<志事で大切にしたい言葉>


「仕事で一番大切にしたい31の言葉」有森隆 大和書房より
■本などからの引用 ○私の意見


■「SONY」を世界のナンバーワン・ブランドに育てあげた盛田は名言を残し
ている。
 「アイデアの良い人は世の中にたくさんいるが、良いと思ったアイデアを実行
する勇気のある人が少ない。我々は、それをがむしゃらにやるだけである」

○肝心なのは、思うだけは誰もできるが、それを実行するということです。


■(土光敏夫が東芝の)初めての取締役会で、役員たちを一喝した言葉は、
今でも語り草になっている。「社員諸君には、これまでの三倍働いてもらう。
役員は10倍働け。私はそれ以上働く」

○「働く」とは、「傍」を「楽」にすることなので、自分が働けばそれだけ周りが楽
になります。


■「会社で働くなら知恵を出せ。知恵のないものは汗を出せ。汗も出ないもの
は静かに去って行け」
 元祖モーレツ人間である土光は、部下に徹底的に会社人間になることを求め
た。

○言い方は過激ですが、要は「どんなことでもいいから給与をもらっている以上、
会社に貢献せよ」ということですね。


■「やるべきことが決まったならば、執念をもってとことんまで押しつめよ。問題
は能力の限界ではなく、執念の欠如である」
 土光は、根性と執念の人だった。理路整然と名論卓説を述べるインテリ経営
者では、決してなかった。

○物事がうまく行かない理由は、次の3つです。
1 そのことが正しくない。
2 やり方が間違っている。
3 正しいことを正しい方法でやっているが、徹底していない。


■考えて、考えて、考え抜く。
 でも、わからないことがある。
 その場合はやってみることである。
 (ヤマトホールディングズ元会長小倉昌男)

○考えて結局やらないより、よく考えずやってみてダメなら修正するぐらいの方
が事は動くのかもしれません。命と安全に関わらないことであればやり直しは
何度でもできます。


■100歩先の見える者は狂人扱いされ、50歩先の見える者は多く犠牲者となる。
一歩先の見える者が成功者で、現在を見得ぬ者は落伍者である」
 (阪急創業者 小林一三)

○先を見るには、どこまで見るかということも大事だということです。


■乗る人がいなくて赤字になるなら、乗る客をつくりだせばよい。それには沿線
に人の集まる場所をつくればいいのだ。
 (阪急創業者 小林一三)

○需要は待っているものではなく、創り出すものですね。


■何をすべきかの目標を持ち、使命感を持って、みんなが一致団結するところ
に成果がある。
 (松下電器産業創業者 松下幸之助)

○逆に言うと目標、使命感、一致団結のどれが欠けても成果につながらないと
いうことです。


■(岡田)卓也は中内ダイエーを反面教師とした。「成功体験を捨てろと言うの
はたやすいが、実行は難しい。『新しく創る』ことよりも、大事なことは『捨てる』
ことだ。」
 卓也のこの言葉は、終生、成功体験を捨てることができなかった中内から
学んだ、生きた教訓である。

○人は失敗から学ぶことはあっても成功から学ぶことはないのです。


■借金を返済するための自転車操業をやめるよう具申した部下に、「全力で
自転車を漕げ」と孫(正義)が叱責したという有名な話がある。

○自転車は漕ぐのをやめたら倒れるのは誰でも知っていることですが、それ
ならば乗らないようにするか、倒れる心配がないほど漕ぎ続けるかが凡人と
エクセレントな経営者の対応の違いです。


■逃げ出したくなることもある。息切れすることもある。二の足を踏むこともあ
る。モチベーション(やる気)を常に維持することは、並大抵の努力じゃない。
そんなときに、元気と勇気を与えてくれるのが、先達たちの名言である。

○正に私はこのように感じるから本を読み、そこにある名言をテークノートし、
さらに自分の意見も沿えて共有させていただくことで自分のものにし、みなさ
んのご意見も伺うことでさらに言葉を進化させるようにしています。


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