2007年04月21日
カテゴリ： 本
遅ればせながら、読みました
話題書なのでとりあえず・・・というか、そのタイトルに惹かれて。
『鈍感力』 ちょっと素敵な言葉だと思いませんか？
ともすると人は『鈍感』であることを欠点と見なすかも知れない。
でも、それをある種の才能（＝力）と認め、肯定してしまう大胆さ
に脱帽
ものすごく期待して読んだ割には、本の中身自体、それほど大した
ことは書かれていませんが（笑）、でもなるほど納得と頷けるところ
は数多くありました
思えば、私も『鈍感力』に欠けていたがために、色んな壁にぶち当
たって、苦労したり辛い目にあったり辛い思いをした人の一人です。
今でも『鈍感力』に長けているとはまあ言い難いですが、それでも
歳を重ねるごとに大分『鈍感力』が身についてきたのではないかと
自負しています。
もっと早くに『鈍感力』を見につけていれば、もっと楽に生きられた
かもしれないなぁ・・・って思います。
でも、少なくとも、今の自分が前よりうーんと『鈍感力』を見につけて
いることには喜ばないと、とも思っています。
それもこれも『鈍感力』のなさが故に辛い状況に直面した時も目を
背けず、ちゃんと正面から向き合う努力をしてきたからだと思うん
ですよね
『鈍感力』
それは、まさにこの世をたくましく生き抜く力、才能なのかも。
あらためてそのことを気づかされた一冊でした
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