りぃ-子’s SCRAP BOOK

りぃ-子’s SCRAP BOOK

2023.02.23
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心を閉ざし、人とかかわりを持たずに、毎日真面目に工場勤務を続けるハンナは、
ある日呼び出されて、少しは休暇を取らないと周りから苦情が出ていると言われ、
やむを得ず1ヶ月の休暇に突入するはめになる。

上司には南国を勧められるが、実際来たのは寂し気な港町。
そこでたまたま看護師を探している男の電話を聴いて、「私は看護師だ」と名乗り出る。
海上油田(掘削してるのは海底だけど、舞台はその施設の海上だけなので)での事で重症のやけどを負い、角膜も痛めて二週間目が見えない状態の男を看護することになったハンナ。




海上の油田は大きな鉄骨のやぐらのような姿。
重く暗い波が寄せ、もの悲しい景色に囲まれているのだけど、
その風景や雰囲気は、意外にもなぜか心が落ち着く閉ざされた世界のようにも感じられた。

次第に心が通い始める患者と看護師。

ハンナの秘密とは・・・?


クロアチアという地名を聞き、そうか、戦争の傷なのかという事はすぐ理解できたけど、
はて・・・クロアチアはどこと戦っていたのだったか?
何も覚えていない・・・

ああ、そうだっけ、
セルビアとクロアチアの内紛・・・
でも、同じ民族同士も国連軍も、戦争下では。。。


災害や戦争に合えば、覚えているのは当人だけだ。
その残酷さ。

私も、最近ピッコマで、「15歳の時に東関東大震災で両親を亡くし、天涯孤独の身になり東京でホームレスにはった話」という漫画を読んでいるところ。
報道ではなかなか知りえなかった、実際の被災者の方の生活の一例なのだ。

沢山の人が心配し、お金や物資を寄付していたけれども、
今思うと誰かにちゃんと届いていたのだろうか・・・
確認する術も無い。

そして今、寄付することも無くなって、ただ今でもまだまだ復興していないな、
なんとかならないのだろうか・・・と思うだけ。

でも被害にあわれた方々は、今も苦労されているはずだ。


今はウクライナの事ばかりだけど、
昨年9月の水害も、毎年おこる地震や川の氾濫も、
過ぎてしまえば、少し思い出すだけ。


映画の中では音楽が意外と大きな効果を担っていた。

最初看護師として名乗り出ることになった場所は中華料理屋だったらしいのだが、
なんと…私は良く知らない曲だったけど、日本語の曲が流れてたんだよね。
あれ、中国と日本を混同してるのかしら?





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最終更新日  2023.02.23 19:58:56
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