け・せらー、せらー♪

3/23 雨季と乾季

以前書いた日記の中で、幼いころの思い出を書いたことがある。

私が育った地域では、

雨季 と、 乾季

で景色が一変する。

先日、写真整理していたらこんなのが出てきた。
乾季に遊覧船で遊びに行ったときのものだ。
写真のネガが無くて、デジカメで映してみた。
ぼやけてはっきりみえないのが残念。

ちょっと小高いところから写したものだが、
白い砂に濃い色の "小川" が見える。

乾季1

もっと見やすい画像で、
Praia de rio

よく観光者が、 「コカコーラ・リバー」 と呼んでいたアマゾン川の細い枝別れの一つです。
rio amazonas

このような"小川"は、乾季にしか見れません。
雨季には、 河に浸かって しまうからです。
そして、雨季に河を往来する船の船長は、よほど熟練した人でないと、
浸水した木々や浅瀬に乗り上げて沈没することがあります。

私の親友が12歳のときこのような事故にあいました。
地元企業(日本の大手企業)に出向し勤めている日本人の単身赴任者と転勤族の家族連れでいっぱいだった遊覧船が夕方事故にあい、船から出た残骸につかまって10数時間、河に浮いて助けを待っていました。
事故が夕方だったため、暗いさなか数名で、遠くかすかに見える都市の明かりを目指し助けを求めにひたすら泳ぎ続けたそうだ。
結局、助けがきたのは翌日。多分翌明け方にどこかの船場についたのだろう・・・
信じられない話だ。でも、泳いで助けを求めて泳いだ数人のうち、ある親子は母の古い友達です。

この木々は全て浸水します。
その証拠に、砂は白くてさらさらしているのですが、それに混じって木の葉や木の枝が沢山あります。

乾季2

写真の上半分、濃く見えるのはアマゾン川、向こう岸は見えません。
この木々も浸水します。
乾季3

今日のような雨の日に思い出すはるか昔の思い出です。
って、こんなの雨じゃないって!ほんとに!^^



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