◆◇raraと猫げんき◇◆

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98.5.17 げんきと巡り会う

日付:1998年5月17日

記者名:ママ&パパ


ママの身体が少し良くなって来た頃、友達から「仔猫が生まれそうだよ」と

ワザワザ電話で教えて頂きその数日後「その家は農家だから近所の人が

猫を捨てて行って困ってる、その中の1匹が初産で4匹産んだよ」と聞いたので

早速次の日曜日に仔猫観察に出かけて行った。



おっぱいに吸い付いてる4匹の仔猫たちの中に1匹だけ、みんなの下敷きに

なってる仔猫がいた。どうしても下の方の吸い付きにくい、おっぱいにしか

辿り着けないらしい。その仔猫は眼球が濁っていて目が良く見えないようだった。



他の3匹は母親に似て長毛種の黒とシマが少し出ていたのに1匹だけ、

どう見ても「母親猫が浮気したのね」と明らかに解るほど(笑)

色も柄もクッキリとキジトラ猫だった。他の猫よりも少し小さくて手の上に

乗せると不安そうにミャーミャーと鳴く。



小さい手を広げて爪で捕まろうと必死の様子。ママはどの子も可愛くて、

代わる代わる抱き上げて写真を写していた。でも、その日は猫用品は何も

用意していなかったので諦めてそのまま家に帰った。



家に帰る途中でママたちの気持ちは、あの小さいキジトラ猫に傾いていた。

その仔猫の眼球の濁りでは失明するのではないかと、とにかく心配で・・

急いで帰りにケージを買いに行ったり子猫用に部屋の受け入れ準備を始めた。





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