るのみ、なんだろね(-_-;)
2008.07.07
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昔だったら夏の高速3連戦ってところなんだろうけど、開催数が増えて1ヶ月前倒しで、おまけに梅雨で薄ら寒いし夏の日差しでクーリング用にカウルに穴あけてもエンジンブローなんて時代が懐かしいねえ。ついでにいえば魔の93年以降は3連戦でも「高速」じゃなくなったし。今じゃ単なる3連戦になっちまったけど、その緒戦フランスGPが終わった。抜けないマニ=クールなんでほぼ予選どおりのリザルトで。スペクタクルはスタート直後のクビサ・アロンソ・ハミの先陣争い、あとはエキゾーストぶっ壊れたライコネンがマッサ先行させて自分はもつのか?オベ・アンダーソン追悼のトヨタは3位守りきれるか?くらいだったなぁ。抜けないサーキットを承知でレースするんなら、モナコみたいにエスケープゾーンなし、くらいの英断がいるよねぇ。視聴者の興味がトラブル抱えて最後までもつか、だけじゃあまりにも情けないだろ。まあ、エスケープゾーンなしってのは極論としても、リバースグリッドとか上位フィニッシュにはバラスト乗せるとか、なんかあるだろ。今回フェラーリ1-2でハミルトンは無得点ってことで、後半戦がなんとなく見えてきちゃったっぽいし、ここはひとつS-GTみたいに性能調整がいるんじゃない?そいでもってポイントも全得点じゃなくて有効ポイント制にすりゃハナシがややこしくなって捨てレースも出てくるし、下位チームでも上位フィニッシュの可能性が出てくるだろ。毎回毎回決まった人間で表彰台を分け合うのはつまらんからな。まあ今シーズンはもう無理としても来年はなんか考えて欲しいもんだよ。
2008.06.23
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毎年、モントリオールは時差の関係で深夜もかなりディープな時間帯になるんでオンタイムでは録画しながら最初チョロっと見ておしまい。今年もスタート直後の混乱もアクシデントもなく、さて寝るかって時にスーティルの単独クラッシュ。フロント(ブレーキあたりか?)から煙が出て、それで焦ってセーフティカー導入。大したアクシデントにもならず、確かにここでのSCは早計だったかもな。(今回、片山右京が唯一言ったマトモなコメントだ)待望のSC、混乱の予兆に俄然目が覚めちゃって、そのまま見続ける(笑)SCと搭載ガソリン量の関係で、トップ集団が一瞬にして中段以降に埋もれるまさにジェットコースター的展開(^^)そのクライマックスはピット出口でのアクシデント。赤信号で止まってるライコネンにハミルトンが突っ込む!片山右京は、この事故について、用もないのにSC入れたせいだとか騒いでたが的外れもはなはだしい。どういう状況であれ、停止してる車両に突っ込むほうが100%悪い。自分の望むようなレース展開にならなきゃ他人に突っ込んでも仕方ないってか?まったくドライバーとしても二流、コメンテーターとしても二流。もう出てくんなよ。映像じゃあ少しでも空間がある左へ逃げてるようにも見えるが、あきらかに間に合わないんで、どうせならライコネンを道連れにってゆー風にも見えるぞ。それだったらそのまま突っ込んでライコネンの横にいたクビサも一緒に撃墜すりゃよかったのに。そーゆー咄嗟の判断がまだまだ甘いねハミルトン。ピットでクビの皮一枚つながったラッキーなクビサに風が吹いてたんだろうね。その時に前にいたのが同僚ハイドフェルドだったのも追い風。無駄な争いせずにっちゅーかハイドフェルドが退いて難なくトップに。そのまま走りきってザウバー時代も含めBMW初優勝。けど、今回の殊勲は何と言っても延々アロンソを押え切ってクビサ大逃げを演出したハイドフェルドじゃね?あと、コバライネンとの丁々発止を守りきったベッテル。非力なSTR03でマクラーレンを封じ切っての連続ポイントゲットは大殊勲だろ。与えられたチャンスを確実にモノにするのが、上に昇っていく必須条件。だとすれば、ナカジマは上にはいけない。せっかくの降って湧いた2位を守りきれず。それどころかドライブミスでリタイア(笑)ま、千載一遇のチャンスを掴めないのは94年の片山右京以来の日本人の伝統だから。名門シートも今年限りだな。次戦フランスはハミルトンの予選10番降格がきまったようで\(^^)/これまた波乱の予感!おったのしみぃ~
2008.06.09
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昨夜、U局アニメの合間にたまたまチャンネルいじったら日テレでインディ500の中継録画流してたんで、アニメは録画にまわしてオンタイムで見てみた(録画をオンタイムってのもヘンだけど)で・・・正直、アニメ後回しにしてまでも見なきゃよかった(-_-;)ってところ。だって、つまんねえんだもん。結果がわかってたから、ってのもあるんだろうけどさ。F1がオーバーテイクが少なくて面白みがない、少なくともインディカーはコースのあちこちでオーバーテイク合戦だ、ってのが日テレの言い分だがたしかにオーバーテイクはあるものの、それがなに?って感じ。オーバーテイクってのは、コーナー手前で相手の隙をついたライン取りしてブレーキの我慢合戦ってんじゃないの?それでこそプロのスリリングなバトルってんじゃないの?ただ単に、オーバルコースをグルグルまわって抜くだけじゃスリリングでも何でもないよな。しかも全戦オーバル(今年からはちがうけど)で、どこのサーキットで開催されても変わり映えしないし、マシンは全車同じだし。ダラーラのシャシーもお世辞にもカッチョいいとは言えんだろ。シャシーだけじゃなくエンジンもタイヤも同じ。マシンが全部同じって点ではFポンもそうだが、IRLみたいにエンジン、タイヤまでもが同じってことじゃないからね。そこに競争やノウハウが生まれるし、ああいう組合せだとダメなんだ的な見方が出来て通になった気になれる。昔のCARTは面白かったよ。ラグナ・セカみたいな伝統的なコースあり、ロングビーチやゴールドコーストみたいな市街地コースあり(オハイオの飛行場で走ったりもしたな)、その中にたまにオーバルがあって、コース形態のひとつってことなら変化があって許容できたけど、全部がオーバルってのは、ホントつまらんよ。同じクルマで楕円コースを延々グルグルまわって、他車のクラッシュで順位がかわるだけじゃん。地上波でF1以外は、いまのところ日テレのIRLだけだから、見てみたいのはヤマヤマなんだが、こんな田舎レースばっかじゃねえ。さっさとワンメイクやめて、オーバル以外のコースをメインにしてシリーズ再編してくんないと見る気がおきんよ(-_-;)
2008.06.01
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午前中の霧雨があがって、さて買出しに出掛けるかとクルマを見れば、前回洗車してからすでに1ヶ月余り経ってて、花粉だか埃だか積もって遠目にゃ目立たないがなんだかひでー状態(-_-;)だもんで急遽洗車することに。雨止んだとはいえ、まだまだあやしい雲行きの間隙を縫ってコイン洗車場で水洗い。5分間シャワーぶっかけ続けて、ふき取っておしまい。メーカー推奨のボディコーティングしてるんで、水洗いだけで十分輝きが戻る。さすが年1回のメンテ代は伊達じゃないね。そのあと本屋に行ったりなんだり動き回ったけど、幸運にも雨に遭わず。「洗車は雨乞い」なジンクスはなくなったかね~と思ったら、遠い彼の地、モンテカルロが雨だった(笑)道幅狭くエスケープゾーンなしの市街地コースで、今年はさらにTCなどのドライバーエイドなしの手かせ足かせにダメ押しの雨。こりゃあ混戦必至だなと思ったら、まさにそのとおりの展開で(^^)走ってる全員がなんらかのドタバタ劇を演じる一寸先は闇のジェットコースターレース。今年こそ!の意気込みのフロントロー独占のフェラーリは2台とも自滅。マッサはいつものように肝心なところでミスしてクビサに抜かれ、ライコネンに至ってはブレーキミスでスーティルを道連れに自爆(-_-;)どうも劣勢にまわった時のフェラーリディオは新人以下の走りをするねえ。逆境に弱い温室のアダ花は、ル・マンを経験して我慢する走りを学んだらよろし。その点、トップチェッカーのハミルトンは序盤にぶつけた割には、うまいことまとめ直してクレバーぶりを発揮。あんま好きなドライバーじゃないんだが、ここは脱帽するしかないね。2位のクビサは、今回唯一ドタバタに遭わなかったんじゃないかな。うまく立ち回ればトップもあったかも知れないのは残念だが、本人があれで精一杯って言ってんだから悔いはないんだろ。混乱混戦を象徴するのが5位のベッテル。予選19番手スタートから気がつけば5位。金星といってもいいんじゃない?そういえば去年の土砂降りFISCOでも一時2位まであがってきてたしこいつはやっぱ本物だね。もう1人、大金星といっていいのがスーティルだろう。残念ながらライコネンに突っ込まれて一巻の終わりになっちまったが18番手スタートから、一時はFLを記録し3位を走行してたし、こいつもやはり去年のフジでポイントを取ってる。イキのいいこーゆー連中をもっといいマシンに乗せたいもんだよね。まあ、ベッテルは多分来年はニューエイのレッドブルだろうから期待できるけどスーティルは、役立たずのホンダディオの替わりに乗っけてみたらいーんじゃね?戦績がふたりと同じ程度ならコストパフォーマンスはバツグンだぜ(笑)終わってみれば結局マクラーレン、BMW、フェラーリが表彰台って変わり映えしない結果だったけど、そこに至る道のりは面白かったねえ!逆にいえば、こういう不確定要素がないと面白くないのが現代F1、なんだけど。どーせなら全戦ウェットレースならいいのに(笑)
2008.05.26
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久々に日産オンラインショップをのぞいてみたら知らない間に1/43スカイラインクーペ全色発売されてんじゃん(゚o゚)なんだ、出すなら出すでちゃんと言ってくれなくちゃだわ。てことで、早速クーペの訴求カラーであるバイブラントレッドを一台注文(^^)あかんねーホントは緊縮財政にせにゃあかんのに・・・京商ノーブランド品(多分)で単価安いから(ミニチャンプスの半額だよ!)まあ、大目に見てあげよう(笑)それはそれとして、今モナコ予選中。やっぱ公道コースは面白いねえ!オンボード映像見てるとやっぱゾクゾクすんわ。レースとしては予選で終わるといっても過言じゃないんで決勝よりも力入ってんじゃない?走るほうも見るほうも(笑)とゆーその予選結果は、終わってみればフェラーリのワンツー。続いてマクラーレンデュオで、なんの番狂わせもなかったよ。ハイドフェルドがトップテン落ちしたのとレッドブル2台とロズベルグがトップテンに残ったのくらいで、そやつらが引っ掻き回してくれればかなり面白くなったんだがな。ドライバーエイド禁止の今年は、2強でも場面場面でマシンスライドしてるし決勝は雨レースみたいだから、スタート直後のアクシデントなんかがありそうで混戦レースもちったぁ期待出来そうだな(^^)
2008.05.24
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開幕!モナコGPってことで、通常より1日早い日程で伝統の豪華絢爛グランプリが始まった。普通、金土日の3日間でフリー走行、予選、決勝を消化するがここモナコに限っては、木曜フリー走行、金曜レセプションパーティ土曜予選、日曜決勝とレースにゃ何にも関係ないパーティがしっかり日程に含まれてるところがなんともセレブ(笑)これがすでに66回も続いてるんだから、成金日本がどんだけ逆立ちしたってかないっこないね、つか日本じゃ今後もこういう文化は確実に育たんだろう。レースに勝つ技術はそのうち世界を席巻するかもしれないが、所詮そこまで。頂点まで登りつめて下り坂になったらさっさと撤退して、あとはそんなこともやったよなあ~みたいに昔話にしてオシマイ。ホトケつくって魂入れずってヤツだ。今のトヨタ・ホンダがいい例だな。まったく表彰台に近づけないんで辞めるに辞めらんないところだが、もし表彰台常連になって優勝でもしようもんなら、それを有終の美に!とかいってプライベーターへのエンジン供給もスパっと切り捨てて、さっさと後ろ足で砂かけるように撤退していくんだろう(特にトヨタは)ま、しばらくはそんなことにゃならないだろうけど(笑)巨大資本を投下しても、その10分の1しか使ってないルノーに勝てない。正確にはアロンソにってことなんだけど。ルノーの実力は、アロンソとピケの戦績を足して2で割ったあたりだろう。しかし、ピケの不振は、こりゃどーしようもないね。アロンソの7番手にピケの15番手はかなり見劣りがする。これじゃ佐藤琢磨に乗せ替えなんてヨタ話も真実味が出てくるってもんだな。来年アロンソが抜けたら、ピケも追い出されて、佐藤・山本のコンビだったりしてな。同じ2世ドライバーの中嶋も、オヤジのモナコでの戦績を考えればヒトケタ台はまあ上出来ってところか?ただ、これまた2世ドライバーの相棒ロズベルグの2番手時計に比べるとイマイチ力足りずの感は拭えない。ハミルトン>ロズベルグ>ライコネン>マッサ>コバライネン>クビサ>アロンソ>バトン>ナカジマ>バリチェロのトップテンは、予選になれば結局2強4台がトップに並んでるかもしれないが抜けないモナコならではのフライングラップで、中段チームが上位に紛れ込んで欲しいもんだよね。ウェバー、フィジケラ、ベッテル、ブルデーあたりがマグレでトップテンに入ってくると、退屈な決勝も面白くなるんだけど、さてどーなることやら・・・
2008.05.22
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読売の夕刊に記事が載ってた。東海大学工学部のル・マン参戦プロジェクトがSUGOサーキットでのテスト走行を終了したって程度のもの。つまるところ埋め草記事なんであるが、欧州のレース界では大変話題になったスーパーアグリ撤退を、まったくスルーしてみせた一般紙としては破格の扱いじゃね?購買層の極々微少な部分に対して、スーパーアグリスルーの言い訳として用意されたとはとっても考えにくいから、やっぱ破格の扱いじゃろうな。まぁ、市場心理を読めないホンダの世論の矛先をかわすためだけのチーム設立と学生の崇高なチャレンジじゃ、世間の注目度も精神の純度としても比較にならんがね。 これが、プロジェクトのカナメ「LC70YGK」スポンサーカラーに塗られたマシンを見慣れてる目には、ちょっと寂しい気がしないでもないが、学生の社会勉強の一環なんだからむしろこのほうが潔いかも。シャシーの基本は、ル・マンの老舗クラージュのLC70。これに独自の改良を加えてるらしいんだが、どこがどうなってんのかは正直よくわからん(^^ゞクラージュLC70自体が完成されたシャシーだから、モディファイっつってもドライバーの好みのセッティングになるように、みたいなそれこそ重箱のスミをつつくようなパッと見よくわからん地味な改良なのかもしれんね。そのLC70シャシーにくっつくのがYGKのエンジン。山形にある元ニッサンメカの会社のエンジンなんだが、だからってナメちゃあかん。このエンジン「YR40T」こそ、あのニッサンGr.Cの傑作VRH35Zの直系。いまだに組立組付けミスから、水漏れだのミスファイアだのを連発して連続走行はなかなか果たせないものの、是非とも予選通過して欲しいもんだよな。
2008.05.20
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