☆☆☆　ぽっこりいの宝物　☆☆☆

出産を終えて

分娩所要時間「２０時間」
２８９２グラムの元気な男の子が産まれた！！

旦那にへそのおを切ってもらった

そして先生が会陰切開の傷を縫っている。
これがまたチクチク痛い。

２時間ほど横になったまま抱っこした。
産まれたてのニオイがした。
血生臭いような不思議なニオイ。
乳首を吸わせてみるが吸わなかった。残念。
でも抱っこしたらおとなしくなってくれた。
あのニオイは忘れない。

病室へ・・・
それから病室へ戻った。
疲れきっているからぐっすり眠れるはず。
と思いきや、全く眠れない。
気が立って眠れなくなるらしい。
目をつむるとさっきまでの出産シーンが鮮明に思い出される。
そして痛みを思い出す。
産まれた瞬間、痛みは忘れる！というのは私には当てはまらなかった。
「もう子供は１人でいい」って思っていた。

（後々某雑誌で「痛みが強く、長いお産のタイプ」ってのを読んだ。
ありゃりゃ、私のパターンそのものだった。
「子宮口が堅くてなかなか開かない」のはくせものだ。
でも、こればっかは体質だから自分の努力じゃどうにもできないらしい。）

翌日からは疲労と寝不足とはいえ早速授乳やいろんな説明等忙しかった。
でも自分の子って想像以上にかわいいのだ。
イトオシイ・・・って言葉がぴったりかもしれない。
生まれて初めて自分に『宝物』ができた感じ。

何かの本に出産はスタートラインと書いてあった。
そうなのだ。これからがスタートなのだ。

あれから数ヶ月、あの痛みはまだなんとなく覚えている。

でも、また産みたい。

産まれたて！！