一日一感動

一日一感動

2022.01.15
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カテゴリ: あそび心575
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゚♠゚ あそび心575xyy1801


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冬の夜や言葉に命宿らんか


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 pandaさん、

 > 采女の 袖吹き返す 飛鳥風 都を遠み いたづらに吹く   。。。志喜皇子


 志喜皇子の歌の紹介ありがとうございます。

 <36年前の記録を今朝取り出して確しかめました>、に驚いています。

 今までも日記を読ませてもらって、その論考や記録の丁寧さに驚嘆していましたが、想いだして、36年前に書いた記録が、きちんと整理されていて、いつでも取り出せることに、感動しました。


 ぼくの友だちにも、もうひとりでさっさと逝ってしまいましたが、几帳面な友がいたことを想い出します。遊びに行くと部屋中、どの部屋も書棚に埋まっていて、書籍と資料と記録ときちんと整理されていて、話していても、関連の資料を、すぐ引き出してきて、話を続けていました。
 本も資料も、色鉛筆で印がつけられていて、書き込みも所狭しと書き込んでいます。新聞記事のファイリングも凄くて、古い記事をよく送ってくれました。

 感心しながらも、ぼくには真似のできないことだったことを、今になって、後悔したりもしています。
 真似ができていたら、今ごろはもっとましな日記も書けていただろうにと・・・pandaさんに色々学ばせてもらいながらも、何もお返しもできない素養のなさを情けなく思ってしまいます。



 それはともかく、ぼくも飛鳥を心の故郷と思っていましたので、リタイアしてからはよく奈良であそんでいました。

 田舎そのままの姿の飛鳥が好きです。普通の田舎道に思いがけない史跡が隠れていることも空想力を湧かせてくれるので好きなんです。


 豪族が実権を握り勢力争いも盛んになり、新しい世創りをはじめている熱気が面白いですね。
 その勢力争いのポイントで活躍したのが采女であったと念っています。歌垣の伝統もあって、男も女も歌を詠み、唄って踊って、庶民も楽しんでいました。豪族の娘は競って恋をして、自分を売り込んでいったようです。そんないい女になるように教育されていったのでしょう。

 そんな女たちに狙われる男にならなければならないので、男の子も、子どもの時から、教養と性教育を仕組まれていたようです。とりわけ貴族世界ではフリーラブの世界が花開いていたのではないかと想像されます。

 <采女の袖吹き返す飛鳥風>と<野守は見ずや君が袖振る>の間に建国と権力争いと人間ドラマの絶妙な花が咲いたのではないかと念うと、もう少し深入りしてみたいな、とも念いますけれど、与命幾ばく、やはり、気まぐれに言葉あそびの575でひとり自足して、できれば間際まで、あそび心を失わずにいたいもんだと念じます。





 冬の夜や言葉に命宿らんか   仁


 夢のまた夢心躍らす





 以上、
★★★ 瘋癲老仁妄句zrd2201『 明日香風まとい明日香の丘に立つ 』 へのコメント交心の再録です。   ★★★
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 > また密教では声明という宗教音楽を用いる。声そのものが真理であって、聴覚を通じてわれわれは真理を具体的に捉えることも可能となる。さらに香を鼻によって、味を舌によって捉えて、その中にひそむ真理の象徴を理解する手だても、宗教は用意している。

 あるいはチベット仏教の寺院で、マニコルという経軸を、手で回転させながら寺参りする人たち、あるいは日本でも厳寒に参道の石畳の上を、素足でお百度参りする人たち、これらの人は皮膚感覚を通じて、宇宙の真理と直接触れ、それから送られてくる声なき声を確実に捉えているのかもしれない。   。。。松長有慶『密教・コスモスとマンダラ』p083





 言葉あそびしながら迷宮の森を歩いていると、いろいろの声が聞こえてきます。
 鳥や獣の声であったり、草木の囁きであったり、物の怪のうなりだったりすることもありますが、それらは優しく、温もりもあって、まるでその声で愛撫してくれているような心の安らぎさえ感じさせてくれるんです。
 つい、幻想の森の逍遙に浸ってしまいます。

 空海さんは飢饉の大地を歩いていても、大地の声が聞こえてきて、ここ掘れワンワンのように、錫杖でトントン叩くと、水があふれ出てくるそうです。至る所に空海さんの万能池があるんですね・・・





 > その点アジアでは、昔から人間以外の生物にも、自分たちと同じような「いのち」を感じていました。ですからブッダと同時代に生まれたジャイナ教では、アヒンサー=不殺戒をもっとも重要な哲戒としていますね。
 興味深い話が伝わっています。インドに布教に行ったイエズス会士が、空気中の小さな生き物も殺さないようにと、口に白い布きれをあてているジャイナ教徒に「そんなこといったって、お前さんたちの飲んでいる水はこんなに微生物が入っているんだよ」と顕微鏡で見せたところ、そのジャイナ教徒はアヒンサーを破るより、水を飲まないで死ぬ方を選んだという。   。。。五木寛之・梅原猛『仏の発見』p199





 生きることも死ぬことも、一瞬一生の命の営みだという悟りが、命の共生共存の原始世界での人間の認識としてあったのでしょう。
 蟻は蟻の命を、草は草の命を、ぼくはぼくの命を、共時共事、共生共存して、生きているという認識でしょう・・・



 物の怪もバクテリアもウイルスも、「いのち」なんでしょうね・・・
 むしろ、いのちの発祥源なのでしょう。そこで宇宙愛が埋め込んだ遺伝子が命の進化を展開させていく中で、人類も誕生したんです。
 猿と人間の遺伝子のシステムはほとんど同じだといいます。元をたぐれば、ウイルスにまでいきつくのでしょう・・・
 ウイルスが人間を創造したといってもいいのかもしれません。
 ウイルスの声が聞こえれば、人間は、もっともっと進化して、煩悩を捨てて、戦争もしない命を全うできるようになるのでしょう・・・
 その時が、弥勒菩薩の降臨の時でしょうけれど・・・





 蟻の今冬ごもりの夢吾の夢   仁


 蟻とも鳥とも夢は重なる





 霜の土眼つぶり観れば蟻の声   仁


 蟻に愛あり吾に蟻あり







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 21-12-22   室生の郷




 車旅の帰路は、かならず何泊か奈良を回遊していましたが、八十路も近くなりましたので、一昨年は正月を奈良で過ごすことにしていました。けれど、コロナ禍で県外に出ることもできず、暮れにはコロナもかなり治まってきたので、最後のチャンスと思い、奈良での暮らしを体験することにしました。平城京にRVパークができたというので、正月を平城京で過ごす予定でしたが、なんと、29日から5日まで休業するというのです。夢は潰えて、奈良の中央部にあたる唐古・鍵の道の駅を本居にすることにしました。

 暮れの内は奈良公園も阿騎野も観光客は少なく、室生の郷は廃市のように閑散としていました。三が日を過ぎて、奈良公園も人出が増え、よそも観光バスも動きはじめた様子です。そうこうするうちに奈良でも感染者が出て、増えそうな傾向でしたので、もっとのんびり暮らし体験をしたかったのですけれど、急遽、奈良暮らしを諦め、帰路につきました。
 今では、またも、オミクロンの爆発情勢です。





 人気なき室生の郷は雪催い   仁


 静寂深き古色堂塔









 PHOTO 01  室生寺門前の町並み






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 PHOTO 02  室生寺への赤橋












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Last updated  2022.01.15 21:00:30
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