りぃ-子’s SCRAP BOOK

りぃ-子’s SCRAP BOOK

2022.04.18
XML
カテゴリ: これからの家族
突然の夜中の電話に、およその予想があった。
老衰、自然死。
施設のベッドについている装置で、呼吸が無くなった通知が出て施設の方が見に行った時はもう亡くなっていたようだ。

義母の希望通り、あっさり亡くなられた。
90歳、今時なら少し早めかもしれないけれど、理想的な亡くなり方かもしれない。
とても義母らしい。

義母は末っ子として甘やかされて育ったけれど、とても率直で善良な血筋のようで、
家族含め、周りの人皆に「勝手だ、わがままだ」と評価されつつ、愛されていて。

完璧にでき過ぎた義母だと、比較されても辛いし、気も使うけど、
嫁の私は非常に気が楽だった。

ただ、書道は教えられるほどの腕だったし、金持ちの娘なので昭和ヒトケタ女子なのに短大を出て、結婚するまでは教師をしていたし、文化歴史の教養も深い。

おおらかで、わがままで、ちょっと抜けてて教養がある女性って、私好みなので、
衝突することが無かったわけではないけど、でも気が合って私は義母が実の親より好きでした。

実母は妹ばかり可愛がって、私にはいつもキツく当たり、大学で上京するまで毎日が針のむしろのようだったので・・・楽しい義母との関係に心が温まるように感じましたね、ホントにありがたい事です。

葬儀に集まったのは極少ない親族だけだけど、母の血筋の人たちは皆母のように明るく楽しくて、口々に、義母のことが好きだったと話し、母の葬儀は無事済みました。

静岡は土日も雨だったらしいけど、京都は爽やかな快晴!
明るく爽やかな二日間でした。




通夜振る舞いの関西風のお寿司も、精進落としも、今京都で人気の木之婦(きのぶ)さんの仕出でした。
https://r.gnavi.co.jp/k005500/

・・・もちろん私は知りませんでしたが、親戚がそう言ってたので、写真を撮りました。
彩も綺麗だし、さすがお味も良かったです。
焼き魚だけは静岡県人からするとちょっと固かったけど、でもこの桜の花びらはユリネで桜の香りで素敵だったし、どれも味付け・香りが楽しめて大満足でした。

神葬祭(しんそうさい)ですので、葬儀の雰囲気が明るくさっぱりしていて、しかも時間が短いのも、私の好きなところです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.04.18 14:30:01
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: