ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2009.11.17
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カテゴリ: ワイン会あれこれ
白編


1989 Vosne-Romanee Les Beaux Monts(Domaine Leroy)
ヴォーヌ・ロマネ レ・ボーモン(ドメーヌ・ルロワ)

マイ持参ワイン。はじめからモンラッシェが2本出てくることがわかっていたので、どれにするか相当迷った。飲みごろ感があって、格的にみんなのワインに大きく引けをとらなくて、さらにすごくおいしい可能性があってと、さんざん悩んだ末に選んだのがコレ。

インポーターが賛否のある茨城の某店だっただけに不安はあったけれど、瓶を透かしたときの色のよさに賭けてみました。

これが当たり!

照りがあって美しく透明感のあるルビー色。果実のコアがしっかり残りながらも、エレガンスに熟成し、やさしい雰囲気が漂う。ムレムレではないけれど、ほどよい熟成感があり、

「あー、熟成したブルゴーニュっていいな」

と思わせる。5年後10年後が楽しみなワイン。今まで飲んだドメーヌ・ルロワのなかではNo1との声が多かった。

今回は偶然いい方に転んだけれど、古いルロワは難しいと思っている。初ビンテージの88年は安定していないように思うし、ボトル差コンディション差だと思うけど、かつて5万円以上出して買った90年のボーモンがダメダメだったときにはのけ反った。

でも、こういうのに当たるからチャレンジしたくなっちゃうんだよね。

ドメーヌ・ルロワのボーモンを探す>



1997 Charmes-Chambertin(Domaine Glaude Dugat)
シャルム・シャンベルタン(ドメーヌ・クロード・デュガ)

こちらはhidepxさんのワイン。ボーモンとは正反対のスタイルで、質実剛健で筋肉質。97年というビンテージとは関係なくデュガスタイル。思っていたよりも若々しい。よい意味で北ローヌの優秀なワインと共通性を感じる。

ただ単に濃いワインで終わらず、一糸乱れぬ荘厳な建造物のような存在感は見事。

10年後にもう一度飲んでみたい。

クロード・デュガのシャルム・シャンベルタンを探す>



2006 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Cras(Domaine Georeges Roumier)
シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・クラ(ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ)

こちらは予定外のワイン。前のワインがよすぎたので、初めは落差を感じたけれど、温度が上がってなじんでくるとルーミエらしい味わいが上がってくる。今飲むと若飲みだけれど、やっぱりルーミエって素晴らしい。

ルーミエのレ・クラを探す>

料理は一部だけを紹介。

イワシのテリーヌ、温泉卵


何だったっけ? うなぎ?


キジ? 白トリュフのソースがおいしかった。


本当に素晴らしいワイン会でした。みなさんとの出会い、そしてワインとの出会いに感謝。これだけのビッグネームがそろって、さらに味わいもハイレベルにまとまったのは、まさに奇跡。

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最終更新日  2009.11.26 02:53:00
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