日記

子供のころ怖かった花が２つあります。

一つ目はこの花

オオイヌノフグリです。

私の記憶では小学校の入学式の後なんですが、このカワイイ花を見付け、嬉しくて母に知らせると 　母は

「それは鼻血草と言って　摘むと鼻血がでるよ！」　と言ったのです。

半信半疑だった私は　すでに摘んでいたその花の匂いを嗅ぎました。。。

そして、なんとその後　本当に鼻血を出したのです(-"-;)。

それ以来　私はこの花に近付かないように　とても気をつけていました。

高校生になって　友達数人が鼻血が出るか実験してくれるまで本気で信じていました…。

大人になってから　母にそのことを聞いても何も覚えていなくて、冗談から出た誠だったようです(-"-;)。

そして　もう一つ怖かった花はこの花。

ヒメジオンoｒハルジョオンです。（写真はハルジョオンだと思います。）

（ヒメジオンとハルジョオンはとても似ているので同じ草と思われがちですが　詳しく観察すると違いがあります。私は短大で自然研究部に入っていて草を採って標本を作っていました＾＾地味でしょ☆）

別名「貧乏草」　この花を摘むと貧乏になると言われていました。（あれ？また母の出任せか？？）

子供のころ、家が常に学年で２番目に貧乏だった私　（一番貧乏ではないあたり私の神様（私）の優しいところ･･･）　は　貧乏でとても苦労をしていました。

他にも家族の問題で悩みは多く　

子供心にも　「人に相談できるようなことは悩みではない…」　と思ってました＾＾；

そんな悩み多き小学生の私は春にこの花を見るたびに　『今年こそは貧乏草を摘まないぞ！！』　と心に強く誓ったものです。

ところが　大きな悩みの種を減らしたかったのに　毎年必ずボ～っと歩いていて　無意識に貧乏草を摘んでしまうのでした

チャンスはまた来年か・・・と　二、三日落ち込むのでした・・・。

先日　公園で小さな花で小さな花束を作っていた時　この花を見つけましたが　どうしても摘むことができませんでした＾＾

いまだに　怖い花みたいです＾＾；