レモンのきもち

(3)トムの家に到着


広い道路の両脇にある家と家との間には、仕切りも門も無い。
まるで住宅展示場で見るような素敵な家が、一軒、一軒、悠々と離れて建っていた。どの家の前もグリーンの芝生がきれいに手入れされていて、広いガレージや、家の色がアメリカらしかった。

o(~○~;)o はあ~~さすがアメリカだね~

家に入ると、奥さんと長男が玄関まで出迎えてくれた。

「はじめまして~~(o^-^o)  よろしくお願いします!」といってまず握手。
なぜか、堂々と日本語を話していた私。
横でニコニコして立っていた長男くんに

おお~~!!トミィ~~~~!!

とか言って妙にハイテンションだった(^^;)

玄関を入ってすぐ左の部屋、ここが私の部屋だと案内された。

room1

room2←これは朝撮った写真、だから外は明るいのだ。


ベッドマットを友達の家からわざわざ借りて、家具も大移動してこの部屋を準備してくれたらしい。(≧◇≦)エーーー!ってびっくりしたら、またそうやって準備するから、いつでもおいでって・・・(〒_〒)ウウウ 泣けます。

部屋には家族の写真がいっぱい・・・。バスケットにバスタオルとハンドタオルが、それに家具もからっぽにしてあって、引き出しも自由に必要なものを入れて使ってって、もう至れりつくせり・・・。パソコンも自由に使わせてくれた。もちろん土足のままである~~。

(ノ´▽`)ノオオオオッ♪ ベリーナ~イス♪

とか言ってはしゃいでいた私。
(今後、この旅にて、この”ベリーナイス!”を何度も連発することになるのであったσ(^^) )

居間には、大型ソファーがどか~~ん、どか~~んと置いてあって、大型テレビやAV機器、続いてキッチンとダイニング。ダイニングのテーブルはご主人の手づくり。
少し前に部屋のリフォームをご主人(トム)が手がけて、壁を作ったり、柱まで移動させたりしたらしい。
とにかくアメリカ人は、家のリフォームを簡単に(かどうか・・)自分たちでやってしまうのだ。キッチンの壁紙を張り替えたり、手間隙かけて、自分たちの手で・・というのをどの家でも聞かされたので、本当のことだと思う。

子供たちは、もちろん靴のまま、居間のじゅうたんでゴロゴロ・・・格闘ごっこをしている。お兄ちゃんはビデオゲームに興じていたり・・・。

私はそれぞれみんなにお土産を渡したあと、家の中を案内してもらった。
広い。とにかく広い。
2階に洗面所、お風呂と子供たちの部屋と夫婦の寝室があった。
1階は、リビング、ダイニングキッチン、トイレ、洗濯場、私用の部屋、そして、広いもうひとつのリビングルームがあった。
そこは、パーティーをしたり、来客があった時などに使うような部屋で、中央には大きなテーブルといす、そして壁際には、飾り棚や電子ピアノがあった。でも、ここはごく平均的なアメリカの家庭です。

そうだ、忘れるところだった・・・。
アメリカの家にはたいてい地下室がある。
トムの家にも地下室があって、けっこうたくさんのモノをなんでもかんでも収納していた。
外から帰ると地下室へ行って、コートや遊び道具なども収納しているようだった。


car日本車だけど左ハンドル



そうこうしているうちに、トムが夕食用にピザを買ってきてくれていた。
見たことないほどのビッグサイズの四角いピザ。
みんなでそれをパクパクいただきながら、部屋をリフォームしたことや、壁にかけてある壁掛けのことや、子供たちがしている野球やサッカーのことや、いろんな話をした。

若い頃のアルバムを見せてくれたりして、話はつきなかった。
彼は、会社で日本語の勉強もしていたので、日本語はどうだ、英語はどうだと、そのうち語学の話になり、時差のせいもあったのか、深夜1時か2時ごろまで話し込んでしまった。つきあってくれて感謝しています。。。(^^;)

明日は子供たちの野球の試合があるというので、是非私も応援に行きたいということで、いっしょに行くことになった。楽しみ・・・わくわく・・・。

(つづく)


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