風とこころ

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ゆうちゃんはS?




管理人の突っ込み担当のゆうちゃんだが、珍しく目をつり上げて本気で怒っている。

「・・・・・管理人さん、もう許しませんからね――――」

「あ?許さなかったらどうなるって言うんだ、このヤロォ?」

「こうなるんです・・・・・」



間。



にゃははははははははっ!! ひっはっ・・・・・!!!!」

管理人は声にならない声で笑っていた。いや・・・・・

「ぎ、ぎぶあっ・・・ひっ・・・・・!!」

笑わさせられていた。(笑)

床をバンバンと叩き、身をよじるが馬乗りされていて逃れられない。

「こうなるんですよ、管理人さん」

にやりと意地悪そうに笑いながら、もう一度言った。

(だ、駄目だ・・・ゆうちゃんがS(サド)に目覚めそうだ・・・。いや・・もしかして、元からSか?Sなのか!?)

誰にとも無く手を伸ばし、助けを求めようとした管理人――――

だ、だれかァァ・・・!!(涙)

もはや笑いすぎてお腹に力が入らず、死にそうである。笑い死に?(笑)

そこへ・・・・・

「どもーw管理人さ・・・・・」

サクラとサルトが来た。

「さ、さくりゃ・・・・」

涙目の管理人を見て、サルトは――――

「あー、 お取り込み中でしゅか

「「違うわッ!!!」」

これには、管理人とサクラが講義した。

「どうしてそんなことになるんだァァァ!!!??」

「だって、ゆうちゃんがりーちゃんを(管理人を)・・・・・ねえ?」

サルトは隣で管理人たちを凝視していたサクラに首を傾げながら聞いてきた。

「ねえ・・って 俺に聞くなァァ!!  管理人さん、どうしてそんなヤツと!!? したかったんならオレと・・・・・」

「この どあほう!! ちげーっつってんだろーが!!つか、 助けろやァァ!!!

「違うのに何で助けてなんだよっ!?」


言い争いの後。


「とにかくっ!管理人さん、立って!!」

そういってサクラは管理人の手を掴み立ち上がらせた。

「うぉおっ・・・!!」

けっこう強い力で引っ張られたので驚く管理人。

まあ、それはそうとして。部屋の扉の近くまできて、ゆうちゃんがおもむろに立ち上がり言い放った。

「オレの・・・・・」

「「?」」


「オレの楽しみを取るんじゃねーよ。」


「「!!!??」」

(本性(S)デタ―――――!!!??)

「・・・・・・・」

管理人は口が開きっぱなしである。

「・・・・・・・」

サクラは目を見開いている。

「・・・・・・プッ」

サルトは・・・・・笑っている。(怖)







それでは、今日はこれくらいで。

最近は何かおかしいのばっかり描いてる気がするなあ。2005.02.27



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