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シナモンは天国に旅立ちました。
午前2時ごろにシナモンに薬をあげた後 「ゲージから出たい」というので
ほんの1~2分、リビングを歩かせてから就寝しました。
その3時間半後に起床。
いつものようにシナモンに声を掛けたけれど、反応がなく。
抱き上げたときには温かかったので、5時半位の出来事だったのだと思います。
うすく目を開いて、ごはんの入ったお皿にあごを乗せ、
いつもと変わらない、穏やかな様子の最期でした。
2005年7月に ココアと共に、私たちと暮らし始めてから丸6年。
子供の頃は こんなところで眠ってしまうこともありました。
ぺろりと舌を出して寝るのが シナモンのお決まりポーズ。
旦那さんと2人、そんな様子を見掛けては笑っていたものでした。
1年前、副腎摘出手術を頑張って乗り越えてくれたシナモン。
そして今年の7月には右眼球摘出手術。
まさか2度も手術することになろうとは思ってもみませんでした。
今回も手術自体は成功したものの、あまり症例のないタイプの癌細胞で、
2週間後に出た病理検査の結果は かなり状態の良くないものでした。
その後の血液検査では がん細胞が血液の中にも見つかってしまい・・・
今後、どこに転移するか分からない状態でした。
8月9日(火)夜、それまで元気にしていたシナモンの呼吸が少し荒くなり
翌日、急いで病院へ。
肺炎を併発していました。 癌が肺へ転移した可能性があるとのことでした。
腹水も少し溜まっていたため、利尿剤・ステロイド入りの抗生物質を注射するため
毎日病院へ通いました。
8月13日(土)の注射を最後に、
錠剤とシロップ投薬で、自宅療養出来ることになった たった2日後のことでした。
前日まで、療養食を「おかわり!」と言わんばかりに
ペロリと平らげてくれていたシナモン。
こんなに突然、いなくなってしまうなんて・・・・
予想だにしませんでした。
昨年6月に ジャスミンを5歳で亡くし、その1年後にはシナモン・・・。
原因は、形は違えど どちらも『癌』。
フェレットに起きやすい病気の上位に位置しています。
21日の夕方、ジャスミンの時と同じお寺さんで シナモンのお葬式をあげて貰いました。
お骨拾いも自分たちで行いました。
小さな小さな骨壺に収まったシナモンは、今、わが家で ジャスミンの隣に眠っています。
いなくなってしまったあの日の夜。
一緒に寝ては泣いて、画像や動画を見ては泣いて。
しょっちゅう通院していたことは会社のみんなも知っているので、
「シナモンちゃん、様子どう?」 と 声を掛けてくれます。
でも、「ありがとう」 の一言しか言えず、影に隠れて泣いて・・・。
せっかく心配してくれている人たちに、
「シナモンは天国へ行っちゃったんだよ」 その一言がいまだに言えずにいます。
でも、みんなは多分、気付いてくれてると思います。何も聞かなくなったから。。。
そんな優しさに感謝しています。
女子フェレットばかりのわが家の中で、
お顔も性格も、一番 『女の子』らしいのがシナモンでした。
6年と1ヶ月。 楽しくて、温かい思い出たくさん、ありがとう。
2度の手術に耐えて、頑張ってくれたシナモン。
あとはゆっくりと休んでください。
今ごろ、天国で ジャスミンと仲良くじゃれ合ってくれているといいな。
私も少し元気になりました。
3匹の仲間たちのためにも、早く、元気な「ママ」に戻ります。
世の中の、闘病中のフェレットさんの命が 1人でも多く救われますように。
そして フェレットの病気・治療法の解明が もっともっと進歩しますように。。。