◆◇raraと猫げんき◇◆

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【同居】



1)もともと他人なのだから割り切ってしまえばいい
2)気を使おうと思えば使える気持の問題
3)相手のする事をいちいち気にしない
4)お互いにやりたい事をすればいい
5)相手にしてあげたいと思う事は自分がして気持の良い事だけにする
6)自分の欲求を相手に求め過ぎない

色んな事を考えてみたけど、ストレス溜まるのはお互い様で同居ってどうしても上手くやろうとする気持から返ってギクシャクしてくるのじゃないかな・・もう、止~めたぁ! 疲れちゃった・・。


『私には出来ない』

姑は46歳で脳溢血で左半身が不随になり、それでも気丈に自分の身体を動かさないと寝たきりになると言い出来ないながらも家事をこなし、毎日リハビリだからと言いながら町中を散歩して周っていた人でした。それまでの姑は働くことが好きで明るい性格の人だったので人と会うのも好きでした、だから病気になってから閉じこもっている生活が嫌になったと聞いていました。

気丈な姑から見たら、息子が私と結婚をする事を賛成してなかった事も、、どんなにか健康な嫁が欲しいと思ったか、、、今更だけど、よく解ります。姑には何人も色んな人との交流があり、私くらいの年齢の人をとても可愛がっていた事がありました。温泉旅行に行くのも紅葉を見に行くのも、その人の車で送り迎えをして貰ったり、私がいても頼りに出来ないと思い、そうなった事は仕方がなかったのです。

同居している私以上に気配りの出来る他人の方が可愛いと思う気持ちは当然だったと思います。しかし、目の前で自慢する姿を見せ付けられるので、精神的ストレスで身体も心も壊れていく素直になれないままの私でした。私は不妊治療から副作用で体調を崩していきました。私はもう姑の望み通りにはなれない、孫も諦めてもらった時から、私も少しづつ気持ちを切り替えるようになろうとしていました。

姑は真夏の日差しの中でも真冬の空っ風の吹く時でも、散歩を欠かさずリハビリをしている人だったので、町内は愚か町外れの方でも見かけて声を掛けてくれる人が大勢いました。杖を付きながら、脳溢血の後遺症のぎこちない歩き方や言語障害があり上手く言葉が出なかった時に姑が半身不付随になる前からの知り合いが、その姿を見て「そんな格好になったらもう何も出来ないな」と言ったそうです。

その一言で姑はリハビリを決意したようです。「どんなに身体が辛くても歩けるようになってカラオケで歌えるようになるんだ」と生前、何度か聞かされました。私には到底真似が出来ません。気性の強い人だったから苦しさや辛さに負ける事も無く老後は自分の好きなように生きていたのだと思います。

平成15年9月に姑の三回忌を終えましたが、一人残された舅もようやく寂しさや悲しみから落ち着いて生活が出来る様になってきました。離れて住んでいる義妹の子供が休みになると泊まりで来るので、じゃあ爺ちゃんの面倒は姪に頼もうと密かに企んでいる出来の悪い嫁の私です(● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり



【舅も男】H18.7

そりゃ当たり前だけど、姑がH13年に亡くなって今年で5年目(来年7回忌)になる

近頃シルバーの仕事も減ってるけど、仲間は増えたみたいで
舅のコトがお気に入りの人もいるらしい
相手の方もシルバーの仕事が休みになると電話が掛かってきて
イソイソとお出かけして行く舅の顔がやけに嬉しそうに見える
そんな舅の姿を姑が草葉の陰で見てるのだろうか





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