ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2009.07.10
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カテゴリ: 自宅ワイン会
前回


1999 Cantico(Podere la Cappella)
カンティコ(ポデーレ・ラ・カッペラ)
\9,000くらい, リカーMORISAWA, 2002年10月購入
Toscana, Italia - 赤辛口

ルカ・ダットーマが手がけるメルロー100%。いちおうレアワイン。

イタリア!!

少し酸化気味のせいもあると思うけれど、イタリアらしい酸が印象的。メルローとは思えない味わい。次のガラトローナよりもこちらを評価する声もあったけれど、個人的にボトルコンディションに疑問があるので評価保留。

カンティコを探す>


1999 Galatrona(Petrolo)
ガラトローナ(ペトローロ)
Toscana, Italia - 赤辛口
\10,000くらい, リカーワールド, 2001年9月購入

ワイナート12号にて、ルカ・マローニ氏が次のようにコメントしていたので思わず購入したワイン。
---
過去3年間の味覚上の価値から判断するに、現在イタリアンのペトリュスはまぎれもなく、ファットリア・ディ・ペトローロである。果実味の凝縮度と香りのエネルギー感にはつくづく瞠目させられるが、1999年ヴィンテージは、今までで最高の出来となっている。
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カンティコと同じく、トスカーナのメルロー100%なのにまったく違う味わい。若さをたたえながらも、メルローらしいグリップのあるミドルボディ。こちらのほうがボルドーに近いけれど、ペトリュスかと聞かれれば否。この先どのように成長するかわからないけれど、メルロー100%ならばマッセトのほうがひしひしとポテンシャルを感じる。これはこれでおいしいのだけれど、ポムロールのトップシャトーが持つスケールや複雑さは感じない。

カンティコとはスタイルが違うだけに評価は分かれた。個人的にはガラトローナ。とはいえ、イタリアの1万円近いワインとしてはともに不満が残る。正直なところスーパータスカン系で感動することは少ない。1万円以上出すならば、バローロやバルバレスコ、ヴァルポリチェッラに感動を覚える。

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1997 Cabernet Sauvignon Lafoa(Corterenzio)
カベルネ・ソーヴィニョン ラフォア(コルテレンツィオ)
Alto Adige, Italia - 赤辛口
\6,000くらい, 酒喜屋, 2001年12月購入

当初のリスト外だったけれど流れで出してみました。協同組合ながら優れたワインを生み出すコルテレンツィオの赤のトップ「ラフォア」。

柔らかくはなっているのだけれど、グレートビンテージらしい若さもあり熟成香が出るまでには至っていない。今飲んでもそこそこのおいしさはあるのだけれど、もっと寝かせておけばよかった。

コルテレンツィオのカベルネ・ソーヴィニョン ラフォアを探す>


Engeholler Goldemund Riesling TBA(Lanius-Knab)
Mittelrhein, German - 白極甘口

友人の差し入れ品で、その友人の修業先。さすがTBAと思える密度感。しっかりとした甘さ。マイナー産地といえどもあなどれない。今年飲んだデザートワインではトップクラス。


2004 G-5 Garnacha(Vinos Sin-Ley)
G-5 ガルナッチャ(ヴィノス・シン・レイ)
Spain - 赤辛口
\3,500くらい, 2006年5月購入

少々飲み足りなくて出したワイン。たしかパーカーさんが絶賛して高得点をつけたワイン。うーん、とてもくせのある味わい。


料理後編
前回以外の料理を紹介。今回紹介した以外にもラタトゥイユなどを作りました。いずれも好評で、自分的にも予想以上においしくてビックリ。

野菜のココットオーブン焼き

池尻の「レストランHOKU」の有機野菜のココット鍋焼きにインスパイアされて作ったもの。ルクルーゼに、Lonowaで調達した野菜(ジャガイモ、山芋、ヤングコーン(生)、カブ、紫タマネギ、ニンジン、トマト、etc)を投入して、塩を少しと、ビネガーを少々垂らして、あとは野菜の水分で蒸し煮。

HOKUの完成度には及ばないけれど、女性陣に大好評。水分の少ない野菜が多いときには水を少し足してもいいかも。生のヤングコーンは初めて見た。

ズッキーニの肉詰め

とても太いズッキーニが売っていたので、ピーマンの肉詰めをヒントに作ってみました。ポイントは粗挽きのひき肉。肉がずれないようにズッキーニを少しだけ削って、ハーブと塩を入れたひき肉を乗せて、あとはオーブンでいい色になるまで焼いて出来上がり。ダイナミックな料理でおいしー。

反省点は、太いズッキーニだったので、ズッキーニは下ゆでしたほうがよかったかも。

牛肉の赤ワイン煮  定番なので驚きはしないけれど赤にはベストマッチ。



まとめ:
値段的には赤に高いものが集まったけれど、印象に残ったのは白だった。とくにギュファンとルフレーヴはよかった。とはいえビックリするほどのものがなかったのは残念。次回は、もっとメリハリをつけたリストにしたい。

そんなこともあり、ワインよりも料理が印象的なワイン会だった。自分で作っておいて言うのもなんだけどね(笑)。

そして差し入れしてくれたみなさんありがとうございました。次回は9月か10月かな。

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最終更新日  2009.07.11 01:18:16
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