電車賃 (イタリア国鉄よ…)
駅の自動販売機で表示された金額より、
近所の旅行代理店で買った方が少々安くついた…
なぜ?←理由今もって不明。
自動券売機手数料なのか?
っていうか旅行代理店の方が掛かりそうなものなのに…。
別に安かったからいいけど…。
ちなみに1時間弱ウチの車両だけ(ほぼ満席)クーラーが止まり、
窓も開けられないタイプの車両なので 死ぬかと思った
。
ちなみにこういう時、意外とイタリア人は抗議しない。
公共機関には弱いのか?
長いものに巻かれるとはこのことか?
そして電車は 30分以上遅れてヴェネツィアに到着
した。
こともあろうにヴェネツィアの友人F氏を駅でお待たせしてしまった。
返金要求のクレーム
はネットでやったけど、本当に返ってくるかは疑問。
ヴェネツィア最高
ホテルはEメールで予約したのだが、
そのやり取りがイタリア人にしては(失礼!)とてもプロフェッショナルで、
好感が持てたという理由がまず一つ。
それと友人Fの家に近いから。
アパートの一部を改築したもので、こぢんまりかわいくて素敵。
これは部屋からの眺め。
トリプルルームは広くて、スタッフは親切だった。
ヴェネツィアに行く際のわたしの隠れ家にしたいのでホテル名は秘密!
アカデミア橋
からすぐとだけ白状しよう。
予約したい人は仲介するので個人的にまみまでどうぞ。
ヴェネツィアの食べ物は、ローマよりもおいしい。
海の幸がおいしいからそう思うのだろう。
ヴェネツィアのプロ、友人Fに連れて行ってもらったということもあるのだろうが、
どこで何を食べてもおいしかった。
ヴァポレットを連日乗りこなした他、夕方 ゴンドラにも乗った
。
ムラーノ島上陸
ムラーノ・ガラス細工の人形が欲しかったので、
いくつかの店を見て回った。
値下げ交渉も成功、納得した物が購入できた。
そんな中でF氏の友人 ヨシコちゃんが働く店
にも伺った。
ガラス工房が経営しているお店なので、しっかりした物が格安で買える。
ヨシコちゃん手作りのとーっても素敵なブルーのネックレスを気に入ったので購入。
凝った作りで、まさに世界に一つだけの物。
北イタリアから南イタリアへ
北イタリアのヴェネツィアから南イタリアのバーリまで
アリタリア航空の便を予約して乗った。
1時間弱の飛行時間なのに設備不良でやっぱり 2時間遅れ
。
最悪。
迎えの車を頼んでおいたのだが、
便名を知らせていなかったにもかかわらず、親切な運転手さんが空港で待っていてくれた。
バーリ空港からアルベロベッロまでは車で約1時間だ。
アルベロベッロ
本当にこういう三角帽子の家が連なっている。
ちょうど夏のカーニバルとやらのイベントが行われており、
バカンスシーズンながら町は地元の人で賑わっていた。
広場で食事をしながら夜の祭りを楽しんだ。
せっかくアルベロベッロに行くのなら トゥルッロ
に泊まるべきだろう。
もちろん快適なホテル暮らしをお望みの旅行者にはすすめられない。
わたしたちが泊まったのは TRULLIDEA
所有のトゥルッロで、こちらも予約のことならわたしに連絡を。
グロッテ・ディ・カステッラーナ (Grotte di Castellana)
アルベロベッロから電車 Sud-Est線
(第三セクター?)に乗る。
あらかじめ時刻表をプリントアウトしておいたから、
バスの代替運転があることも知っていたし(夏休み中で学校が無いため本数が少ない)、
何よりわたしはイタリア語ができるから、まだ何とかなったけど、
イタリア語のできない観光客にはかなり難しいんじゃないだろうか?
隣の駅名(Castellana Grotte=カステッラーナ・グロッテ)と極似で紛らわしく、降りるのにドキドキ。
グロッテ・ディ・カステッラーナ(Grotte di Castellana)
で降りるのが正しい。
マイペースなウチの両親とわたしだからこそできた珍道中だった。
巨大な 鍾乳洞
が駅から徒歩ですぐの所にあって、
日本でも満奇洞とか井倉洞とか攻めている渋いわたしたち家族には、
カステッラーナの洞窟もいい選択肢だったといえよう。
涼しいし。
ただ3kmコースを選んでしまったので、歩きすぎ、母はあとで公園でよろけてコケた。
普通の3kmと違って洞窟内の3kmは道が悪い上、
多少の上り下りがあるので注意して欲しい。
短縮コースももちろんあるのでそちらもおすすめする。
総括
わたしもそろそろ日本に帰るだろうから最後のイタリア旅行になるだろうしということで、
結婚35周年
記念もあわせて両親(特に母)の希望になるべく沿うように計画した旅行だった。
ヴェネツィアの美しさを運河の上、ゴンドラから見られてたいそう喜んでいたし、
アルベロベッロでは南イタリアの変わった街の生活を垣間見ることができ、
欲しかったものも買えて、本当にいい旅行になったと思う。
とーちゃんかーちゃんお疲れ様でした!
(2009年10月)