ぽんぽこにゃん

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猫のつくことば

のつくことば


猫のつくことばって結構あるんですよ


[猫足]
 机やお膳の脚の形で猫の足の形に似たもの

[猫の額]
 猫の額のように狭い場所や土地のたとえ

[猫の目]
 物事や事態がコロコロと変化すること

[猫舌]
 熱いものを食べたり飲んだりが苦手な人の舌

[猫耳]
 耳垢が柔らかく、少し臭う状態

[猫毛]
 柔らかくて抜けやすい状態の髪の毛

[猫背]
 頭が前に出て、背中が丸くまがっていること。またその人

[猫股]
 巨大でしっぽの先が二つに分かれている化け猫

[猫のしっぽ]
 大家族の中の末っ子。猫のしっぽはあっても無くても良いという所から来ているらしい

[猫なで声]
 相手の機嫌をとるようなやさしい作り声。

[猫まんま]
 ご飯の上に削り節と醤油や味噌汁をかけたもの

[猫おろし]
 食べ物を残すこと

[猫網]
 強情で他人の言うことをなど聞かないこと

[猫板]
 長火鉢の端にのせておく薄い板。猫がここへあがるのを好む

[猫いらず]
 黄燐・亜ヒ酸などを主とした、ねずみを殺す薬

[猫車]
 長い柄のついた手押しの一輪車。土などを運ぶ工事用

[猫目石]
 石英の一種。磨くと猫の目に似た色彩に輝く、金緑色の宝石。キャッツアイ

[猫柳]
 ヤナギ科の落葉低木。春先に灰白色の柔らかい毛の生えた花をつける

[猫ババ]
 ねこが糞をすると砂をかけて隠すように、拾いものをそのまま自分のものにすること

[猫かわいがわり]
 ねこが子ねこを舐めてかわいがるように、あまやかして、むやみにかわいがること

[猫またぎ]
 魚好きのねこでさえまたいで通るほどまずい魚のこと

[借りてきた猫]
 いつもの様子と違い、おとなしくしていること

[天井猫]
 人見知りをする子供のこと

[皿舐めた猫が科(とが)を負う]
 悪さをした張本人はさっさと逃げ、下っ端だけがつかまること

[猫に鰹節]
 ねこに鰹節を見せるとすぐにとられてしまうことから、油断がならないことの例え

[猫に小判]
 物の価値がわからないものに高価な物を与えても無駄であるという例え

[猫に念仏、馬に銭]
 <類語>猫に小判

[猫にまたたび]
 大好物の例え。効果てきめんのこと

[猫の魚辞退]
 辞退しておきながらつい手が出てしまうこと。 内心と違う行動をとること

[猫の食い残し]
 行儀の悪いことを例えて言うときに使う

[猫の手も借りたい]
 なまけもののねこの助けも借りたいほど忙しいこと

[猫も杓子も]
 だれもかれも

[猫も茶を飲む]
 偉そうに分不相応な事をすることの例え

[猫をかぶる]
 本来の自分を隠し、温和でおとなしそうに見せること

[猫に九生あり]
 ねこは何度でも生まれ変わるといわれることから、執念深いことの例え

[猫の寒恋]
 寒がりな人でも真夏には冬を恋しがること

[猫の居ぬ間に鼠が遊ぶ]
 目上の者がいない間に羽を伸ばすこと

[猫の子一匹いない]
 全く人影のないさま

[猫の子をもらうよう]
 縁組などが無造作に行われること

[猫は三月を一年とす]
 犬や猫の成長が早いことの意

[猫は三年の恩を三日で忘れる]
 ねこは三年人に飼われていても三日もたてば忘れるということ
 また、人の恩をすぐ忘れてしまうことのたとえ

[猫の首に鈴をつける]
 弱い者が強い者に対して、危険をおかして安全策をたてること。不可能なことのたとえ

[猫がくるみを回すよう]
 ちょっかいを出したり、じゃれつくさまの例え

[猫が糞を踏む]
 悪事を隠して知らん顔をする例え

[猫舌の長風呂入り]
 猫舌の人はぬるいお湯がすきで入浴時間が長いということ

[猫が肥えれば鰹節がやせる]
 一方が良くなれば他方が悪くなること

[鳴く猫、鼠とらず]
 口数の多い人にかぎって、実力が伴わないこと

[魚を猫にあずける]
 最も危険な相手に物を預ける例え

[あってもなくても猫のしっぽ]
 あってもなくても、大したことはないという例え

[犬に念仏、猫に経]
 効果が無く無駄であることの例え。また、犬猫でも親しくなれば愛情がわく

[犬猫も三日飼えば恩を忘れず]
 犬や猫でも三日飼えば恩を忘れない

[犬は人に付き、猫は家に付く]
 引っ越す時、犬は主人に付いて行くが 猫は主人に付いて行かず家に残るということ

[女の心は猫の目]
 女性の心は変わりやすいという例え

[窮鼠猫を噛む]
 弱者でも追い詰められると強者に対して逆襲するということ

[小姑一人は猫千匹]
 嫁にとって小姑は猫千匹に匹敵するほど厄介な存在

[子供も猫よりまし]
 子供も時には役に立ち、何もしないねこよりはましということ

[子無き人は必ず猫を愛す]
 子供のいない人は必ずといっていいほどねこを可愛がる

[雀の上の鷹、猫の下の鼠]
 危険が迫っていて避けがたいことの例え。また、下位の者に強く上位の者に弱いこと

[猫掻]
 わらなどで編んだむしろ。蹴鞠の庭に敷く

[猫鮫]
 ネコザメ科の軟骨魚。体長約1mで頭がねこに似ている

[猫頭巾]
 江戸時代 火消人足などが火事場でかぶる綿入れ木綿の頭巾

[猫綱]
 強情で人の云うことを聞かないこと

[猫面]
 ねこの顔に似て短い顔の人のことを卑しめていう語

[猫火鉢]
 陶製で前後に数個の穴をあけた火鉢。布団の中に入れて足を暖める

[猫間]
 扇の親骨の透かし彫りの一種

[猫を追うより皿を引け]
 物事は根本を正すことが大切であるということ

[猫じゃらし]
 エノコロ草の異名

[秋も雨が降れば猫の顔が三尺になる]・・・・・猫のチバリさん より
 秋の気温は晴れの日より雨の日のほうがむしろ暖かいので 猫が喜んで顔を長くすると言う事

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