夢のゴミ箱

夢のゴミ箱

~7~




3月9日 0:00
































「誕生日おめでとう。










やっと俺に1個近づいたなぁ










ちょっとの間、3歳差カップルを満喫しようぜ











きっと18歳も良い年になるぞ!!












なんてったって今から始まるんだもんな













可能性は無限大だよ!!


























そして


























・・・産まれて来てくれてありがとう。」































この日は彼女の誕生日。








誕生日のお祝いメールをすると、彼女から返事が来た。






























「ありがとう。最近の態度よくなかったね・・・ごめんね・・・。」




















彼女は、昨日俺が怒ったからメールは来ないかと思ったようだ・・・







また少し、彼女の気持ちが戻ってきた。





































そして、バイトの休憩中、彼女から1通のメールが届いた・・・












































「ありがとう」




































俺はすぐに電話した。











今までの彼女とは別人のようだった。












昨日送ったプレゼントが届いたようだ・・・














俺は2つの誕生日プレゼントを送った














1つは手作りの誕生日カード。















そしてもう1つはMD・・・。

















俺達のきっかけBUMP OF CHICKENの曲





『リトルブレイバー』をアレンジし、レコーディングしたものだ。

























気持ちを込めてギターを弾いた








気持ちを込めて歌った








何度も録り直した













こんなものを送って引いてしまうんじゃないかと思った















出来上がってからも、何度も送るのをやめようかと思った





































俺は彼女が笑ってくれることだけを望んだ・・・




































しかし、彼女は泣いた・・・








































泣いて喜んでくれた
































そこには俺達のあるべき姿があった

















彼女の気持ちは完全に俺に戻っていた

















俺の計画は実を結んだ
















俺はこうして、また彼女と一緒に歩んで行けることになった・・・。





































今まで色々あったけど、ここからまた始まるんだよ






寂しい夜もあるだろう・・・







不安な夜もあるだろう・・・








そんな時は思い出してよ









今までの想いの全てを









いつだって乗り越えることができたんだ








もしもまた、涙で頬を濡らす時は













その時はまた・・・


































俺が守るから!!

































リトルブレイバー by BUMP OF CHICKEN




例えば日カゲでゆれる その花をなぜか愛しく思い



「どうにかして日なたに」と悩めたら少し強くなれる



例えば大事な人の泣くスガタに言葉がでなくても



「とっておきの唄」を聴かせてあえれれば ナミダも止められる





そのポケットのスミを探すのさ きっと勇気のカケラが出てくる



自信を持っていいハズさ 僕ら時には勇者にでもなれるんだ





守るべきものがあれば リトルブレイバー 



守るべきヒトがいれば リトルブレイバー





「どうにかして日なたでとっておきの唄を聴かせてあげよう」



だからもう泣かないで 僕が守るから





ぼくらだれでも大切なナニカをきっと持ってんだ



大なり小なり 人それぞれのなにかを持ってんだ



ボクラいつでも大切なナニカの為に生きてんだ



ナニカに笑ってナニカに怒って たまに泣いてんだ





そして守るべき時が来たなら ほうら勇気のカケラも大きくなり



ゆるぎないPRIDEになるんだ するとどうだろう 何も怖くないんだ





守るべきヒトがくれる リトルブレイバー



守るべきものを誇る リトルブレイバー





ねぇ単純に気高き夢のタメ 愛するヒトのタメ



できない事なんて1つでもあるかい?








もうポケットはすでにいっぱいだ そいつを誇り信じれるだろう?



大事なこともわかるだろう? 時には勇者にでもなれるんだ





守るべきものがあれば リトルブレイバー



守るべきヒトがいれば リトルブレイバー




僕にとって唄う事が  ブレイバー



全身全霊のチカラを リトルブレイバー





単純に気高き夢のタメ



愛するヒトのタメ



できないコトなんて



やれないコトなんて



そんな弱さなんて



哀しいもんだろう・・・


















・・・ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました☆





というわけで、





リトルブレイバー


















~完~







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