いたちんち(モップ犬と月の輪犬、イタチのお気楽な日々)

いたちんち(モップ犬と月の輪犬、イタチのお気楽な日々)

June 24『さあ、出発』



さあ、いよいよ今日から久々のサンディエゴ。
今回で3回目となるPOOHママと4回目の我が家の中学生、それからPOOママの友達の3人旅。
目的はまずは中学生カナPがバレエスクールのSummer work shopに参加するので送りに行く事!!(一応ね)

なかなかの珍道中が予想される今回の旅行の始まりは「横浜駅」だった。
11:38発エアポート成田に乗って一路空港を目指す。
横浜からはリムジンバスや成田エキスプレスも出ているけど行きは元気いっぱいなのでだいたいこの普通電車を利用して行く。
電車賃も乗車券だけなので片道¥1890だものね。
リムジンバスは¥3500、エキスプレスは\4000以上だからかなりお得。
実際、少し前に発車するエキスプレスよりも空港に行く人は多かった気がする。
何気なく友達と一番後ろの車両って待ち合わせた所からすでに珍道中は始まっていた。
10両編成の前7両が成田空港行きで後ろ3両は鹿島行き。
そう、私達が乗ったのは「鹿島」行きの車両。
大きいトランク3つを持っていたので電車に乗るまではパパが手伝ってくれた、なのに、なのに・・・・・
結局は電車の中を連結車両部分まで移動。
それから東京駅で一度降りて前の車両に移動したわ。
もう、最初から体力勝負だよね。(笑)

空港には早めに着いたけど無事にチケットも引き換えられてチェックイン。
今回はPOOHママと友達の2人とカナPの滞在日数が違うので航空券を別の所で買っていた。
何で??
30日以内の航空券は旅行会社で買った方が安かったけどカナPは40日滞在するので旅行会社ではとても高かった。
ので直接航空会社の早割サービスで買ったというわけ。
その方が約¥40000もお得だったんだもの。
それと、帰りはカナPが一人で帰国するためエスコートサービスというのを利用しなければいけないのでアメリカン航空でしか行けないということもあった。
エスコートサービスっていうのは一人で乗り換えたりすることができない人の為にその航空会社の人が出国や入国の手伝いをしてくれたりトランジットの時は乗り換えをさせてくれるサービス。
12歳以下の子供が一人で国際線に乗る時は各航空会社が無償でサービスしてくれるんだけど、12歳以上は有償でのサービス。
これはもちろん有償なので大人でもお願いすればやってもらえるので便利よ。

カナPが2年前に一人で行った時もエスコートサービスを利用した。
これって本当にすごいのよ。
荷物もVIPってシール貼ってくれるし、通関も何も一番最初。
荷物も持つ事もなく全部やってもらえるからお嬢様の旅行なのよ。

今回は帰りだけお願いしてあったのに空港でチェックインする時に行きも入っていて座席も彼女の分は決まっていた。
それを帰りだけにしてもらって席も隣に変えてもらって無事チェックイン。
この行きもエスコートサービスをお願いしたことになっていた。ってことが後でちょっとトラブルの種になるんだなー。

荷物を全部チェックインしてやっとこさお昼。
しっかり○クドナルドで食事・・・・・
これから嫌ってほど食べられるのにね。ププ。

出国審査場は混んでいるってことなので早めにゲートに向かった。
エックス線検査でデジカメのスイッチまで入れさせられて調べられたわ。
これからの季節は特に混むと思うのでお出かけする人は早めが安心ね。

アメリカン航空128便サンノゼ行き。
まずは乗り換えの地、サンノゼまでのフライト約9時間。
一番最初に行った時はタイ航空、その次はマレーシア航空でロスまでだったので今回は初めてサンノゼまで。
これもまたなぜサンノゼなのか??
ロス便もいっぱい出ているんだけどロスは巨大空港で日本からいっぺんに色んな航空会社の飛行機が着く。
そうすると通関するのにとても時間がかかるのでサンノゼの方が楽に入国できる。
それにサンノゼ行きはビジネスマンが多くツアー客が少ないのでフライト中静かだってこともある。

食事があんまりおいしくなかったのとFAが無愛想だったのを抜かせば揺れもせずに快適な空の旅。
でもやっぱり長かったー。

着いてからまずは入国審査だ。
テロ以降色々とうるさいと言われているのでちょっと心配だったけど無事に入国。
それから1度荷物を受け取って通関する、所が荷物がなかなか出て来ない。
きっと成田で早めにチェックインしたので後になっているのかな?なんてのんきに待っていた。
やっとこさ荷物が出てきて中身を見られる事もなく次は荷物を乗り継ぎ便に預ける場所に置く。
それから乗り継ぎ便のゲート番号を碓認するのでモニターをチェック、16番ゲート。
そうそう、これから飛行機に乗るってサンディエゴの友達に電話しなくっちゃ。
公衆電話で電話しようとしたんだけどなかなかつながらなくて時計を見ると
出発5分前!!
モニターを確認すると「ON BORD」ってピコン、ピコンってなってる。
「ギョエ~、16番ゲートどこ~~?」
目の前は3番じゃない。16って言うともっと先??
とにかく「走れ~」ということで走った、走った。
空港の通路をおばさん2人と中学生は全力疾走。
やっと14番が見えてきた、「エッ?」その先がないじゃん。
その先は今度は右に曲がっていた。
右に曲がって16番が見えてきた。何とか間に合った。
目の前のお姉さんに「We are last?」って聞くとにこやかに「Yes」
やっぱりね~、なのに友達は横で持っていたパソコン調べられておまけに「バンザイ」させられてボディチェック。
もう、何でも乗れれば勝ちよ。

そう、珍道中は最初からわかっていたことだもの。
何とかトランジットも出来て飛行機に乗ったら今度はカナPが叫ぶ。
「こんな小さい飛行機大丈夫??」
そう、乗ったのは向かって右側に2席通路の反対は1席が全部で20列ほど並ぶ小さい飛行機。
FAはバスの車掌さんのようだ。
ハワイでホノルルから他の島に行く時のような飛行機。
彼女が前回一人で行った時はもう少し大きい飛行機だったとか。
でもフライトはお天気もよく高度も低いので空からの景色は最高。
サンノゼからは1時間20分ほどで到着。

やっと着いたわ~。
空港には友達が迎えに来てくれてた。
1年振りの再会を喜んで荷物の受け渡し場所で荷物を待ってるとカナPの荷物は出てきたものの、他の3つが出て来ない。
それでも我慢強く待ってると隣にいたお兄ちゃんが話かけてきた。
「日本からサンノゼ乗り換えできたんだけど荷物ここでいいんだよね」
(もちろん英語だった)
友達が「そうだと思うよ、彼女達も一緒だもの」
10分経っても出てこないのでさすがにしびれを切らしてカウンターのおばさんの所に行く。
たぶん私達は駆け込みで乗れたけど荷物が間に合わなかったんじゃないかしら?
次の便で来ると思うので来たらお家まで運ぶわってことだ。
何で,何でカナPの荷物だけ届いたのか?
思うにきっとエスコートサービスがオンライン上で生きていて積んでもらえたに違いないって。

その後荷物は夕方無事に届いたけど、しっかり中は全部見られてたわ。
中身はほとんどがおみやげの食料品だったもんだから、ビンに入った麻婆豆腐のソースまで開けたようで「これってなめたのかな??」でした。


つぎへ





© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: