大学生活~墓穴。

・大学生活の始まり~体育会系空手道部入部

地球の未来に興味がなくなった俺は、自分の未来にのみ興味をもつ。
地球が滅びるまで楽しみつくしてやると誓う。

しかし、ちゃらちゃらした大学生ではなく授業をまともに受け~
そして遊び、高校の時に出来なかったバンドをやろうといざ大学へ・・・

入学式の日、スーツで学校に向かう。
入学式は皆、スーツなのだ。
駅から学校に行く間の道で、サークル勧誘のビラを山の様にたくさんもらう。
キレイな女の先輩がたくさんいた。花の大学生活の予感・・・

二日目、私服で登校。
あいかわらずサークルの勧誘はすさまじい勢いで行われているのに~
自分にはまったく声がかからなくなる。

新入生に見えないのか?俺は?
まぁ確かに二浪だし。普通なら3年生だし。
ふ~ん、サークルってそんなもんかいと、相当いじける。

三日目、ふと大学の体育会の空手道部のレベルってどんなもんか気になり始める。
ふらふらと演武会を見に行く。
空手の血が強烈に騒ぎ出す。
授業に出るが、あまりのひどさにすさまじく幻滅。

四日目。空手道部へ見学に行く。
ジャージで練習に参加してしまう。
おだてられて、ついつい調子に乗ってしまう。
しかしブランクで体がまったく動かない自分に強烈に苛立つ。

そして翌日から道着を持って格技場へ。
体が動かないのが一番腹立たしく、真剣に練習に参加。
練習後、先輩のおごりで飲みにつれてってもらう。
なんて良い部なんだ~と感激す。

その頃、自分の母校の高校の空手道部には自分がお世話になった先生は
他校に移られた為に技術指導者がいないという事で、
県の嘱託員として自分が育った高校の空手道部の監督となる。

しかし自分を空手道部の監督にして良いかどうかで(卒業式の件等・・・)
母校では数回の職員会議が行われていたのだが・・・
(反対する先生もたくさんいたらしい)

そして大学の空手道部にも入部する。
入部届を出した瞬間に先輩達が別人になる。

技術力向上の為の練習ではなく、先輩達のストレス発散の為に
毎日サンドバックになる日々が続く。
下唇の下の皮膚から、 下顎の前歯が殴られた拍子に貫通し突きでる。
それでも、平然と休憩もさせてもらえない位に殴られまくる。

もちろん一年生に反撃は許されない。
練習後にジュースを飲んだら、貫通した所からジュースが出てきて自分で笑ってしまう。

左手薬指を蹴られ骨折。しかし普通に練習に強制参加。
ギブスをつけたまんまサンドバックの日々。
本当はもっと色々訳のわからん事をさせられたのだが、
あまりに常識外れの為、ここに書いても誰も理解不能な恐れがあるので割愛。

この時期、毎日口の中は切れっぱなしの為~
塩分のあるモノは染みるので食べられませんでした。


<さらに意味不明な日々はつづく>


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