りぃ-子’s SCRAP BOOK

りぃ-子’s SCRAP BOOK

2023.02.26
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ムーミンはアニメで知って、大好きな世界だった。

スナフキンの旅立ちや、冬眠に入っていく場面や
山から降りてくるバケモノ、
変なイキモノたち。

それぞれが、そのまま生きていられるし
自分の選択で、別れたり戻ってきたりを、自然の移ろいと共に繰り返す。

そういうところ。




美術館のトーべ・ヤンソン展にも行ってきたし、
こうして映画も観た。

なのにどういう訳か、
原作がどうも読めないんだよね。

子供の頃から何度も図書館で借りたけど
最初の方しか読めず、
物語の中に入っていけないまま。

私自身の中のムーミン村を、守りたいのかもしれないけど。


この映画も観ようかどうか迷ってきたけど、
今日観て良かった。

油絵画家として、父や芸術家仲間に認められたかったであろうトーべ
才能はあったのだろうが、生活の為には軽い気持ちで描き続けてきたムーミンの世界が必要で
それで自分はいいのかと、揺れ続ける。

生活の為の、イラスト・・・
芸術と言えるのかどうか?

私には良くわからないけど、彼女の持っている最も素晴らしい世界な事は間違いない。
イラストが下で、絵画が上ってことはない。

でもね、やっぱり芸術家として生きたいという気持ちもなんとなくはわかる。

最初っからイラストしか描いてなかったら、あれだけの世界は作り出せなかったかもしれない。
そういう深みは、もしかしたら芸術家として過ごしてきた年月が積もり積もってできているのかもね。






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最終更新日  2023.02.26 13:46:31
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