風とこころ

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コントw4

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『キラキラキラ~~』

可愛い格好をしたオル・ゴールだったり。(爆)

「ううぅ;」

「・・・ぷっ。あはははははははは!!」

管理人は腹を抱えて笑っている。

「っひー、ひー。は、腹いたっ。」

ちらりとオル・ゴールを見る。

「ぎゃはははははははは!!?」

品のない笑い方である。

「ワ、笑わないでクダサイョォ・・・(泣)」

一見ゴスロリ風味の格好をしたオル・ゴールはキラキラと輝いて見えるほどだ。

「そ、それにしても似合いすぎるなあ。オルちゃんよぉ~(爆)」

試着室の床に座り込んでしまっている、涙目のオル・ゴールはどこかの雑誌のモデルのようだ。(ゴスロリの。/爆)

「えうえう。りなさん酷いデスよぉ~。僕が何をしたって言うんデスかぁ。」

「ぷぷぷ。大丈夫よ、オル・ゴール君。あなたの可愛さは誰でも認めるわ。ぷ、くく。」

「そんな事聞いてませんヨォ。りなさ~ん。(涙)」

涙目で上目使いをされると、誰でもノックアウト寸前になるだろうとされる禁じ手を使ってきたオル・ゴールに、管理人は一言。

「・・・かわいいね。」

「ソンナ、しみじみと言わないでクダサイよっ!!」

「いやいやいや~。そんじょ、そこらの女の子より可愛いって。」

「そんなこと言われたって嬉しくないデスってば~」

オルゴールは手で顔を覆って泣いてしまっている。

『シクシクシク。(涙)』

「まあ、まあ。おいちゃんが慰めてやってるんだから、もう泣くなって。(笑)」

「そんなこと言ったって、りなさんが僕にこれを着せたんじゃないですか~(泣)」

「まあ、それは置いてけって。それでは、本題に。」

「?」

オル・ゴールが顔を上げて管理人を見ると、管理人の手にはキャメラがっ!!

「!?」

「さあ、さあ、さあ~vv写真を一枚撮りまちょうね~?wオル・ゴールちゃん???」

近寄ってくる管理人に恐怖したのか、オルゴールは試着室の奥へと後ずさった。

「な、な、なっ・・・!?」

「ふふふふふ。逃げるなよぉ。オル・ゴールちゃんよぉ~vv記念に一枚撮るくらいいいじゃないかよ~?w」

さらに近づいてくる管理人にオル・ゴールは・・・

「い、いやデスよぉ。こんな姿、一生残しておくだなんてー!!」

確かにそうである。(笑)

もはや試着室という小さな箱の中では逃げられる場所がなく、壁に背中をつけていやいやと首を振りつつ逃げる姿は見物である。(爆)

「さあさあさあさあ~!!」

「ヤメテくださっ・・・」



つづく。





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