風とこころ

風とこころ

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星の子




手のひらには小さなモノ。

光り輝き、脈打つもの。

実際には温度が無いはずだが暖かく感じる。

不思議なものだ・・・。

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管理人たま、管理人たま。

「ん?なんや?」

こんなの拾った。

差し出されたものを見ると、そこには・・・・・

捨ててきなさい。

ええっ!な、なんで?

「まったく、どこで拾ってきたんだか・・・」

か、かわいいよ?

「あのなあ、 世の中可愛いだけで通ると思うんじゃねえぞ?

そ、そんなあ。

管理人は少なからず世の中は厳しいということを教えた。

この子は将来ゆがんだ心の持ち主になるであろう。(笑)

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スンスン。ごめんね?うちでは飼ってやれないの。

拾ってきた場所に戻ってきた。

「こらこらこら。誰が飼わないって言った?」

いつの間にか後からついてきた管理人。

「自分で世話するならいいよ・・・っていうか、何で私がこんなこと言ってんだ!?」

管理人、我に返る。

じゃ、じゃあ、飼っていいんですか?

キラキラした瞳で見るめてくる。

「う;ま、まあ、いいんじゃない?」

やったぁ!ありがとうございます!!

「あ、うん。どういたしまして?(何でお礼言われてんだ?)」


何かを拾ったら、飼わせてみるのがいいですよ。

何事も挑戦。2005.03.14


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