ギャンブルで大破滅

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2006/05/18

最近、下げ相場が続いているが・・・

再度、こう認識できた。

わずか一月で・・・・

含み益の６００Ｋを吹き飛ばした・・・

といっても、メインは為替差損で円高の所為だが・・・・

総資産の８％が為替差損で削られているため・・・・

私の総資産は現在５１７０Ｋ前後・・・

６０００Ｋ付近の総資産から大分落ち込んだ。

だが、他の中国株は知らないが・・・・

私の保有している中国株は下がったとはいえ・・・・・

それほどでもない。

あがったり下がったりして、実は安定しているが・・・・

円高になった分だけ、含み益を削られているに過ぎない。

正直・・・・

私は円高に振れ続ける根拠は存在しないと思っているので、一時的な現象と落ち着いていられる。

超長期的な視点でいれば・・・

円はその貨幣価値を崩壊させるとさえ思っているため・・・・

今の円高は外貨を得るための絶好のチャンスに思えてならない。

本日、ビジネス誌の記事に石井久氏について書かれていた。

この人物は、バブルの崩壊を予想し、いざなぎ景気などの景気の転換を的中し続けたカリスマ的な株の預言者とされている。

その人物は、ここ２～３年は安泰だが、その後高齢化が進むと日本市場はかつてないほどの衰退を迎えると予言している。

彼が予言するのは実に久しぶりのこと。

正直・・・

私も日本という国が亡国に向かっていると思うため・・・・

衰退すると思う意見は石井氏と同様だ。

何しろ・・・・

少子高齢化・・・

これは予想でも、概念でもなんでもなく、現実に日本に起きていることだとデーターが示している。

本質的に人口というものは見方によってデーターが変化するものではないため、それが示すことは事実に限りなく１００％に近い。

消費をする人間も生産をする人間もいなければ、国が富むわけがないのだ。

しかも・・・

人口の構成が逆ピラミッドになり、年金は破綻。

国家の借金は雪達磨式に増加し続けて・・・・

誰も支払えなくなる。

支出が収入を上回り続ければ・・・・

信用が限界を訪れたときに、当然破綻する。

個人でも国家でもそれは同じだ。

そして、回避するには紙幣印刷によるインフレを起こし、我々の資産の実質価値を個人から国家に移し変えなければならない。

となると・・・

最終的には、日本の現在の円の価値がインフレによって損なわれることは明白だ。

仮に紙幣を印刷しなくとも・・・・

支払えなくなった際にどうするのだろうか？

一時、日本の国債はトリプルＢとアフリカの小国よりも格付けが下げられたことがあった。

支払いができなくなったときには当然・・・・

個人資産が凍結されるのかどうかは知らないが・・・・

少なくとも国家の紙幣としての信用は崩壊し・・・・

輸入ができなくなる。

仮にできたとしても・・・

りんごが１つ１００万円になるかもしれない。

となれば・・・・

いずれを考えるに、インフレリスクが高すぎるため、円が高いうちに外貨をかき集めたほうがいい。

ドルも１２分に危ないが、国際基準の通貨であるため、日本よりは遥かに安全だ。

その米ドルとペッグしており、唯一人民元との交換が認められている香港ドルは、これから強くなり続けると思われる元との交換が可能であるから、より安全であると感じる。

だから、私は中国株を買っているのだ。

国家の信用を問われれば、今までは中国は危険な国だったかもしれないし、これからもそうかもしれない。

しかし、日本はこれまでは大丈夫だった。

たしかに、これは事実だ。

だが・・・

我々は過去に向かって生きるのであろうか？

そう問われて、肯定できる人間が存在するとは思えない。

我々は、未来に向かって生きる以上、これまでは確かに実績だが、これからもそうだとは限らないのだ。

私はこれまでのリスクを嫌うより、これからの可能性を信じたほうが良いと思う。

何故なら、期待値が高いから。

投機性の存在するもので期待値を追わずしてプラスにする方法は存在しない。

それに・・・

私の買うペトロチャイナは今、ちょうど安定した価格だ。

おそらく・・・

政府介入がないかぎり、今年は８香港ドル台、来年は９～１０香港ドル台で推移するだろう。

石油は有限で必要なもの。

何度も繰り返すが、それの消費が伸びていて、数に限りのある物の値段が、今よりも下がるのは基本的には矛盾だ。

さらに、日本は満たされすぎているため、年齢の低下に比例して、ハングリーな精神がなくなり、努力をしなくなってきている。

人の部分で他国に差をつけられるようになると・・・・

日本が成長を続けると言うシナリオは考えにくい。

個人的には年金は１００％破綻すると思っているため・・・・

日本人は一億総投資家にならざるを得ないと思っている。

つまり・・・

早めに参入しておけば、後から参加する人間が価格を吊り上げてくれるため、先行者利益を享受できると思うのだ。

チキンレースでのブレーキ区間を長く持てる・・・

さらに・・・

現金の現在価値と将来価値を考えると・・・

今、この手元にある１万円より価値の高い１万円を我々が手にすることはない。

そのため・・・・

利率が住宅ローンくらいの借金を現金でできるのなら、インフレを考慮に入れると、無料でそのお金を貰うのと変わらないと思うのだが・・・・

普通の人は利息を支払うことに抵抗があるらしい。

もちろん、私にも存在するが、それは５％以上の利率のときのみ。

それ未満なら・・・・

まとまった現金が手元にあることを考えれば、利息を支払うことなど安いものだと思うのだが・・・

どうせ、インフレで後ほど支払う金額の実質価値はもっと少ないものになるのだから。

その間に投資をし、インフレリスクをヘッジし、利回りによる積み増しをしていれば、他人が失った実質価値を手にすることができる。

それに・・・

現金で銀行に預ける行為は、銀行の利率がインフレ率を超えたことがないことを考えれば、ただで価値を提供しているのに等しい。

だから、大学生だったら借金をするという行為に対する恐れを投げ捨てて、奨学金を有利子でもいいから借りれるだけ借りたほうがいいと思うのだが・・・

なかなか腹を括れる人は少ないだろう。

と、こういった思考を前提として考えるに・・・

やはり、中国の先が明るい気がしてならない。

その先を狙うのも悪い手ではないと思うが、報われるときには寿命が来ているかもしれないと思うのだ。

やはり、インフラが整備されつつあるのと、人が育っていること、勢いと言う抽象的な存在があるのが大きい。

バフェットの日本株での動きに注目しながらも・・・・

ペトロチャイナというバフェットが最後に買った銘柄に張り続けたい。

さあ、円高のうちに・・・・

有り金を中国株にどんどん回そう！！

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