新私の好きな言葉シリーズ第1号


■引用 ○私見 ( )は出典 ただし、失念した場合は記載なし


1 ■人は誰でもその人にとっての「はじめて」があるから成長する。
    (「断らない人はなぜか仕事がうまくいく」田中和彦著 徳間書店)

  ○やったことがないことに挑戦してきたからこそ人類の進歩があるので
   す。前例踏襲ばかりでは進歩がありません。


2 ■人は人に期待され、その期待に応えることで成長する。
    (ホスピタルクラウン大棟さん)

  ○私を含め、人は単純ですから、「お前はダメだ」とディスカウントされる
   より「凄いじゃないか」とストロークされる方が、次はもっとがんばろうと
   いう気になるのだと思います。


3 ■企業(人)が企業のため働いてもいいが、公務員は役所のために働い
   てはいけない。
    (元経済産業省官僚 古賀茂明さん)

  ○組織の利益と国民の利益が相反した場合には国民の側に立てというこ
   とですね。公務員の身分保障が手厚いのは組織の論理に背いて国民の
   側に立っても左遷されることはあっても首にならないためだと思います。


4 ■人生に自動ドアはない。
    (指揮者 佐渡裕さん)

  ○自分でドアを開けて(障害を乗り越えて)いかなくては決して前に進めませ
   ん。


5 ■見たいという世界の変化にあなた自身がなりなさい。
    (マハトマ・ガンジー)

  ○あこがれるものがあれば、それは目標がはっきりしているわけですから、
   どうしたらなれるかわかります。


6 ■「なれる」と「務まる」は違う。

  ○これは、ケースに当てはめてみるとよくわかります。
   例えば、次のような感じです。

  ・「大臣になれる」と「大臣が務まる」
  ・「社長になれる」と「社長が務まる」
  ・「リーダーになれる」と「リーダーが務まる」

  なることが目的のような人では、その任は務まりません。


7 ■人生で問われているのはやり方ではなく、在り方」
    (「人生の目覚まし時計」宮田欣和著 PHP)

  ○人生には、上り坂、下り坂に加えて「まさか」があり、明日はどうなるか何
   も保障されていません。そうであれば「今日が最後の日ならば」、「今日は
   再び来たらず」というという気持ちで悔いのないように生きたいものです。


8 ■幼稚な人間とは、IQが低いとか、常識がないということではなしに、何
   が肝心かがわからぬ、そして肝心なことについて考えようともしない者
   だ。
   (福田和也さん)

  ○何かをする場合、常に「何のために」「誰のために」やるのかということを
   自らに問いかけないとやること自体が目的化します。 


9 ■「顧客」ならぬ「個客」のニーズを大切にする。

  ○客商売、サービス業に限らず、人間を相手に仕事をする以上、まず目の
   前の「個客」をファンにすることです。


10 ■政策とは取捨選択の結果

  ○限られた財源で、政策を実施する以上、一定の基準に従い、政策を選定
   する必要があります。そうであればその選ばれた政策の後ろには切り捨て
   られた政策があることを思い、採用した政策の成果を上げることが求めら
   れます。


11 ■人は創めることさえ忘れなければいつまでも若い。
     (哲学者 マルティン・ブーバー)

  ○年齢が若いことと、精神が若いことは一致しません。その意味では、私は、
   「年相応」という言葉はあまり好きではありません。


12 ■「受けた恩は石に刻め、施した恩は水に流せ」
     (辛子明太子「ふくや」の創業者、川原俊夫が定めた基本理念)



   ○できていない人間は、逆の対応、受けた恩をすぐに忘れ、施したわずか

    なことをいつまでも恩に着せがちです。 





13 ■鳴かぬならそれもまたよしホトトギス

     (松下幸之助)



  ○松下幸之助には「好況よし、不況またよし」という言葉もありますが、いずれも

   外部要因に左右されないという意志がみえます。





14 ■凡庸な教師はただ話す。

    良い教師は説明する。

    優れた教師は態度で示す。

    偉大な教師は心に火をつける。

    (米 教育哲学者 ウィリアム・リード)



  ○火をつけても燃えない「不燃性」の生徒にも火をつけられる教師は真のプロ

  です。





15 ■野球の試合にダブルヘッダーがあるように、人生にもダブルヘッダーは

    ある。最初の試合で負けたからといって悲観することはない。

    その二回戦はそれまでにどれだけウォーミング・アップしてきたかによって

    勝敗が決まってくる。 

    (大宅壮一)



  ○「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」ですから、敗因を分析

   して対策を立てれば次の試合の勝率は必ず上がります。





16 ■月に行こうという目標があったからアポロは月に行けた。飛行機を改良した

    結果、月に行けたわけではない。

    (三木谷浩史)



  ○同じように、なでしこジャパンの北京五輪での目標はベスト4だったのでメダル

   に届きませんでしたが、ワールドカップでは優勝を目標にしていたのでその目標

   に到達できました。望んでいる以上のことが叶うなんてことはまずありません。



17 ■リーダーシップは水泳に似ている。それを本から学ぶことはできない。
    (経営学者 ヘンリー・ミンツバーグ)

  ○「畳の上の水練」とはよく言ったものです。いかに理論を学んでも実践できなけ
  れば役に立たない空論に終わります。


18 ■大事なのは勝ちたいという気持ちではない。それは誰でも持っている。大事な
   のは勝つための準備をすることだ。
   (全米大学フットボールコーチ ポール・ブライアント)

  ○イチローが試合前、打席に入る前に入念な準備を欠かさないのは「自分に言い
  訳しないため」だそうです。


19 ■小才は縁に出会って縁に気づかず、中才は縁に出会って縁を活かせず、大才
   は袖摺り合う他生の縁をも活かす」
   (柳生家の家訓)

  ○私の好きな言葉でよく使います。機会は平等に訪れていても鍛錬や努力を怠っ
  て漫然と過ごしていればそのチャンスに気づくことがありません。


20 ■他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。
    (精神科医エリック・バーン)

  ○よく使われる言葉ですが、自分を変えるのも簡単ではなく至難の業です。
   逆に他人や過去そのものを変えることはできませんが、それに対する自分の
   見方や接し方を変えることはいくらでもできます。

 山路です。

 2月に入って、節分、立春を過ぎても毎日寒いですね。
 インフルエンザも流行っているので、お互い、健康管理に気をつけま
しょう。

 さて、これまで、この【私の好きな言葉シリーズ】については、基本的に
一冊の本を題材に、その中から私が共感した言葉をピックアップし、それ
に私の考えを添えるスタイルで配信してきましたが、今回からリニューアル
して、出典を一冊の本に限定せず、最近、共感したり、気になってテーク
ノートした言葉を、一回につき、20程度にまとめお送りすることにします。

 週刊のメルマガと違い、不定期であることをいいことに配信をサボり気味
なので少しスタイルを変え、配信のスピードを上げたいと思います。

 そんなに送られてきても迷惑だと思われる方もあろうかと思いますが、
お時間のある時に拙文にお付き合いいただければ幸いです。

 お気づきの点やご意見、ご感想があれば何なりと教えてください。


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新【私の好きな言葉シリーズ第1号】~最近私がテークノートした言葉より~

■引用 ○私見 ( )は出典 ただし、失念した場合は記載なし
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1 ■人は誰でもその人にとっての「はじめて」があるから成長する。
    (「断らない人はなぜか仕事がうまくいく」田中和彦著 徳間書店)

  ○やったことがないことに挑戦してきたからこそ人類の進歩があるので
   す。前例踏襲ばかりでは進歩がありません。


2 ■人は人に期待され、その期待に応えることで成長する。
    (ホスピタルクラウン大棟さん)

  ○私を含め、人は単純ですから、「お前はダメだ」とディスカウントされる
   より「凄いじゃないか」とストロークされる方が、次はもっとがんばろうと
   いう気になるのだと思います。


3 ■企業(人)が企業のため働いてもいいが、公務員は役所のために働い
   てはいけない。
    (元経済産業省官僚 古賀茂明さん)

  ○組織の利益と国民の利益が相反した場合には国民の側に立てというこ
   とですね。公務員の身分保障が手厚いのは組織の論理に背いて国民の
   側に立っても左遷されることはあっても首にならないためだと思います。


4 ■人生に自動ドアはない。
    (指揮者 佐渡裕さん)

  ○自分でドアを開けて(障害を乗り越えて)いかなくては決して前に進めませ
   ん。


5 ■見たいという世界の変化にあなた自身がなりなさい。
    (マハトマ・ガンジー)

  ○あこがれるものがあれば、それは目標がはっきりしているわけですから、
   どうしたらなれるかわかります。


6 ■「なれる」と「務まる」は違う。

  ○これは、ケースに当てはめてみるとよくわかります。
   例えば、次のような感じです。

  ・「大臣になれる」と「大臣が務まる」
  ・「社長になれる」と「社長が務まる」
  ・「リーダーになれる」と「リーダーが務まる」

  なることが目的のような人では、その任は務まりません。


7 ■人生で問われているのはやり方ではなく、在り方」
    (「人生の目覚まし時計」宮田欣和著 PHP)

  ○人生には、上り坂、下り坂に加えて「まさか」があり、明日はどうなるか何
   も保障されていません。そうであれば「今日が最後の日ならば」、「今日は
   再び来たらず」というという気持ちで悔いのないように生きたいものです。


8 ■幼稚な人間とは、IQが低いとか、常識がないということではなしに、何
   が肝心かがわからぬ、そして肝心なことについて考えようともしない者
   だ。
   (福田和也さん)

  ○何かをする場合、常に「何のために」「誰のために」やるのかということを
   自らに問いかけないとやること自体が目的化します。 


9 ■「顧客」ならぬ「個客」のニーズを大切にする。

  ○客商売、サービス業に限らず、人間を相手に仕事をする以上、まず目の
   前の「個客」をファンにすることです。


10 ■政策とは取捨選択の結果

  ○限られた財源で、政策を実施する以上、一定の基準に従い、政策を選定
   する必要があります。そうであればその選ばれた政策の後ろには切り捨て
   られた政策があることを思い、採用した政策の成果を上げることが求めら
   れます。


11 ■人は創めることさえ忘れなければいつまでも若い。
     (哲学者 マルティン・ブーバー)

  ○年齢が若いことと、精神が若いことは一致しません。その意味では、私は、
   「年相応」という言葉はあまり好きではありません。


12 ■「受けた恩は石に刻め、施した恩は水に流せ」
     (辛子明太子「ふくや」の創業者、川原俊夫が定めた基本理念)



   ○できていない人間は、逆の対応、受けた恩をすぐに忘れ、施したわずか

    なことをいつまでも恩に着せがちです。 





13 ■鳴かぬならそれもまたよしホトトギス

     (松下幸之助)



  ○松下幸之助には「好況よし、不況またよし」という言葉もありますが、いずれも

   外部要因に左右されないという意志がみえます。





14 ■凡庸な教師はただ話す。

    良い教師は説明する。

    優れた教師は態度で示す。

    偉大な教師は心に火をつける。

    (米 教育哲学者 ウィリアム・リード)



  ○火をつけても燃えない「不燃性」の生徒にも火をつけられる教師は真のプロ

  です。





15 ■野球の試合にダブルヘッダーがあるように、人生にもダブルヘッダーは

    ある。最初の試合で負けたからといって悲観することはない。

    その二回戦はそれまでにどれだけウォーミング・アップしてきたかによって

    勝敗が決まってくる。 

    (大宅壮一)



  ○「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」ですから、敗因を分析

   して対策を立てれば次の試合の勝率は必ず上がります。





16 ■月に行こうという目標があったからアポロは月に行けた。飛行機を改良した

    結果、月に行けたわけではない。

    (三木谷浩史)



  ○同じように、なでしこジャパンの北京五輪での目標はベスト4だったのでメダル

   に届きませんでしたが、ワールドカップでは優勝を目標にしていたのでその目標

   に到達できました。望んでいる以上のことが叶うなんてことはまずありません。



17 ■リーダーシップは水泳に似ている。それを本から学ぶことはできない。
    (経営学者 ヘンリー・ミンツバーグ)

  ○「畳の上の水練」とはよく言ったものです。いかに理論を学んでも実践できなけ
  れば役に立たない空論に終わります。


18 ■大事なのは勝ちたいという気持ちではない。それは誰でも持っている。大事な
   のは勝つための準備をすることだ。
   (全米大学フットボールコーチ ポール・ブライアント)

  ○イチローが試合前、打席に入る前に入念な準備を欠かさないのは「自分に言い
  訳しないため」だそうです。


19 ■小才は縁に出会って縁に気づかず、中才は縁に出会って縁を活かせず、大才
   は袖摺り合う他生の縁をも活かす」
   (柳生家の家訓)

  ○私の好きな言葉でよく使います。機会は平等に訪れていても鍛錬や努力を怠っ
  て漫然と過ごしていればそのチャンスに気づくことがありません。


20 ■他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。
    (精神科医エリック・バーン)

  ○よく使われる言葉ですが、自分を変えるのも簡単ではなく至難の業です。
   逆に他人や過去そのものを変えることはできませんが、それに対する自分の
   見方や接し方を変えることはいくらでもできます。



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