風とこころ

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バレンタインw




ハッピーバレンタイン★

「あのっ、これ受け取ってください・・・」

女の子の手には小さな箱。

「えっ、あ、どうも。」

うやうやしくそれを受け取る少年。顔は真っ赤だ。

「ほうほう。」

そして遠くの方でその光景を観察している管理人。

「・・・のぞきですか?」

お久しぶりのゼロスたん。

「・・・何か悪い?」

「いいえ。特には・・で何で覗いてるんですか?」

「バレンタインデーだから。」

「?」

「私ってさあ、バレンタインに何も考えずにチョコ渡すんだよね~・・」

「へえ~そうなんですか。・・・恥ずかしくはないんですか?」

「ん?何で恥ずかしいのさ。告白でもないのに・・・・」

「バレンタインにチョコをあげるってことは、ここ(日本)ではそういう意味なんじゃないですか?」

「私は自分からは絶対にコクらないタイプだから、そういう意味ではないさね。」

「あなたは自分ではそう思ってるかも知れませんが、(チョコを)渡された方はあなたが気があると勘違いしてしまうんじゃないんですか?」

「ん・・まあ、別に良いけどね?」

「いいんですか・・・」

「だって、減るもんじゃなし。それが青春ってもんでしょうに。」

「勘違いして告白してきたらどうするんですか。」

「まあ、別に嫌いじゃなかったら付き合うかもね。(一生無いだろうけど。笑)」

「相変わらず、変わってますねえ。管理人さん。テスト頑張ってくださいね?」

『ガフッ』

管理人は血を吐いた。(ついでに痙攣もしている。)

「おやまあ、精神的に参られているようですね。それでは、管理人さんに代わって『今日はこれくらいで。ハッピーバレンタイン★ チョコを貰えなかった男性諸君、私は6個もらったよw(笑)』以上管理人からのメッセージ(遺言)でしたーw僕がもらった(チョコの)数は秘密です♪」


管理人は友チョコで6人からもらったのだ。

管理人があげたのは8人です。もちろん、手作りw(チョコ溶かして型にいれただけ)笑

2005.02.14


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