ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2009.06.05
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カテゴリ: ワイン会あれこれ
この日は hirozeauxさん ノラキチの妻さん zzz.santaさん たちと銀座のワインバー「カーヴ・デ・ヴィーニュ」へ。ワインは少し相談しながらも、ほとんどお任せでお願いしました。


NV Simon-Selosse Blanc de Blancs Extra Brut
シモン・セロス ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット
Avize, Champagne, France - 白泡辛口

ウメムラさん のメルマガでほめていたので気になっていたシャンパーニュ。ジャック・セロスの現当主アンセルム・セロスのいとこが営んでいる。

抜栓当初は軽やかすぎて泡も荒いと思ったけれど、少し落ち着くとアヴィーズのエクストラ・ブリュットらしいシャープさ、木目の細かさ、それでいてほんのり甘い香りが立ち上がる。

ウメムラさんが比較していたのはトップキュヴェだったので、これ一本でどうこう言うつもりはないけれど、セロスのほうがぜんぜん上。まあセロスの場合、ボトル差が大きいので、別の難しさがあるのだけどね。とはいえ悪くないシャンパーニュ。上のキュヴェ・プレステージも飲んでみたくなった。

シモン・セロスのワインを探す>


2008 Menetou-Salon Blanc Morogues(La Tour Saint Martin)
メネトー・サロン・ブラン モローグ(ラ・トゥール・サン・マルタン)
Loire, France - 白辛口

アスパラに合わせて出してもらったのがこれ。さわやかでアロマティック。少し苦みのある味わいがアスパラとマリアージュ。暑い季節に飲みたいワイン。



1998 Arbois Pupillin Poulsard(Pierre Overnoy)
アルボワ・ピュピアン プールサール(ピエール・オヴェルノワ)
Jura, France - 赤辛口

前半なのに今日イチ。zzz.santaさんは感激のあまり、神様との類似性を指摘していたほど。ちなみにオヴェルノワは自然派の元祖的存在で、自然派ブームが始まる前から手がけていた先駆的な生産者。

ソムリエ曰く、還元が強いかもと持ってきたのがこのワイン。わたしが以前飲んだボトル(違うビンテージ)も還元香が強かった。しかし開いてからのすばらしさに感銘したことが脳裏に焼き付いている。

不安になりながらも香りをかぐと、強い還元香はなく、まさしく素晴らしいワインの予感。98にしてはとても薄い色。自然派らしいナチュラルな口当たり。密度があるわけでは無いのだけれど、だからといって不足は感じない独自の魅力。美しく熟成した痩身の美女。こんなに素晴らしいコンディションのオヴェルノワに出会えたことに感謝。

ぜひ飲んでみるべきワイン。ただし還元香の強いボトルも多いので、デキャンタージュするなどしてゆっくり飲みたい。

オヴェルノワのワインを探す>



2002 Cotes du Rhone Blanc(Auguste Clape)
コート・デュ・ローヌ・ブラン(オーグスト・クラップ)
Cotes du Rhone, France - 白辛口

少しくせのある独特の味わい。単体で飲むと好みのスタイルではないのだけれど、イワシのテリーヌと合わせると、くせのある同士が絶妙のマリアージュ。さすがNソムリエ。

ちなみにオーグスト・クラップはコルナスを代表する生産者。

オーグスト・クラップのワインを探す>


2004 Chateauneuf du Pape Reserve Auguste Favier(Saint Prefert)
シャトーヌフ・デュ・パプ レセルヴ・オーグスト・ファヴィエ(サン・プレフェール)
Cotes du Rhone, France - 赤辛口

なめらかでしっかりとしたストラクチャ。モダンで洗練されたパプ。うまく出来すぎていて、ちょっと面白みには欠けるかも。


2001 Cotes du Ventoux Rouge Cuvee Nadal(Domaine de Fondreche)
コトー・デュ・ヴァントゥー・ルージュ キュヴェ・ナダル(ドメーヌ・ド・フォンドレッシュ)
Cotes du Rhone, France - 赤辛口

あまり覚えてないのだ。

200? Chambolle-Musigny V.V(Digioia-Royer)
シャンボール・ミュジニーVV(ディジオイア・ロワイエ)
Bourgogne, France - 赤辛口

こちらも現代的で清潔な最新の醸造テクニックで作られたシャンボール。なめらかできれいで、そこそこの凝縮感があっておいしいのだけれど、イマイチ印象に残らない。

あとで振り返ってみると、パプ以降は、もっと変化球にしてもらってもよかったかも。自分で買わないワインとの出会いは、こういうお店じゃないとなかなかチャンスがないからね。


ホワイトアスパラ


沖縄産マグロ


ジャンボン・ペルシエ


イワシのテリーヌ


ナバラン(羊のトマト煮込み)とクスクス


鴨のロースト


カルボナーラ


料理は毎度のことレベルが高い。品数は減らしてポーションを多くしてもらってもよかったかも。最後のカルボナーラを食べるのはあっぷあっぷだった。

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最終更新日  2009.06.11 01:45:53
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