Edinburghの雲

Edinburghの雲

ロンドンへの道(Bath)


BATHはなかなか大きな町。小1時間B&Bを探し回ったあげく素敵なB&Bにたどり着きました。部屋はモダンで広くお茶、コーヒーの用意もあります。大人1人£25で泊めてくれました。今度は素敵なおばさまです。夜は町に出てインド料理を堪能。 
そして翌日。いよいよBath探検です。
実はこれ
イギリスでたった一つの温泉
。し、しかも紀元前800年頃に発見されて、西暦65年頃にはすでにローマ人が今をときめく
スパリゾート
を作っていたと言うから超驚きではありませんか?
今も残るRoman Bath がこれ
ロマンバス
いかがです?今でもコンコンと湧き続けているこの温泉、なんと1万年以上前の太古の昔にBath近郊に降った雨がわき出していると言うから、、もっと驚きです。
温泉を使ったサウナやマッサージもあったそうで、古代から人間の「気持ちいい」感覚は変わっていないのね。
温泉の引き込みから排水施設まで、高低差を使ってそれはそれは、お利口な工夫がいっぱいあり、人間の知恵はすごいと家族一同「へぇ~!!」を連発。トリビアものです。
でも、いつもこういう遺跡を見ると、「どうやって作ったのかね」と思いません?設計力もさることながら、大きな石を人力で運んだ奴隷さんたちがいたはずですよね。働くだけ働いて、温泉にはつかれなかったんだろうな。こうやって考えると、世界中に残っているこういう遺跡は歴史には名前の残っていない数多の奴隷たちの偉業ではないでしょうかね。

しかし、ここからお風呂「Bath」と言う言葉が世界中に広がっていったと思うと感無量でありました。
ちなみにオーストラリアのバースと言う地名、はこちらが本家本元です。イングランドだけでなく、スコットランドの地名もここから開拓の気概で移住していったアメリカやオーストラリアにたくさん残っています。この話は又今度・・・。

Roman Bathの暖かいお湯に手を浸した我が娘・・・しみじみと「温泉にはいりた~い」と。おいおい、まだ14才だろが。


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