9月に入ってシドニーはようやく春らしくなりましたよ、気温は19度から24度まで気持のよい季節です。
8月という超という漢字までつく忙しい月も終わり、私もパソコンをゆっくりあける時間が出来ました。多忙でもブログを更新していたレッドさん!なんで更新してないの?と言う質問には簡単に答えれるよ。
{答え} 会社でパソコンを使っているから 家に帰っても開けたくない!
そうです、会社ではパソコンと電話を駆使して日々お客様と戦っているスーパーおばさんなのですから。
そのスーパーおばさんも驚いた事件簿を公開しちゃう。
なんて言っても お盆は家族連れの旅行者が多いわ、多いわ。お父さんやお母さんが大活躍!
* スーツケースの車輪が取れている、これは誰が壊したのか探せ!と50歳のお父 さ ん。
本来、空港のピックの時に発見したら航空会社が修理代をカバーしているのですが彼はホテルの部屋から車輪の一部を手に持ってホテルに訴えているのですからホテル側も責任は持ちません。この時にホテルの日本語を話すオーストラリア人スタッフが「フロントから部屋に運んだ時はゴロゴロ押して行ったので車輪が壊れていればその場でわかるはず、ホテルの責任ではない」と言い切った。
ドライバーガイドだって車輪が壊れていればゴロゴロできないのでその場でわかるはず、我々の責任ではないと言い張る。
お父さんは「ええい、スーツケースはもうどうだっていい、責任の所在はどこになるんだ解明してくれ!」と叫んでいる。
* 電車の中でバックを置き忘れた、30万円入っている。探して欲 しい。
置き忘れは海外保険では対象外。電車の忘れ物管理に登録したがバッグが出てくるはずがない、ここは外国。なんで高額をそれも現金を持ち歩くの?ウェストポーチや身体に身につけていないの。第一出て来たとしても現金なんてない、バックだって2週間以内に本人が取りにいかねばならぬ、その頃は日本。
*ホテルの洗面所にネックレス(安いものらしい)を置いていた、夜に戻ったら無い、ルームクリーナーが盗んだんだ、ホテルに連絡して調査して欲しい。
ホテルに置いておく方が悪い、ここは外国。
ホテルスタッフが部屋に入るのはルームクリーナー、冷蔵庫のチェック、冷蔵庫の補充、主任の部屋設備チェックと最低3、4回は入る、それを前提として部屋を提供している。何の為にセーフティーボックスがあるの?とりあえずホテルには報告して調査依頼。この方上記の30万円置き忘れの方、デスクに訪れた際も眼鏡を忘れていった。
* さん。
電車、バスの忘れ物管理期間は2週間です。出頭されない場合は売りに出されます、その収益金は病院、孤児院に回されます。4年前と聞いて私は失神した。起きてからこういう日本人が存在している事にさらに気絶した。
* 息子がタクシーの中に任天堂DSを忘れたの、探して。40代のお母 さん。
とりあえずタクシーの共通紛失物管理所に登録し、連絡先を我がデスクにする。タクシーの会社名も色もわからないと言う。ここはシドニー巨大な観光都市。
* ツアーに参加する為に予定の時刻よりも10分早く集合場所にいた60代のお母さん。ガイドが5分前についたのに「遅いんだよ、客より遅くてどうすんのよ」とご立腹、カスタマサービスに電話で訴 える。
訴えられても、ガイドに負い目はない、、、、レッドは謝らんぞ!と決めた。
うんうん聞いた後「はい、お客様の早めの行動を私たちも見習わせて頂きます』と相手をほめたら、あら治まった。
人間模様を拝見できて いい仕事だと思う。
本来はもっと濃い事件、醜い事件があるのですが、ブログでの公開はこの辺が無難かと。
では。