ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2006.03.16
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6日目 水の都ヴェネツィアへ

 7:00起床7:30出発。昨日の飲酒がたたって見事に寝坊してしまった。朝食は食べ損なったけれど、集合時間にはぎりぎりセーフ。それにしても、ホテル移動で荷造りもあるのに、集合時間30分前に起きるのは心臓に悪い。強行軍なのは相変わらず。

ヴェネツィアに上陸する船からの風景。
ヴェネツィア

 本日は船でヴェネツィアに上陸。独特の町並みは美しい。船着き場に到着すると、観光地らしく朝からとても込んでいる。はじめはサン・マルコ寺院とドゥカーレ宮殿に入場。サン・マルコ寺院内の美術館には、一般の美術館に勝るとも劣らないほどのたくさんの絵画あった。

サン・マルコ寺院
サン・マルコ寺院
サン・マルコ寺院
Basilica di SAN MARCO

サン・マルコ寺院の入場は無料だが、中にある美術館は有料。
時間:9:45 - 4:45
撮影:不可
料金:3ユーロ(美術館)
URL: http://www.basilicasanmarco.it/index.bsm (寺院)
http://www.museosanmarco.it/index_ita.bsm (美術館)


左側がドゥカーレ宮殿。そして、みんなが座っているのは増水時の足場。増水したときはこの上を歩くようになっている。最近は水位が高くなっているようで、この足場を使う機会も結構多いらしい。
みんなが座っているのは洪水用の足場

ヴェネツィアの中心部「サン・マルコ広場」。正面突き当たり部分にコッレール美術館がある。
サン・マルコ広場

ヴェネツィアングラスの工房。
ヴェネツィアングラスの工房

 その後1時間近く自由時間があったので近辺を散策&コッレール美術館に入場。フィレンツェにも共通するけど、

ヴェネツィアの路地はとんでもなく狭い。

道が狭くて入り組み、建物が切り立っているので迷子になりやすいのだ。わたしは、方向音痴じゃないのだけど、結構さまよってしまった。方向音痴の人にとっては危険な街だ。

 コッレール美術館はビザンチンからルネッサンス期までの宗教画を中心とした美術館だ。ルネッサンス前期以前のものが多いこともあって、好みが一致せず琴線に触れるような絵画には出会えなかった。

それにしても、この美術館の案内係はものすごく愛想が悪い。

 別のチケットが必要な特別展の入り口に、間違えて入ろうとしたら理由もいわずに怒るし、出口を聞いても、相当気分悪そうなしぐさで、ペンであっちと指すだけ。語学力に問題の多い日本人は扱いづらいと考えられているのだろうか。プリプリ!
コッレール美術館
Museo Correr

住所:San Marco 52 サン・マルコ広場
時間:(11/1-3/31)9:00-17:00/ (4/1-10/31)9:00-19:00 最終入場は閉館1時間前
休日:12/25, 1/1
料金:数種類あり、サン・マルコ広場に面する4つの美術館にできるものが11ユーロ
URL: http://www.venetia.it/m_correr_ita.htm
http://www.museiciviciveneziani.it/main.asp?lin=EN


 その後ゴンドラにも乗船。ゴンドラの一般的な料金は50分で60-100ユーロ。今回はツアー料金に含まれていたので気にならなかったけど、かなり高いのだ。それと気になったのは、水路の異臭。垂れ流しなので、場所によってはとても臭い。3月でこんなに臭いなら、夏はどのようになってしまうのだろうか。

ゴンドラから見た「ため息の橋」。裁判で有罪が確定した罪人が、この橋を渡るために名付けられた。
ゴンドラから「ため息の橋」を望む

 アカデミア美術館には、こんど行ってみたい。フィレンツェにも同じ名前の美術館があるので紛らわしい。
アカデミア美術館
Gallerie dell'Accademia

14世紀から18世紀のヴェネツィア絵画を中心とした美術館。ベリーニやジョルジョーネ、カルパッチョ、ティッツィアーノ、ヴェロネーゼなど。

交通:1線Accademiaからすぐ
住所:Campo della Carita Dorsoduro n.1050
時間:(火-日)8:15 - 19:15/(月)8:18-14:00
料金:6.5ユーロ
URL: http://www.gallerieaccademia.org/


 観光を終えて今度はミラノに向けて出発。ヴェネツィアがイタリアの北東部にあるのに対し、ミラノは反対側の北西部。イタリアを東西に横断して、またもやバスで4時間の旅。ほんとにバスに乗っている時間が長い。

 バスに2時間以上乗るときは、トイレ休憩もかねて、みやげ物屋やサービスエリアに寄るのだけど、日本人の購買意欲はすごい。どこも似たような品ぞろえなのに、毎回かなり多くの人たちが何か買ってるのだ。個人的には、とくに日本人向けのみやげ物屋はユーロ高も相まって購買意欲が起こらないほどの高さなんだけどね。

 ようやく長旅の末ミラノに到着。ホテルは、またもやミラノ中心部からタクシーで10分くらい離れたところ。でも、このホテルの部屋はさらに広い。ウォークインクローゼットはあるし、大きめのソファーセットもある。テラスは10畳くらいありそうだ。わが家よりも、あきらかに広いのだ。くぅー! 翌日添乗員に聞いたら、本来は上のグレードのツアーで利用する宿らしい。

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最終更新日  2006.03.19 17:55:37
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