真似っ子さん、続編

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2003年10月22日

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彼女は相変わらずです。

ごく最近真似といった真似はされていないけれど、気になる事がまた１つ。私が持っている型紙を「貸して」と言うんですよ。最初のうちはこんなことになるとは夢にも思わなかったし、「こういう型紙を探している」と言われたら、快く型紙屋さんで買った型紙とか本とかを貸してあげていたんですよね。
その頃はかなり恐縮して「いいのお？ごめんね」と言っていた彼女。しかし、私が買った型紙は色々あわせたら結構な金額。何で私がお金を出して彼女はただで手に入れられるの？！と思ったらちょっと貸すのがいやになってきて、もう自分から「貸そうか？」とは言わない様にしていたんですよね。なにより、同じ形の服を着てこられるのも嫌だし。で、普通のスモックの型紙は最初の頃に貸してあげたけれど、スクエアネックのスモックの型紙は持っている、とも言わなかったし、それで作った物も彼女の前では着ない様にしてたんですが・・・。
どうやら私のIDを知ってるので、出品物から「型紙、持ってるな」と判断したらしい。この前唐突に「スクエアネックスモックってさあ」と話は始まり、型紙を持っているという事を言わざるを得ない状況にさせられ、結局昨日貸してあげました・・・最初の頃と違って、たいして恐縮するでもなく「いつもごめんね～」と軽く言っていたなあ。私が使っているのは型紙屋さんで買った物をさらにアレンジしているのですが、彼女には勿論原型を貸してあげました。ささやかな反抗、かな・・・。

でもね～、こういう事以外は良い人なんですよね～。
幼稚園の情報も彼女が仕入れてきてくれて、昨日も一緒に見学に行った幼稚園はと～っても良い幼稚園で、予定していたとこはやめてこっちに行かせる事にしたし。
と、言う訳で「情報代」と考えようと自分に言い聞かせているのです。彼女とお友達にならなかったら、もう１人の人とも友達になっていなくて、寂しい仙台生活を送っていたかもしれないし。

しかし、先日「すじが通らないな～」と思った事がありました。
一緒に街中に行った時、私と彼女、ほぼ同時に「かわいい！」と言ったショートブーツがありました。

そんなに安い物ではなかったし、「値段の割に作りがちょっとなあ」と思った私は全然買う気はなかったのですが、彼女は後日購入しに行ったそうです。
「もうどこのお店にもなくて本店で最後の１足だったの」と嬉しそうに言う彼女。「そうなんだ、あって良かったね」と言っていたのですが、さらにその後再び一緒に街中へ行ったら色んな靴屋さんにいっぱい売ってるではないですか（笑）素材違いもあったりして。

で、私がまたその靴を見ていたら「買うの？買わないよねえ？？真似しないで～～～～～～」という雰囲気がびんびん伝わってきて。
付き合いは短いけど、結構そういう胸の内ってわかっちゃうものなんですねえ。
「心配しなくても、そこまで気に入ってないよ～」と私も胸の内で言葉を返し、買いませんでしたけどね。

こういう風にすじが通らない人って結構いますよね。自分は真似をしても人にされるのは嫌、とか自分は遅刻してくるけど遅刻されるのは嫌、とか。
何とかして欲しいものですよ、全く・・・・