脳性マヒを演じられる役者はそういない「DOOR TO DOOR ～僕は脳性まひのトップセールスマン～」を見ました

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April 14, 2010

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テーマ： DVD映画鑑賞(14228)

カテゴリ：日記・つぶやき・コラム

私の知る中で、脳性マヒの役をこなせる役者さんは

3人しか知らない。

1人は、筒井道隆さん。

ずいぶん昔のドラマで脳性マヒの役を

演じられている姿がリアルに鬼気迫るものを感じた。

2人目は、神戸浩さん。

映画「学校II」で高等養護学校の通う高校生を演じていたのだが

これまたリアルで自然な演技に「こういう役を演じられる人は貴重だ」

と真剣に思った。

そして、3人目は、二宮和也さんだ。

正直、トップアイドルが演じるなんて、嘘だろう?! って思った。

でも、前回レンタルで見た ドラマ「マラソン」 を見たときも感じたんですが

その病気の特性、障害の特性を知っていなければ

演じるにはかなり難しい。

私自身、親戚に自閉症の人がいるんですが、

ニノが演じる ドラマ「マラソン」 の主人公のリアルさは、本当に実感したし、

この 「DOOR TO DOOR ～僕は脳性まひのトップセールスマン～」

も見ていて驚いてしまった。

子供のころ、脳性マヒの子の友達もいたので

その特性を忠実に演じているニノに感動した。

普通ならば、トップアイドルが避けて通るであろう役を

実に忠実に、リアルに演じているのだ。

中学、高校で演劇部に6年間居た私にとっては「すごいっ!!」としか

言いようがない。

よく子供たちが「この人は演技がうまい」とか「演技が下手」とか聞くんだけど、

演技って素人が口出しできるレベルではない。

頭と心と肉体を直流につないで、頭で考えたこと、心で感じたことを

そのまま肉体に伝えるスポーツだと思う。

想像力や、経験を総動員して、肉体に伝えて動かす作業は

普通の人が思うほど簡単なことじゃないのだ。

ストーリーも実在の人物を演じると言うのは役者としては

ハードルが高くなるのに・・・・

そういうのをすんなりこなす二宮和也と言う役者の演技力に

見ていて惚れ惚れしてしまう、ここ最近の私です。

私がお勧めする二宮和也さん主演のドラマ・映画