与謝野らいちょうの部屋

与謝野らいちょうの部屋

「光とともに・・・・自閉症児を抱えて」



現実はきっと、TVのように、こんなには上手くは行かないでしょうけど・・・・・

私が子供の頃には、同じクラスに障害児はいなかった。
小学校二年生の時に転校した先で、癲癇の女の子はいたけれど、彼女が障害があるとは聞かされていなかった。(まぁ、言われなくても、「この子は、おかしい」とわかっていたが)

中学に入って、実は、彼女は癲癇持ちで、発作が起きたら命が危ないこと、それから、勉強は皆についていけないので特別学級で勉強をすることになると教えられた。

まぁ、言わばこれが、障害者を意識した初めての時だ。(この時も、癲癇もちの彼女とどう向き合っていけばいいのかは、結局、わからなかった)

自分が子供を持って、自分の子供を預けた保育園に、私達から見たらいわゆる障害児、「自閉症」とか「手足の不自由な子」がいることを知った。

普段の送り迎えの時間ではわからないけれど、運動会とか、父母参加の行事がある時に障害児を目の当たりにした。

それは、悪い意味ではなくて、自分の子供は、普段から障害を持っている方々と接する機会を持ってうらやましいというのが、正しい言い方だと思う。

(私は、例えば、視覚障害者の人が困っていても、どうやって手を差し伸べていいのかがわからない!
車椅子に乗っている人に、どう接していいのか分からない・・・
そういうジレンマを持っている人なのです(ーー;) )

小さな時から、そういう方々と一緒にいれば、自然に手助けをする方法を学ぶかと思うのので・・・。

やはり、「障害を持っている人も私達と一緒」という意識を育てるには、小さい時から障害者の人と一緒にいるべきだと思う。

そんなえらそうなことを言っても、障害者を持った家族の気持ちは、きっと、分からないでしょう。
・・・でも、手助けをすることはできると思います。

「じゃ、何ができるの?」と聞かれても、具体的には、悲しいことに何も無い・・・・そんな自分が情けない(T_T)



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