りきりき元気です!

りきりき元気です!

必死に生きようとする赤ちゃん


下手したら母子共に危ないって事もあるし、出産も命がけ。
皆がこの事に気づいてたら、人殺しなんてなくなると思うんだけどなー。
なんて甘い?
もっと命を大切にしてくれーーーと思う事件が世の中には多すぎる。

あるテレビに、障害を持って生まれた赤ちゃんが映った。
生まれたての赤ちゃん。
障害を持って生まれてきても、必死で生きようとする赤ちゃん。
その姿から生命を感じたし、それにも増してすごくかわいかった。

「あたしはこの体で生まれたんだ。この体だからあたしなんだ。障害があっても一生懸命生きる。生きる為に生まれた。ママ、パパ、これからヨロシクね!あたしの体を認めてね!」
というメッセージを感じました。

そう、力斗も必死で生きようとしてたんだ・・・・。

私は自分の事ばかり考えてて、生まれてしばらくは、障害を持って生まれた力斗を受け入れられなかった。
赤ちゃんは健康に生まれるものかとばかり思ってたし。

「なんでなんで???私だけがなんでこんな思いをしなきゃけないの?
私の子供がなんで障害を負わなくちゃいけないの?こんなの嘘だ・・・!!」
そう思いました。ずっとずっと。長い期間。

今となっては、力斗に対してすごく悪い思いを抱いたなと思う。
必死で生きようとしている赤ちゃんを受け入れてあげなければ、かわいそうじゃないか!
誰が赤ちゃんを守れるんだ。親しかいないじゃん。
でも当時は自分自身との戦いだった。ノイローゼになりそうなくらい。
弱い母親だったなあと思う。正直辛かった。



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力斗は生まれてすぐにNICUに連れて行かれてしまって、抱っこもできなかった。
1秒でもいいから抱っこしたかった・・・
晴れて初めて抱っこできたのは、1歳のお誕生日の時。
それまで、力斗もパパも私もよく頑張ったなあと思う。
自分の子供を抱っこできないって言うのは、とてもとても辛い事です。
でも、一度も抱っこしないで天使にならなくて良かった。
実際数えるくらいしか抱っこできなかったけど、抱っこできて良かった。

力斗もきっとたくさん抱っこされたかったよね。
抱っこできなくってごめん・・・。







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