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横浜の友達の家で誕生会宴しました!今回は、RさんとIN君の合同誕生宴です。Romiは誕生プレゼントにイルカのチョーカーを作りました。御蔵島で買ったイルカの形に切り抜かれた板を立体的に彫って磨いて作ります!角を落としてひれの部分を立体的にしました。240番、320番、400番の紙やすりで順に磨き滑らかにします。さらにシルクのスカーフでひたすら磨くと光沢が出ます。イルカの目にはガーネットを入れてみました!小さいガーネットが無かったので、大きいガーネットを砕いて入れました。そして椿油を塗っては磨き、塗っては磨き、さらに光沢を出しますっ♪丸カンとバチカンを付けて出来上がり!最後にもう一度、椿油を塗って、磨きあげました。うっ、かわいい。Romiが欲しくなっちゃったー(^^ゞ もう一つ、こちらはIN君用に裏に磁石が突いた物。見事な杢目のイルカ板を同じように立体にしました。まずは、だんだん細かい紙やすりで仕上げます。紙やすり後。シルクのスカーフで磨きあげた後。椿油を塗った後。後でIN君のイルカにはニスを塗る事にしました。やっぱり、磁石付イルカは冷蔵庫辺りに張付きっぱなしで、椿油で手入れしてもらえる事は無いでしょうからー。あまりに見事な虎杢に一目惚れして買ったイルカなので、手あかでカビたら、もったいないっ!ちょっくらニスでも塗っておこうか、と軽い気持ちで塗装を始めました。ところがこれが大仕事!ニスは400番くらいの紙やすりじゃ、ツルツルにならないかったんです。細かい紙やすりは水生布ヤスリしか無くて1枚500円もしますっ。でも出来ればピアノの様にピカピカにしたいっ!1回ニスを塗って1晩乾かす毎に、買って来た800番、1000番、2000番のヤスリで磨きました。しかし2000番で擦っても磨りガラスみたいで、ちっとも光りません。ニスはシルクのスカーフでは光りませんでした~。4000番、6000番、を買ってこないとダメかなぁ、、、と2000番でしつこく磨いていたら、ヤスリの目が詰まってしまいました。それでも磨き続けるとやっとツルツルしてきましたぁ~。でも光沢はものたりない。ニスを重ね塗りするしかないようです。ニス塗って、一晩or半日乾かし、だんだん細かいヤスリで目が詰るまで磨いて行く。を7回繰り返しました。そしたらやーっと光沢が出ました。もっと簡単にピアノみたいに光ると思っていたRomiは甘かったです~。イルカのひれとか凸凹した所をツルツルに磨くのは、とんでもなく大変な作業でした~。それでもピアノの光沢には程遠~いorz。。。何だか後10日かけてもピアノにはならなそうでした。塗装って大変なんですねー。さて誕生日宴はいつも年齢分のロウソクを立てて祝うのが習わしですっ!今日は、2人分で、85本!主賓の1人が牛乳が使われていると火が入っててもお腹を壊す為に、和菓子屋さんで作ってもらった、巨大どら焼き誕生ケーキですっ。栗とか可愛い細工は、ロウまみれになってはもったいないので先に食べちゃいました。そしてロウソク挿して点火っ!火を点けるのは中心から皆で急いで~っ!!外から点けると手が熱くて真ん中まで点けられません!そして全員で急いで点けないと、ロウが垂れてどら焼きが美味しくなっちゃいますっ!誕生宴の儀式なので仕方がありませんが、めちゃくちゃ忙しいハッピーバースデーを歌って、大急ぎで吹き消してもらう、非常~にっせわしないお祝いですっ(^^;。毎回、火災報知機が鳴らないか心配で、すぐに窓を空けますっ。幸いまだ火災報知機が鳴った事はありません。。。もしかして時間の問題でしょうか?((((^^;皆で持ち寄った美味しい肴とお酒で、少々飲みすぎました(^^ゞとても楽しい誕生宴でしたっ!
2011.02.26
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朝5時半から、イセエビ祭りに参加してきました!海から上げて来たイセエビの網から、イセエビを外して、網をたたむのを手伝って、イセエビの味噌汁を頂くと言うイベントです。参加費100円観光客の心をつかむナイスっな企画ですっ早朝から、港に観光客が押し掛けました~網を上げた船が帰ってきました。皆、待ちかまえていました~子供達も興味津津。おーっ、エビの尻尾が見える~っ。教わった通り網を引きだします。イセエビが絡まっていましたっ!男の子が果敢に外しにかかります。お兄さんが外し方を教えに来てくれました。 スルスル外すお手並みに歓声が上がります。こんな道具を使って、尻尾から頭に向けて外していきます。イセエビだけで無く、色々かかっていました。Rさんも挑戦。意外と上手です。本人曰く、絡んだパラグライダーのラインを度々解いたお陰だそうです。←普通パラのラインは度々絡みませんっ(^^;働くRomi。本日の獲物たち~。タイやイセエビが大漁です。これらはお客さんのお土産になったりするそうです。島の人はあまり食べないそうです。毎年、イセエビよりサメが人気者だそうです。7時からドルフィンスイムに向かうRさん&同じ宿の皆さんを港で見送りました。 Romiは帰る日に海に入ると、持って帰る道具が濡れて重いので午前中はのんびり荷造りです。先に宿に帰って朝ごはんを食べるつもりでしたが1人じゃ寂しいので、Rさん達がドルフィンスイムから戻ってお風呂から上がるのを9時半まで待って一緒に食べました。今回、あっけないほど船が着き、あっさり帰れました。3日後には旦那と石垣島へ行くので、今回だけは帰れないと困りましたが、、、出航はいつも名残惜しいです~。また来るよ~。御蔵島。 イルカがタコ捕った帰りの船中でMちゃんと会いました。行きの船でも出会ったのでたまたま同じ日程だったんです。帰り船で聞いた話です。彼女の乗ったドルフィン船で見たイルカがタコを捕ったんですってーっMちゃんと遊んでたイルカが突然、すっ飛んで行き、石の間からタコをGetものっすごっ~く嬉しそうに、他のイルカにも人間にも、捕ったタコを見せて回ったそうです。タコはイルカの顔中に足を撒きつかせてるのに、とにかくものっすごっ~く嬉しそうだったんですって~。今まで人間と遊んでたイルカ達は、いきなり大興奮して、タコタコ捕ったイルカに集まったそうです。そしてそのまま人間達を残して行ってしまったとか。。。イルカめっちゃくちゃ可愛い~っタコ、そんなに嬉しいんだ~ぁ(^o^)めぐちゃん、珍しい物見れたなぁ~、羨まし~いRomiも今度、石の間にタコが居ないか探してみよう、っと。
2010.09.20
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御蔵島2日目の午前中もドルフィンスイムに行きました!昨日、同じ船で到着して宿が一緒だった、ノンちゃんとジュンちゃん。今日の昼船で帰るそうです。ドルフィンスイムは今回が初めてだって。ノンちゃんは昨日、酷い船酔いで、ジュンちゃんは昨日微熱があるままドルフィンして熱出してしまったそうです。今日は元気になったノンちゃんも船酔いを恐れて今日の午前中はドルフィンスイムをしないと言ってました。そこで昨日、2人が船で倒れていた時に撮ったイルカの大群の写真をノンちゃんに見せてみました~効果絶大~、テンションあがりましたっノンちゃんも一緒に午前のドルフィンスイムに行く事になりましたっ。ジュンちゃんは朝ごはんも食べられない状態だったのでお留守番です~。 今日は玉石の浜に、少し波が立っていました。イルカ達は波乗りに夢中です。Romiもボディボードしますが、まだ波から途中下車出来ないので、いつも浜に打ち上がってしまいます(^^ゞさすがにイルカは打ち上がりませんっ(^^;。波が岸へ崩れる瞬間、波の背からジャンプして飛び出してきます~っすごいっ同じ瞬間に飛び出すので、同じ波に乗っていたイルカは同時にジャンプします。ジャンプした瞬間にシャッターを押しましたが、着水の水しぶきしか写りませんでした~加藤船長が、『波乗りに飽きて、こっちに来てくれるイルカが居たら、泳ぎましょう。』と指示してくれました。でも、飽きたって分る大丈夫『左前方から、イルカが来てます』って加藤さんが知らせてくれました後は船長さんの指差す方向に泳いで待つだけです来ました~っ 今日、ドルフィン船で一緒だった写真の男性は水中で背面に回転して泳いでました。イルカと向き合ったままグルグル出来るんです~う、羨まし~い~。午後、港でスノーケルした時に背面回り練習してみましたが、むっちゃ体力が要りました~。1周がやーっと~。何かコツがあるのかなぁ。。。ちょいと人間の様子を見に来たイルカに皆でアイコンタクトを送りますイルカを追うノンちゃん。おおっ、昨日がスノーケル初めてなのに、イルカに向かって潜ってる~っさすが水泳部~残念、イルカがノンちゃんを見てるのに、ノンちゃん気が付いていませ~んo(´^`)o顔の前でカメラを構えると、イルカは離れてしまうようです。胸前で構えるのは大丈夫でした。息継ぎがイルカと一緒になると、何だか嬉しい高速移動中のRさんと、低速移動中のイルカ。(^^;Rちゃん今回、膝が曲がってるよー。フィンが水面から出てるから、後ろから着いてくと真っ白で何も見えなかったよー。前はもっと泡が出なかったよ。と、自分を棚に上げて言って見る(^^ゞRomiの後ろはもっと真っ白です~(^^; 今日も、イルカの餌があちこちに群れていました。美味しそうです~。ノンちゃん、ジュンちゃんとお昼を食べた後、2人を見送りに行きました。また一緒に遊ぼうね~ 遠目で良く分からなかったけど、ノンちゃん、他のお客さんより、ずーっと船から乗り出して手を振ってくれてるように見えました。客船からこぼれそう~。真っ先にのんちゃんを見つけた宿のおじさんはすごいです。さすがは海の男っ。こんな感じノンちゃんの後ろで手を振ってると思われるジュンちゃんが見えなかったー(^O^)午後は港でスノーケリングしました!島っ子達が飛び込んで泳いでるところでした。4m位ありそうな桟橋から、男の子は飛び込んでました水面から見上げるとさらに高~い港の中ですが底まで5.7m、潜ると小さな熱帯魚も居ました。こちらはRさん。ツノダシも群れていました。ウツボが泳いで岩の間に納まったので、潜って撮ってみました。桟橋からふと見ると、ヤスを持った人が~ぁっ獲物を持って上がってきました。島っ子達も群がります。島のお兄さんのようです。ナイフでウロコ取りを教わっていました。小学生位から魚くらい捌けるようになりそうですねー。逞しいなぁ。この島にはゲームで遊んでる子供なんていなそうですねっ。今夜も嬉しい島づくしの御馳走でした宿のおじさんに海で突きん棒したいって言ったら、島の人達は15m位潜ってやってるって言われました。いくら川で修業を積んでも水深15mは無理だなぁ。タイを突ける主婦にはなれそうもないです~(^^;;;
2010.09.19
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9/18-20御蔵島へドルフィンスイムに行って来ました!9月の御蔵島は暑いのでイルカ・オンリーの予定で出かけました。でももし山のお誘いがあるといけないので、運動靴とスパッツ、リュックだけは持って行きました!今回の御蔵の海は今までで一番透明度が高かったです。黒潮は御蔵島と八丈島の間を流れていたようです。黒潮が当ると海の透明度も上がり、イルカの餌も豊富になるみたいです。黒潮が御蔵島の近くを流れている方が、イルカ達は食満ち足りているのか、人間と良く遊んでくれます朝6時に御蔵島に船が着くと、連休とあって150人位の観光客が客船を降りました。そして8時半から早速ドルフィンスイムです私達がいつもお世話になる加藤船長は、イルカの気持ちが分る船長さんです。人間と遊びたくないイルカの群れにはエントリーさせません。そのかわり『船の右舷から海に入って待ちましょう』って言われると、イルカは加藤さんの言った通りの所にやって来ます。黒潮の海は暖かかったです。他のドルフィン船にはビキニのお姉さんも居ました~イルカの餌も沢山泳いでましたっさすが黒潮~。ドルフィンスイム風景。左下にイルカが2頭来ています。中央で潜ってる人にも、イルカが重なっています。Rさんとイルカ。このイルカは左上の人と遊びたそうですが、水面から顔を出してる人は気が付きませ~んRさんがイルカと並走。この日のイルカはのんびり泳いでくれましたが、人間は付いて行くのに必至ですっでもイルカのペースに付いて行けると、お腹を見せて遊んでポーズしてくれますいや、今、息が、、、切れてっ、、、!ちょっと、、、待って~っ。初日の最後に大きな群れと遭遇カメラの視野に入りきりません水中魚眼が欲し~い下にも横にも奥にもイルカの群れが居ました。しかもそれが、行ったり来たり~目が合ったイルカと並走して泳いでいると、そのイルカがターンするので、Romiも来た方向へUターンしました。振り返ると、群れの他のイルカもRomi達と一緒にUターン中~きゃ~ぁ、今、Romi、群れの仲間入りしてる~ぅこんなのが何度かありましたっ至福の時ですイルカの去った後の海も、碧くて透明で暖かくて、ず~っと感じていたい海でした天才!加藤船長に感謝~ 午後は港でスノーケリングするつもりでした。でも、お昼御飯の後、ちょっと昼寝が起きられず、寝倒してしまいました~。やっぱり一晩船に揺られて疲れてたのかなぁ。それともイルカと全力で泳いだからかなぁ夕飯は、宿のおじさんが釣ってきてくれたカンパチの刺身とフライ、それにタカベの焼き魚~カボチャやトマトも宿の畑のものですっ。そして左上は、今年芽が出たばかりの明日葉ですっ。大好きっ美味し~いフライも焼き魚も味が濃くって、焼酎が欲し~い。何だか一緒に泊った女の子が調子悪くて食べられなかった肴を頂いて、結局飲んじゃいました~。
2010.09.18
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南郷巨樹の森へ行って来ました! 昼船に乗って帰る前に、南郷の巨樹の森へ行って来ました。要ガイド半日コースです。今まで行った道を引き返す1本道でしたが、海寄りに新しい道が出来ました。巨樹を見た後は、潮騒を聞きながら森林浴できるお得なコースになりました。ガイドは長谷川さんです。島時間流れてます。御蔵の森をじっくり撮影しながら歩かせてくれます。島の子供の頃の体験談も楽しいガイドさんです。歩き始めて間もなく大きなスダジイに出会います。終点のスダジイは柵がしてあって近寄れないので、この木に触れ合っておきましょう!登れる人は登れるかも!? 次の写真はバリバリの木。油が多くてバリバリ燃えるとか。 南郷の山道と森。 オオミズナギドリの巣。島ではカツオドリとかカツドリとか呼ばれています。カツオの群れの上を飛んで、カツオ漁の目印になるそうです。早朝、東海汽船で三宅島から御蔵島に向かう途中、海を見ると固まって浮いているのが見られます。 土の中に曲がりくねった横穴を2mほど掘り、中で子育てをしています。今頃は卵を温めているので中に1羽います。山道を歩いていると時々”グ~”と、鳴き声が聞こえる時があります。 オオミズナギドリのテイクオフの木。滑空比の良い翼を持った鳥は、概してテイクオフが苦手です。オオミズナギドリも斜めの木に登って枝先から飛び降りるようにテイクオフします。初速をつけないと飛び立てないんですね。ハンググライダーも滑空比の良い上級機ほど、滑らかに速いスピードまで加速しないとテイクオフ出来ないので、カツオドリと一緒です。暗くなってから巣穴に帰って来たカツオドリは、早朝、大騒ぎでテイクオフの木に群がって飛んで行くそうです。早朝なのでガイドしてもらった事はありませんが、1度は見てみたいです。長谷川さん、今度連れて行ってくれるって言いましたよね聞きましたよ~(^o^)v 南郷のカツオドリの巣が沢山ある所では、カツオドリが沢山歩きまわる為、下草が生えないそうです。マメツタ新しく出来た帰り道と、都道に出た所にいたメジロ。 都道に出た後、車で里の反対側の海が見える所まで連れて行ってもらいました。冬。北西の季節風で、島の北側にある桟橋前の海が荒れている時、南側のここは風の島影で凪いでいるのだそうです。島のおじちゃん達が冬に釣りに来る階段がありました。ものすごく急な階段です。高度差が300m位ありそうです。沖の潮目に漁船が数隻見えました。島のおじちゃん達の金目漁だそうです。私達には胡麻粒位にしか見えません。でも、長谷川さんが、そのうちの1隻を指して宿のおじさんの船だと言います。えーっこんな遠から見えるのースパンカーって三角の帆が付いてる漁船は御蔵に1隻しか無いんですってー。長谷川さんが指差す胡麻粒を、カメラで思いっきりズームして、さらに液晶でアップにしたら、びっくり三角の帆がありましたマサイ族みたいな目ですっ。宿のおじさん、今日帰って来た娘さんに金目鯛を食べさせたいんですねっ(^^)宿に帰ると、もうシャワーを浴びる時間はありませんでした。大急ぎで着替えて荷造り。何だか4泊もしたのにあっという間でした。出向の時、山ガイドの長谷川さんが港で働いていました。後ろ姿が名残惜し~い。桟橋が小さくなって行きます。(;_;)御蔵島も小さくなっていきます。(つへ`)我に返って、いつものデッキを見ると、、、難民船と化していました。さすがGW。八丈島から席無し乗船の人が沢山います。お昼は島の明日葉を入れて、明日葉ラーメン。ぐっすり寝てから船でシャワーを浴びてたら、素敵な夕日を見逃してしまいました。 御蔵島。また来ます!
2010.05.03
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今日は御蔵島を立つ日です。昼の船が着いたら帰らなければいけません。もっと居たかったのですが、今日の船で宿の娘さんが帰省して来るので、お部屋が空いていませんでした。娘さんは、仕事でお世話になった方を連れての帰省だそうです。まだイルカだけに夢中だった頃、帰る日の午前中もドルフィンスイムに行っていました。最近は、濡れたウェットを持ち帰るのが大変なので、帰る日は泳がない事にしています。Mちゃんはレンタルなので午前中もドルフィンスイムに出かけました。私は島内散歩。島の風景にお別れです。ある見晴らしの良いお宅の花壇。海風が強く当たるのでお花が枯れてしまうそう。花壇に風防が付いていました。私の家も冬に強風が吹いて、ローズマリーが育たないので真似してみようかなー。宿の前の電線にイソヒヨドリがとまっていました。カメラ目線です!置きピンして待っていたら、飛ぶ所を撮れました! 同じように電柱の上にとまっていたイソヒヨドリに置きピンして撮りました。ふくまる商店の前で何度も見かけた、この鳥にもお別れが言えた気分です。後はお土産を買ったり、DVDを返しに行ったりして宿に戻りました。Mちゃんはまだドルフィンスイムから戻っていませんでした。玄関のソファーでぼんやりしてたら宿のおばさんが来ました。色々お話していたら、娘さん、船の予約が一杯で昨日乗れなかったと言うではありませんか今夜の船は予約出来たので、明日には帰って来れるとか「竹芝桟橋に行ってみたら当日キャンセルで乗れたかもしれなかったですねー。私が来る日も予約は満席だったけど乗ったら回りは結構空きがありましたよ。」そう言った直後に、頭と口が別々の行動に出ました頭の中で"残念でしたね”って言うのが礼儀だろうと思うのと、口から「じゃあ今夜、お部屋が空いてるんですか?」が飛び出すのが、同時でした(・・;タラァ。それから大慌て。おばさんはおじさんに聞いてOK。ドルフィンから帰ってお風呂に入ってるMちゃんに相談したら、延泊しようってことになりましたっじゃあ、午後は山に行って、明日はドルフィンにするそれともこれからドルフィンドルフィン船は空いてるかな山のガイドさんは今から見つかるかなえっ、大丈夫長谷川さんが山ガイドしてくれるってー。あーっ!今日の船をキャンセルしなくっちゃーっそんなこんなで延泊が決まり、見送られるはずが見送る方に。今日まで同じ宿に泊ってた北海道からのご夫婦を見送ります。でもこのご夫婦、別の宿に移動するだけでした。毎日午前午後ドルフィンスイムに行って、4/29からGW一杯イルカ三昧だそうです。計画通りに行かないのが御蔵島ですが、これは嬉しいハプニングでした。宿のおじさん・おばさんは娘さんが1泊になっちゃって残念ですが、私達は甘えてしまいました! そして、午後はドルフィンに行って来ましたーぁ!1回目のエントリー。雄3頭が絡み合い中っぽかったです。絡み合いとは、雄同士が生殖器を出して繁殖の練習をしてると考えられています。イルカが興奮してるので近付くのは危ないと聞いていました。でも恐る恐る距離を縮めると、イルカの方から来てくれました。そして、遊ぶ気満々♪かなりグルグルしましたでも、今日はそれっきり。イルカの群れは船から見えましたが、人が海に入ると、深く潜って通過してしまいます。はっきりそれと判る程、人を避けていました。初日に子供のイルカを見せてくれた雌の群れも深く潜って、船を通り過ぎてから浮上します。イルカもGWに入ったみたいです。まあ、変な言い方ですが、人が増えてイルカの割り当てが減った感じなのかもしれません。イルカも大勢に追い回されるのは嫌なのでしょう。遊びたくないのに付きまとっては可愛そうです。あまり追い回すと、イルカは島から出て行ってしまいます。船の舳先で泳ぐのが楽しそうな群れに出会いました。イルカ達、ウッキ、ウキで船と戯れていました。でもエントリーしようとすると居なくなっちゃうので、船からドルフィン・ウォッチングしました。一緒に泳げなくて寂しかったけど、イルカの気持ちを感じる事が出来たのは面白い経験でした。やっぱりイルカは魚類じゃなくて哺乳類なんだなぁ。夜は島三昧。海老フライでした! 今日着いた名古屋の奥様と。そして夜は、初めてナイトツアーにも連れて行ってもらいました。真っ暗な中、次々とオオミズナギドリが巣に帰って来るのを見る事が出来ました。星空をバックに、サーっとオオミズナギドリが横切ります。そして、真っ逆さまにダイブ!あんなんでちゃんと巣の所に降りられるのかしら?ギャーギャー言ってるのが雌で、雄を呼んでいるんだそうです。雌は巣で卵を温め中かな。なんだか超お得な1日でしたっ
2010.05.02
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長滝山ハイキングに行ってきました!長滝山は御蔵島縦走コースの途中の山です。御蔵島最高峰の御山850mと高さは殆ど変わりません。三等三角点があります。南郷側の都道の高い所が歩き始めなので、往復しても軽い半日コースです。東京都のエコツーリズムにより、山ガイド同行が義務付けられたコースです。今回、私達は山ガイドの予約を入れていなかったので、今日御蔵島に着いたグループに便乗させて頂きました!何故か今日から、客船の入港時間を知らせる村内放送が無くなったので知りませんでしたが、今朝の朝船は着かなかったそうです。GW初日とあって100人もの観光客が、御蔵島で降りられず八丈流しに会いました(^^;。八丈流しとは、朝6時に客船が御蔵島に着岸できず、そのまま八丈島まで往復してしまう事です。そして昼の船が着岸すれば御蔵島に上陸できます。昼も着岸できなければ無料クルーズです。何だか御蔵島の着岸が苦手っぽいカメリア丸の船長さん。今日は頑張りました。船の手すりをぶつけて壊したそうですが着岸しました。おかげで午後着いた数家族と一緒に長滝山へ向かう事が出来ました。都道を車2台で南郷へ向かいます。途中草祭りの神様にお参りして、明日葉の葉を1人1枚置きます。草祭りの神様は今は車道にありますが、昔は山道の入口にあったそうです。山へ入る前に草を置き、風で飛ばされないように石で押さえてお参りしてから山仕事に行ったそうです。そして山から下りてきたら置いた草を取り除きます。もし夕方、草が残っていたら誰かが山で遭難していると判ったそうです。今では、山の神様に御挨拶をしてからハイキングって感じでしょうか? 登山道入り口。天気は上々ハイキング日和ですやっぱり山歩きは青空がいいっ足元のショウジョウバカマも大歓迎っ♪ 歩き始めてすぐに尾根筋の見晴らしの良い笹原に出ます。御蔵島の最高峰は御山850mですが、季節風が強い為か、背の低く風に耐える形をした、高山のような樹木も生えています。灌木は笹より高くはなれないみたいです。すごく見晴らしが良くて、遠くの島まで見えましたっ! 足元には御代ヶ池。神の御代から切られていないと言われるつげの木が生えているコースです。ガイドなしで歩ける展望台コースで、植林されたつげの木を見てから行くと、御代ヶ池のつげの太さに驚きます。つげの木は百年で10cmの太さにしかならない固い木です。江戸時代には櫛材として御蔵のつげが大人気でした。尾根の灌木、池の高度の森、そして海を見ながら歩ける御蔵島の山道が好きです。さすがに尾根から潮騒は聞こえませんでした。御蔵島の山は照葉樹しか自生していないので一見地味ですが、良く見ると灌木にも花が咲いています。ヤマグルマの花は緑色で地味ですが、良く見るととても可愛い花塊です。山桜も咲いていました。海の青をバックの山桜、大好き 冬の強い季節風でねじ曲がった、つげの木もありました。御蔵島のつげの見事な虎杢は、この風に耐えた形から出来るんですねー。http://plaza.rakuten.co.jp/romi63/diary/200905300000/ ↑ぜひ、木とは思えない、つげの光沢も見て下さいねっ。 登山道の両脇には、びっしりとマイヅルソウが生えていました。ショウジョウバカマもマイヅルソウも、私にとっては尾瀬で見る湿原の花です。今歩いている登山道の真ん中は踏み固められていますが両脇は苔でフカフカしていました。雨の多い御蔵の気候も良いのでしょう。そして、登山道は笹を刈りはらわれるので日当たりも良いです。木道から見下ろすマイヅルソウを見慣ているので、同じ目線で見る湿原の花はとても新鮮です。歩いている時には木が付きませんでしたが、帰ってから写真を見たら、意外と険しい風景の中に居ました。島が海に1500mも埋まっているので、海水が無ければ二千数百メートルの火山です。写真の左側はかつての爆裂火口です。 今は車道も山道も無い、大きな谷となっています。不味い大ウナギが住んでるとか(^o^) 休憩を入れて2時間ほど歩いた所で同じ道を引き返し始めました。長滝山の山頂を過ぎて少し下った所でした。振り返るとさっき下った階段が梯子みたいに見えました。 行きは先頭をガイドさんが抑えてゆっくりだった子供たち。帰りはすごい勢いで、戻って行きました。は、早い!あっという間にMちゃんと2人ぽっち。急に風の音が聞こえだしました。カメラ持ちだけになったので、写真を撮りまくりながら来た道を戻ります。子供たちの声が聞こえなくなると、世界中で2人だけな気がしました。私、子供の頃は裏山で一人でボーっとしていられたのに、いつのまにこんなにさびしがり屋になってしまったのかしら~ でも、空と山と海と囲まれ、幸せなひとときを味わいました。子供の頃、風や木漏れ日の音を聞いて育ったせいか、音楽を聴く習慣があまり無い私です。でも自然の音、鳥や風、それに静かな時にバックに流れる遠くの沢音や潮騒は、すてきなミュージックです。島で”かまじっこ”と呼ばれるトカゲ。先に行った人たちを待たせては悪いので急ぎ足でしたが、次々、フォトジェニックなものが現われて困りました。特に動物は動くので、撮るのに時間がかかります。このかまじっこは、じっとしていてくれたので、楽勝(^^)v。遠目では可愛いのですが、アップにするとウロコがヘビっぽくて苦手です(^^; 帰り道は、車で里に戻りながら、観光しました。途中の川の上流には島の水道タンクが見えました。そして、ずーっと下流、白く霞むくらい下流には水力発電所が見えました。太い導水管で水道タンクのあたりから、下流の水力発所まで水を落としています。水力発電所には、ペルトン水車があります。 ペルトン水車とは、おわん形をした羽が並んだ水車の事です。落差の取れる急な沢などで水力発電をするのに向いています。山肌に太い管がむき出しの物を見た事ありませんか。小さいものは水量が少なくても落差があれば発電できるので山小屋などで使われています。そんなに太い導水管ではありませんが、この落差はすごい500mはあるのではないでしょうかそれに、水道と水力発電に水を取られてるのに、まだまだ沢には水が豊富です。もう一本導水管が引けるのでは、と思ってしまいます。かつては水力発電だけで電気をまかなったほどの水量があります。今は小さな火力発電所があります。でも火力発電所はとても小さくて、私は上水場かと思っていました。可能かどうかはともかく、御蔵島の水量なら、島中の沢にペルトン水車をつければ、電力は足りてしまいそうに見えました。もし砂防ダムを造るのだったら、水力発電所にしてしまうのはどうでしょうま、素人のたわごとです(^^ゞ さて、里まで大分戻った車道の脇に、巨大なスダジイがあります。 魚眼レンズの写真では小さく見えますが、これが本体。その右側に、とんでもなく太い横枝が張り出しています。何気に生えているので見落としそうですが、通りがかったらぜひ!明日、帰る予定ですが、今夜はイセエビの御馳走でした。今日も島で取れたものばかり食事の途中であわてて撮りに行った夕日。夕暮れの里。好きな風景です。
2010.05.01
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朝起きたら、快晴でした!海も穏やかそう。でも、気温は今一上りません。黒潮も島には当たっていないようです。体が冷え切るドルフィンスイムは止めておいて、今日は山歩きに行きました。午前中は、里から歩いて行けて、山ガイドの要らない、"タンテイロの森”。午後は、他の人が頼んだ山ガイドさんに便乗して長滝山へ行ってきました。タンテイロの森の入口は、里から歩いてすぐ。ヘリポートから5分も歩くと看板があります。 都道横の山道を登り始めると、竹の子が顔を出していました。御蔵島の筍は下の写真位地面から出ていても甘くて柔らかいです。だから普通の竹の子みたいに地面から出るか出ないかだと小さすぎます。人が歩く山道に出た小さい竹の子には、踏まれないように目印の棒が立てられています。 タンテイロの森へは沢沿いの山道を登って行きます。何気に巨木だらけですが、沢の向こう側だと大きく見えませんでした。でも、根元から見上げると、でか~い! 巨木の森です。 鳥の声が盛んにするので、樹冠を見上げると、これも高い。学校の屋上を見上げてるみたいです。鳥の囀りが、あちこちからっ鳥の声の殆どは、高~いっ梢から聞こえましたでも、いくら目を凝らしても中々見える所まで下りてきません。時々、枝から枝へ、サッと飛ぶ姿が見える位。写真は難し~い~穴のあいている木に止まってるのを撮りましたが、動きが早いっ。後で撮った写真を見たら、木の後ろに隠れちゃってましたー(-。-;でも、Mちゃんが撮った写真はバッチリですっ。ミヤケコゲラ。先頭を歩いていると、すごく良い声の小鳥が、遠くの小枝を飛び回ってるのが見えました。動きも速いし、小さいし。私の200mmレンズでは、次の写真が精いっぱいっ小さすぎて良く分からないけど、尾羽をピンと立ててる姿と、良く響くさえずりからミソサザイかなもう少し登ると視界の開けた森に出ます。見上げた対岸の岩の上には巨木が並びます。足元は、コケやシダ。 しっとりしているけど、じめじめしていない気持ちの良い森です。杉は植林された物かもしれません。 そして、竹林の中の道を行きます。光の色が変わり、新鮮な風景に感じました。写真に夢中になってたら、竹の子堀のおばあちゃんに追いつかれましたw(・O・)wあいさつすると、可愛らしい笑顔を返してくれました~御蔵島の人は働き者ですね~。山でも畑でも休んでる姿を見かけません。ばあちゃんの足元は、なんと、地下足袋でした!タンテイロの森終点までは、あっと言うまでした。 少し登って尾根の上で休憩。お菓子を食べながら、鳥が近くに来ないか待ちましたが、おしゃべりが止まらないので、無理っ(^^ゞ。その後、Mちゃんは一人で写真を撮りに。私は、ぼんやりお昼寝。ふと目を覚ますと、近くで小鳥が2羽、地面近くでじゃれ合っていました。そーっとカメラを出して、ゆ~っくり起き上がりました。小鳥は、少し離れたけど、じゃれ合ったまま。1羽が飛び去り、1羽が枝に止まりました。あわてて撮ったらピンボケでした(;_;) お腹が白くて、薄い緑色。イイジマムシクイ 来た道を引き返して山道を降りると、入口近くは足元に可愛らしい花がたくさん咲いてました。ウラシマソウ。都道に出て海を見ると、三宅島から来たドルフィン船が帰って行くのが見えました。お昼はふくまるのカルボナーラ600円。安いのにチーズは本格的に自分で削るのが付いてきましたっ!今回、ふくまるに行くたびにこの鳥を見ました。青くてきれい。イソヒヨドリだと思います。いつも虫をくわえていましたー!
2010.05.01
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午後はドルフィンスイムです!この日はすごいお兄さんと一緒でした!そのお兄さんはレジ袋を持って海に入ったのですが、それでイルカとキャッチボールするんですっ写真には撮れませんでしたが、袋をイルカの前で手放すと、イルカが背びれに引っかけて泳いで行きました。そして再びお兄さんの前で袋を放すんですもちろんお兄さんはそれを拾います。他のイルカもお兄さんとキャッチボールをしたいのか、海藻を背びれに引っかけて、お兄さんに向っていきます。お兄さんは、すごいスピードでイルカと行ってしまうので、追いかけるのが大変でも一緒にいるとイルカのおこぼれに与れるんですー 遊ぶ気満々になったイルカ達は水面に浮いている人にも寄ってきます。遊ぼっ、あそぼーっ、って感じ。ウッハ、ウハッのゴールデンレトリバーみたいです。ところが水面を高速で移動した私は息が上がってゼーッゼー言っています。とても潜るどころじゃありませんでした。以下は一緒に行ったMちゃんの連続写真です。水面に浮いてるMちゃんを見上げるイルカ。そのイルカを撮影しているようです。13:57,01秒 すぐに(3秒後)イルカに向かってダイブ・イン13:57,04秒 潜ってイルカとクルクル。向こう側で見つめ合っていることでしょう13:57,07秒息が続かず20秒ほどで浮きあがりました。13:57,26秒が、2秒後、イルカが水面にやってきて2人は遠ざかって行きました。13:57,28秒約30秒間の出来事でした。それから2分後、イルカが再びめぐちゃんの所にやって来ました13:59,23秒残念。Mちゃん、水面から顔を出して呼吸を整えていたのか気が付きませんでした~。 ところで、最初の水面ダッシュでヘトヘトの私は、撮影に専念しようとしていました。イルカがやってきます。カメラを構えると、あれ私を避けて行っちゃったー。イルカは次々来るけど、みんな素通り。どうやら、顔の前に手を出して、カメラを突き出すのは、イルカに「私は遊ばない。」のポーズと取られるみたいです。この後、写真をあきらめたら、イルカとクルクル出来ましたぁ宿に帰ってお風呂後は、よせば良いのにふくまる商店のジェラード。イルカのアクセサリーを見てもらいながらお話ししてたら、『イルカの日』って映画のDVDを貸してもらっちゃいましたー。ふくまるの奥さんが子供の頃TVで見た映画で、これを見なかったら御蔵島に移住して来る事はなかっただろうと言う、しゃべるイルカの出てくるSFでした。も~うっ、イルカがラブリーなのっこの日の夕食は、午前中の山&畑づくし。明日葉の太い茎のフライ、明日葉と厚揚げの煮物、明日葉と一緒に収穫した竹の子、今日採った椎茸と海藻の煮物、おじさんのジャガイモ、島で釣ったマグロとイカ、それと脂が乗って美味しい焼き魚。今日も食べ過ぎ警報発令中ですっ。 食後、宿のおじさんおばさんの居間に顔を出したら、おじさんがなんだか賑やかに若い娘さんと飲んでました。俺の娘だとか言ってますが、私、去年11月に、この宿で、この子と会っていますっなんでも東京都の諸島部を希望して御蔵島郵便局に山口県からやってきたお嬢さんです私が去年の秋に来た時、彼女は御蔵に赴任してきたばかりでした。去年秋に来た私達と同じ船で、彼女のご両親が娘さんに会いに来ていました。宿もご一緒。その時、娘さんもご両親と宿に泊まったので、食事も宿でご一緒していました。私達も宿の居間にお邪魔して一緒に飲ませて頂きました~。年に2回しか来てないのに、ご両親と一緒に泊まったなんて、すっごい偶然ですあの時、私は「これから御蔵は冬で、船もなかなか着かなくなって、ホームシックにならないのかなぁ。」なんて、離島に一人でやってきた娘さんの心配をしていました。でも今、とっても素敵な笑顔でおじさんと飲んでいます。おじさんも本当の娘と飲んでるみたいに楽しそう~私まで娘扱いしてもらっちゃった(^^)。 おじさん、ちょっと飲みすぎよ。でも私なんだか嬉しくなっちゃいました~御蔵島。なんだか懐かしい島。ホッとする島です。 ここは、間に合った島。。。
2010.04.30
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赤沢の明日葉畑の後、エビネ公園や、畑に連れて行ってもらいました!明日葉畑から車に戻ったら、まだ10時半でした。今日は、すっごく良い天気。御蔵島の学校は遠足だそうです。遠足日和ですね。御山も良い天気で気持ちよさそうです。 エビネ公園のエビネ蘭は、ちょうど花盛りでしたエビネ蘭の良い香りが漂います 御蔵島のエビネ蘭は紫色~ピンクのような色をしています。花が終わりかかると白くなるそうなので、ピンクは終わりかけかもしれません。3枚目の写真は、三宅島のエビネ蘭だそうです。全然色が違うんですねー。エビネ蘭はとても高く売れたそうです。今でもネットで検索すると良い株は1万円前後します。それで、掘られて売られ、盗掘もされ、 山から姿を消してしまったそうです。今はエビネ公園にしかありません。昔、と言っても親の世代が子供だった頃、山を歩くとエビネの香りがしたそうです。あんまり沢山あって、あんまり強い香りだから蹴飛ばして歩いていたとかそれほど沢山あって珍しくない花だったそうです。今、公園に人の手で植えられているエビネ蘭は野生の物よりも、勢いがないそうです。山にある時は、もっと密に群生していたのに、公園は環境が今一なのか点在している感じ。やはりエビネが自分で選んで育った環境じゃぁ無いんですね。いつか、御蔵の山道を歩いていると、ふと香って来るエビネ蘭を見る日は来るのでしょうか 公園を後にして、宿の椎茸畑を見せてもらいました。車道から斜面を登った山の中でした。 井桁に組んだ椎の木から椎茸が出てました。クヌギで育てる椎茸と違って、ものすごく香ばしい匂いがしました。これが椎の榾木(ホダギ)で育てた、本当の椎茸ですねっ。もう椎茸シーズンも終りなのだそうで、ちょっとしか出てませんでしたが、つまみ夕飯に採って帰りました。生えているスダジイを倒して榾木にしているらしく、ものすごく太い木にも、菌の駒が打ってありました 左の写真で直径30cm位ありましたよっ右の写真は50cm 位人の手では動かせないので、倒れたまま菌駒打ってありましたでかいっ。御蔵の人は巨木を見慣れてるから、感覚が違うのかもしれません里の近くの段々畑も見せてもらいました。手前がジャガイモで、奥にナスやらトマトやらの苗が植わってました。一段下は、そら豆だったかな?畑から海と三宅島が見えました。この畑から採れたものが宿の食事で出ます。去年いただいたジャガイモはしっとりなめらかな味で美味しかったですっ。今日は明日葉や竹の子に椎茸も出るかなぁ~♪ 夕飯が楽しみ~。あ、お昼御飯は、島の食堂やまやで、鳥の唐揚げ定食半ライス900円を頂きました。結構歩いたので、もうお腹はペコペコ~。それでも女性は半ライスで十分だと思いますが、Mちゃんは普通盛りを平らげていました~(^o^)。あ、でも私、宿で食後のお菓子を食べたような~?!
2010.04.30
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宿の明日葉畑へ連れて行ってもらいました!明日葉畑は赤沢巨樹コースにあります。御蔵島は屋久島に次ぐ巨樹の島です。巨樹の大きさでは屋久島に先を越されていますが、巨樹の本数では屋久島を上回ります。周囲たったの16Kmの島に巨樹が693本もあるそうです。島を半周してる都道を車で行き、車を止めたら徒歩で赤沢巨樹のコースへ入ります。都道の途中に「鳥の尾」と言う地名の見晴らしの良い所があって、たいてい車を止めて記念撮影します。鳥の尾から、御蔵の港と三宅島が見晴らせました。赤沢コースの入口近く。歩きだしてすぐは急な階段が続きます。車道から入ってすぐなのに深い森に包まれます。 宿のおじさんはモノレールで下ります。このモノレールは畑やつげ林の作業用で観光客を乗せてはいけないそうです。赤沢コースは要ガイドのコースなので、山ガイドと一緒でないと観光客は入れません。山道と並走しているモノレールのおじさんは、私達を気にしながら歩くようなペースで降りて行きます。巨樹コースだけあって次々に巨樹が現れます。苔むして倒れているように見える巨木からも、生きた枝が伸びていました。木漏れ日の気持ち良いコースです。巨樹だらけなので、だんだん目が慣れてきて、巨樹を巨樹と感じなくなってきます。モノレールのエンジン音がずっとしていましたが、それに負けない鳥の声が森中に響いていました。コジュケイが、私達にか、宿のおじさんにか、『チョット、コイ。チョット、コイ。』と、ひと際かん高い声で叫んでいました。地形がだんだんなだらかになり視界が開けて来た頃、巨樹に慣れた目にも ひと際大きなスダジイが遠くに見えました。脇の沢の先をのぞくと、空が開けていました。どうやらこの沢は、すぐ先で崖となって海に落ちているようです。 モノレールのエンジン音が止まると、空気が鳥の声と風の音に変わりました。もし今日がドルフィンスイムの船が出せないような日だったら、沢の先から玉石の浜に打ち付ける波の音が聞こえたかもしれません。沢横から、けもの道のような道を抜けて、橋を渡ると、 赤沢の神様が居ます。沢沿いは森が切れて日当たりが良く、気持ちの良い場所です。御蔵島には、こんな神山が14か所あるそうです。どんな台風の時でも、この神山の周りには被害が出ないそうです。だから島の人は神山の周りの木を切らないんだそうです。そして、明日葉畑です! 赤沢の明日葉畑の明日葉は、人が隠れるほどの丈があります。宿のおじさんがどこで収穫してるのかまったく判りませんでした。明日葉は真ん中から伸びる葉の開ききっていない芽の部分を食べます。芽と言っても茎は太く、足の親指くらいあります。収穫をモノレールに積んで帰ります。 上りの階段はきつかったぁ。息が上がりました(^^ゞ。別に急ぐ必要はなかったのですが、モノレールが車庫に入る写真を撮りたかったんです。間に合いませんでしたが…(^^;;; 一応、お手伝いするRomi。 竹の子もありました今夜の つまみ 晩御飯ですねっ竹の子の皮むき。 手伝うフリだけでした(^^ゞ。
2010.04.30
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島内散歩しました!午後はお昼寝しようと思って宿に帰ったけど、すっごく良い天気。もったいなくて、寝てられませんっ散歩に出ました~ 島のあちこちに植えられてる黄色い花。 とても風に強いそうです。タンテイロの森入口です。横の沢を見ると水が豊富なのが分かります。 御蔵島は伊豆七島の中でも水が豊富な島です。周囲を切り立った崖に囲まれ、黒潮を渡る風が崖に当たると、雨や樹雨となるからです。やわらかな緑と水の写真を夢中で撮っていると、ポツリと雨が来ました。あわてて宿に戻り始めます。 でも、役場の前で土砂降りになってしまいました。役場の軒を借りて雨宿りです。別に疑っていた訳ではありませんが、朝、ドルフィン船の船長さんが、『午後から海況が悪くなる』と言っていたのは本当でした。すごいスコールです。宿までいくらもありませんが、走って帰る気にはなれません。海を見ると日が射してる所がありました。すぐに止みそうです。雨があがると、もう3時でした。宿でのんびりしてたら、おじさんが明日は明日葉畑に連れて行ってくれるって言ました聞いたよ約束だからねっ実は、なかなか連れて行ってくれない赤沢の森の中にある気持ちの良い畑なんですっ。明日、午前中に連れて行ってくれるって~早めの夕飯を食べて、軽く飲んで寝ました~。 全部、島の物。おじさんが釣ったカツオや金目鯛の煮付け。カツオの漬けのフライは、望外の美味しさでした~。魚のフライがしっとりジューシーでした。水の豊富な御蔵島の筍は、地面から出てから収穫しても柔らかくて美味しんです。日本酒が合いそう~。お水が美味しいとご飯も美味しすぎますっ。今日は筍ご飯付。食べすぎ警報発令中 明日葉は胡麻和え。味噌汁には島の海の玉石に付く△の貝が入ってました。良いお出し~♪ちっちゃいけど身も美味しいです。おじさんが釣ったり掘ったりして、おばさんが料理してくれました。これぞ、おもてなし~。
2010.04.29
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御蔵島へ行ってきました!いつも一緒に御蔵へ行くRieちゃんは、仕事の都合で来れませんでした(つへ;)。でも、小笠原で知り合ったMちゃんと一緒です♪ 前回、4月の初めに御蔵島に着岸できず、不本意ながら無料クルーズとなりました。詳しくは、御蔵島、初無料クルージング(>_<。)今回はそのリベンジです!予報は南東の風、波2.5m。以前なら着岸を疑わない予報です。でも4月初めの無料クルーズで、疑心暗鬼になっていた私達は、期待をしないで船に乗りました。そして南からのうねりの縦揺れを感じながら眠りに落ちました。「南のうねりなら着岸するかも…」←期待してるじゃん!(^^ゞそして、あっさり、朝船が着岸っ御蔵島に降り立ちました~あ宿のお迎えの車を探すと、照れ屋のおじさんが『何しに来たんだ?』ですってー(^O^)♪ 「おじさんに会いに来ました~っ!!」←ホントですよっ。去年の秋に来た時は、おじさんが結婚式で出かけてて、がっかりでした。宿は島の民家をリフォームした民宿です。なんだか親戚のお家に泊まりに来たみたいで落ち着きます。まずは持ってきた朝ごはんを食べます。御蔵から送ってもらった明日葉とゆで卵で、明日葉卵サンドを作ってきました!おじさんが『ちょっと味見させて。』と言うので1/4あげたら、お返しにカツオの漬け茶漬けを頂きました。わらしべ長者みたい(^O^)。カツオは宿のおじさんが釣ったものです。 船がやや揺れて熟睡できなかったので、午前中は少し寝て午後からドルフィンスイムに行きたいところでした。でもドルフィンスイムの船長さんに寄ると、午前の方が海が良いそうです。疲れてはいましたが、午前中にドルフィンスイムに行く事にしました。 海道具は3月末に送ったまま宿に泊め置かれていました。前回の船が着かなかった時にすぐ送り返されていたらGWには来なかったかもしれません。荷物を1月も置いておいてくれたのがとても嬉しかったです。さあ、今年初のドルフィンスイムです 黒潮は当たっていませんでした。水温16℃。透明度の良い黒潮が当たっていないと、海も濁っていました。それに寒いっ。ウェットはレンタルできますが、フードベストと手袋、ブーツはあった方が良いです。特にフードベストは暖かったー。水中カイロよりフードベストですっ!御蔵のイルカは野生のイルカですが、人間に興味を持っているようです。白い腹を見せている時は、遊んで~♪って感じです。子犬みたい写真の外、右上の人にせがんでいます。イルカに誘われたら潜ってみましょう目を見つめると、イルカもこちらを見ています。も~うっ、ラブラブ。長く潜れると沢山のイルカが寄って来てくれます。潜れなくても大丈夫。水面に浮いていてもイルカの方から寄ってきます。カメラの画面に入りきらないくらいすり寄って来るので、イルカの目を見つめて水面で丸くクルクル泳ぎましょうこの時、カメラを自分の顔の前に出すとイルカは行ってしまうようです。胸の前で構えてシャッターを押すと、クルクルしたまま撮影できます。でも近すぎてイルカは入りきりませんけどねっ ドルフィンスイムの後は、宿でウェットやスノーケル、足ひれを洗って干して、お風呂です。道具を洗ってる時も、フードベストは大活躍。ウェットを脱いで風に吹かれても耐えられますっ。16℃の海水と、船の上で濡れたまま風に吹かれた体は冷え切っています。お風呂はトロけます。 お風呂でゆっくり温まったら、おひるご飯。美美庵でお刺身定食1200円を頂きました。島で釣れた美味しいお魚のお刺身です。刺身のつまは明日葉でした。なぜか島の漁師さんも家族でお刺身定食を食べてました(^o^)。すごく美味しい刺身が盛り沢山でした!そんなに泳いでないつもりでも、イルカと夢中になっていると意外と運動しています。ご飯が美味し~い。食べすぎ注意です。食後には、ふくまる商店のジェラードも食べちゃった。ブログで島自慢に出す明日葉ジェラードを作ったって書いてあったけど、お店に出てなかったので、聞いてみました。緑色の美味し~い~っバニラ味ジェラード。濃厚です。2010年5月22日 (土)・23日(日)の島じまんに行くと食べられますよ~っ!
2010.04.29
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先週、なんだか調子が悪いからと頑張ったヨガで腰を痛めてしまいました。もうすぐ水曜の船で御蔵島だというのに青くなりました~。去年のブログを読むと、去年は御蔵島出発当日に治療に行ってる(>_<)。春は剪定とか畑とか何かと腰に来るんですよね~( °O °;)。今年は日曜に近所の治療院で治療をしてもらいました。かなり痛みが和らいだのですが、とても水曜の出発には間に合いそうにないっ あわくって月曜は高崎まで治療に行ってきました。片道3時間運転するので、かなり賭けでしたが、良くなりましたーぁ御蔵で山でもイルカでもどんと来いっ!ですっ!!黒潮ちゃんは、どうしてるかなぁ~( °~ °)おおっ、御蔵の東を北上中(^。^)。これなら北に突き出した桟橋にぶち当たることはないかないやいや、前回も前日までは飛んでも無い所を流れていました。気まぐれな黒潮に一喜一憂しても、仕方がありませんが気になる今日この頃です(^^ゞ波は~? 波浪予想、桟橋前1.5m~2m。満潮は朝4時半、朝舟着岸6時潮位120cm。干潮11時、昼船13時潮位20cm波は段々小さくなる予報。黒潮は桟橋を直撃してない! ↓少なくとも昼は着くんじゃぁなぁ~い?!でも、GWはカメリア丸のが就航します。なんだかカメリア丸の船長さんは御蔵の着岸が苦手な気がする~。気のせいなら良いのですが…
2010.04.27
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4/3に船が着岸出来なかった御蔵島へGWにリベンジします!なんと、GWの宿に空きがありました4/28夜の船で御蔵島へ向かいます御蔵島へは29日の朝着いて3泊の予定です。4/3の客船は桟橋直前で、すごい潮の流れにあい、まさかの欠航をしました。詳しくは、御蔵島、初無料クルージング(>_<。) をどうぞ。あのすごい潮の流れ、黒潮だったんです~っ。御蔵島観光協会の桟橋日記に『黒潮の本流が突っ込んできている。』って書いてありました。そう言えば4/3の昼、御蔵島に近づいて、凪いでる海と御蔵島の写真を撮った時、「なんだか、海がきれいだなぁ。」と思いました。「まるで透明で深い青の黒潮みたいだな。」って。みたいじゃなかった。黒潮だった。←出航日までは確かに、黒潮は御蔵島に当たっていませんでした。前回の出発5日前に書いたブログで私は、御蔵の海水温が16℃に下がってるのを見て、カムバ~ック、黒潮~っ と、叫んでいます。黒潮が当れば海水温は21℃まで上がるから。当然の叫びでした。御蔵島を避けるように蛇行していた黒潮。翌日には、Romiの呼びかけに応えてくれたのか、帰って来てくれたんです。御蔵島に。桟橋にぶち当たるほどに。。。(TへT)客船が桟橋に着岸出来ない程の勢いで。おかげで客船は欠航。私達は御蔵島に上陸できずに、無料クルージングを楽しむことになりました。 御蔵島を真芯で捉える先週の黒潮。 北に突き出す桟橋にまともにぶつかっています。御蔵島、初無料ク ルージング(>_<。)の記事で、黒潮の当たっていない桟橋は海面から高いと書きましたが、ただ大潮の干潮だっただけみたいですね。 黒潮が来ると、海が蒼く透明になります。遠くから来るイルカが、見えるのでドルフィンスイムもワクワクします。台風の後の濁った海では、濁った海水の向うから突然イルカが現れるので、潜るのが間に合わなかったりします。 黒潮はまた、魚の大群も連れてきてくれるようです。先週の御蔵島では、桟橋で鰹が跳ねたり、沖ではマグロが飛び跳ねたり、十数キロのキハダマグロが数本釣れたり、したそうです。イルカも食に満ち足りてるのか、黒潮が当たってるときの方が、ノリノリで人間と遊んでくれます。やっぱり、黒潮は当たってた方が嬉しい。 今週の黒潮。北に突き出す桟橋に、黒潮は直接には当たっていません。 GWは、朝舟の頃が、満潮。昼舟の頃が、干潮。4/28は満月で大潮。黒潮がまともに島に当ると、海が盛り上がるそうです。桟橋が濡れると客船は欠航します。 前にも書きましたが、気まぐれな黒潮に、一喜一憂しても仕方ありません。それでも、ワクワクと気になる、今日この頃です。(^^;;;
2010.04.13
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御蔵島は船の着岸率が悪い島です。竹芝桟橋を夜10時過ぎに出航した船は、翌日に往路 復路朝5時 三宅島 14時 ↓ ↑朝6時 御蔵島 13時 ↓ ↑朝9時 八丈島 10時と、下り便・上り便の、往復を就航して20時半に竹芝桟橋に戻ります。着岸率の悪い御蔵島は、殆どが"条件付出航" です。"条件付出航"とは、『島の近くまで行って桟橋の状況を確認してから船が着岸するか決める』って事です。"条件付"が当たり前の島なので、条件付出航でも御蔵島ファンならとりあえず乗りますっ朝船が6時に着岸出来なくても、復路の13時に着岸すれば入島出来ますこの場合[御蔵島⇔八丈島]の往復分の船賃は取られません。さらに、下り便も上り便も御蔵島に着岸出来なければ、船賃は全額返金されます私は、御蔵島の着くか着かないか分らない博打的な所を楽しむのが好きでした。その上、この博打、『負けたら無料っ』なんですっしかも、今までの7回、帰りに延泊した事はあっても、行きに着けなかった事は、ありませんでした。今回は、まず当初乗るはずだった4/1夜出航の船が、前線通過のため欠航しました。予定は御蔵島で4/2~4の2泊3日だったので、4/3・4の1泊2日に変えて翌日の船に乗る事にしました。2日の船は御蔵だけでなく、三宅島も条件付での出航でした。でも予報では、朝はまだ波が高いけど、昼には波のサイズが落ち着く予報でした。しかも、朝は満潮だけど、昼過ぎには干潮です。昼は着くのではの希望を持っての出航です出航してすぐに寝ました。万が一、朝舟が着岸したら、朝6時から遊びますから~っ23時半の消灯を過ぎて、しばらくすると船が揺れだしました。たぶん伊豆半島の影から出た頃なので、外洋のウネリでしょう。御蔵島は西からのウネリに弱い桟橋なので、どちらから来るウネリか考えながら寝てました。ただ、どちらから来るウネリにしろ、船が結構揺れていたので、「やはり朝便は御蔵に着かないなぁ」と自分に言い聞かせていました。寝た気がしないまま、『三宅島伊ヶ谷港に条件付のまま入港する』と放送が入りました。すぐに『御蔵島は桟橋状況が悪いので欠航します』とも。「あぁ、やっぱり~。でもこの揺れでは仕方ないかー」甲板に出て波を見てみました。一見穏やかに見えましたが、三宅島伊ヶ谷港の桟橋の向こう側でも、波飛沫が揚がっていました。これで朝便は、きっぱりあきらめが付きました。八丈島まで爆睡決定~~~。八丈島に着くと、底土港桟橋も波をかぶっていました。でも八丈島は写真のもっと左の方に波をかぶっていない桟橋部分があるので、そこに着岸しました。八丈島からは、ずっとデッキに居て海を見ていましたが、水平線がが有り得ないほど上下していました。「こ、これは御蔵の昼便もダメかもしれない。。。」あきらめモードでデッキで寝てました。ところが、御蔵に近づくにつれて、海は穏やかになってきました。 島の横を通過する時には、海が凪いでいました。ドルフィンスイムだって出来そうですっでも、まだ島の風影で穏やかなだけかもしれないので、桟橋が見えるまで油断は出来ません。友達が船の人に聞いてきてくれました。 『大丈夫ですよまだ条件付だけど、何も無ければ着岸します。』だって。やったーっ、上陸できそう~『海は寒そうだね。』 『濡れたウェットでどれだけ泳げるかなぁ。』『イルカ、見えないかな?』心は、すでにドルフィンスイムですっ桟橋が見えましたっ。かつてないほど海面から高い桟橋です。さすが黒潮の当たっていない干潮です。桟橋も濡れていません桟橋が時々でも波を被ると作業の人が海に流されてしまうので、桟橋が濡れていると欠航します。でも今日の桟橋は、乾いています海はおだやかです。桟橋も乾いていますっ。お迎えの車も見えました~っ。船長さんが、着岸合図の2回の汽笛を鳴らしました。私達は少し慌てて、デッキに散らかった荷物をまとめました。ところが、客船は桟橋の目の前を通過していきます。桟橋を過ぎたら桟橋の方へ曲がって着岸作業に入るはずなのに、すごい勢いで通過していきます。「あれどうやって着岸するんだろう。もう一回、回り込み直すのかな」つぶやいた瞬間。『桟橋状況が悪いので、御蔵島は欠航となりました。』と放送が入りました。えーっ、なんでー。 海、凪いでるじゃ~ん。桟橋も濡れてなかったじゃ~ん。船長さん今、2回汽笛を鳴らしたじゃ~ん。それ、着岸しますの合図でしょ~う 一瞬以上、何が起きたのか理解できないまま、島が小さくなっていきます。唖然。少ししてから慌てて、双眼鏡を持ち、デッキ最後尾へ走りました。双眼鏡でのぞくと、お迎えの車が、港から里への坂道を上っていく所でした。後で東海汽船の人に聞いたら、潮が速くて着岸出来なかったそうです。客船はバック出来ないので桟橋に入る時は、あらかじめ島を後にして着岸しないと、港から出られなくなってしまうんだそうです。だから桟橋の前で客船を回頭してから着岸するのですが、回頭中に流されると着岸出来ないんですね。知りませんでした。どうやら3/31の昼便も、潮が速くて欠航したみたいです。島のガイドさんのブログに書いてありました。それから、こちらは、私達の乗った4/3の船のお迎えに来てくれていたドルフィン船の船長さんのブログ。『桟橋のすぐ近くを停止することなく、流れるように走って欠航した船を見たのは、はじめてでした。』ですって。東京湾から見た夕日は、いつになく虚しかったです。"負けても無料クルーズ!"の博打は、負けると、とーっても疲れました。次回は(無いのを願いますが)デッキに居ないで船室で体力温存します。(>_<)ちなみに、空いていればだとは思いますが、八丈島まで往復した帰りの席も行きと同じ席を用意してくれました。上りの予約のお客さんと席がかぶってたら、同じ等級の席を用意してくれるみたいです。ただし帰りの船が満席なら席無しです。私は起きているなら水平線を見てないと酔うので、外のデッキでレインウェアを着込んでいます。
2010.04.03
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4/1(木)夜、竹芝桟橋を出航する船で御蔵島へ行ってきます。翌日の朝6時に御蔵島へ着く船です。でも週間天気予報によると、木曜の夜から金曜にかけて前線が通過するみたい。御蔵島のちょーフレンドリーなイルカ達の過去記事はこちらhttp://www.freeml.com/bl/64213/28862/ 週間予報に一喜一憂しても仕方が ありませんが、この週間予報サイトは 、週の始めに『今週末は、土日どちらに滑りに行く?』が決められるほど、当る予報なんです。天気図が今日も含めて8日分並んでるだけ の 週間予報。前線も書いてありませんが、右の天気図を見ても分る通り、前線がありそうな所は、等圧線の形から判ります。高気圧と低気圧が交互に来る春の天気では、冬ほど高確率で当らないでしょうが、気になって仕方ありません!今回の御蔵島の目的は、1.ドルフィンスイム2.御蔵の森で明日葉収穫体験。3.つげのアクセサリーを御蔵島産業センターに提案。の予定です。3以外は、お天気に左右される遊びです。そして4月始めは、はっきり言ってドルフィンスイムには寒いです。黒潮でも当たっていれば、水温は20℃以上ですが、当らなければ16℃位かも先週の黒潮を見ると、御蔵島にかすっていました。水温もギリギリ20℃=>=>=>しかも暖かい海水塊が御蔵島に向かっているように見えますっ~~行けるっ!これなら5mmのウェットスーツを着て、フードベストも被れば、なんとかイルカと泳げる~ ドルフィンスイム スイムの無理の無い水温の季節はGW位からでしょうか。特に夏休みは、100人以上の観光客が週末ごとに大挙して訪れ、島の数少ない民宿・バンガローは満杯です。 島の人も、イルカも、夏休みは疲れ果てています。 その点、4月は、水温も気温も低く、ドルフィンスイムはまるで修行の様ですが、イルカ達は大歓迎してくれます。さらに黒潮が当たっていれば、海の透明度も良いんですっさて最新の黒潮情報を見てみましょう 気まぐれな黒潮に一喜一憂しても、仕方がありませんが、気になる今日この頃ですっナ ン ト 黒潮は八丈島方面へ蛇行し始めてしまいました~(T-T)えっ、違いが分らない良く見て下さい! 御蔵島の回りがオレンジか黄緑かで、全っ然っ水温が違うんですっあ~ぁ、黒潮ちゃん。どこへ向かってるの 先週末の寒気に耐えられなかったの黒潮。暖かい南の海へ、このまま逃げてしまうの黒潮。カムバ~ック、黒潮~ぉ御蔵の水温は16℃台へ突入~(((;_;)))こ、これは修行僧どころの騒ぎじゃァ、ありませ~ん気圧の谷が通過した後って、西高東低の冬型ですよね~ドルフィンスイムの船はイルカを探して島を1周してくれるんです。風を切って走る船。濡れたウェットスーツ。人はどこまで耐えられるのかっ!?濡れたウェットを着て、秋の沖縄で海水浴した事があります。関東からすると、秋の沖縄の太陽は真夏のように感じました。でも水温は水着で泳げる程ではなかったので、ウェットを着て泳ぎました。砂浜にあがると太陽がジリジリと照っていたので、濡れたウェットのまま、砂浜で甲羅干ししました。最初、感じていた寒さはなくなっても、暖かくはなりませんでした。その内、友達と2人、気持ち悪くなってきました。『昨日、飲みすぎたかなぁ』『もう、泳ぐのは止めよう』って、乾いた服に着替えて、砂浜で動けずにいました。ジリジリした太陽で温まってきたら、具合が悪かったのが治りました。低体温症でした。太陽はジリジリしていても、気温はさほど高くは無く、ウェットから蒸発する水蒸気に気化熱を奪われていたのでした。寒いのを通り越すと、震えなくなるんですね。西高東低、冬型の御蔵島の船の上の寒さは、想像できませんっ(・・; こんなの注文しちゃいました。水中カイロ。廉価版840円です。中に液体と、一斗缶のフタみたいなベコッってする金属が入っています。この金属をパチンッと押すと暖かくなって、50℃を1~2時間キープしながら、固体に変わるそうです。固体になった物をお湯で煮て、液体に戻すと、また使えるカイロです。過冷却の仕組みを使ってるとか。去年の4月に御蔵島でこれを持ってるお客さんに会ったんです。その人が持っていたのはもっと高いやつでした。 こんなの。ネットで探したら、6,160円もしました。ウェット地の腰に巻くベルトにポケットが付いていて、その中に廉価版より大きいカイロを入れる様になってました。私の買った840円の方は、使い捨てカイロ位のサイズです。フードベストの中に入れて、首の後を温めようかなぁ。と思って1つ買いました。まだ届きませんが、新しい物好きなので楽しみです。あっ。注文してから気が付きましたが、西高東低の冬型では海が荒れて、ドルフィンスイムは出来ないのでは今回、使えなかったら、秋に使うも~んっ
2010.03.28
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皆さんのおかげで、イヤリング、完成しました~っ突然思いついて、挫折しそうだった、つげイルカ・イヤリングですが、、、まあささん、写真付きの具体的な説明ありがとうございました~。http://choko-house.cocolog-nifty.com/choko_house/2010/03/post-d3b1.htmlおかげで畑違いの作業にイメージが湧き、自信を持って手芸店で道具を探すことが出来ましたせっかくノミでコツコツ彫ったイルカですもの。完成させたいっ!近所の手芸店にかたっぱしから『ビーズアクセサリー用の先が細いペンチを置いてありますか?』って、電話をかけて探しました。私の町には、小さい個人の手芸店しかありません。でも、隣町の大きな手芸店にはビーズアクセサリーのコーナーがありました。ビーズアクセサリー・ツール・セット1100円があり、ペンチ3点入った物と丸カンを買うことが出来ました。店員さんはビーズアクセサリーに詳しくなくて、ペンチの使い方は教わることが出来ませんでした。それでも、まあささんが写真付きで教えてくれたので、道具さえ揃えば簡単でした。まあささん、ありがとう!!出来上がってみると、ちょっと欲が出てきました。チェーンの先にイルカを吊して、少し短いチェーンの先に☆ピーズを吊して、イルカが☆と戯れてるみたいにしてみた~ぁいそれには、前記事のコメントでRieさんが書いてくれた"Tピンの使い方"をマスターしなければいけません!説明を見ると簡単そうですが、やってみると私がぶきっちょなのか、意外と難しい。ゆるみ無くピンを曲げるのが、最初は出来なかったし、☆の真上に〇を作るのも難しかったです。丸めた丸がピンの真上じゃなくて、傾いた所に出来ちゃうの。虫眼鏡型じゃなくて、P型になっちゃうの~。でも、ホームセンターのラジオペンチでは、練習しても出来るようになる気がしませんでしたが、ビーズアクセサリー専用のペンチなら何とかなりましたTピンが下で余っちゃったし、丸も思った通りには出来ませんでしたが、もう少し練習すれば思い何とかなるかもっとりあえず来週の御蔵島には、丸カンで繋げただけの状態で見せに行ってきます!御蔵島のツゲ材で作ったイルカだから、御蔵島のお土産になると良いなぁ。御蔵島の産業センターで作ってくれないか提案してみますっ
2010.03.26
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イヤリング挫折中です。イルカを彫るまでは、2010.3.17.つげ、イルカ、イヤリングをどうぞ。丸カンなる物を探しに近所の手芸店へ行きましたが、見つかりませんでした。う~ん、手芸店で売ってるものじゃぁ、、、ないのかも~ イヤリングの金具部分は、ネットで買いました。でも、必要な道具や、道具の使い方も聞きたいので、お店で買いたいんです~。仕方がないので、行きつけのホームセンターの金物売り場で一番小さいスプリットリングを買いました。そいつでイルカを金具に付けてみたんだけど、これじゃあ、イルカが揺れない(>_<) そりゃあ、そうだよなァ。。。リングが2重になってるんだもの~。それに一番小さいスプリットリングを買ったけど、それでも大きすぎる~ イヤリングの金具と一緒に、ネットでこんなのも買っていました→。買った時は、イルカの目にこれを通して吊そうかと思ったんです。でもね、それじゃ、イルカの目刺し、になっちゃうでしょ~それで、ホームセンターの木工コーナーで一番小さな輪付の木ネジを買いました。イルカの頭に付付いてるやつ↑。付けてみたら、随分大きかったー。でも、仕方がないかなとにかく、あるもので、なんとかしてみようTピンで8の字作って、イヤリング金具とイルカを、つなげないか、やってみようーーーっ ・ ・ ・ 才能以前の問題。・°°・(>_<)・°°・。たぶん基本が分ってない ホームセンターで一番先が細いラジオペンチを使いましたが、お話になりませんでした。これって、練習すれば何とかなる話では、無いような気が、、、します。さて、何屋で、何を、探したら、良いのか。。。途方に暮れてしまいましたちょっと、今までの飾りっ気の無い人生から、遠~く離れた所へ踏み込んでるみた~い
2010.03.24
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つげで作ったイルカのバレッタを作り替えました。 以前御蔵島で買った裏に磁石の付いたつげイルカのお土産で作ったバレッタ。3cmの金具では、やはり髮を留めるのには使えないので、作り替えました。2種混合後、一晩置くと固くなる粘土でワイヤーの元を固めてボンドで固定しました。髪を留めるとこんな感じです。使い易くなりました
2010.03.18
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イルカのイヤリング作成してみようと彫ってみました。以前、御蔵でもらったつげの木の切れ端で、ずーっとイルカのイヤリングを彫ってみたいと思っていました。 ノミでイルカの輪郭を削りだしていましたが、少しずつ形になってきました。光り物にまったく興味の無い私ですが、以前、御蔵島のお土産で作ったチョーカーを見てたら、イヤリングを彫ってみたくなったんです。以前の記事はこちら。 年輪に直行するように模様があるのが分りますかこれが虎杢です。磨きをかけると、宝石のように輝きます。これはヤスリをかけて、椿油を塗った状態です。だまだ、磨きが足りないです。プロが磨くとこんな風に輝きます。でもこの虎杢を眺めていたら、木の宝石と呼ばれる御蔵島のつげで、イルカのイヤリングを作ってみたくなりました。イヤリングなんて殆どした事がないアウトドア女なのに、どうしたことでしょうイヤリングがどんな構造をしてるのかも分らないまま、2つのイルカが彫り上がりました。 小さいので立体感を出すのは難しかったです。 こんな金具も買いました。 これから、いったいどうしたら良いのでしょう
2010.03.17
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大宮市の廣島つげ櫛店へ行ってきました!廣島つげ櫛店は大宮駅の東口を出て、右の繁華街を抜け、線路沿いの道に出た辺りにあるトヨタレンタリースの隣にあります。トヨタレンタカーとマンションに挟まれて、昭和初期のような木造長屋が取り残されたようなお宅です。手書きの『廣島つげ櫛店』と言う看板が無ければ、櫛店には見えない普通のお宅です。こちらは 日本職人名工会の廣島政夫さんの紹介ページです。 http://www.meikoukai.com/contents/town/07/7_29/index.html今日は、つげ櫛を買いたいと言う横浜のMちゃんと大宮駅でお昼に待ち合わせました。電話で「午後1時頃伺います」と伝えてあったので、まずは駅ビルで軽くランチ。その後小雨の降る中、駅から5~6分程歩いて着きました。呼び鈴を鳴らすと、ニコニコしたおじいさんが出迎えてくれました。この人が日本一のつげ櫛職人の廣島政夫さんです。奥様も後ろでにこやかに向かえてくれました。とてもホッとする暖かい雰囲気です。『遠くから良く来たね。』と、まるで孫でも遊びに来たかのように、玄関を入ってすぐの畳のお部屋に通されました。なにか、江戸時代を感じさせる様なお部屋でした。掘炬燵に腰を落ち着けると、早速、櫛が次々と出てきました。ここは、色々な櫛を試し梳きさせてくれて、その人に合った密度の櫛を薦めてくれます。櫛の歯は細かい程高級なのかと思いましたが、そうではないようです。その人の髪質に合った櫛歯の密度があるようです。私は去年6月にも廣島つげ櫛店におじゃまして、長さ10cm、歯の密度8本/1cm の一番安い携帯用の櫛を5千円位で買いました。その時は11本/1cm、1万円位の櫛を薦められました。でも私は繊細な性格では無いので櫛歯を折らないか心配だったのと、粗歯の櫛から試し梳きしたのでいきなり11本/1cmの櫛で髪が梳けるか自信がありませんでした。その日は結局、予算の都合もあり、一番安い櫛を買って帰ったのでした。ところが、帰って髮を梳いていると8本では、ちょっと物足りなかったんです。夏に海で塩焼けした上に、南の島の太陽にも焼かれて痛んだ髮を梳いても、気持ち良~く通るんです。そして痛んだ髪がツヤツヤしてきます。広がってバサバサだった髪がまとまって行くんです。鏡を見ると小顔になったみたい。手で髮を撫でるとツルツルします。つまり、とても痛んだ髪でも、櫛通りが良く、8本/cmの櫛では物足りない位、スカスカ梳かせるんです~。これが、職人が手引きで作った本物のつげ櫛なんだぁお薦めの櫛を買っておけば良かった~ぁ髮を梳くのが、こよなく気持ち良~いうっとりする時間を過ごせるんです。浮世絵の髪梳きの女性達は、こんな至福の時を過ごしていたんですねっ。知らなかったー。髮を梳くのを止めたくな~いあまり髪の手入れに豆じゃない私でしたが、この日から寝る前にこの櫛で髮を梳き、ゆったりした時間を過ごすのが常となりました。また、まったく関心のなかった浮世絵にも興味が湧き、那珂川町馬頭広重美術館にも行ってきました。 しかし、携帯用のつげ櫛では、寝る前のゆったりした時間を過ごすに物足りなくなってしまったんです。旅行に携帯するには十二分ですけどね。今日はもっと良い櫛を見て、良かったら買ってしまおうとやってきました。前回はケチって物足りなくなってしまったので、今回の予算は3万5千円。浮世絵の女性が使ってるような長い櫛が欲しいです話は、畳の間の掘炬燵に戻ります。江戸時代にタイムスリップしたようなお部屋で、様々な櫛を試着させて頂きました。櫛の話はもちろん、つげの美しい杢目の話、御蔵島の話などで盛り上がりました。櫛の試着は至福の時でもありました。自分の髪の手触りがどんどんサラサラになっていきます。髮を梳くこと自体が気持ち良く、頭皮も刺激されているのか頭がポカポカしてきました。自分の髪が美しくなっていくのを実感しながら、櫛にまつわる色々なお話もお聞きしました。櫛が毛先の痛んだ髪に引っかかった時は、ゆっくり梳くと絡まった毛先が解ける。現代人にこそ、1日の終りに髮梳くようなゆっくりした時を過ごして欲しい。優しく気さくな語り口は耳にも心地良いです。櫛は1cmに8本、10本、11本、13本の歯の物がありました。中には平安復元櫛なんて櫛もありました。去年来た時は16本と18本の櫛も試させてもらえましたが今回はありませんでした。最近、廣島さんは13本の櫛を引くと縞模様の残像が見え、作るのが辛くなってきたんだそうです。それで名工会からの13本の注文はお断りし ているそうです。短い櫛を何本か試着させて頂いた最後に長さ18cmの櫛が出てきました。深川利久。これです浮世絵の女性が使ってる櫛っお値段は4万8千円。1万円以上の予算オーバー。う~ん、どうしよう~。前に来た時に見せてもらった2万円台3万円台の櫛は出てこな~い。今日の予算を告げても、出て来な~い。前回見た櫛は売れちゃったのかなぁ。。。深川利久で髮を梳くと、「あ~ぁ、、、気持ち良~い」やはり長い櫛の方が、ず~っと梳き易いです。特に頭の後ろ側の梳き易さが全然違います。それに良い物は、出会った時に買わないと無くなってしまいます。考えては梳き、梳いては考え、悩みに悩みました。その櫛を友達に渡すと、彼女も「うわぁ~、、、」って絶句しています。私が財布を広げたり、へそくりポッケをのぞいたりして悩んでいると、『作りたての櫛を試させてあげましょう。』って。これが、髪に溶ける様な梳き心地。手を離すことが出来ません。買ってしまいました。随分、悩んだのですが、至福の時間を買うのなら安いのではないかと。清水の舞台から飛び下りて登り直し、また飛び下りたような気分です。そのまま雲の上を歩いているみたい。郵便局の残金が633円になっちゃった。それでも帰ってからこの櫛で髮を梳く自分を想像すると楽しみで仕方ありません。買ってからもしばらくお話をしていました。御蔵島のこと、御蔵島のつげでブラシを作ってもらったこと。ブラシを作ってくれたのが、廣島さんのお弟子さんだったこと。御蔵島のつげは島つげと言って特別であること。島つげの、木とは思えない光沢は廣島さんも好きであること。でもその光沢は暴れる杢目から出来ており櫛にすると歯が欠けてしまうこと。それでもその光沢ある杢目が好きで、ご自分で将棋の駒を作ったこと。その作った将棋の駒も見せていただきました。私も持ってきていた御蔵島のつげブラシをお見せしました。廣島さんは手にとり、『これは綺麗な虎杢ですね。安藤さん(ブラシを作っていただいた別府つげ工芸の4代目)は、良い仕事をしましたね。こんなブラシなら私も欲しい。』と言って下さいました。そして『これは一生の宝物ですね。大切に使ってください。』とも。気が付くとお邪魔してから2時間が経っていました。あっと言う間に時間が過ぎていました。また来ます、とご挨拶をして帰路につきました。楽しいひとときを過ごすことが出来ました。御蔵島をきっかけの出会いに感謝です。追記 何種類かの櫛は名工会でも通販できますが、可能ならぜひ大宮駅近くの広島つげ櫛店に足を運んでみて下さい。櫛の試着をさせてもらってから、ご自分に合った櫛を選ぶ事をお勧めします。ごく普通のお住まいなので電話してから訪問しましょう。〒330-0843 さいたま市大宮吉敷町1-13広島つげ櫛店 広島政夫さん電話 048-643-3386
2010.03.07
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今日は予定通りなら帰る日です。朝から大雨でした。御蔵島ですから予定通り船が来るとは限らないので、今日がダメなら明日帰る算段は全員してきました。一応朝船着いたし、昼の方が潮が引いてるし、帰る準備を始めました。帰れる時に帰らないと、去年10月に4延泊した事がありますしね~(^^;荷造りが終って宿の会計を済ませると、雨が小降りになってました。ちょっと散歩に出てみました。海は遠目では穏やかなようです。なんだか船、来そう。少し残念な様な…お昼は"やまや"さんで明日葉ラーメンを食べました。すみません、写真は食べかけです。もっと明日葉たーっぷり乗ってるし、シナチクもほとんど食べちゃった後です。しかも卵は友達から借りて撮りました(^^ゞ散歩に出た時、船でカップラーメンに入れて食べる為に道端で明日葉も採ったので、船が着けば夕飯も明日葉ラーメン御蔵の明日葉は、茎がアスパラみたいで甘くて大好きです 宿の畑で明日葉を収穫したら送ってもらえるように頼んできました。これで帰ってからもしばらく御蔵島気分に浸れます船、着きました。名残惜しい。初、縦走出来た御蔵に乾杯!いつもゴロゴロしていくデッキにはナントテントが張ってありました大島に沈む夕日。春は東京湾に入ってから夕日を見ましたが、やはり冬が近いですね。さあ、次に御蔵に来るのは春だー。
2009.11.23
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朝、起きると頭の上は晴れていましたしかし、20Km北の三宅島の上には黒雲が見えます。アメダスを確認すると、三宅島から南東に帯状の雨雲が御蔵島を避けるようにありました。昨日の三宝神社参りの御利益に違いないよしっ、祖霊社にもお参りに行こう(-人-)朝散歩で祖霊社にもお参りしてきました。祖霊社の境内には宿のおじさんのおばあさんの胸像があります。島の助産婦さんだったそうです。クモの巣が張っていたので取り除き、葉っぱの櫛で胸像の髪も梳かしてきました。燐とした顔だちの、でも可愛らしいおばあさんです。境内から島を見つめるまなざしが宿のおじさんに似てる気がします。 宿に帰って朝食を食べてると、ガイドさんから電話がありました。『縦走できますよ。』ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ♪ ガイドさん、縦走の登山道出口に朝、車を置きに行って、散歩がてら歩いて帰って来てくれたそうです。大急ぎで山歩きの準備をしました慌てるとカメラ忘れたりするから要注意ですっ。私は山靴を地元の駅に停めた車の中に忘れて、運動靴にスパッツ履きましたぁ(^^;そんなこんなで登山口まで車で移動です!!途中、車道横の"いなさの大ジイ"って幹周9mの大木にも寄ってもらいました。いつも山歩きの帰りに寄ると、暗くて写真が撮れなかったんです。↑登りだしは整備された階段の登山道です。雨が少なかったのか、いつも滑りやすい御蔵の山道も、今日は乾いていました。これなら運動靴でも大丈夫そう(^。^;天気は上々。縦走日和です。御蔵の神様ありがとう(^人^) 背の低い笹からススキが顔を出していますが強風の吹きつける御蔵の山では、あんまり笹より大きくなれないようです。笹の間には、まだ小さなツゲの幼木が、笹に風から守られるように生えていました。良く見ると、笹と同じ高さまで伸びたツゲの木が沢山ありました。所々緑が濃いのがツゲです。登山道は見晴らしの良い笹の間を抜けていきます。山から海が見えるのも御蔵の山歩きの良い所です ツゲのトンネルを抜け、遠くに御代ヶ池を望みあっと言う間に標高800m長滝山に着きました。写真は水力発電してる川の上流の谷です。山頂自体は何の変哲もない所ですが、長滝山には2等三角点がありました。でもすぐ隣にもっと高い850mのピークがあります。850mのピークから進行方向の御山方面を眺めていると、雲がわいてきました。 風上の谷を風が吹き上がり、雲が湧き、風下へ下りながら、渦巻き、尾根を巡る。風は谷へ吸い込まれながら雲が消えていきます。山を超える風に雲で色をつけたみたい。いっくら眺めてても、全っ然っ飽きませんでした~山の両側に海が見え、海を渡る風が島に当たって雲を作るから、雲の誕生から消滅まで手にとるように見えて、とても楽しかったですさて、これからは前方の雲の下を歩くことになります。風も出てきました。今いる晴れてる所でお弁当を広げたい所ですが、まだ10時半でした。一度降って登り返した御山山頂でお昼になりそうです。 幻想的に変わった風景の中を御山山頂を目指します。山頂は雲の中でした。背のやや高い笹に挟まれた登山道でお弁当を広げました。風が笹に遮られ、笹より低くなると意外と暖かかったです。笹に守られたツゲの幼木の気持ちが分りますね山頂にかかる雲の上は青空らしく、太陽を透けて見える時がありました。真っ白だけど眩しい霧の中です。御山の笹は丁度私のおでこの高さくらい。背伸びしても私だけ海が見えない高さです。今日は雲の中なので他の友達にも海が見えないから安心、安心。宿で作ってもらったお稲荷さんと太巻き弁当の後、ガイドさんの焼いてくれたクッキーも頂きました御山でお弁当の後は、乙女峠を目指します。天然のつげ林を抜ける山道です。雨が降ってきたのかと思いましたが、樹雨(キサメ)でした。濃い霧が枝に着き、水滴になって落ちてくるんです。御蔵島は黒潮の中にお碗を伏せたような島です。周囲は海蝕崖に囲まれています。この崖に黒潮の湿った風が当たり、急激に上昇する為に濃い霧が発生するそうです。だから雨が降らなくても霧が樹雨となり、島全体を潤しているそうです。だから水事情の厳しい伊豆七島の中でも、美味しい水が湧くんですね。御山から乙女峠への道は、あまり人が歩かないようです。苔で出来たフカフカの絨毯でした。回りは雲。足元はフカフカ。雲の上を歩く時ってこんな感じかもしれませんね? 苔の上には可愛らしい花も咲いてました。スミレみたいな葉ですがキッコウハグマって言うそうです。 それからツルリンドウの赤い実。リンドウって花のど真ん中に実がなるのっ乙女峠の展望台から三角点を見下ろした所。この三角点の上を避ける為に展望台が後に引っ込んで出来てるそうです。最近の三角点はGPSで位置を測るので真上に展望台を造れないんですって。木造でもダメなの…?乙女峠からは一気に下りです。標高が下がると青空が見えてきました。 登山道の階段にはダイモンジソウ。 登山道出口の水が染みだしてる崖にはウメバチソウが群生していました。雨の予報でしたがお天気は一日持ちました帰ったら三宝神社と祖霊社に御陰参りに行かなくっちゃねっガイドさんもお疲れさまでした~ガイドさんのブログも見つけましたよ。http://bluemoonocean.at.webry.info/200911/article_18.html
2009.11.22
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御蔵島へ山の縦走目的で行ってきました!まずは入島編です。御蔵島は伊豆七島の内の一つで、三宅島の南、八丈島の北にある島です。島に渡るには船とヘリの2通りの方法があります。ヘリは三宅島と八丈島から出ています。ヘリに乗るには三宅島か八丈島まで船かANAで行くことになるので、船で御蔵島へ入れた方が格段に安いです。詳しくは、御蔵島をごらん下さい。 ところで、この船の御蔵島への着岸率はとても低いです。御蔵島はお碗を伏せたような形をした島で、北北西に桟橋が1本突き出ています。西風や北風が吹いてウネリが入ると桟橋が波をかぶって客船も貨物船も桟橋に着くことが出来なくなります。着岸のチャンスは6時と13時の2回。どちらも着岸出来ずに竹芝桟橋へ帰ってくれば船代は全額帰って来ます。今日の予報はウェザーニュースによると、朝から西風で昼過ぎに強くなる予報。でも気象庁の波シュミレーションによると、西のウネリが大きくなるのは昼過ぎです。早朝はまだウネリが東南東の予報でした。朝の6時には着岸出来るかもしれません。昼は絶望的でしょう。御蔵島へは条件付出航で、着岸出来るかは行ってみないと分りませんが、とりあえず金曜夜の船に乗り込みました。朝6時に船が着岸出来れば縦走できます。土曜の天気予報は晴れマークで縦走日和です。しかし日曜日は雨マーク。ぜひ朝、着岸してほしいものです。ところが三宅島に着いてみると、御蔵島より立派な桟橋なのに、波が荒く着岸に苦労しています。桟橋の向こう側では波がドッド~ンとしぶきを上げていました。暗くて良く分らないけど、磁石を出してみたら御蔵と同じ向きの桟橋でした。こ、これは、、、御蔵はダメかも?!案の定、船は御蔵のすぐ近くを通過していきました~御蔵島を過ぎて八丈島へ向かう途中の海から太陽が昇ってきました。 そして八丈で折り返した昼過ぎ。御蔵島が近づきますっ。あー、良い天気。朝船着けば縦走日和だったなぁ。そして、、、予報通り波高く船は昼も着きませんでしたぁ。再びしかたが無いので三宅島で船を降りました。ヘリに乗って御蔵島を目指します。 ↑ヘリから三宅島を見下ろしました。そして御蔵島の桟橋をヘリから見たら、波で真っ白。こりゃぁ確かに船の着岸はは無理だった。昼に御蔵で降りたいお客さん、私達3人だけだったし。初めは6人居たそうですが、一人は釣り人で目的地を三宅島に変え、2人は八丈島からヘリで御蔵島へ向かったそうです。とにかく御蔵島へは入れました明日は雨の予報ですが、神頼みといきましょう(^^ゞ 三宝神社へお参りです。竜神様もいたので、お願いしますっ(-人-)さらに三宝神社の裏の崩れそうな階段を上ったらそこにも祠があったので、お参りしてきました。え、節操がないって?大丈夫。全部、三宝神社に居た神様です(^^;;;確か、三宝神社に祭られているのは、初代の神主さんと、つげの交易権を三宅島の役人から取り返してくれた江戸のお医者さんと、政権交代の煽りで御蔵に島流しされた元お医者さんの3人だったと思います。御蔵島を愛している3人ですから、御蔵島を縦走したいお願いもかなえてくれるかも三宝神社は玉石の美しい神社です。玉石は御蔵島に当る黒潮が崖を崩し、波が岩を削って丸くなったもの。御蔵の浜は全てこの玉石で出来ています。この玉石を昔の人が担いで崖を上り、村の一番高い神社まで運んで出来ています。御蔵島には、ちょっと横道に入ると玉石で出来た路地や階段があって、とても情緒ある風景です。お参り済ませて境内を散歩してたら、なんだか赤と緑の実が2つ、くっついたまま落ちていました。なんの実だろう? 狛犬様の回りにも沢山落ちていました。神社を後にして、港の見える広場まで散歩してみました。丁度、夕日が海に落ちる所で夕日がとても綺麗でした。西風がとても強いです。最後にお天道様にも明日の縦走できる天気をお願いして、宿に戻りました。右の写真は客船が着く桟橋です。少しウネリが入ると、すぐ波をかぶってしまいます。もう少し桟橋を高くすれば良いのにと思っていましたが、島に黒潮が当ってる時は海の潮位が上がってしまうんだそうです。まだ黒潮が当たっていて海水温は24℃もあるんですってさあ、明日は縦走できるかな?この日の御蔵島の様子。
2009.11.21
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イルカのアクセサリーを作ってみました御蔵島で370円のお土産ツゲのイルカを買いました。裏側は磁石が付いてました。角を丸く削って立体的にしてみました。オリーブオイルを塗ったら、だの柾目だった左のイルカにも虎目みたいな光沢が現れました! 裏の磁石を割って外しました。裏にバレッタを付けました。もう一つはチョーカーにしてみました。使わない時はカレンダーの前にブラ下げて飾ってます。(^0^*
2009.06.16
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日本一のつげ櫛職人のお店に行ってきました! 大宮駅の近くの広島つげ櫛店へ行ってきました。お店というより普通の民家みたいで看板が無ければお店とは判りませんでした。呼び鈴を押すと『どうぞ中へ』と掘ごたつのある居間へ、とても気さくに通されました。 次々と櫛が出てきました。歯の細かさが1cmの間に11本、13本、16本、一番細かいのは18本だったかな? その櫛で髪を梳かさせてくれました!『目の粗いのから順番に試してみて』と言われるままに櫛をあてると、櫛が髪に吸い込まれる様でした。私の髪は微妙にくせ毛で絡みやすいんですが「あれ?髪の毛あるよね?」って手応えなんです! まさかこんなに細かい櫛が私の髪に通るはずがないと思う細かい櫛の歯が、気持ち良く通るんです! 髪を梳くのを止めたくない感じ。女友達と3人で行ったんですが「早く回して!」って急かされちゃった。なんだか浮世絵で描かれている髪を梳く女性の気持ちが分った様な気がしました。とても幸せな時間を過ごしていたんですね。最後に一番細かい櫛で髪を梳いた後『もう一度、粗い櫛で梳いてごらん』と言われました。そしたらびっくり! 何の手応えも無い! 髪の無い地肌を櫛で撫でてる様な感じでした~。実は今回一番安い櫛を旅行の持ち歩きように買おうと思っていたのですが、それは1cmに8本の粗さ。ものすご~く悩みました。でも私はあんまり繊細な性格では無いので、旅行中かなり手荒く扱うはず。細かい櫛はいつか家で至福の時を過ごす用に買いに来よう。今日はお手頃価格のポシェットサイズの櫛を買って帰りました。 櫛の話を聞きながら、私が行ってきた御蔵の話もしました。私が御蔵で買って来たつげ製磁石付きイルカに細工をして、イルカのチョーカーとバレッタを作った物を身につけて行ったのですが、それに椿オイルを塗ってくれたりしました。 3人とも髪を梳きまくって帰ったので、帰り道の3人の頭には天使の輪がありました♪
2009.06.14
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宿のご主人秘蔵の将棋駒を見せてもらいました。ツゲの木を伐る時に、これは!と思う木目で作ってもらった物だそうです。木とは思えない輝きです。 虎目って言うんでしょうか?すごく綺麗でした。触って見せてくれるのも嬉しかったです。ツゲの木は成長が遅く植えてから100年しないと伐採できないそうです。このツゲも宿のご主人のご先祖が植えたものなんですね。
2009.05.30
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御蔵島の食堂紹介します。美美庵お刺身定食1200円がお勧め↑その日に入ったお魚が何種類かお刺身で出ます。小鉢も付いてお得です。地魚の味噌焼。地魚定食の向うにあるのはカレーの小。女性なら小で十分なサイズです。小食な人にはこれでも多いかも?! ふくまる初日、これからドルフィン・スイムで泳ぐのに、美美庵でお刺身定食を食べた後で「ふくまる」でもジェラード食べました。すっっご~く美味し~いっ♪母はコーヒーも頂きました。この日、宿で夕食を食べた後、母は「ふくまる」で売ってたプリンが食べたい。と言い出し、もうお店が閉まってる時間なのに電話してました。もちろん時間外は電話かかりませんでしたよ(;^_^A 翌日は暴風雨でした。お昼は宿の車で美美庵まで送ってもらいました。横殴りの雨が降ってる中、美美庵から歩いてプリンを買いに行きました。宿で頂きましたが、これも濃厚で美味しい手作りプリンでした(^Q^) 最終日は宿で草餅を搗いてくれたり、島のおやつでよもぎを甘い衣で揚げた物を食べたりで、お昼ご飯が入りそうにありませんでした。それでも「ふくまる」のプリンは食べると言う母にプリンを買いに行きました。ついでにケーキとカツサンドも買って、帰りの船の中で食べようって。←えっと、お昼は食べられないんだよねっ!? 結局、船の中で夕飯に頂きました~「ふくまる」さんには美味しいパスタもあります♪やまや今回は行きそびれてしまいましたが、やまやと言う食堂もあります。アシタバラーメンやかき氷、お勧めです。御蔵島は伊豆七島の中では珍しく水の豊富な島です。巨樹やツゲの原生林に降った雨の湧きだす御蔵の水は、とっても美味しくかき氷は☆最高!☆です。
2009.05.29
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2日目は暴風雨だったので、御蔵島産業センターでツゲのお土産作りを見学してきました。産業センターはヘリポート下にありました。黄楊や桑の名刺入れ、ツボ押し・イルカペン立て・コマ、耳掻き等、小物を作って農協で売ってるそうです。でも農協は土日がお休み。100人からの観光客が来るせっかくの土日が、定休日の店で売ってるなんて変ですよねぇ。私は今まで土日しか来た事が無かったので、御蔵にはお土産が無いと思ってました。印彫機室には印鑑やプレートに文字を刻む機械もありました。農協で頼んだ印鑑はここで彫られるそうです。携帯ストラップも作ってました。竹の子ストラップも可愛いですが、やはり御蔵はイルカでしょう! イルカの置物、つげのブローチ、将棋の駒。色々出荷もされているみたいです。ツゲの板材、棒材、原木も置いてありました。ツゲの木が売れないと、ツゲ山の地主さんがツゲの手入れをしないので、村役場で定期的に買い取っているそうです。 お値段お手頃で作れる、箸や箸置きを沢山作っていました。でもツゲは水に弱く、洗う時に水に漬けっぱなしにしたりすると段々黒いシミが出てしまうそうです。やっぱり御蔵のツゲで櫛が欲しいなぁ…。なんで何処にも売ってないんでしょう?高いから?
2009.05.28
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平日のドルフィン・スイムは、イルカ達の大歓迎でした~♪71才になる母と2人で御蔵島へドルフィン・スイムに行ってきました!初日の午後のドルフィンスイムはイルカ達から大歓迎。友人に聞いてた通り、平日のイルカは疲れても、船に上がっても許してくれなかった~♪ヘトヘトになるまでグルグルして、船に上がるなり、戻って来て並走。また泳ぐとグルグル回って、上がろうとすると船長までまたイルカを指差す~ぅ(@O@)『船に上がったらまた来ましたよ~』「いや、もう勘弁して下さい~!」状態でした。一緒にグルグル回ってる時はイルカが近くて写真を撮っても、画面一杯の腹とかしか映りません。それでグルグルした後、去りゆくイルカを撮ったら、次のイルカが割り込んできました。すぐまた見つめ合ってグルグル。夢中でイルカの方を見てたらスノーケルから水飲んじゃったー。ゲホゲホしてたらイルカ達は『なんだ~』って感じで行ってしまいました。 船に上がると船の前も後ろも左右も小さいグループが、気ままに緩~い大きい群れを形成している中に船がいました。船の前後を通過しては戻ってきたりと、イルカ達が行ったり来たりしてました。平日の上に明日は大荒れの天気予報だったので、観光客は昼便で帰ってしまったようです。ドルフィン・スイムの船は私と母の乗った1隻だけでした。おかげでイルカの群れを独り占め出来たようですっ♪(^O^)
2009.05.27
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御蔵島へ行ってきました。 御蔵島について御蔵島は、伊豆七島の一つです。竹芝桟橋から東海汽船で7時間半、三宅島から南へ船で1時間の所にあります。周囲を黒潮に削られた500mの崖に囲まれた島です。御蔵島へは東海汽船が毎日運行しています。 22:20、竹芝桟橋出航 翌朝5時頃、三宅島 6時頃、御蔵島へ到着。御蔵島を出た船は八丈島へ向かい、八丈島で掃除等を済ませた後、登り便として再び御蔵島へ向かいます。 13時頃、御蔵島 14時頃、三宅島 20時半、竹芝桟橋以上の往復が毎日運行しています。しかし、御蔵島は黒潮の中に突き出すように桟橋がある為、船の着岸率が悪く「条件付出航」が普通の島です。「条件付出航」とは、島に着岸出来ないかもしれないけど承知の上で乗る事を意味します。着岸のチャンスは朝6時と昼13時の日に2回。どちらも着岸出来なかったら船賃は全額返ってきます。 冬の着岸率は3割を切ることも有ります。4月には5割位。5~11月は7~8割位でしょうか?東京都なのに近くて遠い島です。黄楊(つげ)御蔵島は江戸時代からツゲを出荷してきた島です。今も天然のツゲの原生林が島の山の大部分を占めています。戦前位までは子供が産まれると1000本のツゲの苗を植えてきたそうです。ツゲは成長が遅く80~100年以上育たないと櫛の材料にならないそうです。孫の為に祖父母が植えるそうですが、自分の為に植えられたツゲでも孫の代までお金にならない木です。現在は村有地に子供たちがツゲの苗を植えてるそうです。ドルフィン・スイム 現在の御蔵島はドルフィン・スイムで有名になりました。他の伊豆七島よりも沢山のイルカが子育ての為に住み着いています。御蔵のイルカは成熟したメスと子供、それに若いオスの群れだそうです。オスは3~4年位で島を出て行くみたいです。 御蔵のイルカは母イルカは人に慣れているし、若いオスや子供達は好奇心が旺盛です。ドルフィン・スイムの船で島を一周してるとイルカの方から船に寄ってきます。船長さんの合図でスノーケルを付けて海に入ると、『人の方からイルカに触ってはいけない』と言われてるのに、巨大なイルカがネコみたいにすり寄ってきたりする事もあります♪大抵はイルカが泳いでる人を調べにやってきます。キュイーン、キュイーンと言う声が人に甘えてるように聞こえますが、探索音なんだそうです。イルカの機嫌が良いと一緒にグルグル回ってくれたりしますヽ(´▽`)/。そんな時のイルカは、なんだかとても楽しそうです。 天気によっては上陸の難しい島ですが、ぜひ一度イルカと泳ぎに行ってみて下さい。ツゲと巨樹の島に昔から住み着いているイルカ達が、きっと大歓迎してくれます。
2009.05.26
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最終日。午前中、イルカと泳いで、 昼過ぎの船で帰ります。あ~ん。名残惜しいよ~また来るからね~。東京湾に入る頃、夕日が見えました。御蔵島とは思えない順調な旅でした。行きも帰りも予定通り船が着きました。
2009.04.19
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午後はタンテイロの森を散歩です。でもその前に誕生日会してもらいましたぁー♪ケーキを食べたら眠くなっちゃった。でも明日は帰るので頑張って散歩に行きました!里から歩いて行けるタンテイロの森はガイドさんの要らないお手軽な巨樹の森です。終点の森が気持ち良いので、眠かったらそこで寝ようと出発。でも一人はとても疲れていたのでリタイア。宿で寝てから近所を散歩してきたそうです。 里の近くの三宝神社と、神社の近くの神山です。神山は島内何カ所かにありますが、数年前の台風で島のあちこちに被害があった時、神山の周りは被害が無かったそうです。島の人も神山の周りの木は伐らないそうです。写真では小さく見えますが、タンテイロの森は巨樹のオンパレードです。巨樹の群生です。でも巨樹ばかり見上げて歩いていると、足元のカタツムリを見落としそう。伊豆七島の中でも特に雨の多い御蔵島の巨樹にはよく虚が空いています。何か住んでそうでした。午後の日の射す森は気持ち良く、森林浴昼寝に最適でしたー この日は、朝御飯前にも散歩したので写真を少し。 海の見える玉石の道。ホウチャクソウ。島桜。民家横の神山。
2009.04.18
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御蔵島2日目はドルフィン・スイムに行きました。普通はイルカがいる所を探してイルカと泳ぎます。 でも船長さんのHPのエコドルフィン『通常のイルカウォッチングのように船を走らせてイルカを捜しに行くのではなく、その日の一番海が良いところに船を停め、アンカーをうって、船を拠点にして自由に泳ぐスタイルのイルカウォッチングです』が気になって一緒に行く友達に打診したら「私も気になってた」「初めてだからその方が安心」って言ってくれたので、エコドルフィンしてみました。結果は、、、酔ったぁ。丁度御蔵島に黒潮が当り始めて、島に当った黒潮が2つに分れていました。この流れの中に飛び込んで、流された所に船が来て拾ってくれる。を繰り返しました。上記のようなアンカーをうって島の海を楽しむ様な状態じゃ無かった。ある意味、普通のドルフィンスイムより目が回りました。黒潮ってものすごく早~い!イルカも来てくれなかったから結局イルカを探しに行って、やっとドルフィンスイム出来ました。船酔いしてたから写真は撮れませんでした(^^ゞやはり御蔵のイルカはすごい!もうウッハ、ウッハです。←イルカがですよ!『遊んで!遊んで!』状態のイルカに囲まれて幸せでした~。ルカとクルクルするのは全然酔わないから不思議~イルカって何で目を合わせて泳いでくれるんでしょう?なんで一緒にクルクルするとクックック!って笑った見たいな声を出すんでしょう?なんで一緒にドルフィンキックすると飛び跳ねるように喜んでくれるんでしょう?人間側が勝手に感情がある思ってるだけだって人もいるけど、とてもそうは思えない!イルカも楽しんでました!
2009.04.18
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御蔵島へ行ってきました。 ドルフィン・スイムで有名な島ですが、実は巨樹の島でもあります。山へ入るには必ず島のガイドさんを頼まなければ行けません。来島5回目の今回は山の縦走をお願いしていました。ところが出発の前日に私は腰を抜かしてしまい、出発直前に治療に行ったものの、まだ安静が必要な状態(;_;)。泣く泣く宿で留守番することにしました。(←旅行自体を諦めないのか。私。) ところがガイドさんからちょっと出発が遅れても良いかって電話があったのを幸い、1日ガイドだった所を午後半日にしてもらいコースも平坦な南郷の巨木コースに変えてもらいました。仲間は午前中、エビネ公園へエビネ蘭を見に行きましたが、午前半日は一人で寝てました。 友達がエビネ蘭の写真を撮ってきてくれました。去年の4月は少ししか咲いていなかったので、花に近づかないと香らなかったのですが、今年は咲いている花も多く、公園内はエビネ蘭の香りだったそうです。 午後は南郷の巨樹の森へ4人で出かけました。ガイドさんはきよやファームの御主人です。車で山道の入り口まで移動中、水力発電の谷を通りました。残念ながら発電所は見えませんでした。山道の入り口コース途中足元にはオオミズナギドリの巣穴が沢山合って気を付けないと時々踏み抜きます。腰が本調子じゃない私に合わせて皆ゆっくりあるいてくれました。終点に横たわる倒木。顔があるの判りますか?終点には巨大なスダジイって巨樹があるのですが、大きすぎて写真に入りきりませんでした。車で里に戻る途中のスダジイは斜面の下から見上げて横に伸びる大枝を撮る事が出来ました。これでも10mmの魚眼レンズで撮ってるんです。明日はドルフィン・スイムです!
2009.04.17
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御蔵島へ4/16の誕生日の夜の船に乗って行ってきました! 御蔵島はドルフィン・スイムとツゲと巨樹の島です。友達が島のジェラード屋さん?の「ふくまる」さんに素敵なケーキを頼んでくれました。4月生まれが3人いたので3人分のお祝いしてもらいました!いつもは3人分の歳の合計だけろうそくを立てるのですが、ちょ~可愛いイルカに百?本のろうそくを立てる事は、とても出来ませんでしたぁ。しょうがないので周りの苺に立てられるだけのろうそくを立てました。そ~と~サバ読んでますっ(^^ゞ そしてろうそく点火か、可愛い~ぃ!!これにフォークを突き刺すのぉ~!?皆が躊躇する中、真っ先に私が鼻先から頂いた所‥‥『美~味し~いっ』(^Q^) (゚o゚)(>▽<)あっ、と言う間に無くなりました。(-人-)合唱。中はクリームチーズとフルーツの段々でしたっ♪ おでこに入ってたメロンは私が食べたのですが、甘く煮たキウイだと思った。後でお皿を返しに行ったら、「イルカのメロン体とかけてメロンが入っていた」と聞きました。気づいてもらえなかったお店の人をガッカリさせちゃった。あぁ、メロンを独り占めしないで皆で分けたら誰かが気が付いたかもしれないのに~っ。Romiのばかっ(;_;) さ・ら・に・食べ終わってから、「あ~っ! 宿のおじさんとおばさんに見せるの忘れてた~っっ!!」え~ん。・°°・(>_<)・°°・。来年も作ってくれるかなぁ?
2009.04.16
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