風とこころ

風とこころ

22

管理人が吐いた!




「管理人さーん」

ゼロスはいつも通りというか何というかで、管理人の部屋にやってきた。
しかし、管理人は眠っており、かまってくれなさそうだ。

「・・・・・・・・ゼロスかァ?」
「あ、起きてましたか」
「うん、まあ。つか・・・吐きそう」
「え、大丈夫ですか?」

管理人に近寄るゼロス。すると・・・

「ごぼぉ」

・・・・・管理人吐いた。

「げほっげほっ・・・・・」

ちなみにゼロスの服の上☆

「だ、大丈夫ですか?管理人さん」
「ス、スマンな・・ぜろす・・・・」
「いえ・・・・」

管理人は二階から一階へと降り、風呂場へ直行。
シャーワー。ゲロ洗い流し。

「あー、さみぃ(´Д`)・・・死にそう;」
「大丈夫ですか?」
「そりゃ、あんたの方だろ。服大丈夫か?」
「ええ、なんとか・・・」

ゼロスは今、上着を脱いでおり寒そうである。

「なんかないかな~」

管理人はゼロスに何掛けてやろうと思い、そこら辺にあった水色のフリースを掛けてやった。

「あ、どうも」
「いや・・・もう、寝るな」
「あ、おやすみなさい――――」

そのあと、管理人は親の部屋で寝ていた。(二階)
そして、また・・・・

「うっ・・・」

布団を抜け出し、部屋から廊下に出たところで

「げぼぉ・・・」 

吐いた。l|li_| ̄|○il|li

「げほっげほっ・・・・・」

フラフラしながら二階にある洗面所に行った。
すると、不幸なことに管理人父が起きてきた。

「あ、そこにゲロあるよ。」

注意したが遅かった。
管理人が寝てた部屋から出てきたので、必然的(?)に管理人のゲロを踏んでしまった。

「まあ君(弟)か?」
「ううん。りなちゃん。」

管理人が自分のことをりなちゃんといってるところは気にしないで。

「おおーい!ままあ!!(母のこと)」

父、母の助けを求める。

・・・・・・。

まあ、その後なんやかんやあって、管理人一階で待機。
気持ち悪くて、いつ吐くかわからない状態であったので、寝るに寝れない。
何度もトイレに行ったが吐くに吐けない。吐きたいのに吐けない。

時刻は三時をまわっていた。

(いい加減全部吐いて寝るか。)

そう思い、最後の挑戦でトイレに行き、頑張って(?)吐いた。

そうしてようやく眠れましたとさ。



めでたし。めでたし。(ぇ


そして、精神世界で(管理人から借りた水色のフリースを着て)待機していたゼロスは、ご飯(管理人の負の感情)を食べられて、満足、満足☆なぜろすでした。

畜生ゼロスめvv(ぇ


ちょっと事実をはさんだコントでしたー♪



2004.12.28


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