安定生活脱落者の(元ゲーマー)夫と家族の日記

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元家電店員(ダンナ)の電話&FAXうんちく

■■■ ダンナの電話&FAXうんちく講座(保存版 2006春改定) ■■■
格言「ちょっと待て!買い替え前に機能をチェック!」
ちょっと防犯標語っぽくなってますが、かなり重要です。
何でもそうですが、高級機と普及機がありますが、今の家電商品では高級機ほとんど存在しません。(上級と高級は意味が違う)
特に電話&FAXでは、無くなった機能が多いので、この格言になっています。
(メーカーに言わせれば、「ボタンが減ってシンプル操作」という感じでしょうが。)

2006年度の動向など
最近、玄関先での殺人事件が頻発し、ドアホンやテレビドアホンの需要が高まっております。
最近のヒット商品としてはナショナルの電話子機でも画像が見えるFAX&電話があります。
FAXの流行?としては用紙受け&入り口カバー付きが増えております。
だた、ナショナル以外のメーカーは元気が無くシングル向け以外はモデルチェンジしておりません。

A.現在の電話&FAXの問題点。
 1.高級機が無くなった原因はLモード?
  高機能FAXが売れ出した時、直後にNTTがLモードサービスを開始しました。
  これにより、高級モデルは全てLモード対応になったが、パソコンや携帯があれば、不要なので、売れなかった。
  かといって、機能を外すとNTTとの関係上問題がある。
  結局、高機能搭載の高級FAXは売れないとうことで、無くなってしまった。

 2.電話機&FAXから無くなった機能(子機間通話)
  元々数社の採用だったが、現在は元祖のパイオニアと他社の一部機種で採用。

 3.FAXから無くなった機能(見てからプリント)
  用紙&リボン代削減に最大の効果がある機能だが、Lモード対応の問題でカラー液晶を搭載した為、コストアップでほとんどのメーカーが廃止。
  (本来はモノクロ液晶モデルで問題ないが、モノクロだと高級感が無いので廃止)

 4.消耗品(充電池の寿命と販売価格)
  全てのメーカーでは無いが、寿命が短くなり、販売価格が上がっています。

 5.本体が子機タイプの普及。
  一人暮し用で人気がありますが、元々は、受話器が故障すると電話機自体が使用できなくなるので、無くなったのに復活。   (当然ながら、その問題点は改善されていない。)

 6.感熱紙FAXの廃止。
  表向きは普通紙の価格低下といってますが、消耗品で利益が回収できないのが、ウラの理由です。

 ※最近の価格低下の裏には上記のような事情が隠れているのです。
  ですから、買い替えると無くなる機能があるかもしれないので、格言となっています。

B.買い替え時(新規購入時)の考慮点など。
 ほとんどの場合に買い替えになるので、まず、注意点を書いていきます。
 1.回線の確認   ホームテレフォン(昔の有線親子電話)は、信号配列が違うのでそのまま使用できない。
  (一般 2芯線 ホームテレフォン 4芯線)

 2.ドアホン(電話で対話できるもの)がある場合。
  基本的に、同じメーカーならターミナルボックスとドアホンは、そのまま使用できる(要確認)が、メーカーが変わるとまず使用できないので、メーカーを合わせる。

 3.ドアホンがある場合は、購入する機械がドアホンを使用できるかを確認する。
  (低価格機はまず対応していない。)

 4.ドアホンを電話で受けるようにする場合。(音声のみの場合)
  ターミナルボックスとドアホンで約15000円必要になります。(除く工事費)

 5.ドアホンを接続している方がADSLや光電話に変更する場合。
  旧機種の場合にターミナルボックスが対応せず、電話が使用できないケースがあります。
  開通(契約)前にメーカーに対応を確認してください。

C.代表的な機能の説明。
 1.親機と子機の通話方式。
  1)双方向通話:通常の通話方式。
  2)トランシーバー方式:お互い交互に話す方式。
  3)伝言メモ方式:メモを録音し、相手に送る方式。

 2.子機間通話。
  1)双方向通話:通常の通話方式。
  2)トランシーバー方式:お互い交互に話す方式。
  3)伝言メモ方式:メモを録音し、相手に送る方式。

 3.○○ディスプレイ。
  1)ナンバーディスプレイ:NTTとの契約で相手の番号を受け取る契約。

  2)ネームディスプレイ:NTTに登録してある業者の名前が表示される契約。
 4.ドアホン対応。
  ドアホン(別売)が接続できるかどうかです。

 5.ハンドスキャナ。
  読みこみ部を外して取り込みできるかどうかです。

 6.Lモード
  タウン情報や銀行振込みやメール送信をできるサービスです。

 7.FAXの用紙の違い。
  1)普通紙FAX:リボンやインクを使い印字する方式で長期保存に向く。
  2)感熱紙FAX:熱に反応する用紙に直接印字する方式でコストは安いが数ヶ月で見えなくなる。

D.メーカー別の代表的な特徴。2006年度春モデルベース
 1.ナショナル(豊富なドアホンと盗聴防止機能が特徴)
  1)盗聴防止のデジタル信号(対応機種のみ)
  2)ボイスチェンジで迷惑電話を撃退(対応機種のみ)
  3)別売の中継アンテナで通話エリアが拡大できます。
  4)新機種より(親機経由で)子機間通話に対応しました。
  5)新モデル(子機タイプは除く)は全てドアホン接続可能
  6)音声ドアホンから画像ドアホンへの移行が簡単

 2.シャープ(低価格路線で性能DOWNが目立つ、新製品で挽回なるか?)
  1)端子の汚れを気にしない無接点充電子機。
  2)番号の確認に読み上げボイスダイアル。
  3)用紙を置かないスタイリッシュモデルへ移行中
  4)対応機種のみ音声ドアホンが接続可能
  5)画像ドアホンへはターミナルボックスの変更が必要

 3.サンヨー(使いやすさ&デザイン重視だが新モデル投入なし)
  1)聞き取りにくい場合にゆっくり通話(対応機種のみ)
  2)FAXの空白部分を節約するインクリボン節約機能(対応機種のみ)
  3)受話器や子機を持たずにテブラ通話できます。(対応機種のみ)
  4)対応機種のみ音声ドアホンが接続可能
  5)画像ドアホンは対応しません

 4.NEC(女性受けするデザインが特徴&気配り機能)
  1)無接点充電式子機。
  2)着信音を鳴らさない「おやすみモード」
  3)いたずら対策「チャイルドロック」付き
  4)ステップアップ着信音量
  5)ドアホンは全モデル対応せず

 5.ブラザー(元々業務用メーカーだが、基本機能を充実しシェア急増中)
  1)モノクロの見てから受信FAXを発売。(Lモードなし)
  2)別売の留守番センサー対応。
  3)選べる着メロ&ボイス機能(対応機種のみ)
  4)対応機種のみ音声ドアホンが接続可能
  5)音声ドアホンから画像ドアホンへの移行が簡単(ナショナル製を使用)

 6.パイオニア(多機能電話機の老舗メーカー基本機能重視です。)
  1)フル子機間通話対応(対応機種のみ)
  2)大型液晶採用(対応機種のみ)
  3)子機3台付きがラインナップ(増設だと高額になる)
  4)対応機種のみ音声ドアホンが接続可能
  5)画像ドアホンへは対応機なら移行可

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