◆◇raraと猫げんき◇◆

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両足


【両足】

自分で気が付いたのは膝が曲がらなくなった事だった

正座が出来なくて痛いのに無理して少しづつならす様にして

周りのものに捕まりながらお尻が踵に付くのが嬉しかった

でもそれは今考えると良くない行為だったのかもしれない。



その時期はリウマチ熱(40℃)が出る度に全身の痙攣があり

関節が熱を持って腫れて痛みを伴なっていきました

膝には水が溜まり膨らんでブヨブヨして押すと痛みがあり

一度に両膝が腫れたのかどうかは良く覚えていないけど

小学3年生の時には数日経っても膝の関節の腫れが

引けないので注射で関節の水抜きを初めて経験した

あまりの痛さにもう二度としないと心底そう思った。



足首の関節も腫れて熱をもった数日後には足首の可動域が減り

当然動きが悪くなり痛みを伴なうので歩行困難になった

足の指の関節も全てが浮腫み腫れていたらしい。



確か七五三の着物を着て足袋や草履を穿かされても

足指が痛くて泣きながら着付けをされ写真を写した記憶がある

草履を穿いて立っていることが7つのお祝いをする私には苦痛だったのだ。



その後足指の関節の変形は益々酷くなるばかりで

足底には曲がって変形した指の付け根が飛び出て靴に当って

毎日泣くほど痛かったが当時ではサイズの大きい靴を履き

厚い靴下を履くことでしか痛みと冷えから身を守る方法は無かった。






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