パン作り 0
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星野源さん、良く知らないの。いつの間にか有名になってた人。話題になったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」も一回も観てなかったし。(その後原作を読んではまったけど、ドラマはまだ)あれ?俳優?歌手?って立ち位置も良くわからなかったけど、この本読んで初めてわかった!!そして生活はつづく (文春文庫) [ 星野 源 ]最初は、警戒しながら読み始めたの。なんか、コイツいい気になってんじゃないの~?みたいな。でも、元になる連載のエッセイは、一般的に有名になるちょっと前なのかな?それに、読み進むとめっちゃ共感。。。周りに上手く馴染めない感覚とか、変なものを面白がるところとか。あ、私にもわかるとこ多いなって。で、ガッキーもそれ受け入れたんだなってとこが、面白いと思ったり。星野さんが出てるドラマ、もっと観てみようかなって思う。
2022.03.21
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静岡県の地元の話を集めたような本を、店頭でみつけるとつい買ってしまうのだけど、今まで面白かった試しがなく、今回も後悔しつつ、なかなか読む気になれずにいた。だけど三連休、昨日歩き回った疲れが出て、今日は家でゴロゴロして暇なので手に取った。んっ?意外と読みやすい文体で、どんどん読めちゃう。なかなかの文才ではないですか?静岡怪談 (竹書房怪談文庫 HO-541) [ 神 薫 ]と思ったら、他にも何冊も本を出版されているプロの作家さんなのですね?かつ、女医さん?なんかすごいな。どこまでが創作か、実際の取材かよくわからないのですが、めっちゃ身近な地域の怪談で。。。(;''∀'')あとがきで、2011年から「静岡怪談BAR」という、参加者が語りあう怪談会があり、コロナで中止となって居ると書かれていて、ますます面白いと思った。知らない事ってホントに多いですね。にしても・・・実は私は怖がりで、TVや映画でもできるだけコワイ話は見ない聞かないよう注意しているんです。でも、夜泣き石とか実際行ったこともあるし、知ってる民話がメインだとおもったんですわ。ところが・・・コワイコワイ。この本、私は読んでよかったんでしょうか。後で後悔するかもしれませんて。
2022.03.20
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第二巻は完全に推理小説で、結婚相談所としてのエピソードがもうちょっと欲しい気もするけども。なんと、エリザベス女王とフィリップ殿下のご成婚を邪魔しようとする陰謀を暴く二人の物語!私なぞ、英国王室についてはほぼ無知なのだけど、本当に仲が良いご夫婦と言う話はきいたことがあります。丁度昨年2021年4月にフィリップ殿下が99歳で亡くなられたばかりでしたね。全く知らなかった、ギリシャの王室の歴史も知ることができて、とても面白かった。その点では、第一作より興味深かったです。とはいえ…第一作もなかなかだった。気楽に読めるし、主人公二人の生きるスパイ&貴族の背景も楽しめて、なかなか美味しい小説ではないでしょうか♪王女に捧ぐ身辺調査 ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫) [ アリスン・モントクレア ]
2022.03.01
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例によって、いつもお邪魔しているブログさんで紹介されていたので、「面白そう!」と思い早速入手。実は最初のうちは、失敗だったかなって思った・・・なんか、上手く主人公二人のイメージが湧かなくて。それに、親近感や共感も然程湧かず。殺人事件も唐突な感じで、なんかチャチな設定かも~と思っちゃった。でも、後半徐々に二人を理解し始めてからは、とても面白かった。しかも、最後の真犯人も、そこにたどり着くまでの登場人物アレコレもなかなか楽しませてくれた。個人的にはサリーがお気に入り♪きっと出るであろう続編も楽しみ!ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫) [ アリスン・モントクレア ]と、思ったらもう出版されてました( ´∀` )王女に捧ぐ身辺調査 ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫) [ アリスン・モントクレア ]
2022.02.26
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今日母を美容院に連れて行き、待っている間に漫画を読む。(私もカットのみお願いしたけど、すぐ終わってしまうので)以前はここで「JIN」も全巻読めて嬉しかった。今日は「ミステリと言う勿れ」が揃ってて、先日以前買ってあった電子書籍で読み返したばかりではあったものの、紙媒体では一回も読んだことが無かったし、それに何度でも読み直したくなるこの作品だし。紙媒体の方が上だと思い込んでいたけど、意外と同じだったのよねー。同じように読めたので、なんだかとてもホッとした。紙で読む方が全然良いなって感じたのなら、やっぱり考えないといけないし。人によりそれぞれだとは思うけど。私の場合は電子書籍ならこれ、読んでみようかなって思ったら、楽天でお気に入り☆に入れて置き、2000円とか3500円とか、割引クーポンが使えるだけ欲しいものが溜まったら、クーポン利用で割引で購入。すぐにがっつきたい本は、待てないけど。なんといってもこの、すぐ読めるってとこが、私にはピッタリなの!図書館もたまに利用させてもらうけど、やっぱり借りに行くのも返しに行くのも面倒なのよね。こんなずぼらじゃいかんと思ってはいるけど(-_-;)街の本屋さんも応援しなくちゃって、思ってはいるものの。図書館と同じくしばらくいると猛烈にお腹が痛くなって、座り込んでしまうのは、相変わらずなんで、決まった本があの場所にあるとわかっている時意外は余り寄れない。もしくは、通路の途中みたいにサッと通り抜けてザーッとみる程度になってしまう。
2022.02.26
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暇な休日、楽天電子書籍で40%引きだったので、なんかぼーっとして?6巻も購入してしまった(;^ω^)☆が多くても好みではない作品も結構あるので、なんで一遍に6巻も買ってしまったのか後悔しつつ読み始めたが、これなかなか面白い。いろいろな男女のワンナイトと、その翌朝を描いてるのだけど、すごくあったかい気持ちになれた。出会いや何か変わるきっかけとか、やっぱり人って面白いものだ。あとがきも、漫画家として生計が立つか立たぬか、ぎりぎりのところから続編が出ることに決まったり、そういう気持ちが伝わってきて、なんだかすごく共感した。この作者さんは、共感させる力が強いと思う。ワンナイト・モーニング(全1) (YKコミックス) [ 奥山 ケニチ ]
2022.02.23
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ウィキペディアより・・・『ロンド・カプリチオーソ』は、竹宮惠子による日本の漫画作品。『少女コミック』(小学館)にて1973年44号より1974年13号まで連載された。羽生クンがこの曲を選んだと聞き、この作品を思い出した。でも、内容はほとんど覚えていない・・・けど、やはりフィギュアスケートの話ではあったよね。あらすじを読むと、心惹かれる。今ヤフオクで出品されているようだけど、やはり貴重な本だから本当に好きな方の手元に届くことになるのでしょう。漫画サイトでも読めるみたい。当時はどんな曲か聞いてみたいと思っても、お小遣いは漫画を買えばなくなってしまい、レコードは高価でなかなか買えなかった。レコード店に行く交通費だけで、中学生のお小遣いが吹っ飛ぶ。今は、本当に良い時代だね。私はこの曲はピアノだけより、ヴァイオリンの方が好きかな。うん、高松あいさん↓、すごく好き。
2022.02.08
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ウクライナのニュースを見てたら、キエフという地名が出て、即座に漫画の「アラベスク」を思い出した。確か主人公ノンナが、最初キエフのバレー団で、その後都会のレニングラードバレエ団に行った時、田舎から出て気後れしてたような記憶を思い出した。ノンナって、ウクライナ出身だったのね⁈知らなかった〜となると、ウクライナ問題に関心が湧いてきた。
2022.02.07
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そう、思い出す。2011年3月11日、大きな恐ろしい地震と津波の後、福島第一原発事故のニュースを見て、茫然としたことは、忘れられるはずがないけれど、その後の報道などが・・・おかしいと思った。私なら、その近くに知人が住んでいたなら「すぐ逃げろ、うちに来るように」と言うだろうのに、TVでは「落ち着いて、大丈夫」みたいなことを繰り返していたし、実際すぐに逃げる人が想像以上に少ないようだった。政府も逃げなくて大丈夫、と言っていたけど、本当だろうか?この人の家族がもしここに住んでいたなら、家族だけこっそりすぐに逃げろというはずなのに。当時の日記にもそう書いてありました↓安全なんですか。 | りぃ-子’s SCRAP BOOK - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)この本を読んで、やっとわかった気がした。住んでいる人たちは、「信じたくなかった」のだ、きっと大丈夫、これからもここで暮らせると思いたかった。本当に危険なら、国から逃げるよう指示が出るはずと信じていた住民の皆さん。数年前だったか、三陸鉄道の全通が明るいニュースとして放送されたことは良く覚えてるけど、実際は運転手さんが被爆におびえている現実は何も報道されていない。途中放射線量が高い区間がある事を、客も知らなくていいのかと。今ネットで検索してみたけど、確かにそういう情報はみつからなかった (>ω<ノ)ノ三陸を元気に、それは私も願っているけど、その前に何かちゃんと考えないといけない事があるような気がして。。。福島に残った人と、自主避難した人の間には、お互い複雑な気持ちのすれ違いがあるという。残ったことを、逃げた人から否定されているような気がするという。逃げた事を、残った人から非難され、政府からは「自己責任」と切り捨てられ、まず住宅の補助金と、その後医療費無料の政策が打ち切られたことで、ますます生活が苦しくなっている事実。どちらも決して悪くない、それぞれの、やむにやまれぬ判断だ。自己責任で逃げた人は、それまで築いた生活や、自宅、仕事を全て失って、新しい生活手段をみつけなくてはならなかったわけだけど、元通りの仕事や収入を得られるようになる人なんて、きっとほんの一握りのはずだ。それも、50代前後となればもう・・・良い収入などありえない事がほとんどだろう。それなのに、ネットでは多額の賠償金をもらう事への不満がさんざん言われていたなあ。私も最初その額を聞いて「えっ!?そんなに多額なのっ@@」と思ったけど、今後の生活を再建するには、無くてはならない必要額だったと、今では思う。でも、当時はほんとに、何もかも良くわからなかったよね。政府は安全レベルをどんどん下げてごまかそうとするし、ちゃんと報道されない事ばかりだった。福島の野菜を避けると「風評被害」って報道してたね。まるで、食べない人が悪者のように。そうじゃないでしょ、原発を推進してきた人たちと国の責任、そして東電始め電気業界全体の責任であったはず。それを、被害者や消費者に転嫁してごまかそうとしてた。*************少し本の内容から横道に反れました。この本では、自己避難されたご家族を取材してくれてあります。自己避難、本当に大変なご苦労をされた様子に、胸が痛みます。家族と離れ離れになったり、生活を立て直すのに苦労し、子供たちも何も言わなくても実は悲しい思いを味わっていたり・・・そして精神的に追い詰められたり、自殺されてしまったり。ある程度は知っていたはずだけど、全然知らなかったと同じほど無関心だったのだと、衝撃を受けた。しかも、復興が進んでいることを良しとする為なのか、それともみんなの記憶が薄れて、避難者かどうか考えてみる人が少なくなるにつれ、カウントから外れてしまったのか・・・どちらにしてもろくでもないことだけど、避難者であるのに、避難者としての人数に数えられなくなる人がグングン増えているというのだ。その事を声を上げて伝え続ける、森松亜希子さん。素晴らしい活動と、一言では済ませられない。言わなければ、そのまま「いない事にされてしまう」と言う現実、あんまりではないか。又、避難して生活をやっと立て直し新しい土地に馴染んできた矢先に、家賃補助を打ち切られ、生活が立ち行かなくなって家族が離散したタイミングで、長男が自殺してしまいその事にさいなまれ続けるお父さんの苦悩。悲しいというだけでは言い表せない。結局国も東電も今、現実にぬくぬく暮らしてる半面、被災者は・・・この頃はコロナばかりで、被災者について報道されていない現実。たまたま、昨晩だったか、無駄な場所も含めて作られてきた高くて長い「万里の長城」のような防波堤の報道を見たところだった。どんなに高い堤防を作っても、なん百年に一度の大津波は超えてくる可能性があるのだというのΣ(゚Д゚)で、その堤防を越えて流れ込む水ってのがすごいコワイらしい。浅くても、流れが急なので家も簡単に壊れて持っていかれてしまうらしい。だから、堤防があるからと安心すると危険なんだそうで。でも、高い堤防で海の様子が全く見えないって・・・メチャ怖い(||゚Д゚)それに、その堤防も誰も住んでいなくて、そこにある田畑も誰ももう使ってないような場所に何十億も掛けて高いコンクリートの堤防を作ったりしてあるんだって。人口90人の島も、堤防で囲まれてしまい、若い人も居なくなるのにこの島に残るのは、堤防と猫だけだと、住んでいる方がおっしゃっていた。形ばかりを整えれば復興が進んだように体裁がつくという印象で・・・心が冷える気がしたが、その反面実際に被害を受け、人生が変わってしまった人への支援はどんどん打ち切っている現実。しかも、人数なども「わからないから」と、徐々に少なく公表してるとは。。。おかしいよね。なんでも、「東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策を推進する」ための法律である「原発事故子ども・被災者支援法」が2012年6月、国会では」民主・自民を含む超党派の議員立法で成立していたのに、同年12月に政権を自民が取って原発の再稼働を進めると同時に結局は放置されてしまったという。反対に、地元に住民が帰らないと困るという県や地元議員の都合により、住宅提供が打ち切りとなる。このまま忘れてはいけない、と思った。この本をもっと多くの人が読むべきではないのかと思う。忘れずに、小さな声でもあげ続けていく人が多ければ、気が付いたり思い出したりする人も増えるだろう。いないことにされる私たち 福島第一原発事故10年目の「言ってはいけない真実」 [ 青木美希 ]
2022.02.06
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しあわせは食べて寝て待て 1 (A.L.C.DX) [ 水凪トリ ]今楽天電子書籍で無料で10巻以上読めるので、読み始めた。昨日の続きの庭仕事をしようと思ったけど、やっぱり骨折した側の指がなんとなく痛むので。でも、折った指ではなく他の指・・・おそらく、骨折したトコを無意識でかばってるせいかな。来週もし雨なら、あっという間に2月中旬になってしまうので、気持ちは焦るけど(;´・ω・)でもヘタなことして又長引くようなことになったら・・・と我慢我慢。いやいや直感通り面白くって、無料ではない巻も買い足した!それでも分冊版だから一冊110円なので、全部で990円かかった。でもね、面白い。続きが楽しみだもん。今までキャリアを積んでそこそこ給料も得ていたOLの主人公が、膠原病になり、今までのように働けなくなってしまった。かといって、全く働けないほどの状態でもなく、体をだましだまし、転職しての週4のバイトが精一杯。収入が激減したので今までの所にも住めなくなり、もう少し頑張っていずれマンションを購入する予定も夢となり・・・安い賃貸を探すうち、縁あって大家さんの隣の団地に住むことになった。その大家さん、おせっかいぽくて絶対こんなところに住むなんてありえないと思ったのだけど、縁とは不思議なものである。大家さんと、その家族の若い男性とに支えられて、次第に自分なりの食と生活、生き方を探していく漫画なんだけどね。薬膳自体は、私にピッタリ合うようなものではないと、私は思ってる。朝におかゆ食べると、消化が良くて10時過ぎに無性にお腹がすいたりしてしまうので(;´・ω・)又、私の場合食べると腸がもんどりうっておかしくなるような食材も、一般的には体に良いと言われていたりするし。誰にでも合う食事って、無いのではないかと思うけど、その中から自分が調子良くなる食材を探していけばいいのかなって、私は思ってる。だから薬膳の知識を基本にそれを探すのもありだと思う。食事だけじゃなくて、自分をいたわる生き方とか、いろいろ面白い。誰でも、自分をダメだと否定したくなったり、挫折したり、他人と比べたり、無理に頑張っちゃったりの毎日なんだなー・・・って。そこで、どうしたら無理し過ぎず、自分に優しく暮らせるんだろうとか、ね。キャラクターも、自然で、身近に居そうで好き。
2022.01.30
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ミステリと言う勿れ(10) (フラワーコミックス α) [ 田村 由美 ]原作で充分楽しんできたので、ドラマは見なくていいかなーって思ってたんだけど、今日再放送を観て、そういえば最初の頃の内容がもうすっかりおぼろげだったのに気づいて、電子書籍で読んだのだけど、再読み込みして一気に全巻読み直した。正直、ライカさん辺りからしか良く覚えてなかったんで(;^_^Aうーん、やっぱり面白いよね。田村由美さんは、結構昔から描いてこられた漫画家さんだけど、この作品をたまたま楽天電子書籍無料で~1~2巻ダウンロードした時は、まさかこんなにすごいとは思わなかった!絵柄と内容とが熟成し合ってるっていうか。でも、漫画読んだからドラマはやっぱりいいかなー。菅田将暉くんは好きだし、良い感じではあったけど、でもやっぱり私のイメージとはまた違うし。
2022.01.30
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いつもお邪魔しているブログさんで平田オリザさんのことを知り、すぐに電子書籍で購入し読んでみた。282ページ。わかりやすい文章で、すぐ読めた。何故読んだかと言うと、自分がまずコミュ症なところがあるから。日本語教師を目指すにあたり(全然勉強進んでない(;''∀''))自分のコミュ症がとても気になって。でも実際コミュ症がひどい部分もあれば、そうでもない面もあって。。。例えば見知らぬ人でも、話しやすかったりすると知り合いになってしまう場合も無いことは無い。大学3年次には早々に就職が決まり暇だったので、男子に交じり女子一人でスキーツアーに参加して、他大学の女子たちと同部屋になったけど、めちゃくちゃ楽しかったし、4年次には就職間近になってから「必ず自動車免許をとってくること」と言われて慌てて生協で合宿免許に申し込み、そこでも他大学の他学年の仲良しができて、これまたものすごく楽しい2週間を過ごした。でもそのつもりで就職した途端、4年卒女子は一人きりで、2~4歳若い他の新入社員や、同じ大卒でも他高卒の男子たちからは敬遠されているような感じがしてしまって・・・なぜか急にだんまりの暗い人になってしまった私。たまたま事務の先輩が急に寿退職となり、営業に移動したら周りの人の積極性に助けられて、それからはとても楽しくなったのだけど。多分、周りの人が積極的だったり、自信を持ってる人だと私は仲間に引き入れてもらえる。でも、そうでない場合、どうしたら?この本は、「わかりあえないところから出発するコミュニケーション」について書かれている。方法は、演じてみる事。さりげない場面をオリザさんが設定し、それを元に小学生が「自分の言葉」で自由に肉付けをして演じる授業。「これで授業と言えるのか」と不安を口に出す教師も多いそう。つまり、もっと自分が何かを教えないといけないのでは?ある方向=正解に、導かなくてはいけないのでは?と。しかし、子供たちが素晴らしいアイディアにたどりつこうとするのを、教師が邪魔してはならない。教師がそれを待てずに結論を出そうとするのは、おそらくその方が「教えた気になれるし、対面も保て」自分の成果を確認できるからなんだろう。そういう事は、教師の友人と話していると時々感じる。今は学校行事が途切れなく次々あって、しかもそのどれもが練習が厳しく本気で取り組まなくてなならないので、少し長く病欠したりすると、その中に入るタイミングが難しいのだ。先生も、生徒もいつもせわしく追い立てられているようだと思う。もう少し、ゆったりした年間計画で、もっと基本の学力を全員が8割がたは理解できる方を優先すべきでは?とか言うと、「〇〇発表会や、体育祭の組体操などを終えた時、生徒たちは必ずすごく成長するからね。」っていう。彼らは子供思いで熱心な教師、それは良くわかってるんだけど・・・それって、成長させたことを教師自身が確認・実感・満足できるからではないのかと・・・正直そう感じることがある・・・一生懸命だからこそ、子供の成長を願うの、わかるのだけど、見える事がすべてではないのではないかとも思ってしまう。そこが、平田さんの授業では素晴らしい。又、平田さんのアイディアとしては、学科で細分するよりも、まずはコミュニケーションの基礎力を養うという。「表現」として、演劇・音楽・図工や作文・スピーチ・ダンスなど「ことば」として、文法や発音・そして「発声」をきちんと教える。確かにねー、特に発声って教わることが無いけど、一回大きな響く声が出せるようになると、イザと言う時発言する勇気が出るって、私の実感。私も子供の頃声が小さくて、発言しても聞き直されたりするうちに、なんだか発言するのがイヤになってしまったのだけど、大人になって太極拳などで腹式呼吸を習ったら、普段の声は小さめでも、いざという時部屋中に届くような響く声が出るようになった。それで、必要な時自分の考えを声にする勇気がでるようになったんだよね。それとね、とても面白かったのは、私たちがロボットを人間のようだと感じる時、その動きの中に無駄な要素が入っているからだそうなのです。才能のある俳優は、自然とそれを演技に取り入れることができるのだと。ただ、この無駄な動きは、人間の場合練習を繰り返すほど無くなっていくそうで、そうなると演技の面白みも減ってしまう場合があるそう。教育、演劇、ロボットでも、要するに「人生、無駄があった方が、いいですよ」という至極当たり前の事を言っているという。なるほどなー。外国で仕事をしていると、些細な事もともかくやたらと議論になるという。そして結論が「私」の意見ほぼそのままに落ち着いた場合であっても、相手は「二人で出した結論だ」と言うという。とことん話し合い、二人で結論を出すことが、何よりも大切なプロセスと考えているそうなのですね。日本人の才能のある人が外国でなかなか才能を伸ばせない場合、この時間に耐えられず、諦めるか切れるかしてしまいがちだという。「なんで、わからないんだ」「どうせ、わからないだろう」って。あーーーこれ、すごくわかる感覚!!私いつもそういう感じでキレてる事、よくあるわー(;''∀'')ここで粘り強く相手に説明することをいとわない力、日本では説明しなくても通じることを、その虚しさに耐えて説明する能力それを「対話の基礎体力」と呼んでいるのだそうですが、うーーーーむ!!と唸りましたね。私にはその「対話の基礎体力」が全くないんだわ。平田さんは、小中学校でこの「対話の基礎体力」をつける教育をすべきと言う。異なる価値観と出くわした時に、物おじせず、卑屈にも尊大にもならず、粘り強く共有できる部分を見つけ出していく事を身につける。意見が変わることは恥ずかしい事ではない。いやそこには、新しい発見や出会いの喜びさえある。そういう喜びの体験を少しずつ味わう経験が大切なんですね。実に面白いと思いました。そして、この対話の中にも無駄=「冗長率」があった方が良いと。その無駄が多いのが、会話であり、戯曲というわけです。日本の国語では、この冗長率を低くする教育をしてきた・・・つまり、きちんと、論理的に、無駄なくしゃべる事。だが、本当に必要な言語運用能力とは、冗長率を低くすることではなく、操作する力なのではないかと。その為の一つの授業の形が、平田さんの骨組みの台本を元に、小学生がそれぞれの言葉と普段の実体験で舞台を作り上げていく授業なんですね。人生にも必要だし、日本語教師を目指す身としてもすごく参考になるお話でした。わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書) [ 平田 オリザ ]
2022.01.23
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ドカベンは、私が高校生の頃クラスで流行って、私の出身校が大昔甲子園で優勝したという事もあり、(確かその当時は弱かったけど)私も夢中で当時出ていた全巻を読んだ。いや、野球全く知らなくても・・・いやむしろ、野球キライでルールも良く知らなくても、物凄く面白かったんだよね。キャラクターがすごく良いんだもの。葉っぱの岩鬼、なんかすごい殿馬、キュートな里中、もちろん主人公の、見た目からの想像をはるかに超える男、山田太郎。今でもハッキリおぼえてるもんね。なんでも、夫が国分寺に住んでいた時分、草野球をしていると近くにお住いの水島先生がよく一緒に野球を楽しまれていたそうで、本当に野球が大好きでいらっしゃったのだなーと、しみじみといたしました。2020年に引退されておられたのですね。↓「ドカベン」作者、漫画家の水島新司さんが逝去。享年82歳 - TOWER RECORDS ONLINE
2022.01.23
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なぜ、大泉が喧嘩別れになったのか。。。私はたまたま「ケーキ ケーキ ケーキ」を従姉妹の家で読んでから、もーさまが好きで好きでたまらなくなってしまった。それからモーさまの作品をみつければ必ず買って読んでいたので、「ポーの一族」が始まる前、雑誌の中の漫画家さんの近況のようなフリー頁に、「吸血鬼の兄妹の話が描きたいと、編集さんにお願いしてるけど、描けるかどうかは読者の皆さんの声にかかってる」みたいな事が書かれていたのも記憶にあり、ハガキで「読みたい!」と編集部にリクエストを送ったはずだと思う。竹宮先生の「空が好き!」はオシャレであこがれの世界で魅力的だったけど、連載当時も、「で…つまり何を描きたいのだろう?」って感じてた。又、「風と木の詩」はすごい作品とは思ったけど、私はBLには興味も無く、又表現も、登場人物の心も、どうも違和感を覚えてしまっていた。でも、この「一度きりの大泉の話」を読むと、男性同士の恋愛がすごく好きな女子が、思ったより多く登場して驚いた。「風と木…」が流行った頃、ある評論家が「性には興味があるが、自分自身はまだ安全圏に居たいという若い女性にとって、熱狂できるけど自分は安全と言う、代替恋愛を描いている」みたいな話をされていて、「なるほどなあ」と納得してしまったのだけど、実際はそういう場合もあれば、「イヤ全然そうではなく、ともかくそういう世界が本当に大好き」な人も、思うよりずっと多かったということなのだな。どこからともなく、竹宮先生と萩尾先生が喧嘩別れして、もう付き合いも絶たれたようだという話は伝わってきていた。でも、それって。そうだろうなあと感じる人も多かったのでは?だって、お互い才能があればあるほど・・・無理でしょう。一緒に暮らすなんてねえ。わかるよね。もーさまの話には、読者アンケートが最下位とか悪いとか、地味とか、アンケートにエドガーが冷たくて嫌いとかあったとか…沢山否定的に書いてあるけど、すでに小鳥の巣とかトーマとか、銀の髪とか、その頃は私の周りにもモー様ファンが沢山居たと思う。誰だったかな?って思ったけど、よく考えたら、私と妹と、友人一人くらいだった?コミックファン自体そんなに多くなかったかも。マーガレットやリボン、フレンドを読んでる子の方が多かったのかもしれない。「ポーの一族」の単行本の発売日、本屋に行くと売り切れで焦ったのは覚えてる。何ヶ所か回ってやっと手に入れたんだったかな。初版本が手に入って、ホントに良かったと、胸をなでおろしたけど、第二巻とか三巻とかのどれかは初版が変えずに二版だったような気がする。佐藤史生さんも、大好きだったなー。もっと物静かな人をイメージしてたけど。にしても、短命な方が多い気がした…この世界。すり減らしてしまうのかなあ・・・やっぱり心も体もハードなのか。。。残念でたまらない気分になった。萩尾さんの作品、今観ると確かに華やかではないのかもしれないし、すごくシンプル過ぎる時もある。でも、だからイメージが膨らむのね。自分なりの世界をつけ足して膨らませる。背景や、BGMさえ自然と流れ出す世界だったー。妄想が掻き立てられるの。でもその妄想は、やっぱり「少年愛」ではないのよね、うんうん。自然や歴史、物語の背景や、人の心、空気感、何かまだ見ぬ知らない世界へのあこがれ。私は萩尾さんの、この世界に浸ることが大好きだった。たった一回の非難で、これだけキッパリ関係を断ってしまうという点は、実は私には良くわからない部分もある。私は、どちらかと言えば、佐藤史生さん的な考え方を持ってるかも。時には徹底的に話して、ぶつかってみるのもいいのではなかったか?と。でも、それができないからモー様なのかもね。理屈では可能であっても、やっぱりその人らしい生き方以外はできないものなのでしょうね。一度きりの大泉の話 [ 萩尾 望都 ]
2022.01.12
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昔、何度か読んだと思うし、好きではあったけどなかなかまとめて読む機会が無くてでも映画を観てから、できれば全部読んでみたいと思うようになった。だけど・・・巻数が多い漫画ってハードル高い!!年末にBOOKOFFへ本を売りに行ったら割引券をくれたので、店内をうろついてたら110円の棚に4冊発見して喜んで買ってきた。鎌倉は妖怪が住むのが当たり前の土地・・・という前提が、すごいよね。子供の頃イギリスの児童文学や民話が大好きだったので、妖精がいたらいいのにってずーっと夢観てたけど、それと同じ感覚。いいなー、鎌倉って。。。って思う。怨念を持った霊とか、人を食うバケモノとか、怖いもの大嫌いで苦手なんだけど、そこそこコワイ面もある鎌倉の妖怪たちが、なぜか好き。これって西岸さんだからだよね、きっと。コツコツと読んでいこうと思うけど、中古だと作者さんに利益が無いので、ある程度揃ったら、それからは新刊で購入したいと思う。さすがに36巻全部↓は難しいので、お許し願いたい・・・。【新品】鎌倉ものがたり (1-36巻 最新刊) 全巻セット
2022.01.03
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僕の記憶に輝く君を焼きつける (スターツ出版文庫) [ 高橋恵美 ]地元藤枝の若き作家さんで、これが二冊目。知人の紹介で一冊目「昼休みが終わる前に」を読んだとき、最初は正直余り期待していなかったの。昼休みが終わる前に。 (スターツ出版文庫) [ 高橋恵美 ]まあ、ヤング向け小説的な軽さはあるのだけど。でも、面白いし、ガツンとくる何かがあるのね。それで、応援しようと思って、知人から借りても読めるけど、今回は楽天で予約注文して、昨日届きました!二冊目は・・・え・・・・・又前作と全く同じような、タイムループの設定!?え・え・え・・・戸惑うわー。一作目との違いが楽しみの一つなわけだから~。でも、面白かった。登場人物が良く描けていて、しっかりイメージできるし、主人公たち以外の人達の気持ちも含め、共感できる部分が多いんだよね。やっぱり、魅力があるよね、この作家さん。読み終わったので、図書館に寄贈しようかなと思ったりします。せっかく良い作家さんなので、藤枝の人にもっと知ってほしいし、読んで欲しい!!そう強く感じます。それに、私は家に本をこれ以上増やしたくないし、何度も読み返すのも面倒なので・・・ホントは読み返すの好きなんだけど、なんか時間に追われてる気がして。ホントは結構暇で、ゲームやったりしてるんだけど。気持ちがね。日本語教師の勉強も、スペイン語も全然進まず、ドラマ観たり本読んだりしてしまうのよね。これ、子供の頃も、受験の頃も・・・全く変わらない~(-_-;)
2021.12.26
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なんか、すごい久々の伊坂幸太郎さん。時々読みたくなるよー。図書館行くと段々とお腹が痛くなるので、これもテキトーに棚から抜き出して借りてきた。古いのはもうほとんど読んでるはずだから(題名だけ見てもどれが読んであるか判別できない)、なんとなく新しめの本を選んで。今回も、作られ過ぎの、モレ無き回収・・・、完璧に収まりすぎる構成が気にはなるのだけど、やっぱり面白いし、笑って涙が出る。未成年の犯罪者に話を聞き捜査する、家庭裁判所職員たちと、犯罪を犯してしまった少年たちとの話。読み始める前、やはり私も過去にあったひどい殺人事件の犯人でありながら、未成年であるがゆえにその後のうのうと暮らしているであろう人々を、イメージするだけでムカムカせずにはいられなかった。でも、犯罪を犯してしまったけれど・・・応援したい人々も多いということを理解できたかもしれない。そして、若くして、自分のせいとはいえ重荷を背負ったままこれからの長い人生を、一歩一歩と歩まざるを得ない人のことを考えた。胸が痛む。でも、笑ってしまう場面も多くて、そうだよな、それが人ってものなんだなと思う。人は、多分面白いものなのだな。時に事故や悲劇が襲ってくるのは、一体何のためなのだろう。サブマリン (講談社文庫) [ 伊坂 幸太郎 ]
2021.12.25
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先日図書館で借りるのは2冊きりと決めたのだけど、この前2冊予約して、どちらも予約待ち0だったにもかかわらず、二冊目が何日か遅れて準備されたので、その前に最初の一冊を読み終わって返却してしまった。それからまた2冊予約入れたのだけど、数日たってるから全部で三冊借りられるかと期待して行ったら、最初頼んだ残りの一冊しか用意されてなくて。。。この土日も暇だし(小指の骨折がなかなか良くならなくて、余り動かないようにしているので、草取りも大掃除も今年は諦めた)もしかしたらこのまま年末年始休暇突入の可能性もあるし、他に4冊も借りてしまった~・・・ちゃんと読まないとなあ。その中の一冊が「トオリヌケキンシ」加納朋子さんの本を以前読んで面白かったと、手に取った。でも相変わらず図書館でしばらく本を選んでいると、お腹が次第に痛くなってきて、久々にたまらなくなったので慌てて目についた本を借りて急いで図書館を出たのだ。(図書館を出た廊下で、すぐに腹痛は止まるんだよね)家でじっと本の表紙を見て「あ、これ読んだことあるじゃん」ってすぐ思い出したんだけど、もう一度読みたくなってそのまま本の中に。短編集だけど、最後にそれらがちょっとつながるという形の本。面白かったーーーー。ちょっとロマンチック過ぎる部分もあるかもしれないけど、でも人生の辛さや何ともしがたい部分が描かれていて、・・・今回もやっぱりいい作品だと思った!!特に表題の「トオリヌケキンシ」が何とも言えず好き。知らぬうちに誰かの力になっているって、やっぱりすごく好きなテーマ。それぞれが、ただ自分らしく一所懸命毎日をやり過ごしているだけなんだけど、お互いが力になれるって・・・素晴らしいよね。それにこの、細い細い路地・・・昔通ったことがある風景に似てるって、昭和に育った人ならそう感じる思い出があるんじゃないだろうか。今では他人の家の庭を勝手に突っ切るような子供もほとんど見かけないし、それはもう非常識な事になってしまったけど、昭和の時代には、子供は皆他人の庭の生垣の穴を知っていて、そこからショートカットして友達の家に遊びに行ったりとか、当たり前だった。それをおこる大人は「カミナリオヤジ」とか呼ばれてたけどねえ。加納朋子さんの他の作品を早速他にも借りてこようと思う。トオリヌケ キンシ (文春文庫) [ 加納 朋子 ]
2021.12.25
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先日良く行くブログさんで紹介されていて、「そういえば・・・シーボルトってなにした人だっけ?」と思い、早速図書館に予約を入れた。出島に居たお医者さん、と言う程度の知識で、「シーボルト事件」というものもすっかり忘れていた。受験が世界史だったこともあり、日本史をあんまり覚えていない。それでもNHK大河でやれば、その後しばらくは記憶しているが、三年も経つともうおぼろげに。ホントに歴史は苦手。それにしても、数年前に長崎旅行に行っていて良かった。いろんな本を読むとき、その舞台に行ったことがあるのと無いのとでは、イメージの湧き方が全然違う。植物採取に行く稲佐山が、ロープウエイの山であったことを、あとがきで初めて知った。物語の中の描写で、清々しさと植物や風景の魅力を存分に浴びた気がして、それは十分だったのだけど、自分がその地に行った事があったとは。。。行ったのは夜だけではあるが、あの眺めが目に浮かぶ。それに、出島の狭さ、道幅・・・薬草園はあの場所だったとか。日本人が風情を感じる虫の声は、小学生が歌う位、子供でさえ良いものだと思うものなのに、シーボルトは煩いと言い放った。そして、自然はいつくしむものではなく、支配するものだとも。すごい意外な言葉だよね。確か、私が以前聞いた話では、それがイギリスの庭に対する考え方だったような気もするけど、西洋では概ねそうなのだろう。にしても、昨今温暖化の影響ともいわれ、多くなっている自然災害を思うと、日本でも征服し支配しなくてはならない事も多いのだと痛感するけれど。内容も面白かったけれど、ぐいぐい読ませ、湿っぽくは無いのに人々の心に寄り添え共感できるところが、魅力のある作家さんだと思った。何冊かもっと読みたいと思う。先生のお庭番 (徳間文庫) [ 朝井まかて ]
2021.12.19
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前回図書館に予約した本、丁度骨折したりでバタバタしてるうち、うっかりしてしまって期限を過ぎてしまった。図書館から一回、お知らせまで頂いたというのに。その日必ず会社帰りに寄ろうと思って、気が付いたのは寝る時だったので、さすがにその翌日はもう棚に戻されていて、本当にご迷惑をおかけしてしまって。そのせいで今日も予約を入れるのに、躊躇する。それに、せっかく行くのだからと欲張って4冊くらい予約してしまうと、結局読み切れず期限を過ぎてしまう。だから、今後は二冊まで。ただし、シリーズもので読み進むのが早いものだけは別。ものによって、面白くってあっという間に読んでしまえる本って、あるよねー。それが、次を読もうとしても次の巻だけ貸し出し中とかだと、やきもきしちゃう。
2021.12.11
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夢の世界のようでもあり、常に切なくてはかなく不確かな世界。でも、この6巻では確かな何かが現れてきたような展開だった。独特なキャラクターもあるけど、皆親しみを感じてきた。それに、煩雑でごちゃごちゃしてて、危なげな世界がなぜか懐かしいような・・・ともかく興味深い漫画!九龍ジェネリックロマンス 6 (ヤングジャンプコミックス) [ 眉月 じゅん ]
2021.12.05
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やっぱりね、SF読むの苦手。見た事も無い世界の、風景や仕組みを想像し、理解しようと試みるけど、私にはなかなか難しい。イメージ湧かず、一頁を理解するのにかなりの時間を要す。すらすら読める場面もあるけど、ずーっと何度も何度も同じページを目で追い直す時間、半端ない。何とか読み切れて良かった・・・けど、果たしてこの本が面白かったのかどうか?ん~・・・どうかな?やっぱり私は・・・SFは余り性に合わないようです。実は映画だって同じなんだけど、やはり画像で表現してくれてると全然楽なんだよね。それでも、「スターウォーズ」でさえ、そんなに面白いと思わない。「ガーディアンズ」とか、「ライトスタッフ」「スペースカウボーイ」とか、大好きなSF映画も意外とあるんだけど、それってSFとしてではなく、ヒューマンな部分で楽しんでいるのかもしれない。だけどこの作品、ぜひ映像で観てみたいと思わせる。ティモシー・シャラメ演じるポールが観たいと思う。デューン砂の惑星(上)新訳版 (ハヤカワ文庫SF) [ フランク・ハーバート ]
2021.11.07
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読みかけの中巻、どっかに置いてきてしまったのかな~・・・でも、家の中のどこかにありそう。どうしても見つからないし、やむを得ず少し安い電子書籍で購入しなおして、今日中巻は読み終わった!まあ、思い切って買ってよかったかな・・・でも、結局見つからないのだったら、三巻揃ってたら図書館に寄贈することもできるのに・・・って気もしたけど、でも、電子書籍だから買ってすぐ読めて、今日読み終わることができたのだしね。それに、私意外と・・・電子書籍読みなれたみたいで、とてもすらすら読めて驚いた。なんだかんだ言っても、ホントはやっぱり紙の本の方が読みやすいに決まってるって思い込んでたから。やっと下巻突入。あと少し。早く読み上げて映画観に行きたい!
2021.11.03
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なんという事でしょう。しばらく前から見当たらず、でもきっと家の片づけの最中に必ず見つかるだろうと思ってた、読みかけの中巻。丁度半分位読んであり、忙しくて読めない2週間を経て、やっと続きを読もうと思ったら見つからない事を思い出した!やむを得ず、中巻だけ図書館で借りて読もうと思ったんだけど、なんと・・・!?図書館に蔵書が無かった。うっそ~~~有名なSFじゃん!無いんだ!?オドロキ。どうしようかな~~困った。第一これ読んでから、映画に行く予定なので、映画も行けないよ。明日、車の中をもう一度探してみよう(-_-;)
2021.10.31
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あたしンち NEO (仮) [ けら えいこ ]最近全く雑誌を手に取りもしないので、知らなかったー。AERAで連載を再開されていたとは。noteではフォローして作品楽しみにしてるんですけどね。けら えいこ|noteでも楽天で買うより本屋さんで買う方が早く手元に届くかも、らしいですわ。
2021.09.27
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FX、豪ドルにしてみようかと思ったけど、オーストラリアのこと、まるっきり知らないし、興味を持った事も無かったっけ。経済の事だけでも何か本が無いかと探したけど、意外と無くて。やっと田中豊裕さんの著書の一冊が図書館にあったので読んだところ。内容は多岐にわたり、また、とても詳しく書いてあるので、なかなか読み進まず・・・途中からは、半分読み飛ばすようにざーっと読むことにした。羊毛や農業、鉱物ってのは社会科で習ったのを覚えてるけど、ここまで日本と密接な貿易関係にあると知らなかった。オージービーフは時々食べるけど。農産物はもちろん、今はそれよりさらに鉱物を日本はオーストラリアに頼っているらしい。なかなか興味深い関係。それに、鉱物はこれからの世界にとても必要とされるものだし、経済的に未来は悪くなさそうだし、安定しているかも。最初犯罪者が流刑された土地という事で、犯罪者の末裔ばかりの国って・・・?って印象があったけれど、実際は盗みなど軽犯罪を犯した人達だったらしい。彼らが労働者として働いたことで、労働者の権利がかなり守られた国だったせいで、1970年代など、他国がガンガン競争している時は競争について行けなかったらしいが、その後折り合いをつけて権利も少しずつ世界の標準並みに近づいてしまったようだ。それでも、残業も無く、年休を長くとって旅行にゆっくり行くのも当たり前、社会保障も手厚いようだ。なるほどね。国内に、先住民族や移民との諍いや差別はまだ根深く残っているようだけど、第二次世界大戦で日本から攻撃を受け、戦後ひどく日本を憎んでいたはずが、日本の高度成長期にお互い必要とした関係から、今では日本に対し大変好意的な感情を持つそうだ。FXというよりも、投資の対象として悪くない国なのかもしれない。豪州読本 オーストラリアをまるごと読む [ 田中豊裕 ]
2021.09.26
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