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室内の受動喫煙 甘い日本の基準


2006年12月26日(夕刊)室内の受動喫煙 甘い日本の基準(中日新聞)


 厚生労働省が定めている室内のたばこ煙の基準値が、世界保健機関(WHO)の空気環境ガイドラインに比べて6倍も高く、受動喫煙の防止には不十分であることを、東京大学医学系研究科の中田ゆり研究員が、日本アレルギー学会で発表した。

 厚労省の基準値は粉じんの量が1立方メートルあたり150マイクログラム。一方、WHOのガイドライン値は25マイクログラム。米国の基準値は65マイクログラム以下となっており、日本基準に合格している環境でも、米国では有害とされてしまう。

 中田さんは「基準値の早急な見直しが必要。また受動喫煙防止のためには、同じ空間に喫煙席と禁煙席を配置する不完全な分煙では効果がなく、屋内の完全禁煙が最も効果が高い」としている。

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